2014/2/14

四天王寺でシリキレトンボ  神社仏閣/教会

 南鐘堂。正式名は「鯨鐘楼」というらしい。この鐘は、「秋の幽寂の響き」を伝えている、と言われている。

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 聖徳太子の引入浄土の御誓願により鐘楼からの響きは、 はるか極楽浄土に通じるといわれている。そのため、春秋の彼岸会、盂蘭盆会、大師会などは、特に鐘を撞いて先祖供養をする人々が跡を絶たないそうだ。

 とても気さくに話しかけてくださる受付のおばさんが、どうぞ鐘をついてみて、とおっしゃるので、引き鐘を撞いてみた。鐘は外からは見えず、ぶらさがった綱を下に引っぱると、なんとも寂しげな音がする。これって、形態も音色も、京都の六道珍皇寺の鐘にそっくり。

 受付のおばさまが
「南大門を出てまっすぐ行くと、庚申さんがあるし、ぜひ寄ってお参りして。病気によく効くから」と教えてくれる。帰りはJR天王寺から帰るつもりだったので、ちらと立ち寄ってみよう。

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 その南大門の前には、熊野権現! 実はこの1週間ほど後、伏見稲荷大社に行ったが、ここも熊野権現とは大変ゆかりのある神社だった。もしかして熊野権現に呼ばれている??

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 でも南大門から出ずに、大急ぎで西へダッシュ! いまから拝観料を払って入れないので、スキマからチラ見のみ。

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 中心伽藍の入口の真後ろには、本日一番の目的地である「西大門」が。

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 とにかく先の戦争でほぼ燃えているので、建物はたいがいが新しく、それどころか建設中のものも(汗) だから重要物件なのに、甚だしく重みには欠ける。これは門の内側から見たところ↑

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 門の外に出ました。振り返っての一枚↑

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 門の外から、参道と石の鳥居を見る。鎌倉時代にできた鳥居らしい。ただし、当時のものは柱のみ。

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 もっとビルが建て込んでいるかと思ったけれど、なんとか道の向こうまでは見えそう。

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 お寺に鳥居があるのは、やはり神仏習合のなごり。扁額には、「釈迦如来、転法輪処、当極楽土、東門中心」とある。鳥居は神で、扁額は仏。

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「釈迦如来が仏法を説いている場所で、ここが極楽の入口(東門)である」との意味だとか。鳥居の先は以前は海だったそうで、西の海に沈む夕陽を拝して極楽往生を念じる聖地だったらしい。西の海はそのまま極楽浄土を表していたのだ。つまり、この鳥居は極楽浄土からみると「東門」にあたるわけだ。

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 念願の西大門と石の鳥居が見られたので、外側から南大門まで戻る。実は南大門が正門にあたる。五重塔の先が、南大門のチョンマゲのように見える。

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 「また来いよな!」と言っているような仁王像に、「うん、またな」と答える。

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 無計画に来てしまい、中心伽藍をすっぽり見逃した四天王寺から、楽観的かつ甘い予測で帰途につくと、やはり駅までの距離は予想以上に長く、天王寺から大阪駅までは、それ以上に想定外に時間がかかり、予定を1時間オーバーして家にたどり着いたのでした。
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