2020/7/10

「七月の歌」  短歌

自粛の解除とともに、東京の感染者数は増えてきたが、そうも言っていられないと会社やお店はだんだん人が出始めています。そしてとうとう東京の感染者数が200人を超えてしまったと騒いでいますが、都知事選に前後して再びの自粛要請は出しにくく「他県への不要不急の移動は」なるべく抑えてみたいなことのようです。
私の行きたい市川市動物園は千葉県なので、また行けなくなってしまったなあと残念です。皆それほど出かけるわけではなく、リモートの仕事の人も家にいるのでどことなく「コロナ太り」になってきているみたいです。(かくいう私も)七月の歌は、食べ物の歌で楽しんでください。

「コロナ太り」

紫の茄子を茹でたる残り湯の色移りしたる緑のさびしさ

何もかも忘れてしまいたい宵は茗荷の酢漬けで一杯やるべし

幻影か君の背中が遠ざかる 熱中症かも・・・氷食べたい

汗だくで素麺茹でる夏の日は氷水にて手まで冷やそう

真夏日は冷やし中華もチャーハンもお店に行って食べるのが楽

豊穣の料理番組目で食べてそれで終わればダイエットだが

冴え冴えと十五夜の月昇り来て、きみはひとりで十六茶飲む


今年も豪雨の季節が来て、大変な被害のところもあります。まだ簡単には治まらないでしょうが、ひどくないようにと祈るしかありません。皆様お大事に。
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2020/6/5

六月の歌  短歌

宣言解除になって、少し急いでいるんじゃないかと思っていたら、やっぱり東京は感染者が増えてきて元に戻りそう。でも政府は二度の緊急事態宣言は出したくないだろうし、お金も配りたくないみたいなので(でもアベノマスクは送り続けるとか)何を信じるのか訳が分からないまま気分だけ鬱っとして梅雨を迎えました。カラッと暑いのはまだしも、むしむしと汗のひかないような梅雨時は嫌ですね。マスクは蒸れるし遠くに行かれないし「六月の歌」は梅雨の歌にしました。(カビが生えそう・・・)

「梅雨の歌」

雨降ればかたつむりたち喜びてかくれんぼする紫陽花のなか

夕立にうっかり忘れたパスワードあなたの扉が開いてくれない

風吹けば葉の裏返るアカシアの白き花見せ夏の整列

ふり返り「どうかしたか」とかたつむり傘をもたない梅雨の私に

ひつじ草ねむくてねむくて木陰にはあなたと猫がうたた寝をする

ひそやかに夜の帳のおりるころ私の中の猫は目覚める

花ひとつ琉球あさがお今朝梅雨が明けたときみの便りが届く
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2020/5/1

「五月の歌」  短歌

ゴールデンウィーク真っただ中になりました。「自粛警察」なんて言葉が出来たぐらい、世の中がおかしな事になっています。あんまりまともに考えていると「陰謀説」や「都市伝説」のほうが乗りやすいような気持にもなって来るし、横紙破りをしたくなる人も出て来るでしょう。コロナになった人が悪い、東京の人間が「ばい菌」みたいに言うのはどういう気持ちなのだろうと思いつつ、歌の世界は自由であって欲しいと今月の歌はひねってみました。

「STAY HOME したくない」

夜ごとに歌詠む気持ち失せにけり、コロナ自粛の掛け声高く

庭掃除ふりくる春のぬけがらを集める箒にからむため息

さみどりの野原を行けば待っているとっても威張ったトノサマバッタ

新緑の勢いにさえ弱る宵、竹の子ご飯の匂いがやさしい

わたくしの花柄ざぶとん先にとり猫はにんまり得意顔する

水色のクレヨン失くした夕方は猫のしっぽも夕焼け色に

STAY HOMEしたくないけど怖いから、猫と一緒に家にいましょう
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