おいらの知人に霊感体質の人が居て、
ある家に行くと誰もいないのに人の気配を感じ、
気配を感じる方向に鳥肌が立つのだそうです。
その家は夫婦二人暮らしだった家で、
何年か前にご主人様が不慮の事故で突然亡くなられ、
奥様は大変悲しんだそうです。
今は奥様がお一人で暮らしているとの事ですが、
奥様には霊感が無い様で、
気配などは何も感じないのだそうです。
霊感体質の知人が「霊を感じる。」と言った事から、
奥様はその霊はご主人様かも知れないと思い、
霊能者の所へ相談に行った所、
「それはご主人様の霊だ。」
と言われたそうです。
それを聞いた奥様は、
「主人が近くにいてくれて嬉しい!」
と言っているそうです。
ちょっと待ってください。
まずその霊は本当にご主人様の霊なのでしょうか?
故人と直接対話をしたのでしょうか?
もししたのなら、
直接対話した時に、
ご主人様の人相や姿、生前にあった出来事や嗜好など
具体的な事を相談者に確認したのでしょうか?
それからその家に居る霊がもしご主人様だとしても、
亡くなられたご主人様の霊が留まって居るという事は、
ご主人様は黄泉の国へ行けていない、
仏教的に言えば、
成仏をしていないと言う事なのです。
これは良くない事です。
相談した霊能者は、
その辺りの事をアドバイスをしなかったのでしょうか?
本当の霊能者ならば、
故人との直接対話を行ったり、現地霊視・霊査を行ったりし、
もしご主人様がその家に留まっているのならば、
「家にご主人様の霊が居る事は好ましくない。」
とアドバイスするはずですが、
話を聞いた上では、
その様なアドバイスはしていない様です。
奥様は亡くなられたご主人様が近くにいてくれて
嬉しいと言っているぐらいですから。
どうもその霊能者はインチキの可能性大です。
そうなれば、その霊がご主人様かどうかも分かりません。
その霊がご主人様だとしても、
霊が留まって居ると、
他の霊を呼んでしまう事があり、
悪い影響が出る事もあるそうで、
良くない事なのだそうです。
最愛のご主人様を亡くされた奥様の気持ちも分かりますが、
やはり亡くなられた方は、黄泉の国へ行くのが良いことで、
この世に留まっている事は、
亡くなられたご主人様は勿論、
奥様にとっても良くない事なのです。
現在のところ、何も起こっていない様子ですが、
できれば奥様が気がついて、
亡くなられたご主人様を黄泉の国へお送りする事が、
一番望ましい事だと思います。
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