2014/1/2

2014年、年賀状解題  季節

 今年の年賀状は2ラウンド目の「馬干支双六」。

クリックすると元のサイズで表示します

 年賀状の仕切りに入っているピンクの用紙にも印刷してしまった。けどピンクのバックはいつもとてもキレイ。限定1枚の保存版。

 今回は私の洗練されていないあまちゃんな絵が、ちょうどいい風味を出してくれたような気がする。

 ローカルな場所だが、栗東トレーニングセンター(略してトレセン)は、競馬馬の生活の場で、厳重な警備が敷かれており一般人は入ることが許されない場所だ。私はたまたま高校生の頃、親御さんが馬主でもあるトレセン関係者のお嬢さんと友達だったので、一度見学させていただいたことがある。
 そんなローカルバンザイなトレセン鉢巻きの馬が持っているのは、もちろん馬券(詳しくないけどなんとなく単勝にしました)しかありえない。

 「ケンタウロスって、なんや?」 という方もいらっしゃるかもしれないので、「半分人間で、半分馬。ギリシャ神話にでてくるわ」と、脳内で漫才風にレクチャーしたら、上下逆転したケンタウロスを描きました、ちゃんちゃん!というオチが出てきた。これを使わない手はないだろう、ちょっと冒険だけど・・・ということで、実は笑いながら描いたのでした。

 馬頭観音さまは、ちゃんとモデルがいらっしゃって、滋賀県長浜市高月町の横山神社/蔵 「木造馬頭観音立像」が、ほんとにこのまんまな、キュートで素敵なお姿なのです。湖北の観音様だから「北のかんのん」。けっこう忠実に写しました、とくに馬頭ね。

 坂本龍馬は愛読書、山科けいすけ氏のコママンガ『サカモト』から拝借。龍馬だけでなく、幕末の有名人たちすべてのキャラが立っています。雑誌『ムー』を愛読する勝海舟とか、変相マニアの桂小五郎とか、三角関係の新撰組のひとたちとか。

 フレーメンはブレーメンの誤植ではなく、馬の笑ったように歯をむき出す表情のこと。でも実は笑っているのではなく、(雄馬が雌馬の)匂いに反応しているのだそうです。

 タイトルは、『あまちゃん』ロゴを使わせていただくことに。読みは「おうまちゃんすごろく」です。切り貼りという、すんごいアナログ手法でつくりました。きっと、作った本人がいちばん楽しんだような気がする、今年の年賀状。
2

2014/1/1

1月1日  季節

 元旦である。新年である。

 だいたい例年、実家から家までの帰宅途中の車中で年を越す。FMラジオとともにカウントダウンをしている。

 家に帰ってから、新年早々、夫と「ゾロアスター(拝火)教」についてのバカ話で盛り上がる。薪ストーブ好きは、かくれゾロアスタンだとか、そんな話。「ずーっとバカ話ができる」ような1年を過ごすことが、今年の願いであり、抱負であり、目標だ。

 そういえば小学生の頃(昭和40年代)は、たぶん1月2日は登校日だった。登校して講堂に全学年が集まって、校長先生のお話を聞き、唱歌「1月1日」を歌って、下敷きをいただいて帰る。あれはなんだったんだろう。

 で、気になったのが「1月1日」の歌詞だ。いや、当時はなんの疑問も抱いてはいなかった。素直な田舎の小学生だったから。でも、今は素直じゃない田舎のおばちゃんなので、どうでもいい記憶が妙に気になったりする。

 この歌を知らない方がいらっしゃるかもしれないので、念のために歌詞を復習すると↓

「一月一日」

(一番)
「年の始めの 例(ためし)とて
終(おわり)なき世の めでたさを
松竹(まつたけ)たてて 門(かど)ごとに
祝(いお)う今日こそ 楽しけれ」



 まず当時は「ノストラダムスの大予言」が大ブレイクしていたから、「終わりなき世」を信じている子どもの方が少なかったかもしれない。心にもないことを元気に歌っていた訳である。

 そしてさらに、察しのいい方は何を言おうとしているのか、おわかりだと思うが、そう

「松竹たてて門ごとに」

を、小学生の頭が変換したのは

「松茸たてて角ごとに」。

それが

「祝(いお)う今日こそ 楽しけれ」
に続いて行く。

 そんなシュールな歌を、お経のように未知の呪文のように何の疑念も抱かず、小学生の間中、新年早々、元気に歌っていたのだ。

 昭和40年代の田舎の小学生は、今から思えば救いようの無いバカだったと、40年前の自分をしみじみ哀れむ、平成26年のお正月なのだった。


 

 
1



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ