予めお断りしておきます。
おいらは決して高潔な人間ではありません。
煩悩の塊の様な人間です。
でもそれを自覚しています。
人間には魂があると言われています。
肉体は滅んでも魂は生き続け、
輪廻転生して再びこの世に戻って来ると言われています。
魂は目には見えません。魂とは何か、
魂とは心の事だと思います。
心の持ち方ひとつで、人間は善人にも悪人にもなります。
心の持ち方ひとつで、その人の行動が決まります。
その行動によって、他の人に与える影響が変わります。
ひいては、世の中に与える影響が変わります。
そしてその行動は、他人を幸せにもするし不幸にもします。
他人を幸せにするのなら良いのですが、
残念ながら、他人を不幸にする人がいます。
それは、意図的に行なっている場合もあれば、
結果として他人を不幸にしてしまう場合もあります。
不幸をもたらされた人にとっては迷惑です。
心の持ち方で、世の中に広く影響を及ぼす立場の人がいます。
芸能人や役人、政治家など世の中に影響を及ぼす立場に居る
公人といわれる人たちですね。
滅私奉公と言う言葉がありますが、
政治家や役人の基本精神と言われています。
自分を殺して他人の為に尽くすと言う意味です。
しかし残念ながら、現実はそう言う訳に行きません。
己の私利私欲の為に政を行い、
その結果沢山の人が影響を受けます。
政治ですから、
全員がハッピーと言う訳には行きませんが、
明らかに国益を損ねると分かっているのに、
自分の私利私欲の為に、
国益を損ねる施策を推し進める政治家や役人が居ます。
政治家だけではありません。
個人レベルでも居ます。
詐欺師などの犯罪者が良い例ですね。
インチキ霊能者などはその最たるものです。
そういう人たちは自分の心を汚しています。
つまり自分の魂を汚しています。
白藤先生との雑談の中で、
魂の話をする事が時折あります。
魂の汚れというのは、
コップの濁った水の様な物だと白藤先生はおっしゃいます。
生まれた時は、澄んだ綺麗な水だったのに、
いつしか汚れて濁ってしまいます。
人間生きている以上、
清濁併せ呑む事が必要な時もあります。
なので我々は、その濁りが少しでも綺麗になるように、
綺麗な水の滴をコップに落として、
少しでも濁りが無くなる様に
努力しなければならないと言う事なのです。
つまり、魂を磨くと言う事です。
昔の日本の道徳教育や武士道には、
魂を磨くと言う教えがありました。
また神道の教えの中にも
「世のため人のために尽くしなさい。」
と言う教えがあります。
しかし昨今では、
やった者勝ちの様な風潮が蔓延しています。
法に触れなければ何をしても良い。
法に触れても、バレなければ良い。
他人を不幸にしても、
自分が幸せになればそれで良い。
正直者がバカを見る世の中になってしまいました。
いつしか日本の家からは神棚が無くなり、
日本人の心の中から武士道の精神が無くなり、
神道の教えが無くなり、
コップの水が濁った人が増えてしまった様に思います。
他人を不幸にする人は、
心のコップの水を濁らせていると言う事に
気が付かなければなりません。
日本には、
他国には無い道徳心や武士道の文化があります。
しかし上記した通り、それらが失われつつあります。
それを防ぐには、
ひとりひとりが其々の心のコップの水を濁らせ無い様に
心掛けるしか無いのです。
もしあの世があって、閻魔様が居るのならば、
心のコップの水が濁った人は、
閻魔様からお灸を据えられるのでしょうね。
そうならない様に、
私たちは、魂を磨き続けなければなりません。
にほんブログ村
にほんブログ村
スピリチュアル ブログランキングへ
霊視 ブログランキングへ

32