2014/4/30

つばき!つばき!  神社仏閣/教会

 廊下を廻っていくと、きれいに熊手で整備された白砂のお庭がある。陽が差し込んで明るい場所に、枝の絡み合った椿が今を見頃と咲き誇っていた。後で知ったが、これが法然院の有名な「三銘椿」だった。三銘とは、「花笠椿」・「貴(あて)椿」・「五色八重散り椿」の三種の椿。それぞれ気品があって美しい。

 「五色八重散り椿」は1本の木に様々な花が咲く、珍しい銘椿。
 
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 「貴(あて)椿」は、その名のとおり貴婦人のよう。つつましく匂やか。

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 「花笠椿」は、ちょっとおきゃんな跳ねっ返りだけど、キュートで瑞々しい。

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 花の落ちた風情も趣き深い。

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 となりにいた外国人のおじさんも、夢中でシャッターを切ってました。わかるわ〜!

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 そして廊下の窓側では、通りかかった人はみんな、驚きの歓声をあげていた。

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 たしかに叫ばずにはいられないくらい、見事な美しさ!

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 はい、もう一枚〜!

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 アップでいきま〜す!

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 木にあるよりも、生け花よりも、ある意味美しい、手水鉢の椿。

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 北書院から吉田山を見たり、大書院で「八方睨みの龍」の襖絵を見たり、茶室へも入れた。
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 茶室『如意庵』 の窓から見たお庭。

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 合間に調べていると、江戸時代の法然院中興の祖・忍澂は、黄檗宗の独湛と親交があったらしい。だから、門の前に禅宗のような禁止事項が書かれた石碑があったり、白砂壇があるのか。独湛がアドバイスをして、境内の整備は中国の廬山寺をモデルにしたという。ナゾがひとつとける。
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2014/4/29

法然院の特別公開と椿  神社仏閣/教会

 京都駅からバスターミナルで3本待ち、やっと銀閣寺ゆきのバスに乗り、銀閣寺の手前で下車。山に向かって坂道を上り、「哲学の道」を横切り、法然院へ。

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 春休みでもあり桜も美しい季節なので、哲学の道は大賑わいだったが、少し外れると、めっきり落ち着いた空気になる。

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 まるで禅寺のように禁止事項が並ぶが、鹿ヶ谷は法然上人が念仏を広めていた念仏道場だった場所だ。ここにくると、いつも「んんっ?」と思う。浄土宗らしからぬ石碑だ。

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 絵本作家の長谷川義史さんが、テレビ番組のロケでここにいらっしゃったとき、「まるで風景を切り取ったみたいや。しかもこちらが影の世界で、向こうが光の世界」とおっしゃっていた山門。まさにそのとおり。

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 ニンニクも酒も肉も持ってませーん。はいりま〜す。

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 はい、「向こう側」からみた風景↓

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 盛り砂に左手には流水の模様。この盛り砂は、「白砂壇」と呼ばれるものらしい。盛砂の間を通ることで、心身を清めて浄域に入るのだそう。

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 右手にはこの季節に相応しく、桜の模様。

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 白壁の蔵のむこうに石塔。

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 池を渡ります。

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 一筋の水が落ちて、落ち椿が一輪。風情があるけど・・・

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 水はどこから? マジック!?

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 学生時代には何度となく来ているけど、伽藍の中に入るのは初めて。受付その他のスタッフさんは、きっと関係大学のアルバイトさんたち。

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 入場料500円で、まずは本堂へ。きれいに整えられ、ほどよく薄暗い本堂には、すっきりとシンプルに、阿弥陀如来像、観世音菩薩像、勢至菩薩像が並ぶ。その前の床には、二十五菩薩を表す白い椿の花が、きちんと置かれていた。これを「散華」というらしいことは聴いた事があるが、実物を見たのは初めて。ふっと心が静まる本堂だった。
 
 廊下の外には、珍しい斑入り(絞り?)の椿が。

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 方丈で息をのむ。一目見たらすぐに、堂本印象先生の作品と判る襖。斬新だわ〜♪ 引手が金色で堂本印象ワールドの前衛デザイン。もちろんホンモノの写真撮影はできないので、廊下にあったパネル写真です。

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 お部屋は写真禁止だけど、野外の方丈庭園(善気水)は、「存分に撮ってください」とのことで、お言葉に甘えて。
 
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 奥の灯籠は、この庭園で一番古いものだとか。平安時代だったかな(うろ覚え・汗)

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 ずいぶん久しぶりに聴くシシオドシの音。かーーーん!・・・という音は、岩の奥から聞こえていた。

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 モミジの若葉も出始めている。ところで、不思議な物件を発見した。
 
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 浄土宗のお寺なのに・・・鳥居!? 法然上人って、祈祷も占いも否定してなかったっけ? 元々が神社で神仏習合のなごり、というのは、この場合考えにくいんだけど?

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 という質問を事前に予想してか、襖絵や庭園の説明をしてくれたバイトとおぼしき学生さんは、レギュラーな説明のあとで、「何代目かのこの寺の住職が『趣味で鳥居をつくられた』」とおっしゃった。(学生さんはきちんとその住職が何代目のなんという方かおっしゃったのだが、悲しい事に私が忘れてしまった)

 いやいや、お寺の境内に「趣味で鳥居」って、それは反則では(汗)

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 というわだかまりを抱えつつも狭い回廊を回り込むと、そこは椿の園。↑これは「白芯卜伴(ハクシンボクハン)」という品種らしい。初めて見ました。

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 可憐な乙女椿↑

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 俯き加減の八重の花びらなのは、紅八重だろうか。

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 椿の園のルートを折れると、またもや中庭が。

 そしてその先には、さっきの椿の園が、ホンの前触れにすぎないことを思い知る場所があったのだった。
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2014/4/28

4月はおでかけ目白押し。  おでかけ

 4月は「これでもかっ!」というほど、「隙あらばおでかけ」を心がけていたので(確信犯!?)、おでかけネタが押して押して。

 たかが5時間のおでかけに、1週間以上を費やす事もあるという、私の重箱の隅をつつくようなメモ&写真が反映しまくったという事情もある。

 もしかしたら、そんなドサクサのウチに、「おでかけ記録」がとんだものがあるのかも、と4月の記録を繰ってみると・・・やはりとんでました。

 うららかな火曜日、一週間だけの「春季 伽藍内特別公開」目当てに法然院へ。4月1日〜7日のうち、初日の1日に出かけた。伽藍内の椿が主たる目的。今年はとにかく桜よりも椿!という気持ちだったのだ。

 境内の「椿」を一般公開してくださる(平素は非公開)、心惹かれるお寺は他にもあったのだけど、今年は静謐な佇まいが大好きな法然院に決定。近くにある真如堂にも立ち寄れる。
 真如堂は以前、素敵な「涅槃図」を見に行ったとき、僧侶の方が、「ここは紅葉で有名ですが、桜もキレイですよ」とおっしゃっていたのが、耳に残っていたから。

 結論をいえば、法然院の椿も新芽も素晴らしかった。本堂も襖絵も庭園も。文化財保存協力料として、500円が必要だが、特別公開で、しかもこの内容なら、ニトリ以上に「お値段以上」と断言出来る。
 哲学のみちの桜、真如堂の桜と椿と桟須臾(さんしゅゆ)も。ついでにいえば、お昼ゴハンとして食べたイートインできる「ベーカリー山田」(「山田ベーカリー」だったかも)のサンドイッチとコーヒーが、やたら美味しかった。ごく普通の個人店なんですけどね。

 法然院で公開されていたのは、

☆本堂(阿弥陀如来像、観世音菩薩像、勢至菩薩像、法然上人立像、萬無和尚像、二十五菩薩の散華)
☆方丈(狩野光信筆襖絵(重要文化財)、堂本印象筆襖絵)
☆方丈庭園(善気水)
☆北書院
☆三銘椿 花笠椿・貴(あて)椿・五色散り椿の庭
☆大書院(『龍の間』)
☆茶室『如意庵』

 不思議だったのが、外国人率が非常に高かった事。英語、フランス語、韓国語を耳にしたんだけど、こんな短い公開期間で、わりとマイナーなお寺に、なぜ外国からの観光客が多かったのか?? ナゾです。
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2014/4/27

まもなく「消しゴム忌」  展覧会

 4月25日から梅田ロフトにて、「ナンシー関の顔面遊園地」が開催されている。彼女と連載対談もし、生前仲のよかった町田広美氏がナンシー関の13回忌を機に、メインで企画したようだ。これは外せない。ということで初日に出かけた。

 展示品は、彼女が彫ったナマ消しゴムハンコと、それを押したもの。消しゴムハンコをスタンプした高級品(グッチのモカシンやウエディングドレス)、著作から抜粋した文章のセレクション。あとはグッズ売り場も楽しみだ。

 やっと人に道を聞かなくても梅田ロフトまでたどり着けるようになった。長い道のりだった。

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 これだけ多くの人に支持され、絶賛され、愛された文筆業の人って、いままでいただろうか? というくらい故人となった今も、その存在感、もしくは不在感は大きい。だから、金曜平日お昼前だというのに、昨年のみうらじゅんの展示の3倍くらいの人の入りだ。

 もっとも展示の芸においては、はるかにみうらじゅんの方が上。カテゴリー別に、四角四面にまとまった消しゴムハンコを、ひとつひとつ見ていくのは、ある意味苦行。よほどの「ナンシー好き」でないと、つい流したり飛ばしたりしてみてしまうかも(汗)

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 それでも選び抜かれたナンシーの言葉に、感心したり、笑ってしまったり、うなずいたり。関家は家族中が格闘技好きで、相撲中継のときのアツい一家(とくに父)の様子や、千代の富士の件で、何度でも父にだまされてしまう子どもの頃のナンシーの逸話が微笑ましい。彼女が無類のシール好きだった、というのも大共感だ。

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というわけで、買ってしまいました。「動物シール(とり)」と「よくできました」シール。

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 入口でプレゼントがあるのは、ロフトのお約束。お寿司の栞の裏には「おにぎりください」という言葉が。
 
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 世界文化社の本を買うともらえる「ナンシーうちわ」。もってない本があったので、買ってみた。

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 買おうかどうか悩みに悩んでいた「評伝」も、このさい買ってしまった。とりあえずマスキングテープもひとつ購入。

 なんのかんのいって、1時間以上見てました。足が棒(疲) でもナンシー好きには、回顧展としての意味はあったと思う。じっくりと見せていただいたので、6月12日の「消しゴム忌」(勝手に命名)には、しみじみとナンシーを偲ぶつもりだ。
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2014/4/26

今年も桃源郷に行く。  おでかけ

 実家から「タケノコあげる」という電話があったので、夕方近くなったが夫と一緒に貰い受けに行った。ついでに蕨を取りに行きたい、という夫の希望で、近くの堤防に行く。

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 この連休で農家は田んぼに水を引き入れ、水田は鏡のように空や山を映してくれる。これで、一気に景色の季節が進むのだ。

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 ここは青々とした麦畑。

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 区画整理されていない田んぼをみると、なんだかうれしい。

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 この蚊とり線香のような麦畑は、ミステリーサークルではなく、意図してつくられたもの(たぶん。ただしどんな意図かは不明・汗)。

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 川沿いの堤防のうねる道を車で走る。山に向かって。昔は葛や竹で鬱蒼として、道は舗装されておらず、とても車で行こうとは思えなかったが、ずいぶん見晴らしよくなった。

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 名残の菜の花が咲いているが、どこか荒れ果てていた。

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 山の近くまで行ったところで車を停め、外に出る。八重桜が重そうな花をつけているのが見える。ズーム↓

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 去年初めて行ったが、とても気持ちのいい場所なので、私は桃源郷と呼んでいる。

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ウグイスが鳴き交わし、そよ風が吹き、緑が優しく、童話のような民家がある。

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 え? 蕨は? そんなの、影も形もないじゃない。たぶんとっくに先客が根こそぎもっていったに違いない。探すだけムダムダ。

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 それよりウグイスの声に浸りながら、夕方の斜光線を浴びる風景にうっとりしている方が、数段いいって。

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 なんの収穫もなくても、本当に来てよかったと思える場所。

 ちなみにタケノコは帰宅後即、糠で茹でて、その日はからし酢みそ和え、翌日はタケノコゴハンと若布とタケノコの煮物、家のアスパラとタケノコの天ぷらと、タケノコのコース(!)にしました。
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2014/4/25

錦市場を徘徊する。  お買い物

 「手から手へ」展からの帰り道をどうするか。

 錦市場を抜けて、河原町三条の六曜社で休憩し、三条大橋近くのタルトの有名店『キルフェボン』でフルーツタルトを買って帰る、という計画を立ててみた。錦天満宮から六曜社までは予想外に歩いたが、予想外のものも見られたので充実していたといえる。

 市場の入口には、伊藤若冲の絵がデザインされた門があった。何回か来た事があったはずなのに、この日初めて気づく。

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 若冲らしい絵だけど、魚屋さんも卵屋さんも肉屋さんもあるからなあ(笑)

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 伊藤若冲は青物問屋の息子だけど、40そこそこで弟に家督を譲り隠居して、画業に邁進したんだっけ。

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 彼の絵が経年後も色褪せないのは、最高級の絵の具を使ったかららしい。

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 錦市場は、修学旅行の高校生や外国人観光客も多いが、三木鶏卵でう巻きやクリームパンを買ったり、いろんな種類のひら天を買って、晩ご飯のおかずも購入できる。七味屋さんでいい感じのお兄さんに、好みに合わせた山椒風味の七味を作ってもらう。

 もずくを包んでもらう間に、串ざしのかわいい子持ち小イカが焼き上がったので、焼きたてを食べる。つきたて焼きたてのみたらし団子を、お店で食べる。小イカは1串105円、団子は1串150円だったかな。こんなことなら、いいかげんな饂飩なんか食べず、お昼は抜いてもよかったな。とやや後悔。

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 アーケードになっている小路には、乾物も鮮魚も野菜も和菓子もなんでもあって、きょろきょろしてしまう。

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 突き当たりには、ビルに鳥居がめり込む(!?)錦天満宮がある。

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 鳥居をくぐると提灯がお出迎え。

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 銅の狛犬さんもいらっしゃいます。

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 由緒はこちらに。

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 外国の方は、獅子舞のからくりおみくじに夢中!

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 だったので、遠慮して引けませんでした。しかもここで、カメラがまさかの電池切れ!

 このあと、和泉式部が初代住職だったという誠心院というお寺を見かけたので、和泉式部のお墓参りもしてみました。もし複数で来ていたら、和泉式部のカオハメ看板があったので、うっかりやってしまったかも。
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2014/4/24

「手から手へ展」  アート

 「手から手へ」展に行って来た。副タイトルは、「絵本作家から子どもたちへ 3.11後のメッセージ」だ。もう少し詳しい内容は、京都国際万がミュージアムのHPから引用↓

 日本の絵本作家たちが「3.11後の世界から私たちの未来を考える」というテーマで国内外の仲間たちに呼びかけて作品を募った展覧会です。2012年3月、イタリアのボローニャを皮切りにヨーロッパ5ヶ国を巡回し、2013年新たな呼びかけに応えてさらに多くの絵本作家が参加。総勢7か国110人の描き下ろし原画作品を展示し、未来を生きる子どもたちへの想いを伝えます。 

 3.11後の「世界」から! 日本じゃなくて、「世界」。スケールが大きい。  

 とはいえ、これは描き手の人たちからすると、ものすごくハードルが高い出品ではなかったかと。ことに日本の作家さんたちが、悩みに悩んだ苦悩が伝わってくるようだった。原発の問題を見つめないわけにはいかないから。

 というのも、現実を直視すればするほど、知れば知るほど、過酷で絶望的状況に沈んでしまう。未来を生きる子どもたちに、こんな状況を作ってしまったという苦悩。けれど、現実を知らなければ、いま自分たちのいる位置はわからない。知る事なしにスタートはできない。状況を把握したところがスタート地点になり、そこから解決のとば口をみつけなければならないからだ。

 目を背けずに見る事は苦しい。地理的に離れていることで、まるで当事者でないかのように、一見普通に「暮らし」を続けているけれど、実はオールジャパンな影響があることは、薄々みんな知っているはず。いや、オール・オーバー・ザ・ワールドなことかも(知らないだけで。海も大気も国境を越えますから)

 そんななかで奮闘していたのは、長野ヒデ子さんの「せとうちたいこ」さんのコママンガだった。地に足をつけて、いつものマイペース主婦(鯛の)たいこさんがいて、ホッとする。当然海を汚された「怒り」もあるが、たいこさんらしい、一点の曇りも無い健康的な怒りだ。どんなときでも笑ったり、のほほんとしたり、日常を生きることを最優先にする大切さを、あらためて思い知らされる。

 同時に長野ヒデ子さんがタダモノでないこと、もしくは桁違いの「ふつうの主婦」であることに恐れ入った。『クレヨンしんちゃん』の映画で「日本の主婦を甘く見るなよ!」と母・ミサエがよく口にしていたが、長野さん級の主婦がいっぱいいることが、日本の希望だと思いたい。

 そしてこの展覧会の中で、ことさら心に残ったのは、降矢奈々さんとアーサー・ビナードさんの絵と詩だ。降矢さんはチェコスロバキア在住の絵本画家さんだし、アーサー・ビナードさんはアメリカ生まれのアメリカ育ち。
 絵と詩というジャンルは違えど、ふたりに共通するのは、しっかりと現実を受け止める器の大きさと、冷静だけど深い怒りと悲しみ。

 「しっかりと現実を受け止める」のを、無意識にせよ、意識するにせよ、たぶん多くのはためらっているのかも、ということに、いまさらながら気づかされた。当事者である人たちを傷つけるのではないか、とか、生活の糧を奪う事になるのではないか、とか。その結果、自分の立っている場所がどんなところなのかわからないまま、どこに向かっているのかもわからないまま、対策がなされないまま、時間が流れている。その無責任な放置ぶりへの怒りと、その先にある未来への悲しみが、ふたりの絵と詩に流れていた。

 もちろん長谷川義史さんや、スズキコージさん、飯野和好さん、片山健さん、いわむらかずおさん、いとうひろしさん、村上康成さん、きたやまようこさん、酒井駒子さん、ささめやゆきさん、武田美穂さん、どいかやさん、などのビッグネームな力作も。ミヒャエル・ゾーヴァさんが描く、美しい色彩の悲しい絵もあります。

 ミュージアムのエレベーターを「手から手へ展」がジャック!

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 作家さんたちが無償で「手」を描かれた「ててんてぬぐい」を購入。

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 かわいいし、色は渋いし、肌触りもやさしいです。色違いで紺色も。

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 期間: 2014年3月1日(土)〜5月18日(日)

◇午前10時〜午後6時(最終入館は午後5時30分)
◇休館日:毎週水曜日 ※4/30を除く
会場 京都国際マンガミュージアム 2階 ギャラリー1・2・3

この展示の料金は無料ですが、入館料(大人800円)は必要です。
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2014/4/23

餅撒きの収穫率高し!  神社仏閣/教会

 本堂から外に出ると、すでに撒き手の七福神や裃をつけた厄年の方々がスタンバイされていた。観客の人数も、地元の節分の景品付き豆撒きより、やや多いくらいか、といったところ。

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 みんなニコニコと和やかな空気が漂い、裃の人に「◯◯ちゃーん! こっちなげてえなー♡」と叫ぶ女性がいたりする。両者とも白髪の人で微笑ましい。こういう場にありがちな、殺気立った気配はない。

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 七福神側には、やはりたくさんの人たちが集まっていたので、私は裃の人たちが待機する方へ移動する。

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 餅を福福しい人たちから、もらいたい人たちと、七福神が餅を撒くシャッターチャンスをねらう人たちがいる分、右ウイングの方が多くなるのだ。

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 下にいる知人に、升の中がカラなのを見せながら裃の人が、「いま、餅つきしてるとこやねん」といって笑ったりしていた。

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 さて、アナウンスが入り、餅まきが始まる。

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 私はあっというまに3つ拾い、その場を退散した。沢山はいらない。そのぶん、写真を撮ろうっと。

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 結構な時間、何度も餅が撒かれて、両手に抱えた餅を、どっさり落としているおじさんもいた。同様な数(たぶん30個くらい)を抱えていたおばさんもいたが、こちらは死んでも放すものか!という意気込みが感じられた。女はつよい。

 なかなか収穫率の高い餅撒きだった。地元の神社の豆撒きでも、こうはいかない。小包装された小餅は、赤、白、緑の三色の副餅だ。偶然、三色ゲットできた。

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 餅撒きも終わり、すっかり和やかな境内では、あちこちで鬼のしろうと撮影会だ。私もお願いして撮らせてもらったが、私の前の人と鬼は、親しい間柄だったらしく、人差し指を鼻の穴にツッコんでポーズをとっていた。このお面なら、それもアリだろう。

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 火の消えた松明を持ち、人間と話し込む鬼さんとか、

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 にこやかに微笑む山伏さんとか、

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 写真のオファーが次々にくる、大人気の鬼さんたちとかを眺めて、大満足で下界に戻る。

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 濃厚な2時間を大山崎で過ごし、楽勝で帰宅できました。
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2014/4/22

「鬼くすべ」ダヨ、全員習合!  神社仏閣/教会

 本堂はそれほど広くない。ご本尊の十一面観音菩薩さまがお内陣の正面にいらっしゃり、その両側に畳敷きの場所がある。

 2時の開始まで、一般衆生はお内陣の外の左右の畳に、ぎっしりと座って待つ。私が入ろうとした頃にはすでに満員だったが、右端の隅に、なんとか入れてもらえた。ごく一般的な、いわゆる「お寺さん」の本堂より、むしろ小さいくらい。
 堂内は撮影禁止ではないらしく、あちこちでシャッター音。プロの方が一名、お内陣で!始終自由に撮影されていた。

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 お内陣の鴨居にずらりとぶら下がっているのは、お餅。お内陣の中からみたら、こんなふう↓

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 外から見たら、お餅とわかる。結界か?

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 真言宗や天台宗のイベントは、なじみが薄いのでワクワクするなあ。法具がずらり。
 
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 通路になるだろう本堂の上には、「十一面観音菩薩」と書かれた大提灯が下がっていた。

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 私が座っていた場所の横も後も、壁はスキマだらけ。待ち時間の退屈しのぎに覗いて、新緑を眺めてました。煙が籠リ過ぎないように、わざと直さない? 今年は扉を開放して、外の人にも内が見えるようにしたらしいので、さほど籠らなかったけど。

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 カーンカーンカンカンカン・・・と、物悲しげな鐘の音が響き渡る。それを合図に、近づいてくる鉦の高い音に続いて、やはりどこか哀愁を帯びた法螺貝の音が聞こえてくる。

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 先導の僧侶に続いて、山伏登場。左ウイング手前に着席。

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 古びた面をつけた鬼たち参上。左ウイングの奥に着席。

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 豆撒き役の厄年の一団が、裃をつけて入場(女子も!)。

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 え? ウチワ? なんで? しかもかなりデカイ。あとで判明するが、実は重要な役どころだ。こちらも左ウイング手前に着席。

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 七福神あらわる。大黒様は福々しい笑顔で、打出の小槌を振り振り、一般衆生の皆さんに福を分けながら、お内陣右ウイングに進む。大黒さま、役者やのう〜。

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 弁天さまに続き、

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 恵比寿さんも、釣り竿を担ぎ、

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 寿老人も。あの長い頭のカツラは、不器用な造りが逆に、なんともチープで素朴な味を醸し出している。

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 七福神の一団は、右ウイングに着席。ありがたくも壮観(ちょっと笑うが)。

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 後から知ったのだが、冠束帯の彼は、どうも神職の方だそう。

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 僧侶の方のメガネ率、高し。

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 散華が始まると、花びらの争奪戦。厳粛な宗教行事なので「こっちにもちょーだい」とおねだりするのは、ちょっと見苦しい。

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 右ウイングの僧侶の方々は、若手で清々しい。女声の読経も聞こえる。

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 読み上げられるのは、「悪心の鬼も悔い改め、ええ奴になりました」、みたいな文を朗々と。

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 護摩木が焚かれ始め、ウチワの人の出番がきました!

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 ウチワで酸素を送り、炎を上げ煙がもうもうと堂内を満たしていく。

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 バタバタ、ではなくゆっくりと品よくウチワが扇がれる。

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 お内陣の外にも煙が流れて、

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 燻された鬼は回心し、松明を受け取って観音様のまわりを廻る(らしい)。

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 蛍光灯の光も乱反射するほどの煙になってきた。

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 一気に鉦や太鼓や法螺貝が急展開に盛り上がり、堂内はフリージャズのような灼熱の空気に変貌する。

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 鬼や七福神の方々が退出し、一般衆生の方もほぼ出ていった後も、ウチワの人は、ゆるゆると扇いでいらっしゃいました。ご苦労様です。

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 そんな中で、
「これから餅撒きをいたしますが、皆さんが全員外に出てから始めますので、ゆっくりお出になってください。時間に余裕がありますので、ゆっくりで大丈夫です」
というアナウンスが、繰り返し入る。
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2014/4/21

境内で予定変更。  神社仏閣/教会

 仁王門をくぐってしばらく後に、三重塔がみえる。

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 枝垂桜を近景に。

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 紅葉の若葉越しに。

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 わりあい簡素な相輪(そうりん)。

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 本日の主役たちの楽屋であり待機場所か? 白い鼻緒の草履が大量に並んでいる様子は圧巻。

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 はい、宝積寺に到着しました! 今回は楽勝でした。(前回の記事はこちら
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 ここは天下分け目の天王山。もちろん宝積寺の山号は天王山だ。

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 朱色の扁額に、銀の文字がカッコイイ。

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 この枝垂桜は、

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 京都の桜守、佐野氏の苗床を移植したものだとか。

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 青紅葉をバックに、薄紅の枝垂桜が映える。

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・・・おっと、今日は花見に来た訳じゃなかった。

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 宝積寺は通称「宝寺」とも呼ばれている。聖武天皇が夢で竜神から授けられたという「打出」と「小槌」(打出と小槌は別のもの)を祀ることから、そう呼ばれているそうだ。
 真言宗智山派の寺で、本尊は十一面観音。724年、聖武天皇の勅命を受けた行基による開基と伝える。

 ここも行基さまと縁の深いお寺なんだ。そのうえ、藤原定家や夏目漱石が訪れた事があるという、歴史の厚みもある。豊臣秀吉などは、ここに本陣をおき、山城を作ったくらいだ。

 ご多分にもれず1232年に火災により焼失していて、現存する建物や仏像はそれ以降のもの。1606年に改築されたそうだ。その後も幕末の兵火や廃仏毀釈の嵐で、すっかり寂れてしまったらしいが、徐々に復興していったらしい。

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 この赤茶色の瓦がのる建物は、大黒天を祀った「小槌宮」。

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 本堂の前には出世石がある。豊臣秀吉が腰掛けた、というもので、その石の説明をされていた方が、老婦人のグループに「鬼だけじゃなくて、七福神もいますから。せっかくみえたのなら、ぜひ法要にご参加してください。無料でみられますよ」という言葉を小耳にはさんでしまった。

 私はもともと、本堂に結集する一同の入場行進をみてから、ダッシュで帰宅しようと思っていたのだけど、この言葉にグラッときてしまった。たしかに、めったにないようなタイミングで、せっかく日も合って来れたのだから、本堂に入ってみようか?

 そこで件の方に終了時間を訊くと、3時半くらい、という。山崎の駅までダッシュすれば、おばあちゃんのデイからの帰宅時間にギリギリ間に合う。

 ヨシ! いざ、本堂へ!
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2014/4/20

仁王門にて  神社仏閣/教会

 仁王門でゆっくり仁王様を見る。2度目なので、とくに変化はないと思われた。

 ところが!

 ええ〜っ!? こんなにセクシーだったっけ?

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 とくに阿形の方!ちょっと待ってください、横からも!

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 そして柵の合間から垣間見えるおみ足! 仁王様は足が重要、という持論を持っている私の、ツボにはまるおみ足だった!

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 やっぱり小嶋先生は慧眼やわ〜。

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 仁王門を裏側から。シンプルだ。
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2014/4/19

積年の願いが叶う。  神社仏閣/教会

 今を去る事5年前に、大山崎山荘美術館にて山口晃画伯の『さて、大山崎 〜山口晃展覧会』を見に行ったときのこと。

 レトロで贅沢な応接室の真ん中に展示されていたのは、山口画伯のマンガ原稿、『すずしろ日記 Oh!山崎版』だった。そこでは実に魅力的なお寺の行事、『鬼くすべ』をレポートされていた。
 『鬼くすべ』は『追な式』(厄災の化身である鬼を追い払う行事。一般には節分に行う)のレアなバージョンで、豆撒きでなく護摩祈祷の煙によって鬼を払う。

 ここで目を見張るのは、僧侶と神主と山伏が一同に会し、祝詞と読経と法螺貝、太鼓や鉦(かね)が入り乱れての、めくるめくフリーセッションが繰り広げられるところ。
 その他にも、古めかしく剽軽な鬼(の面をかぶった人たち)や七福神も寄り合うそうなのだ。

 うう〜ん、見たい!!と願いながら、5年の月日が流れた。

 で、先週半ばの新聞を読んでたら、4月18日の金曜日の午後2時から『鬼くすべ』が行われる、という記事が目に飛び込んで来た。

 ええっ、金曜日!? 午後2時? 行けるやんか! 丁度電車に乗る用事もあったので、その勢いで行っちゃおう! ということで、月曜日には白紙だった金曜の予定がどんどん埋まった。

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 山崎の駅のホームを降りて、天王山に向かい線路沿いを歩く。踏切を渡った右側に、親切な看板が。

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 ここからは延々と坂道になる。

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 初めて小嶋先生のウォークツアーに参加したとき、れんくみさんと参加者の最後尾で息を切らしながら登った、懐かしい坂道だ。あのときはまだ暑い時期だったので、よけいにしんどかったし、仁王門までの道のりを、実に長く感じた。

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 今回はひとりでマイペースな歩きができ、季節もほどよい感じだったので、意外な程短く感じた。えっ? 宝寺って、こんなに近かったっけ?と思うくらい。

 早くも青紅葉が美しい。

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 坂道が終わり、石段に変わる。あの角を曲がれば、たしか仁王門だった。

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 幟旗がお出迎え。

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 そうそう、今日はこれ(追な式)のために来たんです!

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 曲がり角にくると、宝積寺の案内もあり、

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 仁王門も見える。

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 ああ懐かしい! この仁王門の前で、小嶋先生の初レクチャーを受けたんだっけ。小嶋先生は、この仁王像のことを、えらく気に入ってはったような記憶が・・・。再度、しっかり見ておこう。
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2014/4/18

羅漢寺の花々  神社仏閣/教会

 ひとしきり羅漢さんたちと対話し、ひとりひとりを眺めて写真に収め、すっかり満足した私たちは、心地よいお庭のベンチで一休み。ほどよい気温と木漏れ日とかすかな花の香りに包まれて、うっとりする。

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 季節も丁度いい感じで、桜と椿のコラボが楽しめた。

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 木に咲いているのも美しいが、

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 桜吹雪や散り敷かれた花びら、落ちた椿も風情があった。

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 ユキヤナギや柔らかな紅葉の若葉も、美しかった。

 電車を1本遅らせて大正解な、のんびりゆったりな羅漢寺での時間を過ごせた。惜しむらくは、飲食OKな羅漢寺で、のんびりお弁当を食べられなかった事かな。北条鉄道の車中で慌ただしく食べてしまったから。

 大伽藍がそびえ立つ広大な敷地のお寺にはない、アットホームなおもてなしと、「その場にいる」という空間を楽しむ時間が味わえた羅漢寺。

 「ウシに引かれて善光寺参り」じゃないけど、「『芸術新潮』の写真に引かれてはるばるきたぜ羅漢寺」な旅は、すばらしい1日だった。しかも青春18キップをこんなに有効に使えたのもうれしい。

 帰途は北条鉄道の車窓風景を楽しみ、JR加古川線の駅名を想い、残りの東海道本線では爆睡したが、さすがに帰宅したときには、へろへろに疲労困憊。お買い物のために、京都で途中下車したれんくみさんのパワフルさには、いつもながら驚かされ、自分の体力不足を反省するのでした。
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2014/4/17

中央には冥界の裁判官  神社仏閣/教会

 左ウイングと右ウイングに挟まれ、冥界の裁判官「十王」の本地仏(たとえば閻魔大王=地蔵菩薩)たちがいらっしゃる。名札付きなので、わかりやすい。

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 正面には、(左から)阿弥陀如来、普賢菩薩、釈迦如来、文殊菩薩、大日如来がいらっしゃる。

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 倶生神とは、生涯にわたって人の両肩に乗り、善悪を記録し死後に閻魔大王に報告するという2人の神のこと、だそうです。ということは、もうひとりいたのかな?

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 ところで「ふたりの倶生神」とは、左肩にある男神を同名(どうめい)といい、善行を記録、右肩にある女神を同生(どうしょう)といい、悪行を記録するらしい。善悪レポートを閻魔大王に報告しないといけないから、地獄の裁判所にいる、ということか。生前の所業の証明は、「しょうはりの鏡」だけじゃなかったのね。

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 慈悲の普賢菩薩さま。あれれ? 普賢さまの乗り物は、象じゃなかったっけ?これは、一体?? 犬にしか見えないんですけど?

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 知恵の文殊菩薩さま。あれれ? 文殊さまの乗り物は、獅子じゃなかったっけ? どうみてもシシではなくウシに見える。しかも文殊さまの重みで、いまにもつぶれそうな踏ん張り具合(汗) きっと文殊さまのダイエットを切望しているのでは。

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 漢字は魔王みたいだけど、きっとあの閻魔さま(だと思う)。そしてバックに従えるペットは、・・・イグアナ!?

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 名札がないので、正体不明のひとだが、もしかすると不動明王かも。

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 このシンプルながら独特の味わいがある人は、もしかするとお地蔵様なのだろうか?
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2014/4/16

五百羅漢に100シャッター!  神社仏閣/教会

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 左ウイング。日陰のせいもあるのか、こちらの羅漢群は、なんとなく空気が重かった。なんか「圧」を感じるのね(汗)

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 右ウイング。日向のせいか、こちらの羅漢群はあっけらかんと、天真爛漫な空気感。

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 真ん中には地獄の裁判官「十王」の本地仏(たとえば閻魔大王=地蔵菩薩)たちがいらっしゃったが、これは次回にまた。

 すごく楽しくて、ユニークな「らかん」さんたちを勝手に命名しながら、写真大会に突入だ。

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ちいさい王様らかん。

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「あなたは神を信じますか?」らかん。

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パウル・クレーのらかん。

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「ゲバゲバおじさん」似らかん(50歳以下の人にはわからんなー)

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さすらいのマフラーらかん。親鸞にも似ているぞ。

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ドット仏。

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なかよしらかん。

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なぜにほくそ笑むらかん。

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なんか文句あっか!?らかん。

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バックで陰謀らかん。

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ビンゴだ!らかん。

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ムーミン谷のミイらかん。

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感動しました!らかん。

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かんのんさま。

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悟りと眠りの間らかん。

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根拠なき自信らかん。

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ピンの子泣きジジイらかん。

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哲学者ラカン(哲学者の風貌だけど、本人とは似てないかな)。

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癒し仏。

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葉っぱを持つらかん(かわいい)。

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隣人を愛せないらかん。そのバックには・・・

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砂掛けババアと子泣きジジイらかん(©れんくみ)。

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アップはこんな風。

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最恐のらかん。

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 どれもこれも個性的で、おもわず次の羅漢さんの前でシャッターを切ってしまう。ここだけで、夢中で100シャッターは切ったはず(汗)
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