2020/6/26

「NHK短歌」七月号  NHK短歌

色々な自粛が解除になり、短歌講座も再開されました。久しぶりのパレスサイドビルはやっぱり人が少なめ、飲食店もコンビニも(午後五時頃で)がらがらでした。
テレビなどでは日常が戻ったという報道もあるけれど、お教室は寺子屋式の机に一人ずつ、講師席にはビニールを貼った衝立で入口を開けていました。出席者が半分だったので密にならず、男の先生はマスクの上にフェイスシールドだったので、声が聞きとりにくかったです。この先もこういう形式なのかなと思ってしまいました。

先月から新選者になった「NHK短歌」テキストの七月号に二首佳作で掲載されました。小島なお選「自転車」佳作

花陰に見え隠れして走り行く青い自転車 あれはあなただ
河野多香子

なおさんはゆかりさんの娘さんで、私など年齢の開きがありすぎて・・・という感じもしていたのですが、この歌はどうせと若ぶった気持ちで詠みました。私は自転車に乗れない人なので、女学生が好きな人の自転車の通るのを窓から見ているという見立てでした。
もう一首は寺井龍也選「幼」の佳作です。

中学生になった幼いライオンはたてがみ立てて春二度寝する  河野多香子

寺井さんは20代も終わりと若く、短歌ムック「ねむらない樹」の編集委員、評論端の人です。私はこの歌のほうが自分では好きです。甥たちが(いまはもう大学卒業)長髪でごろごろしていたころの思い出です。
N短掲載は去年ははじめと終わりの方にちょっとだったので、今年の二か月続くのは久しぶりのことです。初めての選者の採用も(お婆さんなので)くすぐったいようなうれしさです。小島さま、寺井さまありがとうございました。
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2020/6/19

「みずつき」9出ました。  折本

毎年六月に千原こはぎさんが作ってくださる「みずつき9」が出来ました。私は7から参加して、こはぎさんがツイッターをやらなくても投稿フォ−ムを作ってくださったので、続けて参加させてもらっています。
ネプリの企画は皆さん様々にやっていて、ことに今年のコロナでは、ネット歌会も色々な形をとっているみたいだけど、私は今までのネット歌会と自分の掲示板「風」に力を注いで、「みずつき」だけの参加にしています。
今年も89名という多さに、賞を取った人や有名な人も、初めての人も混ざって六首ずつ、そこが楽しいところであり「こはぎさん」の人徳なのだろうと思います。(私は楽に乗っかるだけの気持ちよさ。)ウェブ版はこちらから⇒http://kohagiuta.com/design/mizu9/
ネプリはこはぎさんのツイッターで番号を調べてください。(@kohagi_tw)

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「神田川(コロナ版)」   多香子

逢いたくて逢いたくてひじまで濡れる夜も神田川にはコロナの噂

赤い手拭なんて持たないだってもう、お茶の水には風呂屋はないし

バスルーム開ければあなた一人だけ胎内標本となる水の中

コロナとかスティホームとうるさくて今日も逢えない駅のホームで

神田川流れていれば早緑に染まってわたしひとりで暮らす

虹なんて月並みだけど大空にかかれば明日は逢えそうになる

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いつもは少し大人の歌にしようと思うのに、「今年はコロナで会えない恋」をテーマに選びました。あの人の歌はいつも同じ、なんて言わないで読んでみてください。ほかの方たちのお歌も。
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2020/6/12

「毎日歌壇」掲載」  毎日歌壇他

このところ、コロナではないのに私の周りに入院する人が増えてしまいました。先月の連休にいつも新聞歌壇を見てくれるマンションのお掃除のおじさんが心臓で入院。それから甥が心筋梗塞と言われて緊急入院。
いまはコロナの影響で入院期間は短く、甥ははじめバルーンカテーテルが途中までしかはいらなかったけど、薬でもたせてその週のうちにステントがいれられました。
もう退院して家で静養。やっとという気になったら、こんどは家の前にトラックで来て引き売りをする八百屋さんが、胃から吐血して緊急入院です。一週間ぐらい不便しなければなりません。
家の玄関に「あまびえさま」の絵を描いて貼ってあるので、コロナは入ってこないはずなのだけど、どうも血栓だとか何かが影響しているような嫌な気分です。

そんな気分を払うように、六月八日の「毎日歌壇」米川千嘉子選で一首取っていただきました。

カルガモの親子の渡る大通り今年は人も車も少なし   河野多香子

これは四月の末に出したものですが、自粛の宣言後ゴールデンウイークにかけて千代田区は本当に人も車も少ない状態になったのです。この数年カルガモのニュースもあまり取り上げられなかったのですが、(お濠のほうまで行かなかったけれど)丸の内も同じようだろうと詠んだものです。
家の車も廃止したので、ちょっとしたところへも行かなくなり、想像的創造が多くなりました。米川様ありがとうございました。
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