2019/8/2

八月の歌  短歌

今年は梅雨明けが遅く、七月末は決算の書類の作成に、腰痛もあって苦労しました。梅雨明けちょっと前から反対に凄い暑さがきて、さすがにクーラーに入って居なければならなくなりました(腰には冷気も良くないのに)八月もこの暑さは続くらしく、湿気のないのだけが取り柄かもしれません。八月の歌は「うたの日」に出した中で変な歌なのだけど、ちょっと点の付いた歌をあつめてみました。

「変な歌なんだけど」

たてがみを風にあずけて眠りこむ君はデニムの似合うライオン

七月はうさぎの様に跳ねかえり一目散に森へと逃げる

梅雨時は野山でひるねできぬから亀に負けないあなたの勝ちね

DNA鑑定の毛に猫の毛がまざって君の父はトラです

君を乗せこぎ出る海は不安でもトビウオたちが祝福をする

近代化遅れた路地のパチンコ屋うちの亭主と猫が仲良し

SEXはもういーよーと甲高くなわばり守るヒヨドリが鳴く

夏が遅かった分、ずれ込んで中々秋にならないとかいう予報も出ています。皆様お体に気を付けて夏を乗り切って行きましょう。
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2019/7/12

「七月の歌」  短歌

今年は梅雨らしい気候が続いて、お蔭で坐骨神経痛が悪くなり、ムシべたの季節ではマッサージも受けたくないと困っています。こういう痛みは晴れが一週間続くと忘れたように治るので、これからを期待しています。その分動きが悪くて、お腹ポッコリ感は減らしているものの、すっきり痩せられはしません。せめて歌の世界で食べ物の歌でも楽しみましょう。

「歌の食物図鑑」

紫陽花の花色よりももっと好き紫芋のソフトクリーム

ダイエットしている朝のお皿には山盛りレタス、うさぎの気分

はつなつの少し痩せたい気がする日アンドーナツがパン屋でまねく

夏の夜は植物図鑑ひらきつつ茄子の漬物きみと食べたし

親子丼急いでかっ込み茶にむせて親子はどこまで似るかと笑う

広島風お好み焼きも食べてない どうせ私は東京もんや

夏の夜はお刺身でもとテーブルに猫がさかんにパンチくりだす

私は甲殻類も厚い肉も食べられないので、柔らかくて甘いデザート系が好きです。ダイエットはいつも頓挫。
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2019/7/5

「舌切り雀」  短歌

この頃猫がいなくなったので、雀にクッキーを砕いてやっていると「雀のお宿」などと言う歌があったような気がして調べてみた。小さいころには絵本で(テレビはまだなくて「日本昔話」なども本だった)「舌切り雀」のお話を読んだけれど、何だか残酷なお話だなあと怖く思ったり、それと「雀のお宿」の歌は同じ話の物なのかしらと思った。
検索をしてみたら、驚いたことに私たちが知っている歌はフランス民謡の曲に誰かが歌詞を付けて(作者不詳)戦後すぐの小学校一年生の音楽の本に載ったものだと言う。歌詞の様子から「舌切り雀」の一部分だと分る。

すずめ すずめ お宿は どこだ
ちっちっち ちっちっち こちらでござる
おじいさん よくおいで ごちそう いたしましょう
お茶に お菓子 おみやげ つづら      

こんな歌詞なのだが「舌切り雀」の話は御爺さんがかわいがっていたチュン子が、お婆さんの糊(洗濯糊は御飯を水でこして作った)を舐めてしまい、お婆さんに舌を切られて逃げて行った。お爺さんは淋しがって雀の家をたずねて竹藪のあたりへ行き、雀のお宿に招待される。雀たちに歓待されて帰り際おみやげに、大きいつづらと小さいつづらのどちらかをといわれて、無欲なお爺さんは小さいつづらを貰って帰ると、金銀たからが入っていた。
お婆さんは、それを真似して出かけて行き、大きなつづらを選ぶと中から魑魅魍魎がでて来ると言う物。江戸期には流行っていたおとぎ話の一つと言われるがそれより古くの原典などははっきりしないらしい。まあ、勧善懲悪もの、欲張りを戒める話ではあるけれど、現代風に読むと若い女の子を可愛がるお爺さんにお婆さんは嫉妬したのではとも取れる様な・・・

「歌会」に次の歌を出したら、先生が「今の人は(雀のお宿)も知らないかも知れない」と言われたので、また年を感じてしまった。

埋められず一本残った電柱は恥ずかしそうに雀のお宿   多香子
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