明日、4月18日の集会
新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく「緊急事態宣言」が全県に拡大されたことにより、地元の小学校の対策等を考慮し、明日の八森でのキノコの埴菌(現地からも午前中に中止との連絡あり)、ハイク等の活動は中止することとしました。
楽しみにしていたのに残念です。
また、ボーイスカウト日本連盟からは、5月6日までの活動は全て中止されたい旨の指示がありました。(本日午後7時前に、大潟村南の池記念公園で2泊3日のキャンプを予定していましたが、役場より、本日から南の池記念公園は閉鎖したことにより、キャンプはできない旨の連絡も受けました)
よって、秋田第6団の活動は5月6日までは全て中止といたします。
1日も早い収束を願います。みんな、気を付けるのですよ。自分だけではありませんからね。
追記
令和2年度東京大学入学式総長式辞を抜粋して追記とします。
さて、新型コロナウィルス感染症の拡大は、未曾有の事態です。またたく間に世界全体に広がり、経済や社会に莫大な影響を与えています。深刻さが日々増すなかで、収束に向けた必死の努力が続いています。現場で過酷な業務に就いている方々に、心からの敬意と感謝の意をお伝えしたいと思います。国内外で、この感染によって多くの方々が亡くなられました。お亡くなりになった方々のご冥福をお祈りするとともに、ご家族の皆様に謹んでお悔やみを申し上げます。また療養中の方々には、一刻も早い快復をお祈り致します。
この感染症の拡散を目の当たりにして、現代の人々の活動や経済社会の仕組みが、いかに国境を越えたものとなっているのかを、皆さんも実感したのではないでしょうか。この危機の特徴は、先の東日本大震災とは異なり、世界各地で同時に起きているということです。どうすれば食い止めることができるのか、その道筋が見えないなかで不安が広がっています。しかし、これは必ず終息するのです。絶望して、諦めてはなりません。
ここで私たちが理解すべきことは、この感染の拡大は自然現象ではなく、一人一人の行動を媒介として、世界全体に大きく拡がる社会現象だということです。今求められていることは、個人の行動変容です。一つ一つの行動において、自分だけでなく他者を意識する必要があります。すべての人々が地球市民としての責任を自覚することが重要なのです。
さらに大切なことは、私たちがこの山を乗り越えた後に、どのような社会を勝ち取れるのかということです。近年、「自国第一」の主張が目立つようになりましたが、グローバル化はすでに後戻りできないところにまで浸透しているのです。この世界全体を巻き込んだ感染症との戦いは、その先の社会をより良いものとするための糧となるはずです。その未来を夢、希望として抱きつつ、この新型コロナウィルス克服に挑んでいきましょう。

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