2019/8/23

「毎日歌壇」掲載」  毎日歌壇他

八月の猛暑は東京では台風の影響はあっても、熱帯夜は治まらず、私は先日の結婚式で冷房病の様相を呈していました。都会のビル街の熱帯夜と言う物は経験した人でないと分らないと思います。郊外ではまだ戸建ての家もあり、夜には気温も下がって来るのでしょう。
でも高層ビルは太陽をいっぱいに吸い込み、夜にその熱を放射しても却って気温を上昇させるだけ、エアコンの排気で外はいつまでもむんむんしています。それが朝までも続くので、「朝の涼しいうち」などという日は殆ど無くなっています。こんな空気の街で「オリンピック」を開くなんて、信じられない思いでいっぱいです。

8月19日付「毎日歌壇」米川千嘉子選で、一首採って頂きました。

喜びも悲しみもみな水の中イトマキエイの翼かがやく    河野多香子

冷房病から、腰痛までぐったりとしていたので、夏にどこかへ行きたい気分もなく、水に入って泳ぎたい気分も無くなっていましたが、この歌は前に作って7/24の投稿でしたから、まだ少し涼しいころだったのかも。
水族館を見るのは好きで、春の能登の旅行時にも「能登島水族館」に行きましたが、イトマキエイはどこで見たのだったか・・・このごろ記憶がうろ覚えになって来ています。今は動物園でも水族館でも、一生を地球で暮らす我々も皆それでいいじゃないかと言うような気持を持ち始めています。あきらめかと言うとそうでは無いような、微妙な感じです。
暑さに参っている日々に、プレゼントを頂いたようです。米川さまありがとうございました。
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2019/6/21

「毎日歌壇」掲載」  毎日歌壇他

紫陽花の季節ではあるけれど、家の紫陽花は三四年咲かなくなり、ガクアジサイの「隅田の花火」だけが花は小さいなりに毎年よく咲くのです。四階のベランダなので難しいのか、でも何十年もやっている園芸経験からは植物はあちらまかせ、その花の咲きたいように咲いている気がします。猫も自分の気ままな所が猫の魅力だとなると、人間の中にも「ほっといてよ」と言う種類の人たちがいるのかなと思ったりします。

私は、自由も好きだし、人と触れ合うのも好きです。只困った事には何かに気が付くとそれに捉われて「ジンクス」のようになってしまう事があるのです。短歌の投稿をはじめて、葉書など自筆のものが採られることは殆どなく、ウェブ上のフォームから送ったものは採られると言うのがまるでジンクスのようにになってしまって、それを破ろうとときどき自筆の応募も続けているのですが、まだ成功していません。

六月11日付「毎日歌壇」米川千嘉子選で一首とっていただきました。

花水木はなびらでないと言われれば頬染めながら咲き終わりゆく   河野多香子

今年は米川先生も三ヶ月置きぐらいで、心もとなくなりますが、嬉しいことです。花水木は紫陽花と同じで花のようなのが「苞」真ん中の粒々が花なのだそうです。今は赤と言うよりピンク色の物が増えていますね。米川さまありがとうございます。
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2019/4/19

「読売歌壇」掲載  毎日歌壇他

四月に入っても寒暖の差は激しく、先々週の関東大雪には驚いたりしました。冬の敷き毛布や綿入りコートを片付けたいのに用心深くなっていたりします。今週やつとあたたかさもどり、桜は八重桜に移りながら木々の新芽が柔らかく覆い始めています。
いつも忙しい春先の洗濯やガラス磨きも、手の痛い今年は思う様には行きません。手洗いをする綿入りのコートも、まとめて洗濯機にぶち込んでしまいました。手入れの行き届かないベランダでは、フリージアの花が少なく、それなのにクリスマスローズと菫はぞこぞこと咲いています。

そんな思うに任せぬなかで4月9日付「読売歌壇」小池光選で一首掲載されました。

ひなあられ三粒を雀にやりにけり一粒ずつをくわえてゆきぬ      河野多香子

小池さんは二年ぶりくらいで、とても嬉しいです。猫が居なくなってから、ベランダにくる雀がどこかで貰ったパン屑を咥えてきてまるで家を食堂のようにしていたので、少し餌をやり始めていたのです。小池様ありがとうございます。
動物好きなのだけどあまりに多い雀はチュンチュクうるさいと息子が嫌がっていたのですが、このごろは慣れて面白がっています。猫は名前も憶えて、言葉もかなり理解するのに、雀はあまり懐きません。(猫のいた家だから仕方ないかも)お礼に雀に、クッキーでも粉にしてやります。

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