先日弁護士と雑談をしている中で、
詐欺師についてこんな事を言っていました。
「詐欺師というのは、悪い事をしていると言う意識がない。」
と。
他人を騙してカネを得る事を、
悪い事だという認識がないのだそうです。
なので平気で他人を騙し、
カネを巻き上げる為にはどんな事でもするのだそうです。
一般的に悪知恵という奴です。
そこに道徳とか倫理とか罪悪感があれば
他人を騙すなんて事はしないでしょう。
しかしその辺りが欠落してしまっているから、
他人を騙しても平気なのです。
中にはそれに文句を言おうものなら
怒鳴り散らす輩までいるから始末が悪い。
詐欺は刑法264条に規定されていて、
10年以下の懲役に処され、犯罪によって得たものは没収(19条)
または追徴(20条)されます。
組織的に行った場合は組織的犯罪処罰法により
1年以上の有期懲役と罪が重くなります(同法3条第1項第13号)。
特殊世界は目に見えません。
犯罪として立証するのが難しいのです。
そこをニセ霊能者は利用しているのです。
しかし霊感商法として立件され逮捕・起訴され
有罪判決を受けているニセ霊能者も少なく有りません。
詐欺罪である事は間違えないのです。
なのでニセ霊能者達は、
相手が泣き寝入りする程度の数千円から数万円程度に
金額に押さえているのですね。
高額の料金を取ったら、
刑事告訴されるリスクを負う事になるからです。
更に相談者にはどうにでも取れるような
曖昧な返答しかしません。
奴等は、詐欺罪で告訴されないように逃げ道を作っているのです。
もちろん自分に霊能力が無い事は百も承知で、
他人を騙してカネを巻き上げる事を目的としていて、
それについての罪悪感は持っていません。
当然そんなニセ霊能者に相談しても、
問題解決にはなりません。
カネをだまし取られてオシマイです。
このブログをお読みの皆さんは、
いつもトップに表示してある
「本物の霊能者とニセ霊能者の見分け方」
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を熟読して頂いて、
霊感商法被害を防いで頂きたいと思います。
ニセ霊能者は詐欺師なのです。
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