2021/1/1

謹賀新年 N短1月号の佳作  NHK短歌

皆様あけましておめでとうございます

本年もよろしくお願いいたします。こころからそう思うのに空しいほどのコロナの社会です。せめてこれほどの疫病から新しい社会、新しい文化が出てきますようにと祈っています。

あらたまのライブカメラの富士山に雪の白さはただ清しくて   多香子

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昨年の「NHKテキスト」一月号で松村正直選「羊、未」で佳作に掲載されました。

会いたいと数え続ける夜の中顔だけ黒い羊で埋まる   河野多香子

お正月用の歌ではないし、干支も違いますが一月号なので。顔の黒いひつじは実際にいて私は大好きなので山梨の観光牧場まで会いに行ったこともあります。この歌の場合は「顔だけ」が黒いってなにか顔が分からない事を表しているような気もしますね。って自分の歌なのにどういうことで詠んだかもわからなくなっている・・・こういうの歌が下りてくるというのかな、という経験を何度かしています。
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2020/6/26

「NHK短歌」七月号  NHK短歌

色々な自粛が解除になり、短歌講座も再開されました。久しぶりのパレスサイドビルはやっぱり人が少なめ、飲食店もコンビニも(午後五時頃で)がらがらでした。
テレビなどでは日常が戻ったという報道もあるけれど、お教室は寺子屋式の机に一人ずつ、講師席にはビニールを貼った衝立で入口を開けていました。出席者が半分だったので密にならず、男の先生はマスクの上にフェイスシールドだったので、声が聞きとりにくかったです。この先もこういう形式なのかなと思ってしまいました。

先月から新選者になった「NHK短歌」テキストの七月号に二首佳作で掲載されました。小島なお選「自転車」佳作

花陰に見え隠れして走り行く青い自転車 あれはあなただ
河野多香子

なおさんはゆかりさんの娘さんで、私など年齢の開きがありすぎて・・・という感じもしていたのですが、この歌はどうせと若ぶった気持ちで詠みました。私は自転車に乗れない人なので、女学生が好きな人の自転車の通るのを窓から見ているという見立てでした。
もう一首は寺井龍也選「幼」の佳作です。

中学生になった幼いライオンはたてがみ立てて春二度寝する  河野多香子

寺井さんは20代も終わりと若く、短歌ムック「ねむらない樹」の編集委員、評論端の人です。私はこの歌のほうが自分では好きです。甥たちが(いまはもう大学卒業)長髪でごろごろしていたころの思い出です。
N短掲載は去年ははじめと終わりの方にちょっとだったので、今年の二か月続くのは久しぶりのことです。初めての選者の採用も(お婆さんなので)くすぐったいようなうれしさです。小島さま、寺井さまありがとうございました。
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2020/5/29

子年と「NHKテキスト」六月号  NHK短歌

今年度のNHK短歌は四月三週まで放送されたとおもったら、コロナの騒ぎで録画ができないと、去年の再放送になってしまいました。詠草募集は続いているし、どこまで再放送?と先行きを危ぶんでいましたが、五月四週の「胸キュン」で他のテレビ番組のように「リモート出演」というのか、栗木さん他小沢君などが一人ずつの枠の中でしゃべっていました。(私はNHKの見逃し配信で見ています)ホームページで好きな時に見られる代わりに、前のように「今週の特選」という画面の写真がないので入選歌が見にくいです。その分テキストを買ってということなのかしら。

「N短テキスト」六月号の松村正直選「子、鼠」で佳作に載せていただきました。六月号から今年度の選者で、松村正直、寺井龍也、小島なおと若手に胸キュンは栗木京子の各氏です。松村さんは長く「塔」の編集長をされていて、今年交代されるらしいです。もう中堅なのになんとなく若いような気がするのは、昔から端正なお顔つきが私の好みだからかしら(!)

今年のお題は十二支に決めたらしく、それぞれの動物でもよいらしいです。「子」は十二支の初め、そういえば今年は子年だったなあと確認するくらい「コロナ年」なんじゃという気分です。歌は

くるくると車を回す白鼠どこまで行ってもおんなじ私    河野多香子

出してから三か月、うろ覚えになっていて読み返したら私らしい歌だなあと思いました。昔は縁日などでハツカネズミが今の「ハムスター」の水車車を回すように、かごに入れられて売られていたものです。歌も覚えていられない私はネズミの脳みそぐらい、きっと呆けていくのでしょうね。松村様ありがとうございました。
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