2014/1/21

悟りはスタート地点にすぎない。  季節

 せっかくいい感じに雪だるま氏の話を進めることが出来たのに、残念ながら続きがある。

 涅槃の境地に至り、どこまでも穏やかな眼差しだった彼の目が、失われてしまった。雪が溶けて、いい加減に取り付けた目(葉っぱ)が流れ去ってしまったのだ。

 目の失われた雪だるま。それはもはやヌケガラのようだった。そう、まるで宇宙人によって、人間の本質が連れ去られてしまったかのように。

 そこで今度は丸い目を調達しようと、名前も知らぬ柑橘系のちいさな実をとりつけてみた。

 あわわ!

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 これは宇宙人から、からくも生還した、カルトな教祖さまでは。

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 そして彼は夕方近くまで、浮遊感漂う説法を繰り広げるのだった。

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 悟りを得るのはスタート地点にすぎない。そこからが人間としての勝負なのかも。いや、彼は雪だるまですが。

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2014/1/21

逆境はひとを丸くする。  季節

 昨夜は冷たい雨が降りしきり、雪だるま氏の安否が気遣われた。

 一夜明けて、すこし彫りが深い姿になった氏を、急いで写真に収めた。

 朝家事が終わって落ち着いてから、写真をPCに落として大きな画面でじっくり眺めると。

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 あれ?

 昨夕の、クレーマーのように不平不満をガンガンわめき散らすような風情はどこへやら。あくまで静謐な表情をたたえており、まるで牧師さまのよう。一夜にして人格豹変する雪だるま氏に驚愕する。

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 雨ニモ負ケズ。

 宮沢賢治の有名な詩を地でいく雪だるま氏。賢治が生きていれば、見せてあげたかった!
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