昨日は『ドリームナイト・アット・ザ・ズー2013』が開催された。
今年のずいぶん早まった梅雨のせいで
当日は午後からほとんどやむこと無く雨が続いたにもかかわらず
たくさんの参加者が集まってくれて、感謝すると同時に
来てくれた方々には、まさに夢の夜を提供できたのでは、
という自負もないわけではない
改めて簡単に説明すると『ドリームナイト・アット・ザ・ズー』とは
1996年にオランダで始まった、
『障がいをもつ子どもたちとその支援者の方々に気兼ねなく
楽しいひと時を過ごしていただけるように
閉園後の動物園に招待しよう』
という世界的なイベントで、
のいちは日本で2番目にこのイベントに公式参加している。
もちろん我々だけで実現できるわけなどなく
サニーマートさんを始め地元のスーパーの方々、
医療や福祉系の大学、専門学校のみなさんがボランティアとして
物資面、精神面ともに大きな力で支えてくれていることは
間違いない。
その中でも、個人的に
一番アタマが下がるのが桂浜水族館さんである。
今年でもう4〜5回目になると思うけど
毎回毎回、飼育職員全員でタッチングプールや紙芝居など
あの手この手でこの夢の夜を盛り上げてくれるのである。
一口に”タッチングプール”と言っても
相手は海の生き物なので、簡単そうに見えても
専用の生態運搬トラックに機材トラック、
人間も含めるとスゴイ規模での来園である。
しかも、もちろん完全無償のボランティアである。
知らない仲ではないので、毎回
”もう少し規模を縮小してもらってかまいませんよー
”
って言うんだけど、いつも答えは同じ
”誰かを残すとなるとモメるんですよ〜、
みんな行きたがって
”
だって
ねー、自分もこんな気持ちを持って仕事せんといかんね−
と思った次第。