令和元年10月、
この度の水害等の被害で、
お亡くなりになられた方々に対し、
心よりご冥福をお祈りいたします。
また、
被災された方々にお見舞い申し上げます。
令和元年10月12日、
東海・中部地方から
関東甲信越・東北地方を襲った台風19号による大水害、
実は、
おいらの所もその影響を受けました。
概ね水深1.5m程冠水しましたが、
奇跡的に、
おいらの部屋だけは何の被害も受けずに済んだのでした。
その時、
おいらが居たのは
PCコンクリート造りの集合住宅の1階でしたが、
基礎が高く宅盤から玄関ホールまで
1.2mぐらいの高さがありました。
午前0時頃台風が通過し、雨が止み風も収まり、
周囲は水が出る事も無く風害も停電も無く、
「無事に済んで良かったな。」
と思っていました。
所が午前3時頃、
音も無く水が出ている事に気が付いたのです。
その時建物の周りは、
膝ぐらいまで水が上がっていました。
駐車場のクルマは、
床下まで水が上がっている様子でした。
そこで慌てて、
駐車場のクルマを少し高い所に移動させ、
部屋に戻って、
パソコンや電気機器、濡れてはマズい物を
必死に高い所に上げました。
作業をしながら水位の様子を観察していましたが、
水位の上昇は止まらず、
概ね30分で20〜30センチ程度上昇していました。
このままでは午前6時頃には、
床上浸水するのは確実だと思われました。
午前6時前には、
玄関ホールに水が届きそうになっていました。
依然水位の上昇は止まりません。
このままでは確実に床上浸水します。
そこで建物から脱出する事を決意しました。
慌てて窓全てにガムテープで目張りをして、
約一週間分の着替えと貴重品を持って部屋を出て、
最後に玄関ドアの隙間も目張りして、
午前6時頃、
胸まで水に浸かりながら建物から脱出し、
実家に避難しました。
当日昼頃、
同じ建物の別の部屋に住んでいる方に電話した所、
1階の各世帯の部屋は床上浸水して、
畳がダメになってしまっていて、
トイレや風呂の排水が逆流してきていると聞きました。
一応窓と玄関は目張りしてきましたが、
時間が無い中で慌てて目張りをしたので、
果たしてそれが効いているかどうか不安でした。
避難した夜、
実家でテレビのニュースを見ていたら、
近所の様子が報道されていて、
警察と消防が救助に駆け付けて、
住民がボートで避難している様子が映し出されていました。
翌日午後、
同じ建物に居住している方に電話をしてみたら、
周囲の水はすっかり引いた事を聞いたので、
翌早朝に部屋にもどりました。
脱出してから48時間後、
街に溢れていた水はすっかり引いて、
泥で汚れてはいましたが、
いつもの風景が広がっていました。
丁度同じ建物に住んでいる方が外を掃除をされていて、
話を聞いたら、
1階の部屋は全部床上浸水被害を受けたとの事でした。
また駐車場に停めてあった相当数のクルマが水没し、
廃車になってしまったそうで、
中には新車もあったそうです。
おいらは自分の部屋の玄関ドアの目張りを
恐る恐る剥がしました。
剥がすと同時に、
中から水がちょろちょろ出てくる物だと覚悟していました。
ところが目張りを剥がしても水は出てきませんでした。
多分中に水が溜まっていて、
玄関ドアを開けたら、
水がドバっと出てくると思いながら、
恐る恐る玄関ドアを開けると、
中は脱出した時と同じままで、
一滴の水も入っていなかったのでした。
他の部屋も目張りが効いていたらしく、
全く濡れていませんでした!
窓や玄関に目張りをしたのは、
台風が来る一週間ぐらい前にテレビで、
浸水被害を防ぐ手段の一つとして、
「窓の目張りが有効」
と言っていたのが妙に印象に残っていて、
それは普段なら何も気にする事無く、
聞き流してしまう様な事だったのですが、
その時だけは不思議と理由も無く
「水害には窓の目張りが有効」
と言った事が強く印象に残っていたのでした。
また水が出た当日、
疲れていたのに何だか眠れなくて
ラジオを聴きながら起きていて、
午前3時頃、
「そろそろ寝ようかな。」
と思っていた頃に水が出ている事に気が付いて、
慌てて対処したのでした。
もしもいつもの様に寝て居たら朝まで全く気が付かず、
甚大な損害を被った事でしょう。
実際水が出ている事に気が付かなかった同じ建物の多くの住人は、
駐車場に停めてあった車やバイクは、
クルマは屋根近くまで水に浸かってしまい、
バイクは完全に水没して廃車になってしまいました。
また一階に居住していた人で、
水が出ている事に気が付かなかった人は、
朝起きたら部屋中が水浸しになっていたそうです。
今にして思えば、
おいらが今回の水害で直接的被害が無かったのは奇跡で、
神仏様からの
ご守護・ご加護・お導きだったのでは無いかと思うのです。
本当にお導きだったかどうかは、
科学的に証明する事はできませんが、
普段だったら聞き流してしまう事が、
理由も無く妙に印象的に頭に残っていたり、
何となく眠れなくて起きていて、
水が出ている事に気が付いたのは、
見えない力が働いたとしか思えませんでした。
部屋に戻って来た翌日の朝、
神仏様への挨拶の時、
何事も無く無事に過ごさせて頂いた事に深く感謝し、
神棚にはお神酒を神饌させて頂いたのでした。
日々、神仏様に感謝です。
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