2013/3/31

世にサブレの種は尽きまじ/いつか買いたい編  たべもの

 鉄道好きなら一度は乗ってみたい憧れの電車や路線として、「江ノ電」は外せないだろう。「江ノ電もなか」は有名だが「江ノ電サブレ」だって負けちゃいない。湘南の老舗洋菓子店、「ラ・プラージュ・マイアミ」さんの逸品だ。

 ものはついでと「江ノ電もなか」を検索したら、なんと扇屋さんは「江ノ電もなか」だけじゃなく、魚の形の「ひものサブレ」まで販売しているではないか。フレッシュバターに海老のすり身とわかめの粉を加えたもので、「江ノ電もなか」に、負けず劣らずの人気商品らしい。

 そういえば滋賀県にだってお魚関係サブレはあったな。「近江ふなずしサブレ」だ。「近江発祥の3つの伝統食材を贅沢に使った「近江びわいちサブレ」の詰め合わせのなかの1種が、「近江ふなずしサブレ」だ。
 ちなみに他のふたつは、「近江豆乳サブレ」と「近江抹茶サブレ」という、ごく普通のラインナップ。ただひとつ「近江ふなずしサブレ」だけが、際立って地方色豊かすぎる食材なのだ。
 もちろんあのキョ−レツな匂いはなく、チーズのような風味が漂っているらしい。

 地元つながりなら、ウチの市内にだって「どうたくサブレー」というご当地サブレがある。ただ残念な事に、あまりにシンプルな形なので、「銅鐸」らしさが漂わないのが残念だ。サブレは、やはり形態は重要な要素になると思うのである。当然味だって銅っぽくはなく、ふつうのサブレだ。

 ご当地サブレで私が唸ったのは、山形県だ。その名も「山形サブレ」。シンプルだ。そしてその形態は山形県の地形そのもの!なんという逆転の発想!
 しかもその形は、「人が口をあけた横顔」で、ひとことでいえば「笑顔のかたち」になるらしい。ということで、キャッチフレーズは「お菓子な顔です、山形サブレ」。
 お菓子そのものは、簡単につくれたそうなのだけど、なんとパッケージを観光案内に使えるよう地図にするとき、地図の位置関係でかなり紛糾したらしい(笑) 杵屋本店さん、素晴らしいぞ!

 お菓子屋さんじゃないけど、「お札サブレ」というものだってあった。

 製造は東京風月堂さんで、鳳産業さんが販売元だ。紙幣を印刷製造している独立行政法人国立印刷局の工場、北区役所、財務省売店、衆参国会の売店、日本銀行売店など極限られた場所での販売なので、なかなか目にすることのないレアなサブレかもしれない。

 お札といえば人物だけど、人物サブレというカテゴリーがあるなら、いちおしが勝海舟を起用した「勝サブレ」だろう。キャッチフレーズは「歴史文化を継承する縁起菓子」。重厚だ。HPだってブラックを基調としており、とてもお菓子のHPとは思えない重厚さを漂わせている。

 しかもあえて「勝」の一文字に留めたのが、応用範囲を広げている。縁起菓子と銘打っているので「ここぞ!」という場面で、購入してみてはどうだろう。

 サブレの世界は、留まるところを知らない奥の深い世界だという事を思い知った次第だ。勝海舟先生の言葉を結びとして、サブレ業界の方々に贈ろう。

「敵は多ければ多いほど、面白い」。
 
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2013/3/30

世にサブレの種は尽きまじ/生き物系  たべもの

 『鳩サブレ』を元祖とするならば、まずは生き物系サブレからいってみようか。

名古屋名物「ういろう」で有名な愛知県、青柳総本家の「カエルサブレ」は、シンプルでキュートなカエルの顔で勝負だ。同じ会社で「生サブレ(カフェオレ風味)」というものまである。いま「サブレ」って、「来てる」のだろうか? うかつだった。

 寛永七年(1630)創業は大阪の「菓匠千鳥屋宗家」。全国区な「鳩サブレ」の豊島屋は明治創業だから、お店としてはこちらの方が断然、古い。こちらの「千鳥さぶれ」は、屋号でもある伝統的な和柄の千鳥型が愛らしい。同じ鳥型でも「鳩サブレ」とは、一線を画していて心憎い。

 では同じ関東地方は首都・東京に目を移してみよう。

 すでに一般には有名なのかもしれないが、私は今回調査をして初めて知りました、ごめんなさい、仁科屋さん。「元祖・渋谷名物 ハチ公サブレ」というものがあったのだ。
 忠犬ハチ公がモチーフになっていて、なぜ「元祖」がつくかというと、照りがなくやや小振りでスマートな「渋谷サブレ」という同じハチ公モチーフが、渋谷東急百貨店オリジナルサブレとして販売されているからだ。キャラ・サブレは仁義なき戦いである。

 あ、鳥つながりでもうひとつ。
巴裡 小川軒「ふくろうキャラメルサブレ」は、繊細な作りがとても可愛らしい。しばらく飾ってみていたいほどだ。高級感がそこはかとなく漂っている。職人仕事なので、鮮度を大事にし店頭販売のみとされている。なるほど、この上品さはそこから来るのか。

おっと、奈良は「くるみの木」さんの「鹿サブレ」もお忘れなく! こちらもキュートだ。

 以上が私の許容時間範囲内での、生き物系サブレの調査結果である。しかし変わり種サブレも多数あり、昨日の私の調査はどんどん長引くことになってしまった。まったく、世にサブレの種は尽きまじ、である。この続きは、またしても明日に持ち越す事になる。
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2013/3/29

地元で土産を物色。  たべもの

 自宅から車で15分ほどの場所に、観光バスが大挙して入ってくるお土産処がある。大きな鮎のモニュメントや顔出し看板が並ぶ『鮎屋の郷(さと)』のキャッチフレーズは、「琵琶湖グルメリゾート」だ。
 お饅頭からケーキ類や煎餅、日本酒および鮒寿司をはじめとする琵琶湖の魚や近江牛の加工品まで、滋賀県のめぼしい食品がずらりと並んでいる。

 ところが広い店内には、なぜか淡路島や京都などのとりあえずは近畿圏のものは言うに及ばず、なぜか遠く離れた沖縄の乾燥梅干し「スッパイマン」が大きな顔をして結構なスペースを占めていたりする。いやまあ、商売だからね、別段そこに目くじらは立てない。私が目くじらを立てたいのは、別のものだ。

 お店の中程にあるお菓子コーナーに、見覚えのあるような色彩イメージのパッケージで「京都鴨川 鴨サブレ」というものがあった。
 これは形的にも、イメージ的にも、鎌倉の銘菓『鳩サブレ』のパクリではないのか。井筒八つ橋、大丈夫なのか? 関西でも『鳩サブレ』はお土産の定番で、年に一度は目にする事がある関東地方のテッパンのお土産なのに。
 もしかして『鳩サブレ』が北海道の定番土産『白い恋人』みたいにパクリの元ネタになってないか少々心配になったので、お土産サブレについての調査を開始する事にした。

 調査を開始してわかったのだが、私たちが知らないうちに、日本のサブレ事情は驚くべきことになっていた。それについては、また明日、報告致します。
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2013/3/28

春になると。  季節

 今日は、トイレと押し入れの整理をしていて、1日終了。押し入れ(布団や衣類でなく、ウォークイン日用品のストックルーム)については、まだまだ手を入れなければ。「モノの出し入れがしやすい整理」には、ほど遠いので。明日どこまでできるかだな。

 これだけ私が動けるということは、春めいて温かくなってきた、ということの証明かもしれない(笑)
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2013/3/27

密かな自慢。  テレビ/ラジオ

 土曜の16時よりNHK-FMでオンエアされている音楽(主に洋楽)リクエストとコントがフュージョンした番組、『ラジオマンジャック』

 数年前から機会があれば聴いていたが、この3年ほどは土曜の予定は『ラジオマンジャック』を中心にして立てるほど、熱心に聴いている。仕事を辞めた分、あれやこれやに手を出していたが、番組へ投稿してみようと思い立ったからだ。

 日によってお題があり、テーマに沿った投稿(とリクエスト)を募集されるのだが、たいていのお題には応えられるくらいのネタは蓄積されている。おかげで全国放送の競争率を勝ち抜いて(笑)、何度か取り上げていただいた。

 番組メインDJの赤坂泰彦さんにメールが受けると?番組特製ステッカーをいただける。初めて送られて来た時には、もう狂喜乱舞だ。

 うれしくて「たぬき亭」に飾ったりしているのだが、いかんせん「たぬき亭」にはへんてこなものが多すぎて、ぜんぜん目立たない。そしていまだ、ウチに来た客人の誰にも、その存在を気づいてもらえない、RMJステッカーなのだった。

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2013/3/26

「はらちゃん」について考える。  テレビ/ラジオ

 先週の土曜日で、『平清盛』以来真剣に観たドラマ、『泣くな、はらちゃん』が終了した。

 すみずみにまで神経が行き届いた、そしてとてつもなくシンプルで、やさしくあたたかい岡田惠和さんの脚本。それに具体的な肉付けをしていって、脚本に沿いつつも作品世界を深め広げてくれた制作スタッフのみなさん。もちろん、これ以上は無いくらいそれぞれがぴったり自然にハマっていた、長瀬くんのはらちゃんをはじめとするキャストの皆さん。そんな現場のひとたちの愛の結晶としてできあがっていることが、しみじみとわかるドラマだった。携わったひとたち全てに、ありがとう、といいたい。

 たぶん、「あのとき」から私たちは、自分で思っている以上に心が疲れているんだと思う。そのぽっかりあいた心の穴みたいなところに、ものすごく優しい、キラキラしたものをたっぷりと注ぎ込んでくれたのが、このドラマだったんじゃないか。マンガ世界の人が現実世界に出てくるくらい、奇跡みたいなドラマだと思う。

 自分の価値というもの、自分を好きになること、お金について、働くこと、贈り物について、片想い、両想い、無垢ということ、恋について、暴力について、死について、赦(ゆる)すということ、愛について、自分のいる場所で生きること。そんな大切なことを、とてもシンプルな形で教えてもらった。

 いまになってマンガ世界の登場人物のひとり「ユキ姉(ねえ)」の「赦し」にグッと来て、いまさらさめざめしている。自分を殺した人間を許せるのか、という問い。深い。まるで心におろした錨(いかり)のように、「赦し」について考え続けている。いままであんまり考えてなかったけど、これ、すごい大事なことなんだ。

 ユキ姉が恨みの呪縛から解き放たれた笑顔も、許された彼女の罪の意識から解き放たれた笑顔も、再生の輝きに溢れていた。

 ずっとつっぱっていた「悪魔さん」こと、切なすぎる清美ちゃんも、すっごく好きだった。ずっと片思いしてた田中くんが「清美さんの片思いの人って誰ですか?」と、この期に及んでトボケた質問をする彼の胸ぐらつかまえて「おめーだよっ!」って告白するの、サイコーだった。
 
 最終回終了後、番組のツイッターだか掲示板だかに、どんどん感想が切れ目なく積もって行ったらしい。わかるわ〜! いてもたってもいられないくらい、感動したからね。静かだけど、ゆったりと深い感動だった。

 このドラマをみたたくさんのひとたちが、「世界に片想いしていこう!」と決意しただろうこと、「世界と両想いになりたい!」と切望しただろうことを考えると、どきどきする。そのひとたちの分だけ、世界が輝くだろうから。

 ちなみに、この番組のFBの「いいね!」は2万件だ。「かもめ児童合唱団」によるオープニングテーマ『私の世界』は、着うた配信の1週間後1位になったらしい。こんな後ろ向きの歌が、1位って(笑)

 たぶん、この作品への細かいアプローチはいっぱいできるだろうし(心理学的なあれこれとか)、謎解きしたい人だっているだろう。
 でもこれは各自の宿題として、そっとしておいてあげたい。それぞれひとりひとりの物語として、『泣くな、はらちゃん』は存在していてほしい。

 プロデューサーのひとり萩原真紀さんが、スタッフブログでこんなことを書かれていた。

きっとみなさんの中ではらちゃんが生き続けてくれるのではないかと思っています。なにか困ったら、心のはらちゃんに聞いてみるといいかもしれません。とてもシンプルでまっすぐな答えが見つかるかも!!信じる気持ちがきっと、この先歩く道を示して、照らしてくれるのだと思っています。

 視聴者各自が、「心のはらちゃん」と素直に向き合い、「私の世界」を大切に歩んで行けますように。
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2013/3/25

春いろいろ。  季節

 ラッパ水仙が咲きそろい、季節は春本番へと移行中だ。

 私のイメージでは、春本番はチューリップの頃。チューリップはまだ、葉っぱだけしか出ていない。

 今日、放置していたプランターから、水色のムスカリが花のついた頭を覗かせていた。

 モクレンはウブゲの生えたつぼみから、やっととがった白い花先を見せ始め、空にむかって何かを宣言しているようだ。モクレンは雄弁でカッコイイ。

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 ツバキやユキヤナギも咲き始めて、華やいでいる。

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 畑ではエンドウの花が、知らぬうちに咲いていた。

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 まもなく豆がつくだろうから、気をつけて見てなくちゃ。

 カブラの列は、すっかり薹(とう)が立ち、菜の花もどきの姿で咲いているので、菜の花として切り花にしてみた。

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 そして、ついにまとまって現れたツクシたち。
「きみがため春の野にいでてツクシ摘む」とばかりに、ちょっと目の痛い風の中、ツクシ摘みにいそしむ人妻の図、というのをしてみた。

 ハカマを取って、水でさらして汚れをとり

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 胡麻油、鷹の爪、酒、みりん、砂糖、醤油、だしの素、水少々で、甘辛くキンピラ風に仕上げました。

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 甘辛さと胡麻の風味、ツクシのほろ苦さが絶妙なハーモニーでした♪
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2013/3/24

永源寺にて新刊発見  本・書店・出版

 先日、永源寺の素敵な古民家カフェでランチした後に、続いて行ったのは、永源寺図書館。そこにはKさん同様に、八日市時代の知り合いがたくさん異動されているので、ホコホコにあたたかだった。

 静かで(当然か)穏やかで、のんびりとした場所なので、子連れで行っても他の場所よりずっと大丈夫だ。おまけに窓からの風景は絶景で、明るくて居心地抜群だ。

 そこで見つけた掘り出し物。というか、見逃していた大好きな人の新刊。岸本佐知子さんの『なんらかの事情』だ。

 「ダース考」の最初の1行で爆笑。ダースとは、もちろん悪のダークサイドに落ちたダース・ベイダー卿のこと。ダース・ベイダーのアフターファイブ(いや残業の日々かもしれないが)について、あれこれと考えを巡らす岸本女史。いい! すごくいい!

 ということで、Kさんはもちろん、永源寺図書館スタッフにおすすめしまくってきた。私も買いに行かなくちゃ。

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 図書館の玄関にあった桃の花。

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 この日はあたたかかったから、どんどん花開いて行っただろう。

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2013/3/23

思い知る朝。  

 個人的には楽しい日々を過ごしているのに、最近は悪夢を見て目覚めることが時たまある。今日も思わず4時に目覚めた。

 自分が原発事故に巻き込まれた夢は、リアルに恐い。原発も、放射能も恐いけど、でも一番恐かったのは、同じ場所にいる「人間」。まるでマンガや映画のように、容赦のないサバイバルゲームみたいで。

 それが夢ではなく、現実に体験したひとたちがいるということが堪え難い。なるべく遠くにと避難した人たちの心中も、そのまま留まった人たちの心中も、同様に私たちの想像をはるかに上回る苦悩なのだろう。もしかしたら現実とは思われないほどに過酷な。夢でほんの少しだけかじっただけでも、目覚めてずいぶん呆然とした。

 「『絆』なんて言葉は大嫌いです」といった福島の人の思いが、いまさらハッキリ心に沁みた。

 ネガティブなのではなく。まず現実を見る事からしか、何も始まらない。それに人間は多面体だからネガティブの数だけ、ポジティブもある。悲観はしない。 
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2013/3/22

古民家カフェ  おでかけ

 八日市図書館時代の友達と久々に会う事になり、彼女がランチのお店をセッティングしてくれた。

 永源寺にある築80年の古民家を改築した古民家カフェ『慧蔵』で、和風のお家にお邪魔している感じ。

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 絵本の部屋もあり、大型絵本も立てかけてある。オモチャも少しだけどある。キッズプレートだって注文できる。

 奥はギャラリーになっていたが、今回は行かなかった。長らくお会いしない間に、彼女は出産してまもなく2歳になるお子さんを連れていたから、私はすっかり彼女に夢中だ。心はほとんど孫を溺愛する「おばーちゃん」。なんといっても、子どもは歩き出す頃から、がぜん面白くなる。

 とはいえ、目が離せない事おびただしい。おかーさんは大変だ。でも「おばーちゃん」になると、体力はともかくとして、メンタルはけっこう面白がれる。

 2歳児がサラダのキュウリをばくばくやり、レタスをほおばり、トマトを口にするのを見てるのは、可愛らしくて面白かった。ウチは野菜嫌いだったので、新鮮な気分だ。

 ごはんをけちらしながらスプーンを使うのを補助したり、危ない手つきでコップからお茶を飲むのを助けたり、「いただきます」と手を合わせてお辞儀をしたりするのを見るのも、心なごむ。

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 そしてちいさいながら、コースターの上にコップを乗せる事にこだわったり、褒めると手をたたいて喜んでくれたり、気になるものを指差したりするのも、興味深い。

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 面白いものや変わったものがいっぱいのお店を、私が好きそうだからと選んでくれたKさん、どうもありがとう。ほんとに置いてあるもの、飾ってあるものすべて、ひとつひとつに驚きや懐かしさや新奇さがあって、楽しめた。

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 ここでは「飛び出し人形」のストラップや布袋、それにステッカーも販売されている。そのKさんが「いまやってる催し物の一押しは、能登川博物館の『飛び出し坊やとゆかいな仲間たち展』」!ということなので、またこちらにも足を運んでみたい。
(関連記事は下記↓)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130316-00000218-mailo-l25
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2013/3/21

再会ウイーク!  

 今週は、期せずして「なつかしの人たち」との再会ウイークになった。

 昨日は最後の職場で仲良くさせていただいた方が、違う職場に移られるので「じゃあ、一回遊びにきてください」ということで。時間を忘れるほどに楽しい、「たぬき亭おしゃべり時間」を過ごした。

 今日は来月から半年する内職の説明会に行き、予定より早く終了したので、琵琶湖を見つつ中華のランチを待っている時に、ふと「そういえば小学校時代のママ友、この近くだっけ?」とアドレス帳を探したら、ちゃんと電話番号が書いてあった。

 彼女にコンタクトをとるのは5年以上ぶりだが、「ようし!」と電話してみる。おそるおそる出た彼女に名乗ると、半ばパニックなくらいハイテンションな様子(笑) 春休みで息子さんもご在宅らしい。

「すぐ近くだから、うちにきてください!!」
「えっと、どう行けばいいですか?」

 分かりやすい場所まで行き、そこで再度電話したらお出迎えにきてくださった。木と漆喰のとても素敵なお家に感激! もう、私の理想型! それもさもありなん。Iさん一家は、こだわりの人たちだからなあ。

 それからは涙したり爆笑したり、怒濤のおしゃべりセッションだ(笑) 波瀾万丈な彼女のお子様たちの話は、感動的かつドラマチック。苦労が連続する紆余曲折があっても、ゆっくりいい方向へと舵を切っている様子がうかがえる。なにより息子さんは、すっかり軸足が地についていて、動じることがない。穏やかでオープンで10代とは思えない落ち着きだ。(彼のお姉ちゃんの話もドラマチックだった。ハッピーエンドだったのが、うれしかった)

 実は先日偶然にも、駅で彼女の息子さんとうちのKちゃんとが出会って、みんなが振り向くような派手なハイタッチをしたそうなのだ。そのときは「めし食いにいこうぜ!」と約束し、ほどなく別れた。約束した日はお互いにしゃべりまくり、すっかり意気投合したらしい。その日は、きらきらした様子でKちゃんは帰ってきた。話のわかる同類発見!という感じ。

 ということがあったので、私も彼のお母さんに会いたくなったのだ。積もる話と本の話、『テルマエ・ロマエ』やヤマザキマリさんの話、『聖☆おにいさん』の話、学校生活の話、それに彼の興味がある建築や「ほんもののものづくり」の話などなど。マンガの話は息子さんに補足説明をしていただいたので、大助かりだった(笑) 小学校の入学式の日の、子どもたち二人の、今明かされる感動秘話(!)も聞く事が出来た。あらためて担任の先生に感謝。

 次はぜひ我が家に、という約束をして浮き浮きと帰宅。

 そして明日もまた、懐かしい人たちに会いに八日市方面まで出張します。
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2013/3/20

自給自足でGO!  家事・畑仕事

 先日夫が野草の活用術が載っている本を買ってきた。私に読ませてタダの野草ライフを充実させ、より節約できるよう財布にカツを入れたいようだ。

いや彼は単に、自給自足生活が好きなだけかも。憧れは自給自足生活なのだ。きっとその為の畑作従事、薪ストーブ、自転車通勤なのだ。

 早速、熟読した。Kちゃんの片面プリントの裏紙が、メモしてまとめるのに役立った。葛の若葉は白髪を黒くするとか、土筆は花粉症に即効性があるとか、たんぽぽの葉は胃を丈夫にするとか、ドクダミの葉やネズミモチの実は、抜群の強壮効果があるとか、さまざまな薬効とレシピが掲載されていた。

 早速、痛みにきく入浴剤となるらしいヤツデの葉を、庭へ出て採取しにいく。ヤツデは生命力がありすぎて、昨年ノコギリを使うほど刈り込んだ。久しぶりにヤツデを見たら、今まさにフェンスを越えて隣の敷地にまで手を伸ばそうとしているではないか!

 おお、これは一石二鳥だ。ちょうどよいわ、そこ、ちょんぎってあげる。
 ちょんぎられたヤツデの葉は、手洗いする洗濯物ネットに入れて湯船に投入した。幸運にもまだからだに「痛み」はないので、効果のほどはよくわからないが、なんとなくお湯がやわらかくなったような気がする。

 野草の本によれば、生命力のある植物は、軒並み絶賛して利用するように勧めている。ヤツデしかり、スギナ(土筆)しかり、ドクダミしかり、タンポポしかり。その他、およそ畑の敵であるような雑草の写真のオンパレードなので、これを利用しない手はないのだとか。

 農文協の出版物だから信用度はありそうだと思いつつも、軽くシモネタ度が高いので、若干の疑惑がわき起こったりもしている。それでも実際「野草ビジネス」を繰り広げている農家さんもあるようなので、今後はまもなく旬になるだろう土筆を炒め物にし、花粉症に効くか人体実験してみよう。

 ・・・あ、土筆は効果に個人差があって、まったく効かない人もあるって書いてあったな。ほとんどバクチのような世界だ。
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2013/3/19

歴史博物館の実力。  博物館

 安土考古博物館に行った時、「他の美術館/博物館のチラシ」をいただいてくる、という恒例行事を行った。気になる4月からの催し物はこれ↓

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 インカやアステカは、不思議な匂いがぷんぷんするマジカルワールドなので、とりあえず押さえておきたい。

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 国立奈良博物館が満を持して、當麻曼荼羅で有名な「當麻寺」という一寺院を大特集! 私はなぜか『仏教説話・童話集』を愛読していた子どもなので、中将姫の當麻曼荼羅のことは、かなり気になっていた。機は熟した、ということだろう。

 しかし極めつけはコレ! 特別展『幽霊・妖怪画大全集』。大津市歴史博物館の企画力の素晴らしさも群を抜いているが、大阪の歴博だって突き抜け具合では負けてない。ちらし、面白すぎ!

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 まず春先から、妖怪だのユーレイだのを持ってくるところがオフ感があっていい。というよりむしろGW狙いか?
 キャッチフレーズは、「この春・・・博物館が・・・お化け屋敷になる!?」

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 巨大ガイコツの部分は折り畳みになっていて、このアールのついた切り込みをめくると、濃いキャラの面々が登場する凝りよう。

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 より抜きに個性的なユニークキャラを集めた『YKI48』の総選挙も開催されるそうだ。(HP上は、ただいま準備中)

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 HP上では、幽霊や妖怪たちへの直撃インタビューだってある。

 「幽霊になっても女は女。忙しいのよ」と化粧に励むお岩さん、「のんきにブログを読んでるあなた、浮気、してないでしょうね」と突っ込んでくる嫉妬深い幽霊、テレビで幽霊画を取材した女性レポーターの夢枕に立ち続けたという都市伝説みたいな幽霊画だってある。

 うっかりして幽霊だとバレて「ムリ!」と恋人に交際拒否られ「ひどくない?「ゴースト」っていう恋愛映画だってあるじゃない」と愚痴る『牡丹灯籠』のお露さんや、ボクたち「トイ・ストーリー」みたいなもんだよん、とうそぶくかわいいツクモ神もいる。

 でもインタビューで一番好きなのは、大江山の酒呑童子。すでに首切られてるんだけどね。

「ぐわああああーーーっ!あほんだらあっ!なにがインタビューや!この状況、わかっとるんけえええーっ!」「そうや。鬼の大将や。裸の大将ちゃうで」「おぼえてけつかれっ!」ともう、ウェブ上でも笑い炸裂の大暴れだ。

 ああ、たのしみ〜!
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2013/3/18

岡本本家にて  おでかけ

 社長はまだ若いが、こうるさい酒マニアにも対応できそうな、知的で博識な方だった。上品でもの静かな佇まいは、あまり商売人らしくなく、パッと見はどちらかといえば学者肌っぽい。でも仕事はできで趣味もよく、好奇心もアイディアも行動力もありそうなのは、店内の雰囲気で察せられる。ご夫婦ともに、感じよく利発そう。客との距離感の取り方や、オープンマインドな気配が心地いい。

 なによりめったに人を褒めないH氏が、あとでこっそり感心していた。

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 さまざまな『金亀』勢揃い。

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 オブジェのテーマはもちろん「亀」だ。

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 まるい珠に入っているのはガメラ?

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 岡本本家を代表する日本酒『金亀(きんかめ)』と『大皇(おおぼし)』の看板。

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 古い飾り棚に『金亀』と『大皇』のこもかぶりなど。

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 年代物の大きな姿見と、イベントご案内のボード。「酒蔵まつり」という看板もあり、イベントもされているらしい。

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 H氏は今回ドライバーなので、私めが試飲をした。キレのいいすっきりとしたお酒。私はフルーティなタイプが好きだけど、H氏は辛口でコクがあるのが好きだから、彼の参考にはならないな。

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 とはいえ、複数本お買い上げ。

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 店の前の道を渡ると、Pの近くのバス停に並ぶように、「けいおん」キャラの飛び出し人形。

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 お目目に星をいれたキュートな少女。ここには徒歩で来て、何種類もいらっしゃる飛び出し少女たちを激写しなくてはね。それまで待ってて! ネコ耳キャラちゃん。
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2013/3/17

『金亀』を目指して。  おでかけ

 ゆっくりと旧・蒲生郡のお宝を堪能し、大満足で出てきた私を待っていたH氏は、「『金亀』買いにいこ!」と、そそくさと車に乗り込んだ。

 『金亀』という酒瓶のビジュアルが、彼の中で「ビジュアル大賞」を受賞したのだった。

 いや、その前に、私が一昨年、アンケート調査のバイトをしていたとき、アンケート中に、夫婦で応えてくださった方が、「滋賀県にはめっちゃ旨い酒があるんですわ! 知ってはりますか? 彦根の方の酒で『金亀』ちゅーんです。これ、お歳暮でいただいてから、すっかり気に入ってしもて、取り寄せしてるんですわ!」と、アンケート以外にも、耳寄り情報を提供してくださった。

 帰宅後H氏に、この情報を教えてあげた事を、私はすっかり忘れていた。

 しかし、H氏は酒呑みの執念深さで覚えていたのである。覚えていたのだが、他人の情報をやすやすと信用しないのがH氏だ。今回、瓶ビジュアルを見て大層気に入り、心が動いたのかもしれない。

 会場には蔵元の住所も書いている。『金亀』の蔵元は『けいおん!』のメッカ、豊郷だ。湖北までとはいわないが、片道1時間はかかる。遠いぞ。
 しかもリアルに場所を知らないので、途中「全瓶集合!」の展示情報が載っている目録プリントを片手に、豊郷町役場の観光課に立ち寄り、道順を聞いた。それなのに、肝心のナビ役の私が、「けいおん!飛び出し人形」に舞い上がり、「あ!ネコ耳のけいおんキャラが!!」とか叫んでいるうちに、左折地点をスルーしてしまった。

 川を越えた時に「あれ?」と気づき、引き返す。ここでもH氏の酒呑み特有の嗅覚は最大限に発揮され、「あの高い煙突のあたりが怪しい」と煙突目指して車を走らせた。ビンゴであった。

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 白壁、杉玉、こもかぶり。

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 シンプルですっきり、だけど風情がある佇まいは、『金亀』のラベルそのままだ。

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 酒蔵見学もできる。私たちの後から、若いグループが入ってきて、見学をされていた。見学の説明は、適度な愛想の良さとしっかりした語り口で、好感度の高い若女将がされる。

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