2013/1/17

僧兵出現!  神社仏閣/教会

 昼下がりの日差しのなか、根本中堂への坂を下りる。波形の手すりが影を落として、なぜか憂いとかノスタルジーを感じさせる光景に、カメラを取り出す。
 下に見える建物が「根本中堂」。延暦寺の総本堂だ。

クリックすると元のサイズで表示します

 あっ! 悪戯心を起こしたH氏が足を! いらんいらん!

クリックすると元のサイズで表示します

 あっ! 自分の影をいれてしもた!

クリックすると元のサイズで表示します

 今度は下から。う〜ん、なんか面白うないのう〜。

クリックすると元のサイズで表示します

 やっぱり斜めは見にくい。
 
クリックすると元のサイズで表示します

 そうこう言ううちに、根本中堂に到着。

クリックすると元のサイズで表示します

 お守りも買っとこうということで、寒さ除けの窓が閉まった受付で「すみません〜」と声をかけた。

 のっそりと顔を出だされたのは、坊主頭の上、用心棒のような大男だった。まあ、お寺で坊主頭は常識だが、どちらかといえばお坊さんは華奢なイメージだ。それが偏見だというのは承知の上だが、ガタイのいい、コワモテな風貌は「お坊さん」というよりは、別の職業のお方のようにも思える。

 いや、まてよ!

 ここは比叡山延暦寺だ。古より僧兵で有名な場所である。「鶴喜そば」のオリジナル包装紙にも、たしか僧兵が描いてあった。ガタイのいいお坊さんが籍をおくというのは、平安の昔から(もしかするともっと前から)延暦寺の伝統なのかもしれない。

 その伝統にふさわしい方が採用され、総本堂の受付にいらしても、おかしくはない。
 そのとき私はお守り購入に神経を集中していたので気づかなかったが、あとでH氏がこっそり教えてくれたところによると、僧兵氏は、アディタスのジャージを着用されていたそうだ。

 靴を脱ぎ回廊から入って、相変わらず荘厳で厳粛な本堂で薬師如来様にお参りし、子どもたちのお習字が張り巡らされた回廊に出る。根本中堂を出て、すのこの脇に脱いだ靴を履こうとした。ふと前を見ると、受付の扉の前に、でかい靴が揃えられていた。

 シルバーのラインが入ったアディタスだ! 

 現代の僧兵はアディタスがお好きなのか?

 彼なら、大河ドラマ『平清盛』で、僧兵エキストラに抜擢されてもまったく遜色はない。「うおおお〜」と叫びながら、腹筋善之助演じる天台座主・明雲をとりまいても違和感無く溶け込めそうだ。
2



トラックバックURL

トラックバック一覧とは、この記事にリンクしている関連ページの一覧です。あなたの記事をここに掲載したいときは、「記事を投稿してこのページにお知らせする」ボタンを押して記事を投稿するか(AutoPageを持っている方のみ)、記事の投稿のときに上のトラックバックURLを送信して投稿してください。
→トラックバックのより詳しい説明へ



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ