物質の最小単位である量子(素粒子)
その動きを調べるのが量子力学。
量子力学は、20世紀にはじまった新しい学問です。
21世紀に入り、その研究は確実に進んでいて、
今や、超高速で計算ができる量子コンピュータも開発されてます。
量子力学は、
これまで私たちが常識としていた物理法則とは、
全く異なる動きや作用を起こす事が分かっています。
意識や記憶なども量子の作用だとすると、
人間の心、
すなわち魂は量子によるものだと仮定できます。
人の思念で量子の挙動に
影響を与える事ができたという実験結果があります。
この事から、
意識も量子に関係しているとすれば、
霊能者の霊視や亡くなった方との直接対話の説明ができます。
まず霊視ですが、
物体の根源は量子(素粒子)です。
量子は物体の根源であると同時に
意志や記憶(記録)のエネルギーでもあると仮定すると、
霊能者は、その量子的情報(エネルギー)を感じ取る能力があり、
遠く離れた風景の量子的情報を感じ取って、
その風景を見る事ができます。
また、過去の風景も量子的情報の記憶(記録)を感じ取り
霊視する事ができます。過去霊視という奴です。
これらを私たちは「霊視」と呼んでいて、
科学的にいうのなら「霊視」は「量子視」だと言えます。
つまり「霊視は」は神がかり的な事ではなく、
量子力学のひとつと言えます。
これと同様に、亡くなった方との直接対話も説明が付きます。
人間の意識や記憶も量子だと仮定すると、
人は死亡して物理的な肉体を失ったとしても、
意志や記憶といった情報は量子として残っていて、
その量子が霊とか魂という奴です。
意志や記憶が量子的情報であれば、
霊能者は、その量子的情報にコンタクトして
故人の意志や記憶といった量子的情報を感じ取り、
対話ができると言う事になります。
以前白藤先生に、
霊視した時にどの様に見えるのか聞いたところ、
「テレビや映画を見ている様に見え、聞こえる。
頭の中に映像が浮かんでいるのではない。」
とおっしゃっていました。
白藤先生の脳の中には、一般の人には無い、
量子的情報を感じ取る部分があって、
そこで意識や記憶の量子的情報を受け取り、
脳の視覚野でそれを映像化したり、
聴覚野で音声にしているのでは無いかと
推察されます。
恐らく人間の脳の中には元々、
意識や記憶の量子的情報を感じる部分があるのですが、
殆どの人は、その部分が機能しておらず、
白藤先生の様な方がごく希に居て、
意識や記憶の量子的情報を感じ取る能力を持っていて、
その人が、いわゆる「霊能者」と
言われているのでは無いかと思うのです。
これは固体差の様なもので、
例えば嗅覚が他の人よりも優れている人だとか、
バランス感覚が、
他の人よりも優れているのと同じ事なのです。
人の思念が、量子の動きを変化させる事が、
実験で既に明らかになっています。
思念が意識や記憶などの量子に
影響を与える事ができるとしたら、
それは「量子ねじれ」と相まって、
祈りや以心伝心、虫の知らせなどという現象として
現れるのではないでしょうか。
「念じれば通じる」という奴です。
量子に影響を与える程の強い念を飛ばせるかどうかは、
その人の脳の能力や意志の強さ、集中力などよって
影響度が変わるのではないかと思います。
また祈りは、ひとりよりもふたり、ふたりよりも三人、
三人よりも大勢と言いますが、
多くの人が同じ祈り、すなわち同じ思念を送る事で、
その力は増幅されて、
量子に影響を及ぼしやすくなるのでは無いかと思うのです。
これも量子力学なのかも知れません。
霊能者の霊能力は、
量子的情報を感じたり、逆に影響を与えたり、
それを自分でコントロールできる能力を持った人で、
一般の人には無い、
脳に量子に関する機能を持っている人であり、
一般人から見たら、特殊な能力を発揮できる人なのでしょう。
量子力学ではまだ、それらの現象が明らかになっていない事から、
霊能者は「神がかり」だと一般的には思われていますが、
それらの現象は、
量子力学の作用によるものでは無いかと思います。
また霊感体質者は、
量子的情報を、感じる事ができるものの、
その機能を自分でコントロールする事が
できない人なのだと思います。
ますます量子力学に興味が沸きます。
次回は、量子力学と死後の世界について研究している
医師と量子物理学者の話です。
「量子力学と死後の世界」へつづく
にほんブログ村
にほんブログ村
スピリチュアル ブログランキングへ
霊視 ブログランキングへ

9