みなさま  

皆様ようこそ。個人通販をはじめました。

2018年に河野多香子第一歌集『古今さらさら』不識書院刊(2700円+税)を上梓いたしました。東販、日版が注文出荷なのでISBN987-4-86151-161-5。大阪「葉ね文庫」さんにも置いていただきました。
ただいま、個人通販をいたしております。特別価格にて販売いたしますので、下記メールへお問い合わせください。案内メールを差し上げます。
お問い合わせ(mail) tanuko☆mbx.kokage.cc(☆を@マークに替えてください) よろしくお願いいたします。   河野多香子

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2020/11/27

今年の湯島菊花祭  

11月8日(日)に湯島の菊花展に行ってきました。例年のことながら今年はコロナ下で中止も検討されたのか、垂れ幕や宣伝はなくて「大菊花展」ではなく、普通の「菊花展」でした。
七五三も掛けているので、この日曜のほうが人出も少ないのではと思って午前中に出かけたら、やはり人出はしていましたが「密」になるようなこともなく、七五三も合格祈願の人も少ないみたいでした。

今年はイベントの中止も多いので前もってネットで調べておきました。もともと天神様のイベントなので無料だし文京区と企業が出資で、懸崖ぎくや傘づくりの菊を二本松などの菊づくりに注文しているものなので結構立派で華やかなものです。
傘作りは一本の菊を継いでいるのかニ三色に蛇の目傘のように丸くだんだら模様に作ってあるもので、出来上がるのに二年かかるそうです。今年は傘づくりの数は少なく、懸崖の濃い色の菊を並べたものがきれいでした。毎年「大河ドラマ」の場面を作る菊人形も出店がなかったのは出資の大企業もコロナで不景気だったのでしょう。

小さな池(ちょっと前に庭を造り変えて、池なども直したみたい)の向かいに「鏡花筆塚」と大きな碑が立って居るのですが、前に新聞にその碑の下には本当に泉鏡花の使った筆が埋めてあると出ていました。埋めてしまっては我々は見ることが出来ないのだけど、筆供養だろうから仕方がないでしょう。今では鏡花も文章が古典のようで、若い人には読まれないのかもしれません。混んでいない境内の中でも菊のないそのあたりは誰も歩かず、神社の人がお掃除をしていました。

小学生兄弟作の菊鉢をママが笑って撮る菊祭り   多香子
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2020/10/30

秀歌(96)鈴木加成太「角川」10月号より  

今年の「角川短歌賞」は田中翠香さん、道券はなさんと「未来」の若手で(あひるだんさー)(ぴーたーぱん子)というニックネームで「うたの日」で活躍していた方たちでした。なんだか仲間意識もあったけれど私はツイッターをやらないし、道端で勝手に喜んでいることになりました。「うたの日の」人たちはそのほかの場所でもご活躍です皆様おめでとうございます。
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鈴木加成太さんは2015年61回角川短歌賞受賞者で、当時は阪大の学生さんだった。受賞後に「かりん」に入って「国立図書館」に就職したのではと思う。学生時代から美しい言葉で紡ぐ比喩のすばらしさに目を止めていたのだけど、受賞作も就職の苦労の歌なのにどこかおいしそうなおかし名の比喩などが好ましかった。久しぶりに「角川」10月号に10首詠を見たので五首を上げる

「ひぐらし水晶」

七夕笹を母と担いで帰えりし日 うすがみの銀河がさらさらと鳴る

魚の眸の奥の水晶こりこりと食みつつ昏れる陶のふるさと

シベリアの野に向日葵を焚きながら青年祖父の汽車は走ると

祖父の死後この世のほかのひぐらしのしんかんと夕べ「赤旗」届く

手花火をまっすぐに持つやくそくは宵闇の祖父に教えられたり

五年がたって祖父の思い出話の中に、すこし社会で重ねた疲れも感じられるけど、共産党員であった祖父の思い出の「不思議さ」など、透明感は失われていないと思った。題の「ひぐらし水晶」のイメージは生かし切れていないかもしれないが。
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