2020/6/19

「みずつき」9出ました。  折本

毎年六月に千原こはぎさんが作ってくださる「みずつき9」が出来ました。私は7から参加して、こはぎさんがツイッターをやらなくても投稿フォ−ムを作ってくださったので、続けて参加させてもらっています。
ネプリの企画は皆さん様々にやっていて、ことに今年のコロナでは、ネット歌会も色々な形をとっているみたいだけど、私は今までのネット歌会と自分の掲示板「風」に力を注いで、「みずつき」だけの参加にしています。
今年も89名という多さに、賞を取った人や有名な人も、初めての人も混ざって六首ずつ、そこが楽しいところであり「こはぎさん」の人徳なのだろうと思います。(私は楽に乗っかるだけの気持ちよさ。)ウェブ版はこちらから⇒http://kohagiuta.com/design/mizu9/
ネプリはこはぎさんのツイッターで番号を調べてください。(@kohagi_tw)

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「神田川(コロナ版)」   多香子

逢いたくて逢いたくてひじまで濡れる夜も神田川にはコロナの噂

赤い手拭なんて持たないだってもう、お茶の水には風呂屋はないし

バスルーム開ければあなた一人だけ胎内標本となる水の中

コロナとかスティホームとうるさくて今日も逢えない駅のホームで

神田川流れていれば早緑に染まってわたしひとりで暮らす

虹なんて月並みだけど大空にかかれば明日は逢えそうになる

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いつもは少し大人の歌にしようと思うのに、「今年はコロナで会えない恋」をテーマに選びました。あの人の歌はいつも同じ、なんて言わないで読んでみてください。ほかの方たちのお歌も。
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2019/6/14

「みずつき8」  折本

今年も「みずつき」の季節がやってきました。No8というが2013年からだから六年めです。千原こはぎさんが主催者で、毎年五月に呼びかけネプリとウェブ版で七十人ものクラスタが「水」に関連した短歌六首連作を投稿しています。
そう言うネプリの走りだったのではないかと思うけれどツィッターアカウントを入れているので、私は参加せずに読むだけでした。去年投稿フォームでこはぎさんに聞いたら、アカウントは「なし」でよいというので、急いで六首まとめて参加しました。

年齢的にもクラスタとはおもわれないかなと思いつつ、ネットの世界は私にとってやはり大切です。今年も絶対に参加するぞと五月に作ってしまって、自分なりに納得して投稿しました。こはぎさんのサイト記事はこちらhttp://kohagi-orz.jugem.jp/?eid=2399
コンビニやプリンターで出せば、縦書きの冊子になるので是非出してみて下さい。(6/17までだそうで、ウェブ上ではずっと見られます)今年は74名だそうで、自分の歌だけ上げておきます。

「かたつむり」   多香子

雨はもうあがったかしらと頭出し角をのばしてみる夕間暮れ

雌雄同体だから私一人を慰めるしかなくて哀しい

花柄の傘をくるくる回すとき雨という字の確かさ思う

悲しいといつも隠れた紫陽花の子供のころから不器用な性質

村雨も乾くこころにやさしくて六月わたし一人でも平気

から梅雨に倒れ伏したる紫陽花を困った顔してみるかたつむり
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2015/8/6

八月の歌 折本「御茶ノ水から」  折本

三作目の「折り本」を作りました。これは「うたの日」というサイトの開催している「毎日の歌会」が始まってから500日になる8月13日の記念日に合わせて「合同ネプリ」と同時に「個人ネプリ」も発行すると言う企画に乗っかったものです。
「個人ネプリ」の方は「うたの日」に出した歌を一首以上いれて、前後の日にちで個人で出してくださいと言うものです。私もそろそろ折り本を作ろうと思っていたので「うたの日」内にページも出来たし結構頑張って作りました。コンビニ登録は管理人の、ののさんが代行して下さるというのを無謀にも自分でやってみました。(実は甥に手伝わせたのだけど)ブログからの印刷も出来るようにここへもアップします。
どうか前作のように、印刷して鋏を入れて折ってみてください。

PDFはこちら。(クリックして) 折り方はこちら

「御茶ノ水から」
中央線を降りてあなたは地下鉄で 御茶ノ水橋の上で目が合う

唇を指でなぞられ耳元できみが仕掛けるなぞなぞは何? ☆

夕闇はシフォンケーキのやわらかさ あなたのキスの口どけに似て ☆

この恋は赤信号と人の言う 青で出会ってしまった二人

指先をからめて心ほどきゆく梅雨の合間のくちなしの道 ☆

ニコライの鐘に降る雨さみどりに神田川へと集まってゆく☆

雨だれが私の髪をぬらすのにあなたの傘は何故か傾く

地下鉄の赤いラインが尾を引いてたそがれながら恋は続いた

もう一度足を拭かせてと頼みたい 貴方は私のイエス様でしょう

聖橋の上から二人で地下鉄の走るを見ていた 希望なんてない ☆

うつむいて「流れは逆にならないよ」その言葉だけで別れた黄昏

御茶ノ水駅雑踏にまぎれゆく洗いざらしの貴方のTシャツ

緑濃き季節になれば思い出すあのぬけがらの蝉はわたしと
(☆は「うたの日」に出した歌)

コンビニプリントは13日で終りました。60円ものお金をかけて出してくださった方が40人もいらっしゃいました。「うたの日」のお蔭とこの企画に乗ったことを感謝しています。

ここのPDFからは、家庭用プリンターでA4、無料です。このブログには置いておきますので、更新後はいつでも「折本」のカテゴリーから入って、印刷して下さい。そしてお気軽にコメント欄に感想を頂ければ幸せです。

今回はお盆休みも兼ねて、次の更新は16日の予定です。
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