現代真宗寺院における教化について

2013/6/9 | 投稿者: シズオ

子どもの頃からお寺の子ども会に来たり、教区の「夏の集い」や全国仏青の大会にまで来てくれていた三河在住の同朋が、静岡県東部の女性と結婚した。2人であるお寺さんにお参りに行ったところ、彼がずかずかと本堂に入って行こうとするのを見て彼女が「ちょっと!何、本堂に入ろうとしているのよ!」とたしなめた、と書き込みを見た。

おそらく、三河の同行たちは何がおかしいのか、まったくわからないと思うが、静岡在住の私には何だかとても面白かった。そうなんだ、本堂は神聖なる菩薩の修行道場、俗の凡夫風情が立ち入ってはならないんだね。もちろん、他宗の場合は。

先日、教導、組長対象の研修会で寺院コンサルを経営している社長さんがご講師だったのだが、飲食店も含めて、経営には「バイブル」「メディア」「イベント」が必要との講義であった。「バイブル」(ポリシー)は動かしようが無いにしても、「メディア」「イベント」はこれから検討していかなくちゃいけない課題。

「お寺さんが何か行事をなさるようだから、聴聞に行こう」という世代は私の祖父母の世代、その子、孫の世代には悲しいかな、その精神や姿勢が受け継がれてはいなのが実際。聴聞したい人のための従来のイベントとメディアは継続しつつ、「まず、本堂に入り、ご本尊に合掌をする」を教化目標としたイベント、メディア作りはこれから必要だろうと思う。

これまで寺院など風景に過ぎなかった人たちが、まずは境内、できれば本堂に来て、「嬉しい」「楽しい」「落ち着く」「美味しい」などと楽しんでみてもいいだろう。その際、本堂に入るときは、真宗寺院ではご本尊に合掌するべきだとアナウンスする。まずはここが目標。

そしてメディアなんだが、各自治体には記者クラブがある。そこには各新聞社、テレビ局のポストがあり、報道依頼状を添えてチラシをポスティングする。その気があれば「記者会見告知状」を入れて記者会見をしてもいい。これがまた、案外と告知される。

「本堂に上がって合掌」にこだわらなければ、自治体や教育委員会から後援もとれる。後援がとれれば、公共施設、幼稚園から高校、大学まで、チラシをまとめて預ければ、配っていただける。

また、飲食店、小売店には意外とポスターや、チラシを置いてくれるところも多いんだよね。

私がまさにそうだったが、メディアについては寺報などを作り、チラシを一緒に配送すればそれで良しとしていたが、世間は広い、いろいろと手があるもんだ。



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