2016/12/9

12月の歌  短歌

「うたの日」の1000日目が12月25日だそうで、その記念に電子書籍をつくるという話があった。そこで私も十首連作に仕立てた歌をだすつもりになって、「うたの日」出詠歌から恋歌を仕立ててみた。そのままここに載せてもよかったのだけど、「12月の歌」には一首除いて九首立てで横書きで載せてみる。相変わらずの別れ歌で寒い季節に申し訳ない。

「恋しくて」

君という器がいちばん鮮やかにわたしをわたしのままで咲かせる

記念日でも何でもない日にうす紅のシクラメン買って逢いに行きます

粉雪が酔い冷ますころ鐘がなるガラスの靴をなくしてしまった

紅椿ぽたぽた落ちるかなしみを互いになぐさめ歩いて行こうか

こうやってあなたの両手に抱かれると巣ごもり卵の黄身のようです

消えてゆく思い出の如くしののめに君の腕(かいな)の中で見た雪

日暮れにはあなたが帰ってくるようで木戸から覗けど風がふくだけ

夕風が他人の空似とあざわらう駅前であ、とふり返れども

あのひとは元気でしょうかと想う日に神田川にも都鳥飛ぶ

「うたの日」の有志は「記念誌」づくりに頑張って協力しているけれど、ツイッターをやらない私は手が出せないから、若い方たちにおまかせで本が完成したら、このブログでも宣伝します。
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2016/12/2

「NHKテキスト」12月号  NHK短歌

(先週のつけたし。)
鎌倉へ出かけたら懐石料理や和食のお店などと思うでしょうが、主人はタンメン好きで私はお店のチャーハンが好きなのです。昔は何でもない中華屋さんが鎌倉にもありました。それが今度お墓参りに行くために昼食のお店をネットで調べても、小町通の中華屋さんはなくなっていて、北鎌倉にもお蕎麦屋さんのほうが多くなったみたいです。それで、結局は昔ながらの小町通り入口の「不二家レストラン」に入ってしまいました。
お店の形態は変らないのですが、大分前に経営が代わってからメニューも変って、一番好きだった「ハンバーグマドラス」が無くなったのは残念な事です。主人はランチプレート(グラタンとたらこスパゲティのセットに、スープ、ドリンク、デザート付)にして、私と分けるために私はプレーンなホットケーキとコーヒーにしました。勿論デザートのチョコバナナソフトクリームは私の物。二つに割ってお腹にちょうどいい量でした。
階段で二階だけど、昔ながらにお客さんはお年の女性が多く、鎌倉店では子供づれはあまり入って来ません。

(12月号佳作)
今年はN短にも入選出来たし、佳作にも採って貰ったので、そろそろ掲載も間が空くだろうと覚悟していたのですが「NHKテキスト」12月号では栗木京子さんの胸キュン「隠す」で佳作に採って頂けました。

どこまでも緑のままの葉の陰にまろきみのりを隠す銀杏(いちょう)は   河野多香子

投稿の歌の季節をどこに置くかという事は時々考えるのですが、なかなか入選など望めなくてもNHKは放送が主ですから、放送日時の季節に合わせる歌を考えるようになります。お題によっては季節感を入れる必要のないこともありますが、動詞のお題は材料に何を持ってくるかという時花や果実は考えやすいものです。この歌はいちょうの実がまだなり初めのころを思い浮かべて詠んだのだなあと思い出します。(投稿は九月始め)栗木さまありがとうごさいました。
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