2021/7/30

ワクチン二回目完了と「NHK短歌」8月号  NHK短歌

我が家の老人(私と主人)のワクチン二回目は7月24日に終わりました。かかりつけ医での接種はいつもの待合で気楽だし、空いているのですが千代田区という人口の少ない場所だからかもしれません。ツイッターなどで若い方の接種記などもつぶやかれて、一度目より二度目の方が副反応も強いという話でしたが、私たち老人も個人差がありつつ、覚悟した通りでした。
熱は高くならずに(二日目に7,5度)何度も汗をかき、腕は痛く体は怠い頭痛もする、それも私だけで主人は相変わらずなんでもないのです。二日目には接種した左の手首、指関節がジンジンと痛くて困りましたが三日目にはそれは取れました。一日たつごとに反応は移って行って、五日目ぐらいに大分無くなりました。主人は何でもないと言いつつ、動きが鈍かったり手順を間違えたりしてましたから、あれも副反応のうちかもしれないと思いました。
もう大丈夫だなという今、二人でこれって倦怠感?という気持ちの衰えに陥っています。

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「NHK短歌」テキスト8月号の佳作に一首取られていました。いつもキンドル版で買うのですが、今号は発売が本誌よりも遅くて、教えて下さる方があったので、お医者のついでに本屋さんで買いました。田村元選の「街」でした。

卯の花は白き花房誘えど街にまつりの笛も響かず
河野多香子

コロナ禍も二年も経つと「お祭り」なんて最初からなかったかのような気分になります。お手伝いから寄付だとか町会も大きな負担ですから、いっそ無いことに気分はさっぱり。小さな商店は生き残りをかけてそれどころではないですね。田村様ありがとうございました。
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2021/7/23

「毎日歌壇」掲載  毎日歌壇他

結局オリンピックはグダグダの内に開催されるようです。東京のコロナが拡大の最中みんな嫌な気持ちになっているのに・・・私は前の東京五輪もテレビで見たけれど、それほどの感動も記憶もないのはあまりスポーツ好きではないからかしら。国のためにメダルの数を競って必死になると言うのが嫌だったのかもしれません。
家は旅館だったけどそれほど忙しくなく(忙しいと家業を手伝っていたのに)私は大学に出かけられて先輩が借りてきた小さな白黒テレビの開会式を部室で見ていた記憶があります。あのオリンピックは高度成長の幕開けだったとすれば、今回のオリンピックが日本の終焉にならないようにと思うばかりです。

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7月13日付「毎日歌壇」米川千嘉子選で掲載されました。前の週に続いて連続というのは初めてです。新聞を開けてみた時びっくりしました。

ツバメの子飛行訓練せかされて気の強い子から飛び立ちてゆく
河野多香子

ツバメの巣が近くのビルの玄関先にあって、今年も五羽の子燕が育ちました。主人と何回か見に行って、一匹見えないと隣の焼き鳥屋の旦那に聞いたら、先に巣立って近くでピーピー鳴いて後の巣立ちを応援していたのだそうです。
何日かかけてみんな巣立って帰っていったみたいです。来年も来るといいなと思いつつ詠みました。米川様ありがとうございました。焼き鳥屋さんにもコピーを渡して喜んでもらえました。
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2021/7/16

「四季」春号の歌  短歌

結社誌「四季」の春号が出来ました。いつものように私の詠草十首を載せます。もう春が終わって梅雨開け間近ですが、どこの結社も出詠から三ヶ月ほどもタイムラグがあります。「四季」は季刊ですので一季のずれはほぼ気にならなくなりました。

「にょろにょろと」

にょろにょろと長虫は人に好かれねどゆったり春の陽を身にあびる

くねくねと曲がりくねった道のりを自転車押して行きし事あり

じんじんとしびれ解けゆく爪先の畳のへりに春が来ている

しゅるしゅると蜘蛛の糸たぐり登り行く雲の上には光あふれよ

色々なことを思えば怠いから恨みは裏のお瀬戸に捨てる

よろよろと心もとなく辿り行く道にこぼれる乙女椿は

時々は紙に便りを書きながら空のあの猫(こ)に届けたくなる

くるくると絵日傘回し春の日を踊っていたよ幼いあの日

数々の思い出集めてくり返し語る媼になりたくもなし

チロチロと舌をのぞかせ我が内の長虫何かを狙っているのか


この連作はこれまであまり使わなかった「オノマトペ」やくり返し語を初句に置いた歌に挑戦してみたものです。やってみたらするすると言葉が出来て、作りやすかったと思います。結社誌でも誰も評を言ってはくれないので、お読みになった方は何かいって下さると喜びます。
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