仏教では、人が亡くなった後、七回忌とか十三回忌を行います。
僧侶にお願いして故人を供養をして頂く、
この事を世間では法事と呼んでいます。
本来法事とは、
お釈迦様の教えと仏様の心を知ると言う儀式でした。
所が次第に仏事儀礼や行事として捉えられる様になってしまい、
今では故人への供養を行う事が法事と呼ばれる様になりました。
法事は、亡くなった方に対して行うものだけでは無く、
現世を生きている私達においても行うものでもあり、
仏様に供物や花をお供えし、
読経する事によって、善い行いの功徳を積む事なのです。
そもそもお経は、故人に対しての物では無く、
「どう生きたらよいか。」
と言う事を教えている物なので、
むしろ現世を生きる私達にこそ必要な物なのです。
功徳を手向ける事によってご先祖様や故人に対し、
また全ての故人の冥福を祈り、
ひいては自分を含む全ての現世を生きる者が
仏道を成就する事を願う行事なのです。
それらは法事の時にだけ行うのでは無く、
日々の生活の中で、心の片隅に常に留め置き、
互いに励まし合いながら、
助けあいながら現世を過ごさせて頂く事が、
大切な事なのでは無いかと思います。
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