2020/3/13

「毎日歌壇」掲載」  毎日歌壇他

枯れそうだった桃の木が小さな蕾を付けて雨に光って、フリージアも寝そべった葉っぱの間から花芽をのばして膨らんできます。ベランダに今朝も雀が「エサ、エサ」と鳴きかわして部屋の中をのぞいているとああ日常だなあと思います。
何があっても「青い鳥」は家の中にいるんだろうか、と疑問に思ったり、まだコロナは家の中にいないからと納得したりしています。主人が家にいて嬉しいけれど、だんだん疲れが出て喧嘩しています。(たいてい私が怒っているのだけど)

3月9日付「毎日歌壇」米川千嘉子選で一首掲載されました。新聞は今年初めてです。

哀しみは裏のお瀬戸に捨てにゆく 喜びよ降れ病室の窓に   河野多香子

私にしては、そのまんまの歌ですが、女の先生は事情をご存じなので可哀そうに思ってくださったかなと思います。夢中で過ぎた二月の病院のこと、病人は作者のようにも読めますがそれでいいのでしょう。米川様ありがとうございます。

内の先生こと不識書院の中静さんも、三月初めに「ステント」の手術を無事終えられました。家の事があったので心配しましたが、手から一本だけカテーテルを入れて、二泊三日で退院、その五日後にあったときは平気な顔をしていたので安心しました。しばらく重いものを持ってはいけないというのに、本を持ったり(右手だったので)ものを書かなくちゃと忙しがっていました。
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2019/11/29

ジャンヌモローと「毎日歌壇」掲載  毎日歌壇他

11月25日の毎日歌壇」米川千嘉子選でまた取っていただきました。主人の検査入院で落ち着かない気持ちですが皆でインフルエンザにかかったり大変な日々です。その応援のようにとっていただくと力を貰えるような気がします。米川様ありがとうございます。

丸椅子にシャッポかぶって「つむじ風」歌う骨細ジャンヌモローよ   河野多香子

ジャンヌモローが亡くなってもう二年たったのかと、このところ名優の死はつづくからしかたないことと紛れて行ってしまうけれど、時間は過ぎ去っていきます。でも、映画とかドラマは画像として残り、若い時代はそのまま蘇ってくれるのです。

「つむじ風」はトリュフォーの映画「突然炎のごとく」(1962仏)の挿入歌でモロー自身がハスキーな声で歌っています。映画は「ジュールとジム」という原作の二人の男性が一人の女性を自分のものにできない悲しみとそれでも離れられない友情の機微を描いたものですが、ジャンヌモローの演じたカトリーヌという女性の自由でありたい姿が女性の共感を得たのではないかと思います。日本公開後私は大学生の時見たと思うけど、今のフェミニズムというか、こういう女性って素敵、わかる、と思ったものです。いまでも、画面の一部はユーチューブで見ることができます。
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2019/11/22

「毎日歌壇」掲載」  毎日歌壇他

このところ、来年の講座の「新年会」など計画しながら今年を振り返ると(まだ早いのだけど)春の能登の旅行は「金婚式」だけにハイライトだったし、良い旅ができたなと思います。まだ二人で行きたいところはいくつかあるので、来年そういう時間が持てますようにと祈るばかりです。(友人と女子会的な旅もしたいのだけどしばらくは主人の付き添いでしょう)

11月12日付「毎日歌壇」米川千嘉子選でとっていただきました。前の掲載から二週間でしたのでびっくりしました。

神宮の公孫樹はなにを思うだろう今年の台風来年のマラソン    河野多香子

この週の掲載歌は台風の風水害の歌が多く、さすがに今年のひどかったことを物語っています。私は東京オリンピックに反対だっけど、こんなことも起きるのかとあきれ返っています。まあ家の前の靖国通り耐熱対策の工事をやってくれたから、マラソン走らなくてもいいけれど。私の斜めから見るような時事詠を取ってくださる米川様、ありがとうございます。

11月18日にまた「毎日歌壇」伊藤一彦選で掲載されました。

消し忘れ家に帰れば猫だけがテレビの動物番組見ている    河野多香子

いつもの猫歌ですが、伊藤さんは去年の5月以来なので、これもびっくりです。小太郎よりもウメちゃんのほうがテレビは好きだったな、などと思い出します。結構猫好きな伊藤様、ありがとうございます。
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