2012/5/16

雨の東寺 外堀篇  神社仏閣/教会

 京都駅からおよそ10分あまり歩き、近鉄東寺駅近くのリーズナブルなお店で定食を食べることからスタート。戦ならぬ参拝の前の腹ごしらえだ。これは大正解だった。

 なぜならじっくり3時間を、東寺に費やしたからだ。無料で見られるあれこれもあったし、授与品ならびにお土産ものもじっくり「鑑賞」した上、3館共通券1300円分もおつりが出るくらい見せていただいた。もっとも知識不足、勉強不足なのが悔やまれる。東寺については予習していったが、肝心の密教や仏教知識が東寺の展示に追いつけなかったのだ。残念。

 今回は、初めて九条通に面した南大門より入場する。立派な門だ。威風堂々としている。
 東寺は真言宗の総本山、密教の根本道場だし、平安遷都に伴い国家鎮護のために建立された国立の寺院だ。威風堂々、さもありなん。

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 「東寺」の石碑↓

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 「東寺」の提灯↓

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 獅子の意匠↓

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 鬼瓦。↓

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 国家鎮護というからには、都の外からやってくる邪悪なものたちを追い払わねばならない。鬼瓦の数も多く、大きく、迫力だってかなりのものだ。

 それまでも傘は必要だったけれど、南大門から入門するなり、急に篠つく雨。
 金堂の外観に圧倒される。(後に内部の仏像さまたち、および空気感の荘厳さと雄大さにも圧倒される)

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 雨は、このひとたちのシワザか? 阿吽の龍たち。
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 ズームをかけると、雨脚がナチュラルなソフトフォーカスになる(笑)
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 講堂も重厚で、建物を見ているだけで心が和む。(そしてこの中には、私の女心を刺激するお方が!)
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 ここでも睨みを利かす方が。でもちょっとユーモラス。
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 このあと雨の中、どんどん枝葉末節な方向へいってしまう私たちだったが、それはまた、次の機会に。
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2012/5/15

雨の東寺へ  神社仏閣/教会

いや〜、ハニワ皇帝、一瞬えらくブレイクしてましたね。関西方面では、テレビデビューまでされていたし。Kちゃんに「ハニワ皇帝知ってる?」と聞いたら、「テレビに出てた。すぐ怒って怒鳴る着ぐるみやろ」。テレビの切り取り方、学習館サイドの意図とは、ちと違うかも(汗) インパクトは大だけどね。

 今日は読書会友達と、雨の東寺へ。春の特別拝観期間なので、宝物館、五重の塔の初層、観智院に拝観できる。

 東寺は初めてではないが、何回来てもいいお寺だと思う。

 なんとかしてお金を落としてもらおうと奮闘努力して、あらゆるお土産物を開発されているが、不思議にガメツさやセコさは感じない。逆に「さすが弘法大師空海が託され造営した寺、天衣無縫、自由自在!」とか思ってしまう。いつの日か私も、弘法大師がプリントされた「同行二人Tシャツ」とか買ってしまいそうだ。

 前回、私のツボだったお守りシリーズも健在で、「トラウマ封じ」お守りとか、「ちばてつや」や「ゆず」にあやかれそうな「あしたてんきになあれ」お守りとか、「なにかいいことありますように」という故・河島英五に捧げたいようなお守りまであった。

 というような、メインストリートからはずれた場所にさえ、弘法大師のスピリットを感じるお寺なのだが、続きは明日また。



 ツツジ落ち 色鮮やかな タジン鍋
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2012/5/14

ハニワ皇帝  キャラクター

 新聞紙上では、ときたまヒットをとばす3面のコラム記事が好きだ。肩のチカラが抜けきった内容で、ごくごく短い文章なのに、ラストはきっちり落とす。暗くなりがちな紙面に、ほんのりと照らされた一隅である。

 そしてもう本当に、ずいぶん長い間私の中では振るわなかった朝日新聞の「青鉛筆」ではあるが、今日やっと久々のホームランを目にした。誇張でなく「カキーン」という金属バットの幻聴を耳にしたくらいだ。

 大阪府八尾市立しおんじやま古墳学習館の新しいキャラクター、「ハニワこうてい(皇帝)」の紹介記事だ。 皇帝の基本設定は、「古墳が放置されたことを恨み、ハニワ帝国をつくってハニワ国民を増やし、世界征服の野望を持っている」というらしいが、このあたりはちょっとユルいかも。って、シチュエーションはパクリやし。

 しかし「ゆるキャラ」ではない。なにしろ「皇帝」なので、デーモン小暮閣下のように、態度もしゃべりも上から目線だ。ゆるくない、というか、学習館サイドのコンセプトとしては「コワいキャラ」らしい。今年の四月よりデビュー、もとい、降臨された。

 スタンプもステッカーも作ってある。もちろん着用する着ぐるみも。

 ふつう、着ぐるみのキャラクターは動き重視なので、しゃべりはない。キャラクターが発声するのは、2次元の画面上がせいぜいだろう。

 ところが学習館は、ちがう。畏れ多くも皇帝おんみずから、小学生の見学者を案内し説明する。これはなかなかに珍しいと思う。中の人は必死のパッチだろうけど(笑)

 しかも新聞のコラムによれば
「ちゃんと覚えて帰れ」と完全に上から目線。子どもたちにまとわりつかれると「うるさい!」と怒声も。 

 新しい! 

 見学のラストはたぶん「質問コーナー」になると思うのだが、どうも「皇帝の中に入っている人は誰?」という声がスタッフブログの感触では多いみたい。学習したことより、そっちかよ〜!?なんて、堅いことは言いっこなしだ。ノリのいい団体は、記念撮影もされている。
 
 皇帝デビューのときなんか、その学校の教頭先生の声に似ているから、「先生がはいってるんや!」「ちがうわ!」という掛け合いもあったとかで、なんだか微笑ましい(笑)
 
 大阪の八尾市にて、マニアックな古代史ファン、およびハニワマニアのちびっ子が増えることを期待しつつ。
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2012/5/13

自転車ヘルメットについての考察  

 自転車で走るには絶好のシーズンだ。本格的な自転車乗りファッションで、ツイ〜ッと走り去る人のヘルメットは、ずーっと「なんか不気味だなあ」と思っていた。あのスリットがイッパイ入って、頭が蒸れないようになっているヤツだ。でも、なぜ不気味だと思っていたのか? 長年自分でもナゾだった。

 ところが本日、そのナゾの答えが、突如天啓のように降りてきたのだ。白日の下に解き明かされたその答えとは!




 「妖怪人間ベム」に登場する妖怪人間たちの頭と、自転車のヘルメットがそっくりだから!



 こうして長年のナゾが氷解した。なんだかホッとした。心も軽い。軽いついでに「妖怪人間ベム」について調べると、なかなかに活躍なさっていることを知る。

 たとえばO157予防啓発ポスターに登場だ。まさかこんなところに出没されていたとは→http://www.waw.ne.jp/dr/kiotsu/poster.html

 また、ケンミンの焼きビーフンのCMキャラにも起用されていたらしい。「はやく焼きビーフンたべた〜い!!」と待ちきれず妖怪姿に変身するという設定だとか。しかし、これは安直なつくりなので見ない方がいいかも・・・です。


 

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2012/5/12

懇談会  学校

 Kちゃんの、3年生になって最初のクラス懇談があったので、学校へ。

 今回Kちゃんのクラス担任は現代文(国語)の男性教師。今私が珍しく読書にのめり込んだ本屋大賞受賞作、『舟を編む』の主人公?馬締(まじめ)くんを彷彿とさせる方で、ときたま自分の世界にふと耽溺してしまうタイプにみえた。

 なにげなく気分にムラがある。訥々と話し始めたかと思うと、突如熱を帯びて語り始め、ひとくさり語り尽くすと、沈黙が落ち、保護者にレスポンスを求めても沈黙が続くので、仕方なくまた語り始め、それがいつしか熱を帯び・・・という循環は、不思議に面白かった。やや不器用ながら、いい先生ではあるのだ。

 先生を観察していると、大変楽しい。帰宅後、Kちゃんに報告すると、「そやねん! 観察してたら、ものすご面白いんやけどな、あの面白さを説明するのは難しいねんなー」。
 続けて、「こないだなんか、授業してて『そういえば僕は最近泣いていませんねえ。いつから泣いてなかったかな・・・あ、奥さんはよく泣かすんですけどねえ』って、いってはった。あかんやろ、それ!って、思たけど」
 たしかに。けど、もしかして、持ちネタ?

 でも、相手をおもわず引き込む熱意は感じる。進路や受験方法についての貴重なサジェッションももらった。いろんな意味で、行ってよかった。
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2012/5/11

まめな日々  家事・畑仕事

 5月になり、家の仕事が一気に忙しくなってきた。

 雨後のタケノコのように一晩で伸びる雑草取り。これは果てなくキリないので、一角ずつ崩して行くしか無い。直後はすっきりした地面を見てうれしいが、あっというまに元の木阿弥だ。人生のむなしさを感じる仕事である。

 同様に一日で2〜3センチ伸びるハウスのアスパラガスは、ときどきH氏の箸休めになる。僅かながら実るハウスのイチゴは、Kちゃんのお弁当にたまに入る。ハウスはたとえ大雨でも水やりが必須。お天気なら一足先に灼熱の空気を味わっている。

 ネギの畝はネギ坊主になってしまったので、最近のお味噌汁などの薬味はもっぱら山椒の葉っぱだ。山椒の葉の新しく柔らかい所を確認しつつ摘んで行く。刺があるので注意が必要。「葉っぱを摘む」という収穫作業は、いたく退屈なので、「茶摘み歌」というものが発明された必然性を思い知る。なるほど歌でも歌わんとやっとれんやろ。

 現在の旬はさやえんどうだ。鞘ごと食べる豆だ。筋を取るのが面倒だが、これがなかなか芸達者で、煮物、天ぷら、炒め物、サラダとレパートリーは広い。だから毎日食べても食べ飽きない。食費を浮かせたいわが家には、持ってこいの食材だ。

 毎朝30分以上は畑でサヤエンドウの収穫に費やす。これは緑の茎・葉・蔓の中で緑の実を探す作業なので、単純ではない。おまけにサヤエンドウは厚みがある蔓をつくっているので、外側のサヤエンドウカーテンをかき分け中をのぞいて行かないといけない。作業としては複雑で面白い。

 ここんところ大きなボウルにこんもりするほどの大収穫なので、新鮮なうちにと、あちこちに配って歩いている。

 ご希望の方がいらっしゃったら、遠慮なくどうぞ(コメント欄へご連絡を。ただし先着順)。「マメ狩り」をしたい、という方は、さらに歓迎だったりしますので(笑) ハサミと容れ物の貸出し付き。もちろん無料ですから。

 ただし、勝負はあと1週間くらいか。期間限定の旬野菜を余すことなく食べ尽くし、利用し尽くす所存のわが家だ。

   ぶらぶらと 人待ち顔に 鞘の豆
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2012/5/10

不退転の決意(笑)  ファミリー

 受験生のKちゃんは、あれこれと準備を進めているらしく、学校や塾の先生などに進路指導を仰いでいる。地道に勉強はしているが、大多数の人類同様、覚えたことが時間の経過とともに蒸発する体質は如何ともしがたいのが辛い所だ。現時点では目標の大学までの道のりは、なかなかに厳しそうだ。

 しかし彼女のことだから、最後までたゆまぬ努力をし、あきらめず勝負をかけるだろう。全力で努力するのが好き、という体質でもあるのだ。

 先日、彼女がある人に相談したところ、「受験は何があるかわからないので、浪人する気がないなら、滑り止めに短期大学も視野に入れておいた方がいい」と言われたらしい。

 Kちゃんの体質はオッサンだ。それは彼女には受け入れがたい提案だった。彼女はオトナなので、その場では口にしなかったが、帰宅して私にここまで話した後、宣言した。

「大学全部あかんかったら、漁師か木こりになるわー!」

 漁師か、木こり! それはまた、なんと極端な〜(笑) 

 大自然の中でスペシャルハードにカラダを使って仕事をする。いや、机上の学問とかアカデミックな場とかより、ある意味、彼女には向いているかもしれないけどね。少なくともOLよりは向いている。

 しかし彼女が大学生になったらぜひ来てほしいと、すでにバイトの口がキープ済みだ。先生をして「おまえは来年の進路は心配やけど、4年後の進路は安心や」といわしめる人なのだ。とりあえず、夏休みまでの目標をクリアしていこう。大丈夫、漁師にもきこりにもならないから。
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2012/5/9

ハートな気分・続  音楽

 ハートな気分なら、まっすぐ前へ。次のステップとしては、やはり広上先生ご本人に、お会いしなければね。

 好都合なことに、先生は京都交響楽団の常任指揮者だ。京響の上演スケジュールをチェックすれば、きっとお会いできるはず。

 とはいえ夜の部は無理なので、昼間のコンサートでなくちゃ。調べてみたらラッキーなことに、来月の昼間にお子様向けクラシックコンサートがちゃんとあるじゃないですか〜♪ いいんです、子ども向けでも。時間帯もお値段も、もしかしたら内容も、私向けかも。

 子ども向けだって、なめちゃいけない。NHKの子ども番組がどれほどクオリティが高いか。子ども向けの舞台芸術が、どれほどアイディアや工夫に溢れているか。子どもがどんなにコワい客かは、子ども向けを企画する人なら、存分に知っているはず。

 それはともかく。ものすごく遠目からだけど、ライブで広上先生が見られると思うと、テンションが〜(笑) もちろんチケットは、ネット予約済みですよ〜ん!
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2012/5/8

それは意表をつきすぎ!  テレビ/ラジオ

 NHKの『クローズアップ現代』をみていたら、先日の竜巻話題だった。

 専門家の先生をお呼びし、インタビューを開始する国谷キャスター。「今回のこの竜巻に関して、先生はどのようにお考えでしょうか?」

 突如脚光を浴びてしまった先生は、もしかしたら舞い上がってしまったのかもしれない。

「ひとことで申しますと」

 おお、まずは結論からということなのね、と固唾を呑んで先生の言葉を待った。

「びっくりしました」

 ・・・・・・もしもし、センセイ!?

 いや〜、久々「ずっこける」という言葉を思い出しましたよ! しかし、ずっこけたのは視聴者だけだったようで、さすがは国谷さん、沈着冷静に対応された。

「どのようなところに驚かれたのでしょうか?」

 実はその後も、この先生のあれこれには、H氏とツッコミどころ山積だったのだが、それは省略する。

 帰宅したKちゃんに、この話をしたら「番組終了後は大反省大会やな」。

 ともかくも、私は先生(の発言)に「びっくりしました」。
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2012/5/7

ハートな気分。  音楽

 先日テレビで見た指揮者・広上淳一先生のプロフィールをもう少し知りたくなり、調べてみた。

 輝かしい才能と人間的な魅力に溢れる先生の人生は、意外なことに挫折続きだったらしい。
 凹んで、折れて、袋小路に行き当たって。その都度、音楽への愛を杖にして必死で立ち上がられた。

 2008年のAsahi.com(朝日新聞)の記事では、こんな見出しが。

〜指揮者・広上淳一、米コロンバス響辞任「音楽への愛はお金には代えられぬ」〜

 記事を読んで泣きそうになる。

 この記事によると、彼は、米コロンバス交響楽団の音楽監督の職を任期半ばで辞任したのだ。理由は、労使交渉に入った楽団員の側について、人員および給与削減を言い渡した理事会と対立、最終的にその責任をとったためである。きちんと和解を見届けてから辞表を提出したのだ。

 そのときの彼の言葉。

「精いっぱいカッコつけたけど、本当は打ちのめされている」。そう無念の思いを語るも、「音楽を愛する心は決してお金に代えられるものではない」と希望を口調ににじませた。
 (略)「本音を言うと、楽団員が権利ばかり主張する時代じゃないとも感じていた。でも、一緒に美しい音楽を奏でていこうと約束した彼らに、背を向けることはできなかった」


 ものすごく不器用なのだ。誠実で、ロマンチストで、美しき敗者。まるでどこか新選組みたい。

 オハイオ州の州都コロンバスで初めて客演したのは05年。楽団員たちの圧倒的な支持を得て翌年、第7代音楽監督に就任した。その証しとも言えるCDが今月、リリースされた。落ちついたテンポで、しかし熱狂的なクライマックスを紡ぐチャイコフスキーの交響曲第5番。ライブ録音の前日に父の訃報(ふほう)が届いたが、帰国せず舞台に立った。結果としてこの1枚は、決別と門出の象徴となった。

 それ以前にも挫折はあった。
 キリル・コンドラシン国際指揮者コンクールで優勝した80年代、同世代の大野和士らとともに国際舞台へと飛躍したが、01年に各国の楽団での要職を返上、1年近くの休養に入る。

 「挫折のたび、僕の仕事はみんながいないと成立しないんだ、とかみしめた。そうして目の前にいる音楽家、ひとりひとりを大切にするところから再出発してきた」

 現在は京都市交響楽団の常任指揮者、および母校である東京音楽大学教授の任にある。「失敗してボロボロになって、それでも腐らず音楽をやってる姿を、胸を張って学生たちに見せたい」


 カッコ良すぎです、広上先生! ズギューンときてしまいます。

 そういえば小沢征爾さんも若い頃、成績は優秀だったのに桐朋学園大学を(吉田秀和先生の話ではどうも)斎藤秀雄先生の横槍(!!)で卒業できず留年の憂き目にあったし、その後病気で長期療養しなければならず、腐りまくってサイテーな日々を送られていたっけ。

 要するに、自分では防ぎようもない運命の悪戯で転んでしまうこともあるから、転んだ後にどう自分をフォローできるか、どう新規巻き直しを図れるか、というのが人生の肝なのだろう。

 思い返せば、どういう風に成功するかより、どういう風に人生の危機を乗り越えられるかが、子育ての主眼だったような気がする。というか、「成功」とか、考えたことなかったな(のんき〜笑)

 あかん、広上先生、めっちゃタイプかもー(笑)
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2012/5/6

こわいもの  

 地震、雷、火事、おやじ。昔から言われている「こわいもの四天王」だ。

 昨年はこれに「津波」が加わった。それに「原発」や「放射能」も。そして今日は「竜巻」が参入したはずだ。

 テレビでニュースをみて驚愕した。ここはカンザスか・・・?というような巨大な渦巻きが移動している。まさかこんなものを日本で見る時がくるとは思わなかった。

 この天変地異の凄まじさは、一体どうしたことだろう。かたや、人災の事故だって多発・拡散している。シェイクスピアの戯曲に『世界のタガがはずれてしまった!』というセリフがある。まさにタガがはずれたかような有様に、愕然とする。


 先日Kちゃんから聞いた話。

 彼女がふと真夜中に目覚めたら、姿見の前に大きなペンギンのぬいぐるみがある。うちには、そんなぬいぐるみは、ない。

 「あれ?なんか寝ぼけてる?夢見てる?」と思っていると、いきなり目の前にそのぬいぐるみ!?が出現した。

 きゃ〜〜〜!!(オバケ!??)

 とココロの中で絶叫して布団をかぶったそうだ。

 それ以来、彼女はペンギンが苦手だそうだ。ホンモノも、ぬいぐるみもね。

 しかしまあ、「バケて出る」に事欠いても、ペンギンのぬいぐるみって・・・ 。
 「友達に話しても、『またまた〜(話つくって〜笑)』と信じてもらえへんねん」らしい。そりゃそうだろう。「本当にあったコワい話」と信じるにしても、私は爆笑してしまいましたよ。

 ホラーな出来事でさえ、「笑い」になってしまうKちゃんて一体・・・。
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2012/5/5

閻魔大王の金印  神社仏閣/教会

 3月末、真如堂に行ったとき、購入した授与品のことを書き落としていた。えらいものがあったのだ。

 それは「閻魔大王の金印」!

 晴明が死んだとき、不動明王が閻魔大王の宮殿に行き、「この者は寿命が来て死んだのではない。横死(不慮の死)であるから再び娑婆(しゃば)へ返してほしい。」と頼みました。
閻魔大王は承知して晴明に、「これは私の秘印で、現世では横死から救い、来世では往生がかなうものである。この印はお前一人のために渡すのではないから、娑婆に持ち帰ったら、この印を施して人々を導け。」と言いました。 晴明がこれを受け取るとたちまち蘇生して、懐中を見るとこの金印がありました。

 晴明はこの後、八十五歳まで生き、生涯この印を人々に施し、死後に不道明王と蘇生の印は、真如堂に納められました。このいきさつが【閻魔大王蘇生金印傳】に書かれています。

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この不思議な金印は、「決定往生の秘印」といわれる。これを押した印紋は、授与所にて購入できる。宝珠のシルエットに五芒星が彫られている簡単なデザイン。
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この印紋を生きている人が持っていると不慮の死をまぬがれ、お棺にいれると必ず極楽往生できるらしい。
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 たぶん500円くらいだったのでは。こんな不思議なものは、買っとかなくちゃね!
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2012/5/4

喝!入りました。  テレビ/ラジオ

 ぬるい毎日を送っている私にとって、ぼこぼこになるような、恐ろしい番組を見た。NHKの再放送、

『心を鍛える音楽道場 〜指揮者・広上淳一と弟子たち〜』
         総合テレビ 5月4日(金・祝)前10:05〜10:48

 内容はこんなのです↓「NHKブログ」より引用

 1振りでオーケストラを動かし、極上の音楽に仕上げる指揮者。指揮者は何を見て、何を感じ、どうオーケストラをまとめ上げるのか? 今、東京音楽大学の指揮科が、ユニークな指揮者養成カリキュラムで注目されている。指導するのは、世界の舞台で活躍する広上淳一さん。広上さんが何より重視するのは、指揮者本人の「人間力」。学生に実際のオケを指揮させる“合同レッスン”では、「どんな音楽にしたいのか」「指揮とは何か」を徹底的に考えさせる。番組では、世界のマエストロと若き指揮者との真剣勝負の現場を密着する。

 広上先生の第1期生で、現在は名古屋フィルの若き指揮者・川瀬 賢太郎さんは、音大生の頃、いつも追いつめられて、逃げ出したいくらいの崖っぷちに立っていたらしい。
 印象に残っている先生の言葉は、「クリティカルでなくクリエイティブに」、「オケには興奮させるけど、自分はクールダウンしていなくちゃ」。

 そして広上先生がアツく語るのは、
「指揮者に必要なことは何よりも人間力。それに(指揮で音楽性を伝えることができる)コミュニケーション力。
 プロフェッショナルな演奏家たちを音楽的に納得させ、魅了するような、ものすごい力が指揮者には必要。それだけの力を出すには、指揮台の上では自分をすべてさらけ出すことになる。
 自分の心と常に対峙し続けることが大切。失敗を恐れちゃ前に進めない。とにかく動く。敵はいつも自分の中にいる。」などなど。 

 生徒はいつも、ギリギリの場所に立たされ、追いつめられる毎日だ。日々成長し、変化することを求められる授業。命を削るような渾身のエネルギー、自分だけの豊かなオリジナリティ、自分の全てを捧げるほどの音楽への愛。生徒たちからそれらを引き出すべく、先生は、満面の笑顔だけど、厳しい言葉で矢継ぎ早に質問を放ち、生徒を追いつめ続ける。

 生徒を指導するのは先生だけではない。現役でプロのオケにいる、それも一流の演奏家の耳の痛くなるような講評も聞かなくてはならない。広上先生にふられた百戦錬磨のバイオリニストは、穏やかな口調で、うなだれる生徒に言うのだ。

「広上先生はやさしいから、いろんなことを言ってくれるけど、プロのオケはみんなニコニコしながら黙っているよ。何も言ってもらえない。プロはここより100倍厳しい世界なんだよ」

 褒められることは、まずもってない。そんな逃げ出したいような場所にいられるのは、「とにかく音楽が好き!」という一点のみ。
 
 こんなに過酷な授業なのは、指揮者という仕事に求められるものが、最終的には「技術」ではないからだ。それは「自分自身を100%生きる」ことを目指しているように見えた。

 生徒たちは卒業課題のヒントを得ようと、京都で広上先生の指揮をむさぼるように凝視する。彼らの視線の先にあるものを見て、全身全霊、という言葉を実感した。自分の全てを投げ出して音楽に変換する。先生の指揮ぶりは、まるで音楽そのもの、と学生が言っていたように、広上先生の指揮はブリリアントで、一気にもっていかれるくらい魅力的だった。

 いや、彼は普段だって、ものすごくブリリアントで魅力的なのだ。なぜなら言葉も物腰も表情も、どきどきするくらい「生きている」人だから。逆にいえば、全身全霊で生きないと、指揮なんてできないのかも、とすら思う。

 それにしても彼らは、なんて過酷な道を歩むのだろう。「自分探し」とか「自分磨き」なんて言葉がちゃんちゃら可笑しいくらい、修行僧のように、見たくない弱くてどうしようもない自分を、真正面から見つめ続けなければならないのだ。その上、そこから常に1ミリでも前に進まなくてはいけない。立ち止まることは許されない厳しい世界だった。きっとそれが真実、「生きる」ということなんだろうなあ。
 
 でも「100%燃焼して生きる」という世界は、凡人が決して知り得ないブリリアントに満ちているのだろうな、きっと。
 
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2012/5/3

本日も蟄居  テレビ/ラジオ

 世間ではGWだというのに、買い物にすら行かず、テレビをみたり、こまごました家事をしたり。もちろん人ごみにわざわざ出かけなくて済むよう、計画的に蟄居生活をしているのである。

 テレビを見たのは『カーネーション』の総集編だ。

 糸子が百貨店の制服見本を着用して支配人に会いに行くところ、好きだなあ。で、支配人の指示に応じて、いろんなポーズをするところ。糸子が一生懸命、高い小さめの可愛らしい猫かぶり声で「いらっしゃいませ〜」と言っているのとか、大好き♪ 國村隼さんの百貨店支配人も、サイコー♪♪
 あ、その前に、お父ちゃんの小林薫さんが糸子に「それ、おまえ着ていけ。そっちの方が話が早い、それに、おもろい」っていうとこも♪♪♪

 総集編だからしょうがないけど、ほんとにちょきちょきカットされてて、「あ、この次のあのセリフ聞きたかった!」「あのリアクション見たかった!」というのも、当然ない方が多い。

 小原家といえば「だんじり祭」だけど、クリスマスの場面も何度も出てきた。風物詩としてのクリスマスの流れが見られ、個人的には、それがとてもよかった。糸子が初めてクリスマスケーキを買ったとき、お店ではなく、路上だった。台に白い布をかぶせ、そこに銀の飾りを波状につけてある。台の上には、四角い箱に入ったクリスマスケーキが積み上げられていた。当時はまだまだ高級品だったんだろうな。お父ちゃんにぐっちゃりされた、切ないクリスマスケーキになっちゃったけど。

 『カーネーション』が終了して、まだ1ヶ月しか経ってないのに、ずいぶんな月日が流れたような気がする。関西では現在も、木曜日に一週間分の『カーネーション』を25分に圧縮していて、それも見てるのにね。

 余談だけど、H氏の職場に「キタムラタツオ」がいる、という話をきき、爆笑してしまった。

 私が好きな北村VS糸子のシーンは、ある年のだんじり祭に、意を決して糸子に告白しようとする北村が、結局言いそびれて、糸子の気持ちを聞くかわりに、絹がまがいものかどうかを調べる方法を糸子に訊くシーン。それも北村が、ニセの絹をつかまされたことがわかったオチでの、ふたりの雰囲気があまりに可笑しく切なく、ココロのヒダの奥深くに染込むなんともいえない心温まる(!?)シーン。あれ、もう一回観たいなあ!
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2012/5/2

女子ファイト!  季節

 GWの狭間の平日。でも一日中篠つく雨で、昨日までとは打って変わって肌寒く、夏糸ながらセーターを着た。なにをするともなくぼんやりと過ごして。

 今日したコトは、

 学費引き落としに備えての普通預金の調整と連休中の資金の引き出しに銀行へ行ったこと。

 水曜日ポイント5倍のスーパー○善へ行き、連休中の食品の買いだめをしたこと。

 『平清盛』での藤原頼長の男色ぶりに触発され、一体平安時代の男色事情はどうなっているんだろう?と調査したこと。

 いやー、これは面白かったですね。同じ思いの方は大勢いらしゃるようで、すでに2ちゃんねるで頼長スレッド立ってました(汗) 他にもあっさりと出るわでるわ・・・  

 丁度白河院の時代くらいから、一気に男色(バイセクシャルな意味での)が大流行していたなんて。それが政治的な意味合いも帯びており、力関係にも及んでいたなんて。まさに色と(出世)欲。

 おまけに頼長さん、『台記』という日記も残しており、こと細かに、あんなことやこんなことを書き残しているなんて。
 うーん、大河ドラマ『平清盛』を機に、色めき立った腐女子をターゲットにして『台記』のBL部分が翻案されたり漫画化されたりっていうのも、ありえるかも(笑)
 なんといっても頼長さん、悪左府(悪辣な左大臣)といわれて恐れられたダークヒーローで、しかも端正な顔立ちだったらしいから、キャラ的にもビジュアル的にも腐女子好みでは、とまあ、盛り上がってしまったわけです。

 サブキャラでこんなに盛り上がれる『平清盛』は、やっぱり脚本の藤本有紀さんの目の付けどころのシャープさと、丹念な時代考証の賜物なんだろうな。大河ドラマは、もはやターゲットはおっさんではなく、女子、とくに勉強熱心な腐女子(「なぜ『台記』の現代文がないの!?」といらつく腐女子もやはり発見した)や歴女が目を輝かせるドラマへと舵を切ったのでは。

 このところの大河のテーマは「時代のしくみ(システム)を変えようぜ!」なんだけど、いま時代を変えることができるのは、もはや女子なのかもね。 

 今日見た風景。

   雨に惑う 蝶の下には 大蚯蚓(みみず)
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