2019/1/25
「エクセル」が開かない
お正月に突然エクセルが開けなくなって、困ってしまった。私は「短歌」と住所録をエクセルで管理していたけど、「うたの日」の投稿分はエディタに張り付けている。テキストスタイルは割と壊れないのでいいのだけど、表になっているエクセルは場所を取らずに収納できるし、検索取り出しも楽にできるので便利だった。それで予備のブックもエクセルの形で取ってあったのでどれも開かずあせってしまった。
N短などの投稿は未発表のもの、「うたの日」など歌会は過去作OKなので、それぞれどこに出したか日付や印をつけて管理してあるので、取り出せないとなるとまるで訳が分からなくなるし、新しい歌も加えることが出来ないでいた。
私はPCをある程度使えるようになったとはいえ、基本分ってはいないので家の機器は息子頼りで、その息子が忙しいといやな顔をしていた。原因は分かったが(自動更新時に大きなパッチが配られ、それを貼ってしまったがために起きた不具合らしい)直している暇はないと言って別のフリーのソフト(リブレオフィスというののカルクという訳わからないけれど)をいれてくれた。そのカルクでもとのエクセルファイルを開いたら無事に移行することが出来て、使い方も似ているのでなんとか使うことが出来そうである。
昨日ウィンドウスの更新で、突然エクセルが開けたけど、多分カルクの方に移行するのだろう。まあめでたしめでたしなのだけど、年改まってもMSの悪口を家の中で聞くこととなった。今使っているノートパソコンも、だんだんガタが来ているのでもう新しくしなければならないのだけど、それも息子の時間空き待ちである。
懸命に息子がバーを跳んでいる春近き空雲の果まで
ピアノ弾くに似合いの指でパソコンに息子ひらひら英文を打つ 多香子
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N短などの投稿は未発表のもの、「うたの日」など歌会は過去作OKなので、それぞれどこに出したか日付や印をつけて管理してあるので、取り出せないとなるとまるで訳が分からなくなるし、新しい歌も加えることが出来ないでいた。
私はPCをある程度使えるようになったとはいえ、基本分ってはいないので家の機器は息子頼りで、その息子が忙しいといやな顔をしていた。原因は分かったが(自動更新時に大きなパッチが配られ、それを貼ってしまったがために起きた不具合らしい)直している暇はないと言って別のフリーのソフト(リブレオフィスというののカルクという訳わからないけれど)をいれてくれた。そのカルクでもとのエクセルファイルを開いたら無事に移行することが出来て、使い方も似ているのでなんとか使うことが出来そうである。
昨日ウィンドウスの更新で、突然エクセルが開けたけど、多分カルクの方に移行するのだろう。まあめでたしめでたしなのだけど、年改まってもMSの悪口を家の中で聞くこととなった。今使っているノートパソコンも、だんだんガタが来ているのでもう新しくしなければならないのだけど、それも息子の時間空き待ちである。
懸命に息子がバーを跳んでいる春近き空雲の果まで
ピアノ弾くに似合いの指でパソコンに息子ひらひら英文を打つ 多香子

2019/1/18
秀歌(82)穂村弘角川11月号20首より 秀歌読みましょう
今はプチ短歌ブームだと書いたことがあるが、昨年の歌集ラッシュや若い人の短歌を始めた人の多さは、ネット上で実感するものの古くからの結社などでは分らないのではないだろうか。ニューウェーブ30年と言われ、穂村以後と言われる人たちは着実に歩を進めているように見えるが、私は口語を使いながら特に熱中して読んだ事はなかった。穂村弘は若手の旗手であったがもう56才その歌はともかく、このごろは評論エッセイに才を開いているし、色々な選者として伯楽の力もあるようだ。「かばん」所属。
「リング・ワンダリング」
母さんの金の指輪よその肉に食い込みすぎていてこわかった
舶来の湯の華か・・・・、と誉めながらめをとじている名探偵は
洋梨の匂いの夜よ金歯あり原節子にも李香蘭にも
跡地跡地跡地をめぐる僕たちのよくわからない未来人の旅
双子だと思っていたら三つ子だという結末の推理小説
両腕にスチュワーデスを抱えたる力道山よ タラップは風
『"ふがいない自分"と生きる』という本をじっと見つめる入れ墨のひと
蜘蛛の巣に無数の小さな飛行機がきらきらきらきら揺れている朝
「うるかす」と呟きながらぎしぎしと母が鳴らしていた薄明かり
原節子や力道山などを使い古い人にも阿って、この所の歌は少しおとなしいような気がするが、難解と言うのとはちがう感覚の扱い方なのではないかと思っている。ライトバースやモダニズムとも違った「現代」を生きているのだろう。ある意味「平成」であり、もうすぐ来る次の時代にはどのようになって行くのか興味深いところ。
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「リング・ワンダリング」
母さんの金の指輪よその肉に食い込みすぎていてこわかった
舶来の湯の華か・・・・、と誉めながらめをとじている名探偵は
洋梨の匂いの夜よ金歯あり原節子にも李香蘭にも
跡地跡地跡地をめぐる僕たちのよくわからない未来人の旅
双子だと思っていたら三つ子だという結末の推理小説
両腕にスチュワーデスを抱えたる力道山よ タラップは風
『"ふがいない自分"と生きる』という本をじっと見つめる入れ墨のひと
蜘蛛の巣に無数の小さな飛行機がきらきらきらきら揺れている朝
「うるかす」と呟きながらぎしぎしと母が鳴らしていた薄明かり
原節子や力道山などを使い古い人にも阿って、この所の歌は少しおとなしいような気がするが、難解と言うのとはちがう感覚の扱い方なのではないかと思っている。ライトバースやモダニズムとも違った「現代」を生きているのだろう。ある意味「平成」であり、もうすぐ来る次の時代にはどのようになって行くのか興味深いところ。

2019/1/11
新年会と「毎日歌壇」掲載 毎日歌壇他
竹橋の短歌講座も私が入ってからでも二年がたちました。去年のお正月にはじめて「新年会」をやって、皆の気分がこれでいいのかという位緩められました。先生方と近しい感じも驚きでした。今年は二回目の「新年会」を八日に「新御茶ノ水駅」の直ぐ近くで開催しました。(相変わらず頼まれないのに私が幹事です)
ネットで調べてみると家の近くに個室のあるお店が数多く出来ていたのです。今回は中華料理でお店の人が皆中国人の「嘉賓」というお店です。火曜日の夜六時からで先生を含めて11名で開催しました。
私は好き嫌いが多くて食べ物に興味が無い方なのですが、みなさん美味しいと言って下さってよかったです。二回目なので幹事の私からして羽目を外していたので後で少し反省する位、和気藹々としていました。新しい年の幕開けを感じるお話しが多かったです。
昨年末の分ですが、12月24日付「毎日歌壇」米川千嘉子選に掲載されました。
枯れ枝の先の青銅色の芽に擬態している私の不満 河野多香子
少し硬い言葉を連ねて、冬の寒さと負けて閉じこもっている「気持ち」の部分を詠みこんでみました。昨年は一月掲載から12月掲載で終れると言う僥倖でしたが、月に何首とか巻頭を飾るとか考えずに、新しい年を詠んで行きたいと思います。(などと言っても、人の心は定まるものでもなく、採られればもっとと、落ちれば悔しいとなるものでしょう)
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ネットで調べてみると家の近くに個室のあるお店が数多く出来ていたのです。今回は中華料理でお店の人が皆中国人の「嘉賓」というお店です。火曜日の夜六時からで先生を含めて11名で開催しました。
私は好き嫌いが多くて食べ物に興味が無い方なのですが、みなさん美味しいと言って下さってよかったです。二回目なので幹事の私からして羽目を外していたので後で少し反省する位、和気藹々としていました。新しい年の幕開けを感じるお話しが多かったです。
昨年末の分ですが、12月24日付「毎日歌壇」米川千嘉子選に掲載されました。
枯れ枝の先の青銅色の芽に擬態している私の不満 河野多香子
少し硬い言葉を連ねて、冬の寒さと負けて閉じこもっている「気持ち」の部分を詠みこんでみました。昨年は一月掲載から12月掲載で終れると言う僥倖でしたが、月に何首とか巻頭を飾るとか考えずに、新しい年を詠んで行きたいと思います。(などと言っても、人の心は定まるものでもなく、採られればもっとと、落ちれば悔しいとなるものでしょう)
