2013/11/29

この日のテーマ  おでかけ

 そして、帰途につく。

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 晴れた空の下で、秋の山を見て、

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 モノクロームに光と影が移り行く琵琶湖を見て、

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 水鳥たちの到来を知る。

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 一瞬で、写真は撮れなかったけど、長浜市高月町の北近江リゾートに移設した「愛・地球博」のエジプト館も発見した。

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 昼下がりの斜めの日差しが切ない。

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 のどかな眺めに、いつしかうとうと。運転してたらこうは行かない。

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 そうして目的地、安土養蜂園に到着。養蜂からされている安土産ハチミツの店。瓶だけでなく、かわいいプレートと同じ模様の一斗缶(!)もあって、二人で興味津々だったが、もちろんそんなにたくさんは要らないので諦める。第一、予算オーバーだ。
訊けば1/2斗缶もあるそうだ。・・・って、訊くなよ、缶では買わないのに。1ℓ瓶で充分だろう。でも間違いなく、二人とも缶に興味津々だった(笑)

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 ここまで書いて、この日のテーマは「製造直売」お買い物ツアーだったことに気づいた。作ってる人から買う。こういうのが、結局、一番楽しい買物なのだ。
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2013/11/28

木之本は観光シーズン  おでかけ

 鍋焼きうどんをそろそろ食べ終わるかという頃、上品な年配女性の団体さんが「福田屋」さんにやってきた。

 最初に戸口近くにいらした作業服姿の中年男性は、見事に店の佇まいと調和していたけれど、上品なおば(あ)さんの団体さんだと、ちょっと場違い感はイナメナイよね。

 福田屋さんの壁に貼ったメニューで気になったのが、「中華そば」と「ラーメン」が隣同士で並んでいること。気になることは即座に解決したい私は、清算後、おばちゃんにその差異を訊いてみた。

 「『ラーメン』は鶏ガラスープで、『中華そば』はお醤油ベースの和風だし」とのこと。んんー、やっぱり食べてみないとピンとこないな。次回の宿題だ。

 ところで、駅前の時計をご覧いただきたい。

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 上部についたローソク状のものは、実はローソクではなく「槍」だ。ある意味ローソクよりもっと剣呑だ。それも七本も。

 これは戦国時代の英雄七人衆、人よんで「賎ケ岳の七本槍」を表したものだ。

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 「本能寺の変」の翌年 天正11(1583)年、信長の跡目をめぐって羽柴(豊臣)秀吉と柴田勝家が戦った「賎ケ岳の戦い」で勇猛果敢な働きによって秀吉に天下人へ道を開くきっかけを開いた七人の若武者、加藤清正・福島正則・片桐且元・加藤嘉明・脇坂安治・平野長泰・糟谷武則を称えて「賎ケ岳の七本槍」と呼ばれている。滋賀県民の基礎知識だ(といいつつ、7人の名前を全て言える人は稀であろう)。

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 だから商店街の街灯も、各侍たちの家紋と槍にデザインされているし、

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 老舗の蔵元、冨田酒造さんのメインラベルは清酒「七本槍」だ。

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 冨田酒造は天文年間(室町時代!)の創業で、全国でも屈指の歴史ある酒蔵だ。北大路魯山人が逗留したらしく、蔵には魯山人の手による「七本槍」の扁額が掲げられているそうだ。

 H氏はここで、しぼりたての「七本槍」を購入。オジさん達の観光客がどやどやと入って来て試飲をご所望されていたが、要求量の多さにやんわりとお断りされていた。満員のお店に長居は無用と、逃げるように出る。

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 とはいえ、木之本には古いものがいっぱいでワクワクだ。この建物は、現存する滋賀県最古の江北図書館。今回は叶わなかったけど、次回こそ中に入ってみたい。

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 おしゃれな散髪屋さんの看板。「バーバーバー(散髪屋の棒)」と勝手に呼んでいる。

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 「どちらも月曜定休日ですが、図書館で散髪は承っておりません」。

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 せっかく木之本まで来たので、全国区になった「サラダパン」を初購入。観光客が短い列を作っていた。私の前の年配のご婦人は、15個(!)買ってらした。

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 ふわっとしたコッペパンに、たっぷりのマーガリンが挟まれシャキシャキした歯ごたえのものが少量入っている。うわさのタクアンらしい。でも味はマーガリンのみ。糠っぽくないので、「タクアン」だといわれなければわからない。マズくはないが、普通のマーガリン味だ。

 グッズ販売せず観光客に媚びない姿勢で、本業の醤油一本で勝負している岩根醤油醸造店「ヤマジュウ」が、今回の目的地。ここで一升瓶三本を買う。下の画像は以前ためしに買った刺身用の高級醤油↓

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 もちろん「OZIZOカード」にポイントをいれてもらうのを忘れない。(ちゃんと持って来ていた。画像は以前のものなので、現在「ポイントの顔」は2列になっている)

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 これで目的を果たしたので、観光客から逃れるように木之本を後にする。
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2013/11/27

めまぐるしく変化する。  おでかけ

 たしかユーミンの『サーフ天国、スキー天国』の歌詞のなかで、こんなのがあったっけ。

 ♪自然は波や雨雲つれて レビューを見せにくる♪

 湖岸を走った風景は、まさにそんな感じ。照ったり降ったり、陰ったり上がったり。光がさまざまに変化して、車窓を見飽きない。

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 近江八幡の山。向こうの山は太陽の下だけど、手前のブルドーザーは雲の影が落ちている。

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 紅葉した山裾の家々。牧歌的。

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 わああ〜、もしや不法投棄!? ではなくて、土嚢ではないかというH氏の意見にとりあえず安堵。

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 寒そうな樹々。不穏な色の琵琶湖。

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 ちょっと晴れて来る。何も無いシンプルな風景がいさぎよい。

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 琵琶湖、波高し。

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 よりそう樹々。白く牙をむく波。

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 看板に注目。「世継」って!?

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 荒れ模様の琵琶湖の向こうに、蜃気楼の様に浮かぶ街。

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 彦根では大きく波立っていた琵琶湖だが、

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 長浜が近づくにつれ、波頭は立たなくなる。

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 お昼前とは思えない風景。

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 長浜城に到着。

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 コローの風景画みたいだと、いつも思う。

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 荘厳な風景。

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 のどかな秋の風景。

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 おうい 雲よ
 ゆうゆうと
 馬鹿にのんきそうじゃないか 

 by 山村暮鳥
 
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 木之本駅前の福田屋さんに入ったのは、12時半過ぎ。昭和レトロな大衆食堂で、「ひね鳥の鍋焼きうどん」に舌鼓。
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2013/11/26

遠回りしてハチミツを買いに。  おでかけ

 カリンのハチミツ漬けを作るために養蜂場直売のハチミツを買いに行こう、ということになり、H氏の運転で、安土(片道30分)に向かって10時に家を出た。

 安土に入った頃、「醤油買いに木之本まで行かへん? 鍋焼きうどんもくいたいし」。鍋焼きうどんは、もちろん木之本駅前の古色蒼然とした、昭和の正統な大衆食堂「福田屋」さん自慢の「ひね鳥入り鍋焼きうどん」である。

 木之本といえば、滋賀県内では、位置も気候も文化も北陸圏だ。新幹線の駅がある「米原」はおろか、新快速の終点「長浜」よりも遠い。自宅からは、スムーズに行っても車で1時間30分はかかる。ちょっとした日帰り旅になる。

 ということで、H氏の思いつきにより、急遽、木之本まで行くことになってしまった。一瞬「え?」とは思うが、基本的には流れに身を任せて生きるタイプの私は、即座に賛同し、積極的に木之本まで拉致されることになったのだった。

 ということで、恐ろしく遠回りをして、ハチミツを買いにいくことになった。所要時間はおよそ5時間。ほぼ、ドライブな日を過ごしたといっていい。この話は、また明日、ゆっくりと。 

 今年の冬に撮った「福田屋」さん。古い磨りガラスの入った窓は、すきま風が入ってくるらしく、ガムテープで目張りしてありました↓

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2013/11/25

「カッコいい」の新定義  モノ

 先日、大学の学園祭を終えてレギュラーモードになったKちゃんが、「冬に向けてのお買い物」から帰って来たとき、舞い上がった様子で勢い込み、帰りの車内でしゃべり始めた。

「あんなあ、今日、めっちゃカッコいい筆箱、見つけたねん! あとで見せるけど」

 カッコいい筆箱? 斬新な形態なのか? プリントが都会的なのか? う〜ん、イメージがわかない。実際にみせてもらうしかないな。

 家に上がるや否や、BEAMSの袋から出したのは、細長いそら豆型のケースだった。

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 ぜんぜんフツーやん。てゆーか、たいしたことないやん。

「と、思うやろ? 水色のドットでなにげないやろ? と、思わしといてやな・・・」
 と、ワクワク顔で、ひっくり返した。

 !!! あかん、笑いがとまらへん!

  Kちゃんは得意満面だ。

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 「フォッ、フォッ、フォッ、フォッって、笑い声が聞こえて来そうやろ!?」

 んん〜、確かに。柔らかすぎずシャープすぎず、行間がたっぷりあって、絶妙な笑いを呼ぶバランスのよさ。これが彼女の「カッコいい」定義だったのだ。
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タグ: 雑貨

2013/11/24

竹内栖鳳展  アート

 この展覧会のキャッチコピーは、「その筆は、極限を超える」。まったくそのとおりだ。

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 シロウト目にも、鳥肌が立つほど巧いことがわかる。緊張感もエネルギッシュなパワーも、びんびん伝わってくる。動物の息づかいや匂いまでが感じられそうなほどだ。
 よく「あまりに生きているような絵なので、夜な夜な絵から抜け出してしまう」という逸話があるが、そんな話もありえそうなくらいだ。

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 この「班猫」という絵なんか「日本画史上、一番有名な猫」と言われているらしい。ほとんど魔性のような美しさだ。

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 彼のテクニックにかかれば、こんな絵本のようにメルヘンな熊だって。

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 大津絵のモチーフだって、お茶の子さいさいだ。

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 詩情あふれる蛙も、

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 しんしんと冷え込んだ雪の中で、物思いにふける烏も、どんな絵だって描けそうだし、貪欲にいろんな画風にチャレンジされていた。だから見飽きない。それにキレイで巧いのだ。

 めったにないような、どきどきするほど素晴らしい絵たち。ところが、私にはなんだか響かなかった。たぶん私が舞い上がってしまうようなある種のテイストがなかっただけなのだろう。クールすぎるというか。きれいに磨かれてつるつるすべって、とっかかりがないとでもいうか。どの絵もいいのに「これは!」というエキサイティングな気分にはなれなかった気がする。人が多すぎたからかもしれない。

 帰り道で、大好きな手頃な老舗京菓子司「平安殿」本店に立ち寄り、「栗きんとん」と、定番の柚子風味白あんのおまんじゅう「平安殿」を買う。本店ではバラ売りもされているので、いろんなものをアラカルトで購入できるのも魅力。

 それから某お寿司屋さんで「京都水族館のパスポートで割引致します」とあったのも、なんだか可笑しい。たしかに魚つながりではあるんだけど。そういえば、美術館でも「水族館のパスポートをお持ちですか?」って訊かれたっけ。水族館の新興勢力、おそるべし。
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2013/11/23

皇室のお宝  アート

 「大阪のお宝」に引き続き「皇室のお宝」を拝見しに、平安神宮前のバス停を降りて目の前にある京都国立近代美術館へ。http://k-meihin.exhn.jp/「皇室の名品 ー近代日本美術の粋ー」を開催中なのだ。

 最初の方には、明治初期の工芸品がどどんと展示されているのだが・・・。

 なんというのか・・・ゴージャス×ゴージャス。

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 パンフの表紙はまだしも。裏面のこれみよがしな菊花模様がちょっと・・・。

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 肩のチカラが入りまくった「これでもかっ!!」な工芸品の数々に、正直引きまくる↓
http://k-meihin.exhn.jp/contents/index02.html
http://k-meihin.exhn.jp/contents/index03.html

 工芸的には技術の粋を集めた極上品かもしれないが、個人的見解で申し訳ないけれど、今回の私的ワーストアイテム↓

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 もしかして、江戸幕府から権力をもぎ取った鼻息で舞い上がってる!?と、勘ぐりたくなるようなキラキラごてごてで、胸焼けしそう。これはもう、権威付けとしかいいようのない成金趣味では。もはや皇室のとりまきの人たちの趣味で、決して皇室のお方の趣味ではないと思いたい。というか、もはやこういうものに囲まれて暮らすのは、何事にも動じない強靭な精神でないとムリじゃないかと。お気の毒としか思えない。

 とりあえず、ささっと流して行こう。第一章、第二章はそんな感じで足早にチラ見した。

 ところが、第三章の「皇室と官展」、大正・昭和に官展に出品された美術品のお買い上げ作品からは一変、ぐっとグレードアップする。工芸品も「月日貝を上下にあしらった香合」とか「ザボン(本物の柑橘のザボンの乾燥皮!)と蒔絵をコラボさせた菓子器」とか、斬新で面白いものが出てくる→http://k-meihin.exhn.jp/contents/index04.html

 金銀蒔絵螺鈿の絢爛豪華さより、貝殻や植物の方がほっとするよ。これって庶民感覚なのか。

 絵画でも明治、大正期の大家のたくさんの方々の作品を見ることができた、充実の章(部屋)だった。土田麦僊の「罌粟(こくりこ)」、竹内栖鳳の「虎」、上村松園の「雪月花」など、名作揃い。堂本印象や富岡鉄斎、橋本関雪、河井寛次郎もあった。 

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 ↑第6章の部屋にあった、竹内栖鳳、野口小蘋、山元春挙、川合玉堂の手になる大作「悠紀・主基地方風俗歌屏風」は紺碧の雲が強くて、私にはちょっと辛かった。洛中洛外図では金色に流れる雲の色だが、これだけ豪勢な巨匠を集めて描かれたのに、なんだかもったいない。

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 前後するけど第5章の部屋は、オール横山大観。何度か大観はみたことがあるけど、この日初めて大観のよさを味わうことができた。彼の雲龍図は、おしゃれでスマートで、意外にもなおかつお茶目だった。ごつくない雲龍図って珍しい。

 「皇室の名品」以外に、この美術館所蔵品の「コレクション・ギャラリー」というのも開催されていて、これもなかなか面白かった。特に大量の河井寛次郎の焼き物が、「民芸」が醸し出す素朴であたたかい空気を放って、和やかな気配に包まれる。知らなかった須田国太郎の洋画もよかった。

 あと、写真も。有名ネームがずらり。キャパ、アンセル・アダムス、ブレッソン、ユージン・スミスなど。
 イモジェン・カニンガムのユニークな発想や視点の写真、ユサフ・カーシュの有名人(ヘミングウェイやピカソ)のポートレイトたち、久々にマーガレット・パーク=ホワイトも一枚見られてうれしかった。

 京都国立近代美術館は、常時ミュージアムショップが充実しているのでうれしい。展示室を出てからもお楽しみが待っている。竹下夢二グッズがずらりとあり、迷う迷う。結局ドクダミの花の付箋と、銀杏のクリアファイルに決定。

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 さあ、次は混雑覚悟の大人気企画展、道を渡った向かい側にある京都市立美術館の「竹内栖鳳展」だ。
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2013/11/23

京都は人口密度、高し。  おでかけ

 京都市立美術館で「竹内栖鳳(たけうちせいほう)展 近代日本画の巨人」と京都国立近代美術館の「皇室の名品 ―近代日本美術の粋」をハシゴしてきた。

 しかし、紅葉シーズン、修学旅行シーズン、古都の紅葉パックツアー、グループなかよし旅行団などなどで、駅前の市バス乗り場がえらいことに! あまりの長蛇の列のため、バスを3本見送った。

 帰りは帰りで来るバス来るバスが満員で、4台目の女性運転手さんが、降車用の前扉を開けてくださり、やっと京都駅ゆきバスに乗車できた。バス停で待っている客が、私一人だったからの対処だろうけど。他のお客さんたちは諦めて、その前に来た京都駅近くまで行くバスに乗られたのだ。

 こんなことなら、山科で下車して市営地下鉄で行くべきだったな。多少歩いたとしても、かなり時間を節約できたのに。計画は大失敗だ。

 ということで、紅葉シーズンの京都では、極力地下鉄をお使いください、ということなのでした。展覧会については、また明日にでも。


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2013/11/21

映画館ゆき  路上観察

 大学1回生の娘、Kちゃんを駅まで送ったときのこと。

 バックシートでわーわー大騒ぎしていた娘。何事かと訪ねたら「画期的なバスの表示や!」

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 おお! たしかに!! 洋画雑誌のタイトルみたいな行き先じゃないですか。

 「大日本スクリーン製造株式会社」ゆきのバスではないか?という説があるが、確認はしていない。この未確認バスに乗ってミニシアターの映画会館が終点だったら面白いのにな。ある意味、「おとなの猫バス」だ。
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2013/11/20

猫の手  お買い物

 11月の内にしておいた方がいい事がいくつもあるのに、なかなか手を付けられず。11月初めにたてた大掃除前倒し計画も、しばらく頓挫している。

 そんな状態の11月のうららかな絶好のお掃除日和にもかかわらず、ネットで拝見して「ぜひ行かねば!」と決心した場所へおでかけして、湖西まで遠征した。

 手作りの「木の持ち手&バッグ」展を開催中のカフェ&ギャラリー「月の山」さんを目指した。

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 空の色もやさしく、雲もふわふわで、いつも対岸で見ている湖西の山並みが近づいてくる。

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 湖西からみた対岸の風景。

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 お天気のいい日には、対岸がとても近くみえる。

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 キチンと詳細地図をプリントしてきたので、珍しく道を間違えずにやってきた。「月の山」に到着。

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 コンクリートの打ちっ放しと、木造のコラボする不思議な建物。

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 中庭の樹木とも共存。

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 目的はギャラリーのこれ↓ なんかピンとくるものがあったのだ。

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 しかし! ネットの写真ではとうてい伝わらないのが、「手作りのパワー」だと思い知る。まず場のほんわりとした空気感。ポップでお茶目なデザインたちが、静かに微笑んでいるかのよう。

 木の持ち手は、とても丁寧に彫られ、やさしい丸みが出るように磨かれ、何の木かという材質のタグも手書きでつけられていた。「手作り」でイメージしがちなでこぼこした無骨さやシロウトっぽさは微塵もなく、職人業。デザインもとことん考えられて、作りながら作家さんの脳内で、最初の計画よりさらにバージョンアップされている感じが伝わってくる。

 持ち手のカーブやラインや大きさとかが絶妙で、材質の質感も、実物を見て初めて「こんなんだったんだ」と納得。シンプルでもしっかり存在感とセンスが伝わってきた。こういうのは、とてもネットの写真ではわからない。リアルって大事だ。

 私は猫の手の持ち手に、ものすごく凝ったデザインの魚のバッグがついてるのが、おそろしくツボにハマったので、随分拝見させていただいた。ほかのも、カバンのデザインの発想に唸った。「とかげちゃん」持ち手の、しっかり計算されてシャープなのに可愛いデザインにも釘付けだった。すらりとした美人さんが持つと、チョーかっこいい、そして可愛い持ち手だと思う。

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 ところで私にもなんとか買えるお値段で、買ったのがコレ↑ 来るべき12月後半に備えて、猫の手を借りるどころか、買ってしまいました。

 11月24日(日)まで。11時から17時までオープンです。是非。
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2013/11/19

ひとすじなわではいかない(笑)  イベント

 さて大阪市立美術館を出たあと、急いで天王寺の地下鉄に戻り、大国町で下車。四つ橋線に乗り換えて北加賀屋で下車。ネットでシュミレーションしたら、乗る車両まで書いてあったので、大助かり。おかげでスムーズに来れたじゃないか!と予定時間より早く来られたので、喜んで改札を出た。

 平野蘭さんの桜の写真展、「雪月花・桜節季」に寄り道する時間的タイトロープな冒険に打って出たのだ。場所は北加賀屋駅から徒歩1分の不思議な一軒家『ク・ビレ邸』

 さて、と徒歩の地図に持ち替えると。・・・ああっ! ここは1番出口じゃないか! 地図には4番出口からの案内だったのだ! 

 こういう時は不案内な自分より、早々に地元の他人に聞くのが一番! ということで、駅員さんに尋ねてみた。これが大正解で。

 アンパンマン似の駅員さんは、ものすごく丁寧に、親切に、かつフランクに道を教えてくださったあげく、反対の改札の駅員さんに連絡をとり、改札をとおしてくださって、4番出口までいかせてくださったのだった。ちょ〜親切な駅員さんに大感謝だ。
 ちなみに駅員さんは、私がプリントアウトした『ク・ビレ邸』までのアクセスを2度丁寧に読み上げてくださった。『 壁画「ロバの家」に驚いてください!』というところでは、「驚くリアクション」をすべきだったか、いまも迷っている。大阪だし。

 初対面で、いきなり長谷寺というディープな場所にご一緒した平野さんは、見た目も性格もとってもキュートな人。今回2回目の出会いでは「大阪展の最初のお客さんですよ!」とハグしていただいた。上品だけど可愛らしく、とても生き生きして、類を見ないほど邪気のない方なので、見ているだけで微笑ましい。

 点数は少ないけど、見せ方が面白い。3点のクリスタルプリントされた桜の写真は本漆(!!)の艶やかに黒光りする額に収まっている。その前にうやうやしく置かれた玉手箱のような漆の箱の中には・・・。なんて贅沢な、おもてなし感あふれる展示!

 贅沢な和の極致な見せ方を、アバンギャルドな、ある意味パンクな建物で展開させるとは! 面白すぎる企画になっている。

 これから行かれる方のサプライズな楽しみを残しておかなくちゃいけないので、これ以上は説明しませんが、お近くまで行かれる方はぜひお立ち寄りください→アクセス

《展示詳細》黒本漆額装「桜三景」作品3点
      LED光幻作品による桜、漆塗箱入作品ほか

【会   期】2013年11月15日(金)〜26日(火) ※休廊日:21日木曜
【時   間】15:00〜20:00
【料   金】無料 
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2013/11/18

お宝ざくざく。  アート

 入口に近かったのでいきなりメインの「国宝 油滴天目茶碗」に遭遇した。

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 吸い込まれるような虹色の油滴は、宇宙に誘われるよう。これを見ると、とても不思議な気持ちになる。安宅コレクションの、まさに至宝。

 その後に有名な中国の名窯「景徳鎮」の名品が続く。素晴らしいものだろうけど、「ほしい!」とは思わないな(絶対、もらえないが)。

 しかし! 「豆彩 瑞果文鉢」の艶やかな彩色に目を奪われた。(→ここに画像があります)

・・・これ、見覚えある!! うちのお正月用の「たち吉」の九谷焼の取り皿に、この桃のデザインあったやん! ん〜〜(絶句)。そんな高級デザインのものがウチにあったなんて。本日の収穫!

 中国は後漢時代の金属のヒトガタ、「青銅鍍金銀 仙人」。1世紀という太古の品。悠久の時間の流れにくらくらしそう。

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 とはいえ「仙人」というよりは、「宇宙人」の方がずっとふさわしい風貌。もしかしたら中国では、「宇宙人」のことを「仙人」と呼んでいたとか!? ありえないこともないかも。

 ところで、なぜか滋賀県のお宝も紛れていた。

 聖衆来迎寺の「国宝 六道図」のうち「天道図」と「優婆塞戒経説話図」、それに神照寺の「国宝 金銀鍍透彫 華籠(けこ)」。金銀の見事な透かし彫りになった浅い籠の「華籠」は違う展覧会で何度か見た。ライトの当て方で随分違ってみえる。「ミホ.ミュージアム」でみたときには、神秘的な陰影があり、えらく感動した。そのときには、ちょっと前に「お練り」で散華するとき、実際に「華籠」(もちろんこの国宝ではない)を使用されているのを見ていたので、よけい感動したのかも。

 そして藤田美術館からは、「交趾大亀香合(こうちおおがめこうごう)」が!

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 藤田伝三郎が亡くなる直前に、当時の落札価格の記録を破る9万円(現在の貨幣価値で9億円)という破格の値段で入手したという、いわく付きの逸品。
 ・・・なのだけど、私にはその価値がわからず(悲) たしかにまるっとしたかわいらしいフォルムと鮮やかなのに上品な色彩は、「ほしい〜♪」と思わせる逸品ではあるが、まさか9億とは。たぶん本人(亀)も、「いやぁ・・・それほどでもぉ・・・」と困惑している気がする。 

 「日曜美術館」で「これはっ!」とぜひ実物を見たかった豊臣秀吉の着用したものとされる「富士御神火文黒黄羅紗陣羽織」! 

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 安土桃山って、なんてアバンギャルド! 黒と黄の大胆な色使いといい、首と脇のフリルといい、裾の大きな水玉といい、富士山がのほほんと煙を吐く様子といい・・・「へうげもの」の世界が一気に現実味を帯びてくる。ニューカルチャー&ファッションリーダーだった信長の衣類も、残っていたら見たいなあ!

 江戸時代の上田公長/画「蟹子復讐之図」も、ほのぼの感溢れて大好き。「さるかに合戦」の蟹の子どもが栗やハサミや臼にきびだんごをあげて、仲間に引き入れる図なのだけど・・・。きびだんご? それ、桃太郎やんけ!とゲラゲラつっこみたくなる脱力な絵柄やそれぞれのキャラの表情がとぼけていて、ほんとに面白かった。なんで、こういうのを絵葉書にしないのかなあ! 絶対複数枚買うのに!

 江戸時代の鍋島焼が気に入り、「木村蒹葭(けんか)堂日記」で江戸時代の荒俣宏みたいな人物の存在を知る。
 象牙彫根付の精緻さにも驚く。「蘇東坡(そとうば)」(中国北宋代の政治家・詩人・書家)「白蔵主」(キツネの妖怪)などの、小さな象牙に細かくなめらかに彫り込まれた不気味な造形に見ほれた。

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 お厨子に入った平安時代の「聖観音菩薩立像」が神秘的でシンプル。国宝ではないけど、おもわず手を合わせてしまうような神々しさ(仏世界の人だけど)。
 そういえば観音菩薩さまのなかでは、聖観音さまに一番持って行かれるんだった、私。20代の頃も、薬師寺の聖観音さまにずいぶん救っていただいたっけ。ついでに言っちゃえば、最近の注目株は如意輪観音さま。個人的には醍醐寺の宝物館にいらっしゃるお方に首ったけ。左手の人差し指を立てて法輪を乗っけてる感じが好き。ツンデレでセクシーなところも(あくまでイメージです)。

 ほかにも大好きな仙崖義梵和尚の脱力しきった「寒山拾得図」にも再会できた。大好きといえば、与謝蕪村も2点、逸翁美術館から出展されていて、ほのぼの。彼の俳句も中学生のころから好きだった。芭蕉よりほのぼのした蕪村が好きなんです。放浪脱力系男子が好きなのかも。今なら宮田珠己さんとか。

 というように、「大阪のお宝」というざっくりとした括りなので求心力はないけれど、意外にあれこれと、没頭出来るお宝に巡り会えてうれしかった。
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2013/11/17

お宝へのアプローチ。  アート

 天王寺公園前で美術館のチケットを購入し、公園から小径に入る。15年ほど前に、美術館でフェルメール展が開催されたのを記念して「フェルメールの小径」と命名されたが、フェルメールを起想されるものは見当たらない。

 しかし、このロマンチックな名前の小径をしばし歩いた右手の森は、とても素敵な日本庭園「慶沢園」だ。
 初夏にれんくみさんと初めて庭園に入って四阿で休んだが、その自然で趣味のいい緑の趣に感動した。作庭は「無隣庵」で有名な名匠・小川治兵衛さん。私は「無隣庵」より、こっちの方が好きだなあ。

 今は秋の風情がまた、素晴らしい。横からの門扉が開かれ、菊花があしらわれている。それもこれ見よがしの大輪ではなく、小振りながら庭園のテイストにふさわしい情緒のある菊。

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 左側には丁字菊。

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 雨にぬれた風情がしっとりと。

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 人なつこい子犬のように、愛らしく首をもたげていた。

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 丁字菊は花の中央が盛り上がり、花弁が筒状になっている古典菊の一種。

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 丁字菊は江戸時代につくられたそうだけど、「伊勢菊」は平安時代からのものらしい。もちろんこちらも古典菊だ。

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 伊勢菊は花弁が垂れ下がり、伊勢の国司や伊勢神宮との関わりで栽培されたもの。

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 自然ののびやかさも存分に活かした、慶沢園のサイドからの入口。

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 ああ、入りたい! けど、今日は急ぐ旅なので、がまんがまん。

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 紅葉に埋もれる通天閣。

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 こちらが慶沢園の正門。

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 門の横には菊人形ならぬ、巨大扇に作った菊が! 鳩たちものんびりと散歩していた。

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 横目に慶沢園を見つつスルーして、大阪市立美術館へ急ぐ。

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 さあ、大阪のお宝を拝見だ!

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2013/11/16

天王寺はポップ  おでかけ

 なんだか気になってしょうがなかった大阪市立美術館の企画展「再発見!大阪の至宝!」を見に行く。本当は来週に行こうと思っていたけど、一番見たかった「油滴天目茶碗」(ポスター左上の宇宙人みたいなまるいの)が、前期展示で17日までだったので、急遽変更。

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 ほかにも秀吉の富士山の陣羽織とか、安宅コレクションとか見たかったものはいくつかあった。残念ながらもうひとつの目玉「飛青磁 花生」は後期展示のため白黒写真のみだったけど。それでも逸翁美術館(小林十三)や藤田美術館(藤田伝三郎)のお宝が出品されていたので、「ほほう〜」という感じ。

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 というわけで、大阪駅で環状線に乗り換え、天王寺で下車。腹ごしらえに「MIO」という駅ビルのショッピングセンターへ。

 そこでまず、驚愕したのがトイレ。私の中では、清潔を保った洗練されたトイレは「ミホ・ミュージアム」のトイレが別格だったが、ここはすごくポップでおもてなし感がいっぱいだ。

 まず入口付近には同伴者が気分よく待てるよう、クッションが効いた明るいデザインのハート型の大きな椅子がある。壁面はグローバルな人々の様々な顔写真で構成された、ちょっとポップアートな空間。
 トイレの床はカラフルなタイルでポップな気分を盛り上げ、白いドアは玄関ドアのように表情があり、お茶目に招き入れてくれる。中には荷物をかけられるフックが掛けやすいように目線の位置にあり、しかもちょっとレトロデザインでおしゃれだ。鍵もとても掛けやすかった。勝手に水音が流れ、ことが終われば勝手に流してくれ、至れり尽くせり。洗面所にはちょっとしたコロンまである。100点以上のトイレだろう。

 トイレの話の後で恐縮だが、かるくカレーうどん定食をいただいて、文具コーナーで赤塚不二夫のマスキングテープを購入し、前回の記憶をたどりながら迷わず天王寺公園まで来れた。快挙(笑)

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 天王寺公園前では高層ビルと通天閣、そしてハリボテ感満載のラブホテルが見渡せる。なんてポップな場所だろう。大阪市立美術館へのルートとしては、いうことなし(本気で絶賛してます)。 

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2013/11/15

対岸は冠雪  季節

 昨日はじめて山頂に冠雪をみた。琵琶湖対岸の湖西、比良山系あたり。

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 そしてまた、なんともいえない空模様。

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