2022/5/27

「読売歌壇掲載」河童とホタルブクロ  毎日歌壇他

新聞歌壇も「ウクライナ、ロシアの戦争」やカズワンの沈没など世の中のわさわさしたところを詠んだ歌が多く並ぶ週と、身近な暮らしの苦労や病気などの週が繰り返されている感があります。投稿する側もそれを交互に入れると思うけれどそううまく行き会うということも無いのでしょう。
読売歌壇はここ三年は年に一回くらいしか採られなくなっていました。そして今年は5月23日付の黒瀬珂瀾選で、ほぼ9か月ぶりに一首掲載されました。

夏近くホタルブクロに灯を入れて河童の帰る夜もあるらん  河野多香子 

喜んでベランダの花壇をみたら、ちようどホタルブクロの花がいくつか色づいてきたところでした。母の生前ヘルパーさんから貰った一鉢が増えて他の人にもおすそ分けしたりしています。

これは4/26日に出したものです。河童の歌はけっこう詠んできているのに、新聞にとられたのはこれが初めてでした。記録を見たら初句は「近く」とだしたので「近し」と選者の添削が入っていました。たしかに初句で現実の作者の場面、二句以後が想像の場面となるのもいいですね。有難いことだと思います。黒瀬様ありがとうございました。

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2022/4/15

「毎日歌壇」掲載  毎日歌壇他

コロナは一向に減らないし、戦争は停戦からほど遠いようで気持は滅入るけれど、四月は陽射しも明るく花が咲いてくれるのが楽しみです。冬の間今年は花が付かないのではと思っていたシンビジュウムが七本ぐらいどんどん花開いて、華やかに良い気分になりました。菫もフリージアもそれなりに咲くので、一時を夢心地にもなれました。

4月4日の毎日歌壇、米川千嘉子選で一首掲載されました。令和4年なので4並びのぞろ目です。震度四の地震が続いたりしたけれど、二ヶ月空いた新聞歌壇掲載はやっぱり明るいことですね。

卒業もオンラインなる夢の間に空虚に響く「サウンドオブサイレンス」   河野多香子

映画「卒業」は調べたら50年ぐらい前なので、若い人は知らないかもしれないです。でも私の友人たちは(それぞれ年はちがっても、まあ高齢なので)懐かしいと言ってくれました。むねがざわつく、という人が居たけどそれは私も分かります。この歌はその昔ではなくて九段を通ると現代の学生が見えたり、甥の娘がほぼオンラインでキャンパスにも行けずに卒業するという話を聞いたりした結果出来たものです。米川様ありがとうございました。
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2021/12/24

「毎日歌壇」掲載と年末のご挨拶  毎日歌壇他

今年最後の週の12月20日付「毎日歌壇」米川千嘉子選で一首掲載していただきました。

「いかけ屋」という語も消えた冬の日に大型アルマイトの鍋に穴あく   河野多香子

これは実話で、まだ数年しか使っていないお鍋にピンホールくらいの穴が開いて水がもれ、困ってしまいました。「鋳掛屋」と書くいかけ屋さんは昔は定期的に回ってきて(家が商売屋だったからか)金属の穴を塞いでくれたのです。そう言う人もいなくなり、街の金物屋さんもなくなってどうしようと思った歌なのです。(とりあえずアルミテープを貼りました)今年最後まで採用して下さってとても嬉しいです。米川様ありがとうございました。

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今年はあっという間に終って短い一年だったと誰もが言います。私もあれは去年だったか今年の初めだったかと分からなくなるのです。コロナの第五波は凄い勢いではじまりあっという間に終息したので、ワクチンも二回打って妙な安心感というか諦観のようなものがありました。いま次の波(オミクロンとか言う)がくるのかどうかと思いながらどこかたかを括っているところがあります。
主人の心臓と腎臓はよくもないけどそう悪くもないというところに留まっているので、私は付き合って無理のない暮らしをしたいけれど会社の社長代理は私のところに回って来るし家の中で奮闘するしかないです。

今年はカレンダーの最後が31日の金曜日なので、次回は一月一日に新年のあいさつとして、今回の更新を今年最後とさせていただきます。いつも読んでくださる方、ネット上の短歌のお友達(と私が勝手に思っているのですが)今年一年ありがとうございました。来年もよろしくおねがいいたします。m(__)m
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