白藤先生のサイト
「神秘と心霊の世界へようこそ」の
「本当に起きた心霊現象」より編集掲載します。
このお話は、お祓い、お清め、ご供養に関するお話です。
人を怖がらせる為では無く、
真の特殊世界の実情を知って頂き、
正しい特殊世界の知識を得て頂く為に掲載いたします。
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以前相談を受けたYさんから電話がきました。
Yさんが、
「Oさんと言う方の相談にのってください。」
と言うのです。
Oさんと言うお名前をお聞きした時に、
以前お断りした方だと思い出しました。
その事を紹介者のYさんに告げると
「何とかお願い出来ないでしょうか。」
と強く頼まれてしまいました。
以前お断りしたのは、
当時Oさんに霊現象が起きていたのですが、
当時のOさんは、
どうして霊現象が起きているのか
原因を説明しても受け入れようとせず、
反発する事が分かっていたからです。
人は悲しい物で、
本当に追い詰められなければ、
その立場になってみなければ、
「自分はそんな目には遭わない、自分だけは安全だ。」
と思い込んで受け入れません。
ましてや
「霊、何それ?」
と、見えない世界の事が信じられない、
理解して頂けない方が多いのです。
霊障
Yさんの話によると、
Oさんは鬱からノイローゼ状態になり、
自殺を図ったので、
Oさんのお母さんはOさんを心配して、
片時もOさんの側を離れる事ができなくなってしまいました。
お母さんはやつれて行く娘のOさんを見かねて、
「何とか白藤先生に頼んでもらえないか。」
と、Yさんお願いしたのだそうです。
Yさんからも
「Oさんは病院に通院しているものの効果が無く、
心配しているお母さんの方が可哀そうで見ていられません。
何とかお願いします。」
と頼まれてしまいました。
この機会を逃したら、
Oさんに状況を理解してもらうのは無理だと判断し、
ご依頼を受けさせて頂く事にしました。
霊視
Oさんに会うと、
以前は気が強かったOさんが今では生気がなく、
濁っていた眼は、
以前よりも更に黄色く濁っていて、
肩を落として座っていたOさんは、
以前の姿からは見る影も無くやつれていました。
まずはOさんの心を解きほぐし不安を取り除いた後
霊視を始めました。
すると風景が見えてきました。
それは大きな樫の木の幹の様な太い根っこ。
その風景が目に映った時、
冷気が背中を走り抜け、
場面が転換した途端、
小さなお宮さんらしき建物と、
それ程大きくない池が見えました。
そして、その池で、
小学生ぐらいの男の子が溺れている姿が見えたのです。
風景を追って時間を越えて霊視すると、
それは現在、Oさんの家族、
Oさんの母親や兄弟も住んでいる
自宅兼マンションの過去の風景だったのです。
更に霊視を続けると、
現在マンションになっている建物の角と
エントランスを入った左奥の方角の
2か所に井戸が見えました。
その事を告げるとOさんのお母さんが
「昔、その付近に井戸がありました。
井戸が何か関係しているのでしょうか?」
とおっしゃいました。
「マンションを建てる時に、この土地のお祓いはしたの?
井戸のお祓いをして、空気抜きをしてあるの?」
と尋ねると、Oさんのお母さんは
「建築屋さんに全てお任せしたので良く分かりませんが、
お祓いはしてくれたと思います。」
とおっしゃいました。
お祓いがしてあるとは、
どうしても思えず霊査をしてみると、
土地のお祓いはしたものの、
土地全体をお清めしていなかった事と、
男の子が溺れて亡くなった池のある場所も
清めて無かった事が分かりました。
そうと分かったら、
早急にしなければならない事があります。
まず水神様のお清めと、
次に池のお祓いをして、
池で亡くなった男の子の霊供養をしなければなりません。
そうしないと、問題の根を絶つ事ができません。
その事をご依頼者に告げると、
池で男の子が亡くなった事が
信じられない様な顔をされました。
「そんなに信じられないのなら、
土地の古老か、昔から住んでいる人、
お寺さんに行って調べてください。」
と言って、その日は散会しました。
お祓い・お清め・供養
後日ご依頼者から電話が来ました。
「先日は大変失礼をしました。
昔から住んでいる方を訪ね歩いたら、
土地の元の持ち主の親戚のお子さんが遊びに来ていて、
ちょっと目を離した隙に、
あの池で溺れて亡くなったそうです。
先生を疑ってすみませんでした。
是非お祓いと供養をお願いします。」
と、改めて依頼してこられました。
現地に出向き、
水神様と土地のお清めを済ませた後、
池で亡くなったお子さんの霊供養を始めました。
するとその時!
何故か眼から涙が溢れ出して止まらなくなってきました。
と同時に、
「私も一緒に連れて行って〜。」
という声が突然聞こえたのです。
涙を流す私の様子を見て、
ご依頼者とYさんは訳が分からずオロオロしていましたが、
彼らに構っている余裕もなく、
意識の切り替えを行い、
その声に
「あなたは誰なの?」
と聞くと
「私は静子です。」
とハッキリ答えました。
供養を一時中断せざろう得ませんでした。
ご依頼者に
「今、『私も一緒に連れていって』という声が聞こえて来たの。
お名前を『静子』と言っているけど、
心当たりがありますか?」
と尋ねると、ご依頼者が驚嘆した顔で、
「ここで亡くなった主人のお義母さんです。」
とおっしゃいました。
「お義母さんのご位牌とお墓はどこにあるの?」
と尋ねるとご依頼者は困った顔で、
「お墓は四国にありますが、
実はお墓の事で兄弟が揉めているんです。
お骨は兄弟で分骨をしました。
位牌は今、家にあります。」
とおっしゃったので、
「悪いけど、このままでは大変な事になるから、
そのご位牌を直ぐに持ってきて。」
と言って、
ご位牌を持ってくるまでの間、
30分程中断しました。
ご位牌が届き、
改めて池で亡くなったお子さんと、
静子さんも加えて霊供養を再開し、
何事も無く、
無事に霊供養を納めました。
その後部屋に戻り、お茶を頂いている時に、
紹介者のYさんと依頼者のOさんが、
「供養の最中に、
薄い煙みたいな物が立ち昇った様に見えたんです。
気のせいでしょうか?」
とおっしゃいました。
「あら、あなた達見えたの?
気のせいでは無くて、
ここで亡くなられたお子さんと、
静子さんのお二人の魂が、
天に帰って行かれたのよ。」
と言いました。
それを聞いたお二人は、
言葉も出ない様子でした。
しばらくしてYさんが
皆さんを代表する形でぽつりと一言、
「亡くなった方をおろそかにできませんね。」
と呟きました。
土地や建物は高額です。
何度も買い替える事は容易ではありません。
現在の地形は時代の流れや、
未来を考慮しない開発により、
昔の面影を残している所が少なくなっているのが現状です。
土地や建物を購入される際、
元々が何であったのかを、
事前に調べておかれた方が良い土地や建物もございます。
Oさん親子は、ご紹介で見えられるまで、
占いと霊視の違いをご存知有りませんでした。
当方、占い師や祈祷師では無く、
本来は
「霊視者」
「霊界通信直接対話者」
だと言う事をお伝えさせて頂き、
ご理解して頂いた上で、
お受けさせて頂いたケースでした。
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おことわり
白藤先生は、
インターネットからは相談を受け付けていません。
受けるのは原則として、
過去に白藤先生に相談された方の紹介のみです。
それとて、全て受ける訳ではありません。
当ブログにお問合せ頂いても、
白藤先生をご紹介する事はありませんので、
ご承知おきください。
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