2018/9/7

九月の歌  短歌

台風21号の被害に次いで、北海道の大地震に心痛んでお見舞い申し上げます。

今年の異常な暑さは九月になったからと言って、そう簡単には終わるまいと思って覚悟を決めていたが、台風の発生によって少し秋めくのか知れないと思うようになってきた。気温グラフは上がり下がりするのだろうけど、夜が熱帯夜でないと楽に寝られてとても助かる。このところだるいと言いながら、良く寝られるので「馬肥ゆる秋」が近づいているのだなあと納得する。九月の歌は「恋」ではなくて「日々」を詠ってみることにする。

「気楽な人生」

今朝はもう秋の野分の吹き抜けて短歌ノートに夏の終焉

ポケットに手を突っ込んでその角を曲がれば朝はパン屋の匂い

百均で夫婦茶碗を買ったから誰かこの指とまってください

陽のあたる表通りを鼻歌で、今日はポイント三倍の日だ

味のある人と言われて今日もまた隣へ運ぶきんぴらごぼう

古本も子猫も箱に並びおり初秋の一日夕焼けだんだん

できあがりかけた真上を猫が踏む ジグソーパズルの淡いため息

結社に所属していない私に「連作を」とアドバイスを下さった先生のため、毎月の歌に少し力を入れてみた。題がこれだから真面目なんだかどうだか、申し訳ないような気もするのだが。
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