2022/2/25

童謡「うさぎのダンス」  

子どもの頃叔母の幼稚園でやっていた児童舞踊では踊らなかったけど、みんな好きで歌いながら飛び跳ねていた曲に「うさぎのダンス」がある。単純なリズムが跳ね続ける、脚が動き出しそうな歌だった。
大人になるとそう飛んでも居られないので、母と歩いていた時は「靴がなる」(みんな可愛い兎になって・・・)であったけど。飛び跳ねるようなリズムと歌詞が野口雨情、中山晋平の「雨降りお月さん」などのコンビと知ってちょっとびっくりした。

「兎のダンス」作詞 野口雨情 作曲 中山晋平

1) ソソラソラソラ 兎のダンス  タラッタラッタラッタ 
 ラッタラッタラッタラ
 脚で蹴り蹴り ピョッコピョッコ踊る 耳に鉢巻 ラッタ
 ラッタラッタラ

2) ソソラソラソラ 可愛いダンス タラッタラッタラッタ
 ラッタラッタラッタラ
 とんで跳ね跳ね ピョッコピョッコ踊る 脚に赤靴 ラッタ
 ラッタラッタラ

確かに現代のダンスに比べて「耳に鉢巻」だとか「脚に赤靴」なんてヘンだなあと思ったら、大正13年発表だった。それなら子どものお遊戯にただ飛び跳ねるだけで踊りになる単純な物が良かったのだろうと納得した。でも今でも保育園などでこの歌を掛けたらみんな跳ねだすだろうなと思った。

新しいブーツおろせば雪道もうさぎのダンス踊りたくなる   多香子 
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2022/2/18

「四季」秋号の歌  短歌

私の参加している結社の季刊誌「四季」の秋号が年を越して上梓されました。主宰の青柳節子氏の逝去により遅れていましたが編集人であった紀石さん(息子さん)がやっと頑張ってくれました。編集発行人と奥付にあります。原稿は去年の秋に出したのですが、コロナの五波は去っても疲れは残るという時期で、エッセイも書かず詠草10首の参加でした。お彼岸の墓参をテーマに詠みましたのでお読みください。
       
   

「墓参り」

萩の花匂いも薄く咲きゆけば秋の彼岸は近づきており

疫病の収まる気配はなけれども都内の墓参はやはり行きたし

菊の香は園芸店に売られたる作り物なる年中の花

早稲田にも寺町はあり新しく私が買った墓は地下室

あれほどに帰りたかったふるさとに母は戻って静かに眠る

よそ行きで久方ぶりのお出かけよ夫と二人でメトロに乗って

地下鉄に揺られていれば東京の変貌なども闇で見えずに

祈るとき夢幻にふいに立ち上がりほほえみかける過去のあれこれ

墓石も無くてすっきり納骨堂先祖は永代パゴタで昼寝

秋風の早稲田通りに学生の姿はなくて玉すだれ咲く
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2022/2/11

「毎日歌壇」掲載  

北京オリンピックが始まって、緊張感の高まっていた世界は一時流れをとめて祭典に参加することでうわべを繕っているみたいです。オリンピックだからと言って、昔もテロがあったり平和なわけでもないけれど、多少我々がこころ安らかで居られるようにと思っています。(五輪の商業主義、政治利用も置いておいて)テレビを見ていると開会式にバッハ会長が出てきたりして、忘れていた去年の夏の大会の苦々しさが蘇ってきました。まだまだ世界は政治もコロナも総括していないんですね。

     

先月1月24日付毎日歌壇に米川千嘉子選で二席に掲載されました。

ミサイルの先からポンと花が咲き海峡に平和の生まれる初夢    河野多香子

<評>上句が何とも意表をつく。残念ながら「初夢」は早々に破れてしまったが。

投稿したころ(12月15日投稿)まだそれほどでなかったのに、今年になって連日のようにミサイルを発射するので、先生の評ではないけれどガッカリするような事態です。不識書院の先生からは「これは反発の気持とかが書かれていない所が良い」と言われました。
この歌は歌友、友人からも良い感想で取っていただいて嬉しかったです。米川様ありがとうございました。
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