みなさま  

皆様ようこそ。個人通販をはじめました。

5月22日付で河野多香子第一歌集『古今さらさら』不識書院刊(2700円+税)を上梓いたしました。書店販売ですが東販、日版が注文出荷なのでISBN987-4-86151-161-5で各書店にお問い合わせください。大阪「葉ね文庫」さんにも置いていただきました。

ただいま、個人通販をいたしております。特別価格にて販売いたしますので、下記メールへお問い合わせください。案内メールを差し上げます。
お問い合わせ(mail) tanuko☆mbx.kokage.cc(☆を@マークに替えてください) よろしくお願いいたします。   河野多香子

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2019/4/12

金沢「むらはた」に行きました  

能登の中間あたりまで、一泊旅行を無事終えました。年寄り夫婦の久しぶりの旅はどうなる事かと心配でしたが、行きの「かがやき」から雪をかぶった信州の山々を見た時は、本当に旅に出られてよかったと思いました。

今回の目的地は「能登島水族館」と高岡市「万葉歴史館」だったのですが、金沢では兼六園より、「むらはた」のパフェが食べたいという思いがありました。それは金沢の「鏡の会」という歌会(未来の黒瀬欄の人たちが中心らしいのですが)のいくはさんが度々ツイッターで、歌会やパフェ部なるものを発信して私を羨ましがらせていたからなのです。昔は銀座に「リズ」というパーラーがあったのですが、このごろはわざわざ出かけないので、たまに資生堂パーラーでパフェを頼んでみても、昔風な物には出会わないのです。

六日の金沢は土曜日で兼六園が無料公開、桜も七分咲きで人でごったがえっていました。風情も何もなく大急ぎで金沢城公園を抜けて(トンビがお花見のお弁当を狙って急降下するのを初めて見ました)人に聞きながら「むらはた」に辿りつきました。行列の出来る店と言うので心配したのですが、二時前だったため、そんなに待ちませんでした。フルーツパフェはフルーツが多すぎて、クリームが少ない感じ、主人に少し助けてもらって、大体食べ切れたのは良かったけれど、店内がざわざわするし、階段に並んでいる人がガラス越しに見えるのは落ち着かない感じでした。

「万葉歴史館」は今度の元号「令和」にちなんで大伴家持(旅人の息子)の赴任地伏木の場所にあるので、突然新展示を企画して、普段はあまり人も多くないだろう場所に人が来ると、館長以下浮き立っていました。それでも静かな場所で趣のある庭が配置されていました。
そのことはまた書くかと思いますので「万葉集」から家持の歌一首を(この歌の「かからむと」は弟の死の知らせに、こんなことになるのだっらという嘆きが歌われているので)御代代わりの前に載せて置こうと思います

かからむとかねて知りせば越(こし)の海の荒礒(ありそ)の波も見せましものを 大伴家持
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2019/3/15

都美術で芦雪と会う  

先月上野の都美術で開催されている「奇想の系譜」という江戸期の変った構図の日本画家八人を集めた展覧会に、意を決して行ってきた。上野だから大げさだけど、しばらく展覧会に行かずにいたものだから、友人とのタイミングが計れなかったりして、一人で行くのがいいと決心するのにちょつと掛かったのだ。
一番の目玉が伊藤若冲だから混むかもと思ったが、東博に比べると都美術の知名度は低いのかも、土曜日でもさほどのことはなかった。私の目当ては「長沢芦雪」で、長い事芦雪の「虎図」に逢いたくて憧れていたのだ。

芦雪を私に教えたのは、まだ一人旅をしていた頃の母で、紀州をぐるっと旅していたとき丁度出来た串本の無量寺の「応挙、芦雪記念館」で可愛い虎と出会ったと言うのだ。その時の図説や絵葉書で動物を「かわいく」描く画家が長沢芦雪と記憶した。その後の長い介護生活で「いつか行く旅」も夢のまた夢、若冲の展覧会(若冲の虎も猫のような物で可愛い)も行かれなかった。

私が子供のころの都美術はうす暗い建物で、随分広かったけれど今の新しい建物はバリアフリーだけど、でこぼこして迷子になりそうな建物にいくつもの展覧会が開催されている。その分案内人も多く配置されて、何でも聞いてしまう私のようなおばさんは便利に過ぎたが結構歩いた気がする。
入ってすぐは若冲のコーナーなので、人気も高く人が溜まってしまうので適当に見ながら「虎図」はしっかり猫であることを確認、一階上がって芦雪の部屋に入ると画像で見かける大きな「白象と黒牛」の展示、牛の下にちょこんと居る「白い子犬」が有名。象に停まるカラスもかわいい。そして猿も龍もかわいいがお目当ての「虎図」に会う。これは紀州の襖絵のような大きい虎ではないが、マスカラを付けたような可愛らしい顔はいかにも芦雪。アメリカからの出展であった。

芦雪に会えてよかつた。数はそう多くなかったが迫力も奇想の構図も若冲に勝るとも劣らない作家だなあと大きな感動を貰った。私は日本画の虎はどうも猫を写生したのではないかと思っているので、その確認もした事になる。

猫を見て描きし目玉か可愛らし芦雪の虎も若冲の虎も   多香子『猫と暮らせば』   

(他の作家は曽我蕭白、岩佐又兵衛、狩野山雪、白隠慧鶴、鈴木其一、歌川国芳 都美術四月七日まで)
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