運が良いとか悪いとか言いすよね。
運が悪い時には運が良い人の所へ行って、
運を分けてもらうなんて事も言いますよね。
運を引くという奴です。
運については漠然としています。
「運」て何なんでしょう。
ある一家があります。
この家は先祖代々続いている家で、
現在は母と子が住んで居ます。
子は成人していますが学校を中退して一応社会人ではありますが、
どこかに就職して働こうと言う気は無く、
時折アルバイトをする程度で、
母親に食わせてもらっている様なものです。
それでは結婚もできないし家が栄える事も無いでしょう。
いずれ滅びます。
これを運が悪いと感じます。
一方マトモな家は、
みんな一所懸命働いて子孫も生まれ、
どんどん栄えて行きます。
これを運が良いと感じます。
これって細胞に似ていると思ったのです。
人は細胞の中のミトコンドリア。
人がちゃんとしていないと
家という細胞は壊れて行きます。
壊れる事は良い事ではありません。
人がちゃんとしていれば、
家という細胞は新陳代謝して栄えて行きます。
これを運が良いと感じます。
壊れた人に関わって、
その影響を受けると正常な人も壊れてしまいます。
その結果、家という細胞が壊れてしまいます。
そして壊れた細胞はマトモな細胞に食われて消滅します。
類は類を呼ぶという言葉があります。
マトモな人と付き合えば自分もマトモになって行きます。
一方、ダメな人と付き合うと影響されてダメになって行きます。
ダメな人の所には更にダメな人が寄って来て、
どんどん腐ってやがて滅びます。
類は類を呼ぶと言う事です。
運が悪いと感じる人は、
自分が行って来た事を棚に上げて、
自分は運が悪いと勝手に思っているだけなのだと思います。
もし自分がダメになっていたら、
つまり運が悪いと感じたら、
ご自分の周りを見回してみてください。
近くにダメな人が居て、
その悪い影響を受けていませんか?
何か悪い物があって、それが影響していませんか?
もしダメな人や悪い物があったら、
排除するか、遠ざかった方が良いです。
自分が居る環境を変えるべきです。
そうしないと、
ダメな影響を受けて、どんどんダメになって行きます。
運と言うものは、
こうした側面もあると思います。
運が悪い時には、運の良い人の所に行って、
運を分けてもらうなんって言います。
これはダメな人がマトモな人の所へいって、
良い影響を受けて考え方や環境が変わり、
ダメからマトモに成ると言う事では無いでしょうか。
私たちはこれを「運を引く」という表現をしています。
もし自分が運が悪いと感じたら、
それは運が悪いのではなく、
周りの悪い人や悪い環境の影響を受けているのかも知れません。
また自分の行いや考え方が間違っていて、
それが原因で上手く行かなくて、
運が悪いと思っているのかも知れません。
運とは漠然としたものでは無く、
自分の考え方や行い、
自分を取り巻く人や環境の影響なのだと思うのです。
自分は運が悪い、つまりダメになっている時は、
マトモな人の所や良い環境の所に行って、
良い影響をもらって身に付け、
生活態度や考えをマトモにする事によって、
正常化すれば良くなる、
つまり運気が回復すると言う事では無いでしょうか。
運気が悪い時に寺社でお祓いをして頂く事は、
神仏様からのご守護・ご加護を賜る事は勿論ですが、
自分自身を見つめ直して、
悪い所を改善する切っ掛けになって、
その結果運気の向上して行くのだと思います。
今おいらは運気が下がっていると感じています。
何をやっても上手く行かず、
よかれと思ってした事は、
ことごとく裏切られて損をしています。
これらは運が悪いと表現しますが、
ちょっと違う視点も持っています。
今悪い事が立て続けに起きていて、
運が悪いと感じていますが、
今起きている悪い事は必然で、
それまでの事を清算していたり、
運が悪いと思った体験が、
その後生かされる為のものであったりもします。
だから「運が悪い」事は、
一概に悪い事とは言えないのだと思います。
「自分は運が悪い」と思っている時は、
今一度自分の考えや行動を見直してみると、、
判断や考え方が誤っていたり、
悪い人の影響を受けていたり、
周りの環境が悪化しているのだと言う事に気が付きます。
だとしたら、改善する方法が見えてきます。
誤った考えをしていたら正す事、
マトモな人と付き合う事。
自分を取り巻く悪い環境を排除したり、
悪い環境から抜け出たりして改善する事によって、
いわゆる「悪い運」から脱却できるのだと思います。
ちなみに宝くじに当たるとか当たらないとかは運では無く、
単純に確率の問題なのだと思います。
もしも自分は運が悪いと感じている方がいらっしゃったら、
自分の行動や考え方、周りの環境を見つめ直して、
改めてみたら如何でしょうか。
くれぐれも
インチキ霊能者に騙されません様に。
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