2018/3/9

「三月の歌」  短歌

春とは言っても三月は卒業の月、新年度には一歩手前の気持ちだけふくらむ月です。春は花粉症の季節でもあり、今年は二月末からくしゃみが始まりました。去年までだんだん良くなって来て、主人の方がひどく私は治るのではないかと思ったのに、テレビの予報通りに鼻だけでなく三月には目のかゆみも襲ってきて気分が悪いです。卒業だ入学だの季節なのに考えても居られません。三月の歌はそれでも花に罪は無いということで、花の歌にしました。

「花は三月」

桜さえ笑むここちして風にのり歩きはじめる制服の群れ

いじわるな貴方にいじめられている気がする昼の野ぼたんの花

ユリの樹の長い月日の記憶にはきっと私の恋も住んでる

かすみ草行く手かすんでみえるけど、歩きはじめるそれぞれの道

引き売りの花屋の荷台のひなげしが「春の唄」聞きみんなゆれてる

いくらかの未練が残る三月は降っても照ってもさくらは三分

幻のように子供ら一面のれんげ畑で踊っていたよ

れんげ畑がある時期激減して、東京近郊では見られなくなっていったが、テレビドラマ「水色の時」(大竹しのぶのデビュー)で安曇野のれんげ畑が取り上げられてから、観光用にも残されるようになったと言う。尤もれんげ畑は関東では三月末、信州ではコールデンウィーク頃に満開になる。
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2018/3/2

「NHK短歌」三月号  NHK短歌

時がどんどん過ぎるから「春はまだだ」と思っていたのに、気が付けば三月になってしまいました。歌集を五月に出すとすると「三ヶ月」あれば出来ますという話が(初稿原稿からだったらしいけれど)二月のその時点で確かに五月は三か月後でした。先日の婦人科診察で「大丈夫、次は半年後でいい」と言われたので、まず心置きなく「歌集」と取組み、秋の法事もやってと心が軽くなりました。
「歌集」は393首を「古今集」の部建てに作り、題名もちなんだものを考えています。初めはソフトカバーで「猫」とおなじ四六判と思っていましたが、今度は本作りで定評のある出版社なので、ハードカバーの本に決めました。

「N短テキスト」三月号にやっと佳作で載りました。「胸キュン」の佐伯裕子選「新しい」です。

新しい部屋で始めるまどろみの二人のために買う白いソファ    河野多香子

N短は去年の八月号以来半年以上開きました。テキストは五月号まで昨年度の選者ですが、投稿は今年四月からの選者に替わりますね。東直子、真中朋久、松村由利子各氏です。胸キュンは佐伯さんと肌が合うので残念ですが、栗木さんも前に何度かやってらっしゃいますね。大新聞は一選者あたり千首に近いと言われ、N短は月一なので二千〜三千と聞きます。私など良くて一年に(一選者)三首の佳作ですからなかなか大変な所があります。選者も若い人になり、期待と不安共にありの状態ですね。
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