2014/7/31

人魚姫のように。  

 歩く度に激痛が走り、夫に「軍司官兵衛のものまねですか?」(私が先にブログに書いたのをパクったのだ)とささやかれる(揶揄される・笑)昨今だったが、やっと今朝、一条の光が射した。

 右足を床につけての立ち上がり始めは膝裏に激痛が走り、しばらくはそのままの恰好で歩けなかった。まるで人魚姫だ。まだしゃべれるからましだし、彼女のは「歩くとナイフで刺されたように足が痛んだ」と記憶しているから、いや、そこまでではないし、人魚姫と並列にするのはどうかとも思うけど、「歩くと足に激痛」というシチュエーションには、つい「人魚姫」を連想してしまうのだ。

 それが、今朝はおそるおそる立ち上がったときにあの激痛が消えていた。それでも角度によっては多少痛いので、やはりおそるおそる動く。

 行きつけの整骨院に行ったら、先生が「おしっ!!」という満足げな表情で、「パンパンな腫れは引きました」とおっしゃったあと、眉をひそめて「でもまだ水はありますから、引き続き冷やしてください」と、痛くないから必要以上に無理するに決っている私を牽制。

 大丈夫、あの激痛に戻るのは、金輪際お断りですから、おとなしくしてます。それにこの日限りで、しばらく医院を閉められるので、すくなくとも痛みに関しては、間にあったといえる。

 以後は先生にアドバイスをもらいつつ、自力で養生していくことになるので、少々(実は大変)心もとない。時間はかかるけど、「カラダの力でもってゆるやかに元に戻してゆく」という東洋医学って、すごいわ〜。

 先生はKちゃんの小学校時代の友達のママでもあるので、安心できるし。ママ友といえど、双方共当時は多忙を極めていたので、私たちはランチも「お茶」ですら一度もしたことはないが、子ども達は、お互いのおウチを行き来していた。現在も双方介護に追われているし。

 子どもつながりのママ友は、これくらいの距離が実は丁度いいのかも。
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2014/7/30

王子さまを探して  ファミリー

 以前Kちゃんに、「『星の王子さま』ある?」と聞かれ、「あるある〜!」とこたえた。

 次は当然、「貸してくれへん?」「ええよ〜」と会話が続くのだが。

 あちこち探したのだが・・・ない。見つからない。

 岩波書店発行、ハードカバーの『星の王子さま』が行方不明だ。

 子どもの時からの蔵書である。

 繰り返し読んだから、内容は半分くらいは覚えている(半分かよ〜!?)。繰り返し読んでいるのに好きな本だったかといえば、それほどでもなかったような気がする。というか読んでも読んでも、いまひとつ「わからなかった」のが正直なとこかな。

 いや、ストーリー的にのめり込まなかっただけで、挿絵と文章のリズムとキツネと井戸と砂漠、それに麦畑は好きだった。どんな話とも違うところが、何度も読んだ理由かもしれない。あの有名な「大切なことは目にみえないんだよ」という箇所に感動した!という人は多いと思うけど、子どもはそういう部分では、あまり掴まれなかった。いや、これは私だけかもしれないが。

 それよりは、飲んだくれが酒を飲む理由の無限ループにオドロキ、点灯夫に憧れ、王子さまが星に帰る方法に切なくなった。お星さまになるのではなく、「還る」というのが正しいのかもしれない。

 ああ、それにしても!!

 一体、私の「星の王子さま」は、何処に!?
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2014/7/29

「泣いた赤鬼」一件落着。  妄想

 ずーっと『泣いた赤鬼』という物語にもやもやしていた。なんだかひっかかる結末なのだ。

 しかもこれ、教科書にも載った浜田廣介の代表作である。廣介童話だ。子どもの読み物である。子どものときからずっと、腑に落ちない思いを引きずったまま、まもなく半世紀を迎えようとしている。

 今日も、ふとこの話を思い出して、腑に落ちない思いに悶々としていたが、突如とんでもない考えが頭をよぎった。涙無くしては読めない友情物語の振りをしているが、もしかすると、青鬼の計画的犯行だったのではないか? 

 赤鬼って、どうみてもパッとしてなく冴えてない。しかも鬼としてはアウトローで、友達いない感が漂っている。もともと鬼自体があまりいない地域なのかもしれないので、たまたま幼なじみだった青鬼とは「友達」だったけど、鬼として優秀でプライドもあり頭も良く気配りも行き届いている青鬼は、成長するにつれ赤鬼のことがめんどくさくなってきたのではないだろうか。もっと気の合う鬼友達を探しに引っ越そうと思っていた矢先、願っても無い赤鬼の悩み相談に乗っかる事に。

 またとない友情篤い青鬼として赤鬼の心に残りつつ、後腐れ無く別れられた、という青鬼の企みだったのでは。

 実も蓋もないけど、ものすごく腑に落ちた。個人的には、一件落着。
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2014/7/28

蟄居謹慎中?  

 べつに悪事をはたらいた訳では無いのですが、膝が故障してドクターから蟄居謹慎を申し渡されました(汗)

 先週末からなるべく動かないようにして、膝に溜まり出したらしい水を、体内に戻す作業で引きこもっています。

 自宅の2Fにも行けなかったため、PCをひらくことができず失礼しました。モバイルは皆無なのでネット環境はPCのみなのです。ご心配をおかけした皆様、申し訳ありませんでした。

 まさに体内工事中という感じで、「ご不便・ご迷惑をおかけして、まことに申し訳ありません」と、ヘルメットのおじさんがお辞儀をしてるスタンプでも押しときたい気分です。

 具体的な工事内容は、「氷で膝を15分冷やしてから30分あける」というシンプルなもの。この繰り返しで、歩く事、立つ事は最小限に、階段はNGという状況でした。階段に関しては、膝に負担をかけにくい昇り降りの方法を、先生に伝授してもらいましたので、これで1日若干はいけるかというところです。

 今週も引き続きこんな調子ですが、痛みがとれれば(うまくいけば今週末?)できることも増えていくか?というところです。
 焦らず順調な治癒を目指したいと思います。
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2014/7/22

老人界へ進出!?  

 まえまえから立ち上がりのときに膝裏が痛くて、とりあえずの整骨院に行って見た。

 レントゲンを撮ってもらい、ホネに異常はないし、軟骨もいまのところ大丈夫だということだったので、しばらく経過観察(放置ともいう)に。

 ところが昨日あたりから歩いても痛くて、「『軍司官兵衛』のものまねですか?」といわれかねないくらい足を引きずるようになったので、4回まわした洗濯物をすべて干し上げてから、信頼出来る整骨院へ行った。

 結果は、「膝に水がたまる初期段階」とのこと。膝に水って・・・お年寄りではないですかあ!? ・・・いやいや、まだ「たまって」はいなくて、このまま放置すると溜まりますよ、ということらしいのだが。

 対策は、「使わない」こと。

 歩かない、長時間立ちっ放し厳禁、階段の昇り降りはなるべく避ける。これって、家にいてすら難しい対策だ。

 よもや老人界への進出が、こんなに早くやってくるとは! いやこれは、「進出」どころか「躍進」かも。ショックだのう・・・。

 しかも3日後はお出かけの予定が。でもまあ今回は神社仏閣ではないしバス移動なので、まだしもなのだが。

 とはいえ、「しばらく安静にしていればずいぶんラクになって治って来ますよ」、という先生のお言葉にすがることにしよう。

 明日、介護用品のレンタル業者さんが、おばあちゃんが立ち上がる為の手すり用品をお試しで持って来てくださる予定なのだけど・・・むしろ私に必要だったりして(汗)
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2014/7/20

養老山麓サイダー  たべもの

 道の駅「かがみの里」で買ったもので、昨日書き忘れたものがひとつある。

 養老山麓サイダーだ。

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 まだブログを始める以前、Kちゃんが小学校中学年くらいだった頃、ふたりで岐阜の養老公園内にある「養老天命反転地」に出かけたことがあった。不思議なオブジェや意表を突いた表現に、ふたりして大喜びだった。トイレにまで意匠が凝らされていたので好奇心を抑えきれず、こっそり男子トイレにも闖入したくらいだ。

 「養老天命反転地」とは、世界的に有名なアーティスト、荒川修作氏とそのパートナーで詩人のマドリン・ギンズ氏の30数年に及ぶ構想を実現した、身体で直接体験できるアート作品たち。どんなものかを説明するのは難しいので、興味のある方は、上のリンクからHPを覗いてみてください。難しいことは考えず、まずは体験してみるのが手っ取り早い。

 そのとき、養老公園内のフードスペースでみつけたのが「養老山麓サイダー」。その名のとおり養老山麓の天然水を使い、グラニュー糖のみで甘さを出した手の込んだサイダーだ。その後、2005年に愛知県で開催された「愛・地球博」のバスツアーに行ったとき、養老SAで休憩中にこのサイダーと再会。重いので、帰途時購入した。

 それ以来だから、かれこれ10年以上の年月が流れた。それにしても、こんな近くで、しかもたった1本残っていたのを購入できたのだ。ラッキーとしかいいようがない。

 そしてブログを書くにあたり、なにげなくウィキを当たってみたら、こんな記述が!

「2013年5月をもちまして生産終了となりました」

 えええええーっ!? 

 生産終了は販売終了とイコールではないが、生産が途絶えて、すでに1年以上経っている。生産終了するにあたって大量に作られている可能性もあるが、デッドストックに限りなく近い。ことによると、ほぼヴィンティージかもしれない。

 そんな貴重なサイダーを、おいそれと飲む訳にはいかない。冷蔵庫から出して、つらつら眺めてみた。

 ああ、そういえば近江八幡のイシオカ書店の故・奥村店長が、まだお店にいらした頃、このサイダーをお土産として持って行ったことがあった。いたく気に入られて、わざわざ車で養老SAまで行って買って来られたこともあったっけ。

 作家の中島らもさんが、階段から落ちて急逝されたしばらく後、奥村店長も天に召された。まばゆいばかりに美しい8月の最初の日に、百合を1本お渡しして、別れを告げた。10年前の事である。

 偶然やってきた養老山麓サイダーは、もしかすると「命日までちょっと預っといて」という店長の計らいかも。

 はいはい、しばらくは飲まずに置いておきますから。
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2014/7/19

道の駅でお買い物。  お買い物

 昨日はいつもの近道ではなく、国道8号線を通って近江八幡まで出かけた。国道沿いにある道の駅「かがみの里」に立ち寄るため。

 目的は、近江牛切り落とし1p、「アワビ茸」、「湖(うみ)のくに生チーズケーキ」「酒粕ビスコッティ」、桃、生ブルーベリーという豪華ラインナップ。

 残念ながら桃は完売していたが、あとはめでたく購入できた。

 念願の「湖(うみ)のくに生チーズケーキ」も。「湖(うみ)のくに生チーズケーキ」は「世界にも通用する究極のお土産」に選定された国の観光庁お墨付きの逸品だ。

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 全国のお土産から厳選に選定されたのは9品だが、他のように株式会社でも有限会社でも協同組合でもなく、生産者は「社会福祉法人あゆみ福祉会」。その中から「滋賀発地元ブランド」として「工房chou-chou(シュシュ)」を立ち上げ、滋賀県内の蔵元さんと協力して、ブランド力を持つ商品となるよう、納得できるまでじっくりと試作期間を経てつくられた。まさに手づくり。

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 前に一度購入した酒粕ビスコッティも美味しかったが、生チーズケーキの濃厚なのにあっさりとした味わいは格別。発酵食品同士のレアチーズと酒粕ならではの相性なのか。しかも私は酒粕も甘酒も好まないのに、酒粕のいいとこ取りとしか思えない風味に、すっかり魅惑されてしまった。ちなみに、個人的な好みでは「浪の音」がお気に入り。

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 さきにビスコッティを買って、自分の好みの日本酒(酒粕)の風味を確認してから生チーズケーキを買うのも楽しいし、迷わずにすむ。

 あと発酵食品つながりで、地元の麹屋さんがつくった塩麹のパンもお買い上げ。

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 そして昨夜の晩ご飯は、近江牛の切りおとしと、アワビ茸プラス定番食材を入れたすき焼き風煮物。ほぼH氏の独り占めだったので、今夜残り半分の食材を使って再度作る予定。
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2014/7/17

PCアップダウン  ファミリー

 あまりの暑さのためか、昼間、PCがダウンしてしまった。その前にトライしたお中元の注文も、なにかトラブルがあるようで、注文確定画面まで行けないま、明日に持ち越し。

 それでもH氏のおかげか、夜になったおかげか、起動できるようになってホッとしているところ。

 京都は只今絶賛祇園祭中なので、大混雑だろう。しかも、クラクラ溶けそうに暑いそうだ。君子危うきに近寄らず。君子でもキミコでもないけど、明日は青春18キップを購入しに行くくらいに留めておこう。

 ひとりではとうてい使い切れそうにないけれど(ほんまか?)、娘が1回分を使ってくれるので、安心して購入できる。彼女は高校時代の友達が名古屋の大学に行って下宿しているので、彼女と会い、名古屋のうまいもん食い放題の旅をするそうだ。毎日「いまの状態はまずいな・・・痩せんと・・・」と言うわりには「あれもくいたい、これもくいたい」と口走っている。キミは東海林さだおか?

 
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2014/7/16

『俳句歳時記』を立ち読み。  読書

 備え付けのPは家族で使っているので、順番待ちのことがままある。そんなときには、階段横にある作り付けの書棚から本を抜き取り立ち読み。いやいや階段途中だから、階段に座って読む。「5分待って」と言われたからと言って、5分で終了するとも限らない。

 そんなときに便利なのが『俳句歳時記』。池田澄子さんにハマる前から、本屋さんで立ち読みし、そのあまりの面白さに春夏秋冬の4冊を購入。角川文庫の第4版だ。

 目次には大雑把に「時候」「天文」「地理」「生活」・・・などの項目に分かれ、その項目のなかで時系列に、例えば夏ならば、「夏のはじまり」から「夏の終わり」までの季語が続き、掲載ページが示してある。たとえば「時候」のなかでは「立夏」「夏めく」「麦の秋」「土用」「夏の果」などの季語が並ぶのだ。

 昨夜は暑かったので「熱帯夜」を引いてみた。

   蛇皮線を鳴らし古酒飲む熱帯夜   掘 古蝶

   まつくらななかに階段熱帯夜    吉田汀史

   手と足とわからなくなる熱帯夜   五島高資

 寝苦しい夜にはどうするか? 

 もういっそ寝ることは諦めて、楽しくすごしちゃえ!楽器を鳴らして酒を飲んで過ごしちゃおうか。沖縄テイストがまた、南国気分を盛り上げる。

 のどが乾いたので、階下に降りて冷蔵庫を開けて・・・の前に階段の暗さと、昼間には感じた事の無い、圧倒的な存在感におののいたり。

 眠たくてまどろみかけては暑くて目覚め、わけ分かんないくらいにカオスな意識になってしまう。蟻地獄のような熱帯夜なのに、そこはかとないクールなユーモアが、寝苦しい自分から幽体分離するかのように客観的。その第三者の視点が自分自身を救っているよう。

 以上は独断解釈なので、正解じゃないかも。俳句はまったくの素人だし。でも辛いとき苦しいときこそ、俳句を詠むことで辛さ苦しさと距離が取れる、ときには「ちょっと笑っちゃおう」的余裕さえ生まれる。たぶんそれが、私が俳句に憧れてしまう理由だろう。
 ネットには、こんな句もあった。

   羊になつたり獏になつたり熱帯夜  松井季湖

 つらく寝苦しい夜を、こんな洒脱な俳句に変換できたら、人生は楽しくなりそう。



 
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2014/7/15

7月前半あれこれ  

 たった4、5時間のおでかけに、けっこうな日数を費やしてブログを書いてしまった。けっこうな日数を費やした分、予想外の燃え尽きた感に襲われてしまい、少々ブランクがあいてしまった。

 あのお出かけの後、めぼしい事と言えば・・・(遠い目)

 「茅の輪(ちのわ)くぐり」のために、わざわざ野の宮神社を目指したのだが、実は近くの氏神様だって、立派な茅の輪が作ってある。本番の6月30日の夕方、茅の輪をくぐりに「菅原神社」に出向いた。

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 穢れを移す「人形(ひとがた)」だって、ちゃあんと輪のてっぺんに貼付けてあるのだ。それどころか茅のスダレまで! 茅は「ちまき」の葉っぱでもあるので、スダレをくぐると「ちまき」の匂いがする。

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 なんとも至れり尽くせりである。

 7月に入ってからは、畑に自然生えの青じそを濃縮ジュースにし始めた。3日で無くなるので、ジュースつくりに追われる日々である。ジュースというよりエキスと言った方がいいほど甘味を抑えたので、H氏は焼酎割り、私とおばあちゃんはサイダーと割ってグビグビ飲んでいる。

 京都の桂離宮の向かいに「中村軒」さんという老舗おまんじゅう屋さんがある。そこのおかみさん、「マサコはん」が月1で綴る「京のおかし歳時記」というブログが、めっぽう面白い。和菓子や茶の湯の知識は言うに及ばず、古典の知識、歳時記やしきたり、京都の言い伝えなどの知識を縦横に、自由自在な筆さばきだ。

 そして台風には、気を揉んだ。一時は「生涯に1度あるかないか」というくらいの情報が流れたので、ずいぶんドキドキしたものだが、大雨が降ったものの、滋賀県は大した被害もなく無事通過して行った。

 7月の読書会はグループ違いでふたつ。
 ひとつは小川洋子さんの『人質の朗読会』。一般的にはぜんぜん泣く話ではないけど、私はさんざん泣いた。しかも悲しい話ではない。感情を揺すぶられる感動の場面とも違う気がする。人生の決定的な瞬間と、その秘密に触れたような切ない幸せ、とでもいうのか。なぜか涙が出てしまう、奇跡のような名作だ。

 もうひとつは牧山桂子さんの『次郎と正子』。おなじみ、パワフルでかっこいいご夫婦の家庭生活を、娘さんの目から見たエッセイだ。あたたかくて微笑ましい、ときに爆笑しつつも感心する、ご夫婦のひととなりがとても身近に感じられる本だ。

 ふたつの読書会の間には、県民をほぼ二分した「滋賀県知事選挙」があった。神戸の息子からはデータ分析や投票予想メールが送られ、いまも(10年以上に及ぶ)選挙マニアの健在ぶりを発揮してくれた。私が三日月さんの当確を知ったのは、テレビの速報ではなく彼からのメールである(笑)

 というのが、だいたいの7月半ばまでの流れである。こういう感じで、おおきいこと、ちいさいことがなにかしらあって、退屈知らずの日常生活が続いている。
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2014/7/12

帰途につく。  おでかけ

 野の宮神社の近くには、雰囲気のいい踏切があるので、帰る前に寄り道して渡ってみた。

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 ええやん!

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 映画のロケ地みたいや!

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 などとテンションが上がってしまったが、そうなったのは私だけではないようで、渡る人渡る人、写真撮りまくりだった。

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 そしてまたも観光地ですれ違う婚礼姿の二人と、どうみてもプロ(スタイリスト?)な感じの付き添い女性。今回は和装だ。

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 前回の銀閣寺界隈の二人は、どこから見てもモデル然とされていたが、今回は逆に素人感溢れていた。なので、「本物」かどうかは不明。流行っているのか、観光地婚?

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 竹やぶをバックに、かわいいレンタサイクルが。観光地で100円は安い!
 
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 分け入っても分け入っても 竹の薮。と山頭火になりかける。

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 小柴垣やきちんとした背の低い石垣とか、

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 小柴垣から顔をのぞかせる紫陽花など、せっかく情緒も風情もある景色の中にいるのに、

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 ついに山頭火然とした俳人にもなれず、嵐山繁華街に出る。

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 しかし道標好きには、うれしいポイントだ。もっとも道標を見ても、JR嵯峨嵐山行きのバス停がどこにあるかはわからない。いつものように、当てずっぽうに歩いて、ラッキーにも発見できたが、1時間に1本のバスは5分前に出た模様(悲) 仕方が無いので別ルートの、遠回りで時間もオカネもかかる帰宅方法にするか・・・と思っていたら、なんと行ってしまったと思っていたバスがやってきたではないか!!

 天龍寺で引いたおみくじの「大吉」は、大当たりだった! ほんま大吉やん!

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 バスの窓から観る、渡月橋の袂付近で休憩するお年寄りたちと、水位計。昨年の台風では本当にえらい事になったもんな。今年は無事でありますように!

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 駅から徒歩7、8分というところで下車する。もう駅は先の方に見えていた。

 そこで、見過ごせないお店を発見してしまう。「カモシカ」って。

 話せば長くなるので(というか、感覚的でわかりにくいだろうから)理由は割愛するが、私たちファミリーには「かもしか」は大事なキャラなので、かなり反応してしまうのだ。

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 幸い時間はまだ午後2時をまわったばかりだ。そういや、お昼食べてなかった! よし、ここで遅いお昼をいただきましょう。

 気さくで可憐な天然自然ガールが、お二人で経営する「発酵食品」が売りの「食堂」である。店内には、梅酒や柑橘類を漬け込んだシロップ、梅干しやラッキョ漬けの壜が、ずらっと並んでいた。それらをみるだけでも楽しい。発酵食堂「カモシカ」の詳細はこちらでどうぞ。今年の5月にできたばかり、できたてほやほやのお店だ。

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 メニューのなかでは豪勢な「カモシカ定食(ランチ、だったかも)」、1300円をセレクト。月代わりで変わる定食らしい。何を隠そう、「ふぐの子の糠漬け」があるのに注目したのだ。そんな高価なものが!? しかも金沢でしか入手できないマイナー食品なのに?(通販はあります) 

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 さすがにちょびっとだった(笑) 卵の上にキャビアのように乗ってるやつね。

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 発酵食品がダメな人は別として、美味しかったですよ。むしろ地元の人に、ぜひおススメしたい。
 ちなみに店名の「カモシカ」は「醸(かも)し家」という意味だそう。

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 ゴハンにも満足でき、この日はいつもより30分早く、4時には帰宅出来た。天龍寺の「大吉」が最大限に威力を発揮した1日だった。
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2014/7/11

黒木の鳥居は最強。  神社仏閣/教会

 ささやかな神社だけど、観光客はいっぱい。なでると願い事がかなうという「亀石」も行列ができ順番待ちだったので、先にお参りしてから奥へ。

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 いちいち行った場所、買ったものに名前を記されるって、本人にすればめんどくさいことではと、お気の毒に思う。

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 めったにないけど、一度「秋篠宮さま御購入」というキャプションがはいった神社の授与品に驚いたことがあって、「それはいくらなんでもナイショにしてあげた方が(ハラハラ)」という体験も。もしかすると、あの弟君の場合は、確信犯なのかもしれないという疑惑も。

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 苔がふかふか! しかも光の加減でグリーンの明度が変化する。

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 こーゆーハート型の絵馬が鈴なりだった。なんかはずかしー。

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 やはり絵馬より鳥居。さんざん鑑賞しなければ。

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 根本付近は劣化が激しい。

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 木の皮がついている、というだけなのに、この力強さはなんなんだろう。かっこよすぎ。

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 鳥居の向かいには、満開の合歓の花が。これもシーズンにみたい花のひとつだった。

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 ネジ花、合歓の花、くちなし、紫陽花、蓮、萩と沢山の花も見られた。
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2014/7/10

野の宮神社へ  神社仏閣/教会

 天龍寺北門を出ると、やや鬱蒼とした小径に出る。

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 両側に小柴垣や竹垣があり、その向こうはすぐ竹林。

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 人通りがなければ、それこそ「ちかん注意」の道になりそうだけど、何せ嵯峨野。

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ロマンチック京都を求める観光客で溢れている。とくに海外からの人の多い事! 日本語を耳にする方が少ないかも。

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 そんな場所でも、たまに人がきれると、竹の静寂なささやき声を聴いてのそぞろ歩きもできる。

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 野の宮神社って、嵯峨野めぐりの起点だったんだ? そういえば、ここからは化野念仏寺や落柿舎、大河内山荘や二尊院など観光名所が目白押しらしい。

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 10月の第3日曜日には、古式ゆかしい「斎宮行列」があるそうだ。「斎宮」とは、天皇が新たに即位するごとに、天照大神の御杖代(みつえしろ)として伊勢神宮に遣わされた斎王(未婚の内親王もしくは女王)のこと。
 斎宮に任命されると、1年間ほど仮宮(野宮)にて潔斎生活をすることになるらしい。

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 南北朝の争乱で後醍醐天皇の時代に制度はなくなったが、ここは野の宮「神社」として後世に残された。

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 さすが嵯峨野めぐりの起点らしく、明治時代かと思う程、人力車率高し。

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 お客は若い女性(複数)、外国人率高し。車夫には体力以外にも、容姿、英語力、おしゃべり力、観光案内力が求められる。

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けっこうハードルの高い仕事なのである。

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 源氏物語ゆかりの地でもあるので、源氏ファンには押さえておくべき場所だ。

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「賢木(さかき)」の帖で、六条御息所の娘が潔斎生活を終え伊勢に下向する直前に、源氏が六条御息所に会いに野宮を訪ねる、という場面があるらしい。

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 木の皮のついたままの「黒木の鳥居」も小柴垣も、ちゃんと物語の中に記されている。

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 この時期(6月後半)には、年の前半の穢れをはらう「茅の輪くぐり」もできる(6月30日まで)。

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 鳥居は「くぬぎ」、小柴垣は「くろもじ」だ。「くろもじ」はお茶の席で和菓子を切り分ける先の尖った楊枝に使われる樹木。枝や根は薬用にもなり、「養命酒」を作る際にも使われているらしい。

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 「野の宮神社」は「源氏物語」だけではなく、謡曲、和歌、俳句など、ひろく題材にされているとか。

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 縁結びや子宝安産祈願の神社だからほぼ関係ないし、鳥居メインで来たとはいえ、せっかくなのでお参りも。
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2014/7/9

思わぬ出口。  自然

 白い紫陽花も、妖精のように可憐。まるでおとぎの国を歩くよう。
 
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 ブルーとのコントラストもばっちり。

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 甘く静謐な香りがただよっているのは、

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 この方たちがいらっしゃるから。ひっそりと葉っぱの影に隠れるようにしているけれど、八重のクチナシは深窓の令嬢のよう。

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 青紅葉の空に向かう紫陽花。

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 昨年は長谷寺で、今年は天龍寺で、紫陽花を堪能できた。

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 そして、いきなり天龍寺の出口が出現する。ひっそりとした竹林の小径の途中になる。もしかしてと思い、出口近くの授与品売り場のおねえさん(?)に、「野の宮神社はここから近いですか?」と聞いてみたら、案の定そんなにかからない。

 よっしゃ〜、ここから出よう! 

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 出口付近より撮った写真。裏口のようにひっそり。・・・ってほんまに裏口やし。やましいことはしていないけど、なぜかコソコソと退出する。

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2014/7/8

百花苑にて  自然

 多宝殿の向こうには、「百花苑」という和の花園が広がっていた。どちらかといえば、秋のイメージの萩がもう。だって萩って、草冠に秋だもんね。

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 でももちろん、今のシーズンは紫陽花。

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 鞠のように球状になったものの他に、たまにはこのような、見かけないお方も。これは「隠山里」だろうか?

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 ツリガネソウとツーショットのこの実は、なんだろな〜?

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 山紫陽花という素朴な品種もたくさんあった。

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 このガクアジサイはたまに見かける↑

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 なんて奥ゆかしいブルー↑
 
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 ユキノシタ科! すでにしてアジサイ科ですらない!でも華麗↓

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 「七変化」!? 「心変わり」「気まぐれ」というアジサイの花言葉を地でいくやつだ。あ、「七段花」だった、すみません。

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 なるほど、たしかに。

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 「伊予の薄墨」というネーミング。なにやらゆかし、という風情。山紫陽花の仲間には「伊予」とつくものが数多くある。愛媛県の伊予地方のこと?山紫陽花の名所なのかも?

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 咲き始めはピンク〜濃紺色で、咲き進むにつれて、次第に墨のような黒色に変わっていくのが特徴のアジサイだとか。

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 花だけではなく苔むす地面の緑あり、竹林と青紅葉と青木のコラボにもうっとりする。

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