2014/11/30

11月最終日。  季節

 11月も今日で終わりだというのに、どうしたことかと思うほど「やる気」がでない。12月をのりきる「やる気」である。

 たとえば、年賀状をつくるぞー! とか
      お歳暮を贈るぞー! とか
      かぶら寿司をつくるぞー! とか
      掃除をこつこつするぞー! とか
      おせちをがんばるぞー! とか。

 いや「やる気」ではないかもしれないな。「焦りがない」のかもしれない。

 人間も50年以上やって来たので、「なんとかなる」と思っているフシがあるのだ。そんな気がする。人生折り返し地点??の大いなる油断。

 しかし、今のペースの暮らしは、のんびりしつつ着実に用件をこなしているかに見えて、その実ゼンゼンやるべきことをやれていない状態なのだ。たぶん、11月の合同読書会が終わって、「やれやれ」と安堵した気分が継続しているのだと思う。そろそろ11月のヌケガラ状態からの脱却を計らねば。

 毎晩夜になったら「あっ! あれをするの忘れてた! ・・・でもまだ日があるし」という腑抜けな状態なのである。しかも「あれ」は複数あって、12月の期日までにしなければいけないことなのだ(汗) 大丈夫か、わたし??

 そしてもう11月の最終日なのである。この3日中には「あれら」をしなければ。次の「あれやこれや」が目白押しなのだからね。
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2014/11/29

近場で紅葉。  おでかけ

 たぶん紅葉の名所は大混雑真っ最中だろうけど、やはりちょっとは見ておきたい。でもダラダラ過ごしてしまったから、もう15時もとっくにまわってしまった、という昨日の夕暮れ間近。自由時間はあと40分なのに。

 思い切って、えいっ!と出かけた。

 車で10分ばかりの市内の神社へ。近場な古刹「兵主大社」だ。創建は奈良時代始めといわれている。ここなら4時前に家を出ても、4時半には帰宅出来る。

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 駐車場の前から、紅葉がお出迎えだ。

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 石の太鼓橋を渡って、鳥居をくぐる。

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 もとは足利尊氏が寄進したという楼門。さすがの威風堂々。

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 ちょっと傾ぐ扁額。

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 参道はいかにも鎮守の杜だ。

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 玉砂利の参道を、樹々を見上げつつゆっくり歩く。

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 この紅葉の裏には、平安時代に造られたといわれている地泉廻遊式庭園(ちせんかいゆうしきていえん)がある。入園は有料。今日はもみじメインだし、時間もないのでパス。

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 見上げれば、色とりどりの葉っぱのトンネル。

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 オレンジと黄色と赤の見事なトリオだ。

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 こちらは緑と黄色と赤の見事なグラデーションだ。って信号か?

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 こちらは熟しきった燃えるような赤。

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 行き交う人影もぽつりぽつり。すでに観光するには時間も遅いしね。

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 「この辺の観光地」ではあるが、「この辺」自体が、観光地としてマイナーな場所だし。一応観光バス用Pもあったけど、それほど有名とも思えない。私は好きだけど。

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 おお、きいろい紅葉もなかなかやるもんだ。

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 綾錦。

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 楼門を隠すもみじ。

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 黄色のコラボ。

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 そろそろ帰るとするか。

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 こんな近場で紅葉狩りを兼ねて、ぐっと観光気分。

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 エセ観光客、鳥居をくぐるの巻でした。

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 ウチに帰ったら、ほんのりとした夕月が、柿の枝からのぞいてました。
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2014/11/28

ドラマ『さよなら私』  テレビ/ラジオ

 今年のドラマのマイベストは、「これよ!これこれ!」と言いたい。すべての部分でクオリティが高過ぎる。文句のつけようがない。NHKドラマ10『さよなら私』

 理想的な専業主婦の友美とバリバリのキャリアウーマンで独身の薫は高校時代からの親友だが、実は友美の夫・洋介は薫と不倫していた。それが「神社の階段から転げ落ちたら、親友のカラダに自分の心が入って入れ替わった」だから、「あれ? 昔の名作ドラマのパクリ?」と一瞬笑うけど、観たら恐るべきドラマだった。親友なのに夫を寝取られているという状況だしね。それで入れ替わりだもん。
 その元ネタ「転校生」の主人公のひとりだった尾見としのりさんも、どーしよーもない男として登場(笑) 今回、彼は入れ替わらないけどね。

 もう受信料の元を取ってありあまるかもしれない。実は第3回目から見始めたけど、ぜんぜんオーケーだった。もうずるずると引き込まれてしまい、「さすが『泣くな、ハラちゃん』の作者、岡田惠和さんの脚本だ・・・」と、つくづく。この人は、ときどき奇跡的なドラマを書いてくださる。まさにドラマの「神」(毎回ではないけど、当たった時のクオリティはハンパない)

 「さよなら私」のHPで、岡田さんが「ドラマのみどころ」を書かれている。

「一つだけ変化球な設定のあるドラマですが、人がこれまでどう生きてきて、これからどう生きていくのか、どう人生を全うするのかを描いたドラマです。」
いやー、凝縮されていますねえ。

 夫婦とは?友情とは?母とは?母娘とは?愛とは?命とは?人生とは? 

 こういうのが、ぎゅう〜〜うっと入ってる。この「ドラマ10」枠でありがちな、「恋愛」とか「夫婦愛」とかで収まりきらない大きさがある。スケールが大きいのに、とても繊細な部分まで表現されているのも見どころ。

 製作統括が「あまちゃん」を担当された菓子浩さん。ロケ地の風景も、セットのハマり具合と作り込みの丁寧さも、ハイセンスとメタファーを示す衣装のなにげないステキさと工夫にも目を奪われる。

 第6回に、母・友美のはからいで、幼稚園をずる休みして母子水入らずで海辺で遊び、老舗旅館に泊まり、幼い息子に母・友美(心は友美)が重大な事実を話す海辺の美しいシーンは、親友・薫(心は友美)でなくとも、心打たれる。(どうでもいいことだが、旅館の浴衣もステキだった)

 俳優さんたちも申し分ない。難しい設定のドラマなのに、細かい表情や心の動きまで、とても繊細に演じてくださっている。特に主演の永作博美さんが素晴らしいが、彼女の親友たちも目が離せないくらいで、最近のお気に入りは「春子さん」。演じているのは佐藤仁美さん。最初は夫を愛しているいい奥さんだったんですよね。

 おしゃれで出来る二人の女友達(実は心が入れ替わっているけど、春子は知らない)のなか、唯一フツーの主婦であり母である「春子」さんも、どんどん存在感を増して来ている。前回見た第7回「女と男」は、「春子さん」ストーリーがど真ん中だった。爆笑しつつ、苦笑しつつ、涙なみだという感情のジェットコースター回だった。

 夫の浮気が発覚してから、わがままでいつも怒鳴り散らしていて、おばさん力を存分に発揮し、横柄で自己チューで不平不満でいっぱいになった春子さんが、暗に修復を図ろうと画策したり、相手の女性・冬子さんを観察したりして悩む中、ついに夫・光雄さんが離婚を切り出す。

 で、この夫たるや、(脚本家の岡田さんいはく)どうにも「しょーもない男」で、浮気しているのになんら緊張感がなく、ウキウキしてたりはしゃいだりしてるから、バレてしまう。浮気に甲斐性が必要なら、絶対浮気する器ではない男だ。
 演じるのは「あまちゃん」で、すごくいい人だけど「誰もがなんかイラっとくるお父さん」役の尾美としのりさんだ。もう、はまり役!!

 光雄さんは、やることなすこと裏目に出て、お小遣いも少なく、仕事ができる人でもなさそう。でもなんか憎めないんですよね。男性視聴者がみていたら「あるある」だらけのひともいるかも。「いや、俺はあそこまでダメじゃないし〜」とか思ってるかも(笑)

 その光雄さんが、やっとの思いで離婚を切り出したとき、妻への売り言葉に買い言葉で、光雄さんがついぽろっと「彼女の親友・友美の夫(つまり洋介さん)の不倫」をにおわせたあげく、妻に白状させられるという情けなさ。この行動が、その後彼に地獄をみせることになる。

 一方、彼が友美の夫である、完璧な男・洋介と会い、彼の妻が、夫が親友の恋人であることに理解を示すという、不思議な不倫関係に「なんかフランス映画みたいですね」と形容したあと、自分は「主人公がどんどんドツボにはまっていくコメディ映画が好き」というのだが、これがとんだ伏線に。

 なんとなくギクシャクした恋人・冬子さんとの関係を修復するため、光雄さんが彼女のバースデイを高級イタリアンレストランで素敵に祝うという、にんまりを隠せないサプライズ企画が、あろうことか、まさかの修羅場に。

 なんと、隣の席に妻が!?? あわあわしどおしの光雄さんが可笑し過ぎる!男性にとっては地獄の光景だろう。しかし、この地獄には、もっと底があった!!

 妻からの「自分と結婚したまさかの理由」を聞いた後、恋人からの「自分と恋人で居続けるまさかの理由」が!! それがもう、光雄さんが耳を塞ぎたくなるような理由なのだ。

 この状況で、妻も恋人も高級イタリアンを、競うようにばくばくと威勢良く食べて行くが、もちろん光雄さんはワインをがぶがぶ飲むのがやっとで、あまりのショックでクチもきけない模様。そしてこの回のタイトルは「女と男」(爆笑)

 修羅場が一段落したところで、照明が落とされ、冬子さんへのバースデイプレゼントの花火つきのケーキと、ハッピバースデイの音楽、そして会場からの拍手(春子さんからも・大汗)。

 岡田さんのラジオ番組でゲストで来た尾美さんが、「役とはいえ、あれはキツかったですよ・・・」とおっしゃっていたほどだ(笑)

 でも、気丈な振る舞いの春子の、親友たちの前でのホンネの涙と失意に、おもわずもらい泣き。彼女の子どもたちの、何気ないやさしさにも。

 スポットで入っていた、春子が高校時代に親友と、好きな男性のタイプや結婚や子どもについて話す「あの場所」での短い回想シーンが、またドラマを深いものにしていた。

 毎回、感動をありがとう。そして遊び心もそこここにあったりして。とっても深くて濃い、だけど爽やかで透明な風の吹くドラマです。あと2回しかないけど、おすすめ。

 重大なことを書き落とすとこだった。毎回挿入歌が流れると、ドラマのシーン的に涙も流れるという仕掛けになってます(笑) 挿入歌は Olivia Burrell(オリビア・バレール)さんの歌う「 Love is… 」で、たぶんこの曲が流れたら、条件反射的に涙が(笑)

2014年10月14日(火)スタート [連続9回] (あと2回観られます)
総合 毎週火曜・午後10時00分〜10時48分放送

予告編の動画は↓
http://www.youtube.com/watch?v=zmhD1YRUdJw

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2014/11/27

ドラマ『信長協奏曲』  テレビ/ラジオ

 月曜のお楽しみは、フジテレビの「信長協奏曲」だ。いわゆる「月9」ドラマ。

 現代の高校生・サブローがタイムスリップして戦国時代に。そこで暗殺者から逃れたい織田信長が、自分とそっくりのサブローと入れ替わって・・・というタイムスリップものとそっくりさん入れ替わりものというストーリー。原作は人気マンガだ。

 ある意味、ベタっちゃベタなんだけど、どうにも目が離せない。どうかすると息を詰めて、真剣に見入っている。だって、役者さんたち、うますぎ。

 サブローと信長二役の小栗旬はいわずもがな、信長の妻・帰蝶役の柴咲コウのツンデレぶりが素晴らしい。プラス忠臣で乳兄弟の池田恒興役・向井理のピュアさに心を鷲掴みにされる。
 これだけでも十分な見応えだけど、山田孝之が謎の男・木下藤吉郎だし、徳川家康が濱田岳、故・斎藤道三は西田敏行、故.今川義元は生瀬勝久だ。このキャスティングを知れば、見ないわけにはいかなかった。信長の家臣、森可成がいい感じにコメディ部門を担当していて、演っているのは森下能幸という人。この人は大倉孝二さんとか有薗芳記さんのイメージとダブって来る。

 そしてダメ押しに主題歌が Mr.Childrenの「足音〜Be Strong」で、これがラストに流れると、ストーリーとの相乗効果で涙を禁じ得ない。ふとサビの部分で5秒ほど(ドラマではもう少し長いかも)途切れるんだけど、ここで謎の男、木下藤吉郎が登場し、不気味で不安な気持ちにさせるという、絶妙の効果をあげるのだ。

 たぶんこのドラマでは、「役者魂」に見入られてしまうのだと思う。
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2014/11/26

一週間ドラマ3連チャン・日曜日  テレビ/ラジオ

 このシーズンは楽しみにしている連続ドラマが3本もあって、「LIFEー人生に捧げるコント」のシリーズが一段落してお休み中(だと信じている)の寂しさを吹き飛ばしてくれた。日曜、月曜、火曜と続くドラマの日々だ。

 ではまず日曜から。TBSの日曜劇場、夜9時からの、クドカンの青春群像コメディ「ごめんね青春!」。1回目を見た時は、「あれ?(違う)」と思い、2回目は落としてしまったけど、3回目はすごく面白かった。それから追いかけてます。
 敬虔なカトリックで進学校の女子高校と、一応大学付属なのでエスカレーターで大学進学出来、勉強はいまいちな仏教系男子高校が合併する??というハチャメチャなコメディ。

 主人公、男子校の・原平助(この名前って・汗)の14年前の恋愛ストーリーも絡んだ、群像学園ものだ。ピュアで気弱なところもあるけど、教師としては生徒の信頼も厚く、なかなかイケてる平助役は綾戸亮くん。

 個人的に結構お気に入りは平助の亡くなった母・原みゆき(森下愛子)。

 ナレーションも彼女だ(だってすべてを見通せる。誰の心の中だって、別の場所にいたって、なんでも。なんでそんなことができるのかって?だって死んでるからなんでもありなわけよ、クドカン世界では!)。

 しかも彼女は「登場」する。主人公である息子の部屋で不思議なポーズをとる観音菩薩像となって。ときたま観音コスチュームで母の姿になって、息子・平助の悩みを聞き相談に乗ったりもしている。

 ちなみに平助の兄・一平はえなりかずきくん。役柄はお寺の若住職で、元グラビアアイドルを妻に持ってたりするも、一平の浮気が発覚??みたいな意表を突くキャスティング。もちろん狙って入るんだけど。

 で、共学にするかどうかを決めるため、ためしにひとクラスを男女共学にするんだけど、そこでの人間関係がまた複雑を極めてくるけど、何故かすんなり頭に入ってくれる。誰と誰がくっついてるか、別れたか、片思いかっていうのが、いっぱい。しかもみんなキャラが濃いし。いや、それぞれが個性的だからすんなり頭に入るんだろうな。

 あと先生たちもかなりの濃いキャラ揃い。女子校の敬虔なシスターの校長先生役が、まさか斉藤由貴さんだなんて、HP見るまで気づかなかった! ちなみにクドカンの昔好きだったアイドルが彼女らしいです。男子校の校長は、ひとくせありそうな生瀬勝久。ドラマタイトルにも関与する、意外な別の職業と別の顔を持つ男でもある。

 とまあ、主人公の14年前の恋愛の謎を引っぱりつつ、現在の膨大な数々の恋愛をも絡ませつつ、怒濤のように物語がばく進中。ときに現実でクドカンが地雷を踏んでしまったり、いろんな意味で、てんやわんやな、でも私が好きなタイプのドラマになってます。
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2014/11/25

猫目市お買い上げ。  お買い物

 猫目市でお買い上げしたもの。

 一番の大物は、引き出し。お持ち帰りするのは嵩張るし、そこそこ重いしで大変だったけど、5千円以下だったので、欲にかられて購入。とっても気に入ってます。

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 ネコ2匹、四角の、ワニ1匹のプレーンクッキー。ランチ代わりになるくらい?濃厚で美味しかった。

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 給食のパン皿みたいなのと、プリン型。あまりに懐かしくて。

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 子どもの頃、プリン型を初めて見たとき、「なんてオシャレなものなんだろう」とうっとりしたことを思い出しました。

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 パン皿の裏には、「ひよこ印」が。なにげなくかわいい。

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 「水牛の」茶托、ということでした。1枚600円ですが(汗)

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 これは一目惚れ。卓上用の調味料入れには、めっぽう弱いので、複数あります(汗) 

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 ふたつで千円なので、ゆるして。

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2014/11/24

守山では下をむいて歩く。  おでかけ

 嵩張る重い荷物が辛いから、帰り道はやっぱり違う道で。ほんとは来た道の方が近いんだけど、新しいものを見つつ帰ると気が紛れるかと思って。

 早速、猫目市の出口のマンホールをぱちり。

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 やっぱりホタルだ。

 道々、珍しいカラーマンホールも見つけた。

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 絵柄は一緒。でもカラーというだけで、ずいぶんイメージが変わる。


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 駅に向かうメインストリートの街灯も、もちろんホタル。

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 地方の駅前は「銀座」を冠するストリートが多いが、ここも「守山銀座商店街」だ。

 日中はなにか侘しいような気配を漂わせているが、夜になると、また違った趣があるんだろうな、きっと。ホタルだけに。

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 なにげなく群れるホタルのアーケード。 

 ホタルの意匠は、昼間しかみられない私には、いまひとつだった。

 しかし守山は、歩く人にやさしい工夫がなされていることも知った。写真をとるのをすっかり忘れていたが、路上に「◯◯まであと◯◯メートル」と、太い矢印の上に案内が記されているのだ。

 下をむいて歩くと私のような方向音痴さえ、間違えずに目的地にたどり着くことが出来る。さすが中山道近辺、徒歩人間にはうれしい表示だ。
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2014/11/23

猫目市  お買い物

 「うの家」はその名のとおり、元内閣総理大臣 宇野宗佑氏が生まれ育った家だ。

 宇野宗佑氏は、リクルート事件により、知名度が低かったもののクリーンなイメージで、急遽後継総裁に擁立された。しかし女性スキャンダルとマドンナブームのあおりを受け参院選で惨敗したため責任をとり辞職。わずか69日の短命内閣だった。

 多趣味な人だったらしく、自宅の裏には「中仙道守山宿 郷土人形館」が建てられ、宇野氏が収集した内外の人形約2万点、自作品(!)も50点ほど展示されていたそうだ。こちらは現在限定公開となっているとか。

 小学生の頃は絵もうまく、『少年倶楽部』に漫画を送ってよく当選し、乗馬もできる文武両道少年だったらしい。中学時代には映画に夢中になり、剣道も始めた。高校生の頃には、全国高商剣道大会で初の全国優勝に導いたという。要するに、なんでもできる器用な人だったんだ。

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 平成22年、守山市が宇野家を買い取り、改修工事を経て、平成24年1月29日中山道守山宿の拠点として又情報発信、憩いの場としてオープンしたのが「うの家」。やはり守山市の名誉市民第1号の名前は残さなきゃ、ということか。

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「猫目市」は、この建物の裏手の蔵の内外で開催されていた。

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 冬装束だと暑いくらいのぽかぽか陽気で、絶好のマルシェ日和。ぶらぶらと古物を物色する。手入れされていないものが雑然と並ぶ店もあれば、工夫を凝らした陳列で、じっくり眺めたいお店もある。

 昭和40年代に子どもだった私には、洗濯機の付属品だった白いワイヤーの洗濯カゴとか、ビニールの平リボンで編まれた買い物カゴなんかの懐かしい品も見た。

 品揃えも陳列も接客も群を抜いていた「びっき屋」さん。

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「びっき」とは、東北弁で、かえるのことらしい。「僕がかえる好きなんで」と店主がおっしゃっていた。ワイヤーで作ったカエルと店名看板も可愛い。店主は中学生の頃からのアンティークマニアだとかで、家に溢れかえるアンティークを減らすために出店されたとか。

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 たしかにマニアックな品揃え。フエキ糊の空き瓶(昔はガラスの容れ物だったらしい)とか、給食で使うヒヨコ印のアルマイト皿とか、カネボウ化粧品の上品なプラスティックのコットンケースとか、プラスチックのカラフルな積み木とか。アルミのプリン型やアルミのペンギン型の製氷皿なんていうチープなものもあった。

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 かと思えば、水牛の(ツノの)茶托とか、漆塗りで縁が螺鈿をはめ込んだ豪華な大盆もあった。ひとつひとつに店主の思い入れやストーリー、おススメポイントがあり、用途のわからないものや使い勝手についても、丁寧に教えてくださる。やはりマニアの話は面白い。

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 途中から奥様も参戦(笑) ダンナに負けない接客だが、値段のついてない商品を「いくらですか?」と訪ねたら、すかさず笑顔で「ふたつで千円です」と。ダンナが奥さんを二度見して、「え、え? ふたつで千円??(汗)」という夫婦漫才みたいなやりとりを見て、思わず卓上用の塩・こしょう入れセット、その他を買ってしまった。

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 フードテントで、あまりに形がかわいかったので、つい買ってしまったら、なんとネコさんのバックにワニさんが隠れていた! ランチ代わりに頭からいただきました♪ コーヒーも美味しかった!

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 蔵のなかのお店では、2千円引きの書類入れ?を購入。えっちらおっちらと必死で持って帰る。ほんとは1万弱の本棚が欲しかったけど、さすがにそんな大物は持って帰れず(泣) 帰宅後、早速引き出しに文房具を入れてます。

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 2時までには帰宅必須だったので、ほんの1時間ばかりのアンティーク市だったけど、ほっこりと目の保養をし、心の滋養をいただきました。
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2014/11/22

守山へ  おでかけ

 FB友達のNさんの記事で知った「猫目市(ねこめいち)」に行くことを、突如思い立った。JR守山駅から徒歩10分なので、猫目市さんのFBで地図を探し、手描きで付箋に写して迷わないよう準備する。

 電車で一駅の隣町なので、楽勝で行けると思っていたら、とんだ誤算だった。

 駅まで車で行き、電車で、と思ったら、駅前の駐車場は満車で入れない。そりゃ連休の1日目だもんな。あきらめよう。

 じゃあ、このまま車で行っちゃおう。と走り出し、隣町に入る手前の橋を渡ったとたん渋滞になる。
 ああ、ここは平日でも混んでるからなあ。どうもイヤな予感がしたので、ちょうどUターンできるスペースがあったのを幸いに、コンビニでおばあちゃんのお昼ゴハンを購入し、一旦、ウチに戻る。

 20分後に路線バスに乗ってふたたび駅まで行き、電車に乗って、徒歩10分の道を歩く。

 守山市は「蛍の町」として大々的にアピールしている。歩いた道も「ほたる通り商店街」だ。川のそばまで来ると、こんなものがあった。

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 たしかに配色はホタルだが・・・。

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 この形態に酷似している嫌われ者の甲虫がいるので、気分よく思ってない人もいるかも・・・。
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2014/11/21

金沢女子旅での発見  ファミリー

 Kちゃんが大学の入試休暇を利用して、女子友達4人と金沢一泊旅行に行って来た。旅館のタダ券をもらったのを利用し、JRの在来線を乗り継いでの格安青春旅だ。温泉に入って、うまいもん食って、おしゃべりにいそしむ女子旅でもある。

 旅館ではちょうどカニ漁が解禁になったばかりで、カニ三昧だったらしい。「今までで一番うまい蟹味噌を食した\(^o^)/」というメールが届いたほどの感激ぶりで、ランチは海鮮丼や生牡蠣、煮穴子など好物食べ放題だったとか(そもそも宿泊代が浮いているので、食費に贅沢出来るのだ)。

 で、旅館で「卓球しにいこう」という話になり、わいわいとかしましく卓球を始めたら、社会人男性が「一緒に卓球しようぜ、そのあと飲みにいこうぜ」みたいな感じで入って来たとか。マズイと思ったKちゃんが、「じゃ、お相手願います」と先手を打った。

 高校時代は生徒会活動オンリーだったが、なにを隠そうKちゃんは中学時代、学校で一番ハードな部活といわれていた卓球部に所属していたのだ。卓球の才能があるわけではないが、ハードな練習を重ねているので、それなりの実力はある。ついでにいえば、人徳を買われてキャプテンまでしていた。つまり卓球に関しては、4年のブランクがあるとはいえ、素人ではないのだ。

 彼女のいうところによれば、「コテンパンに負かしたったから、すごすごと帰りよった。柔道より卓球の方が、護身術として役にたったわ」

 護身術としての卓球! かつての吉本新喜劇のスター、故・岡八郎*をもしのぐ名言かもしれない。

 
*吉本新喜劇の舞台上、故・岡八郎のヤクザものに囲まれたときのギャグで、「おれはこうみえてもな、学生時分は運動部に所属していたんや」、「卓球部やけどな」、そして「それだけとちゃう、空手もや」、「通信教育やけどな」と言って、皆をこけさせる。
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2014/11/20

イメージの力 帰途  おでかけ

仮面の看板を横目に、さよなら「みんぱく」。

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 反対側のトーテムポールにも、さようなら。
 
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 といいつつ、みんぱく前でおにーさんが出していた「ひとり道の駅」的な出店の「地元野菜」などを物色し、モロッコ豆1P150円と「バナナ屋さんのバナナ」の(いたみかけの怪しい)一房を100円で購入。気分はビンボー時代の水木しげる。柿も格安だったけど、20個単位(250円くらい?)なので、むりむり〜(涙)

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 少女マンガのように、薔薇をしょった太陽の塔。おもわずシャッターを切る。

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 白鳥のボートの並んだお尻にも、さようなら。

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 ドラマチックな太陽の塔にも、さようなら。

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 コカコーラのラッピング・モノレールにも、さようなら。

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 バックネットの実のなった植物にも、さようなら。

 茨木駅ゆきのバスに乗って、JRで帰る。京都まで快速、京都から各駅停車の電車で終点まで、座ってのんびりと。充実のいちにち。
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2014/11/19

イメージの力 実用品をオブジェとして  博物館

 この企画「イメージの力」は、東京の国立新美術館からスタートした。

 「博物館」の展示物を「美術館」で展示するのだ。美術館にある展示品は「作品」になる。ここではザルや梯子や網や農具などの実用品を、現代美術のインスタレーションの手法で展示されている。

 たしかに「空間の使い方」が美しかった。
 
 大きな網が待ち受け、壁からすこし距離をおいて掛けられた農具が、白い壁にくっきりと映る影が美しい。オブジェのような巨大なザルは空間に浮かび、たしかに現代美術作品みたいだった。

 これも会場へ足を運ばなければ、味わえない体験だ。

 企画展のグッズ売り場は思いのほか小さくて、意外に力をいれてない感じだったが、クリアファイル図柄のセレクトはばっちり。入口にあった「椅子つき神像1体」と「ユダ(紙)人形・白(ガイコツ)」のを購入する。しかし今頃「ぞうの仮面」図柄も買って、コンプリートすればよかった」と少々後悔。まあ、「ぞうの仮面」が表紙になった「月刊みんぱく」を買ったからよしとするか。ミュージアムショップで、全部で千円強という、私にすれば画期的な少額購入。

 おそいお昼は「レストランみんぱく」にて。すっかり個人的みんぱくメニューに定着した「ジャンバラヤ」を注文。鶏の唐揚げが2個ついていた。うれしいけど、ああ、カロリーオーバー(汗)

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 その後は、常設展のある本館のミュージアムショップを物色。以前Kちゃんと行った時には、やたら高額商品があったような気がしたけど(りっぱな羽つきのドリームキャッチャーを買わされた・汗)、今回はかなりリーズナブルなお値段で、利用者の購買意欲を誘っていた。さほど高くなかったのに「買いたいもの」にはやや手が届かず、三桁のお値段の商品を若干買って2千円弱。
 
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 フェアトレードの板チョコと、メキシコの竜舌蘭からとれる「マゲイシロップ」。体に優しいアンチエイジングな天然植物性シロップだそう。まとまっていれば高価でも、ちょっぴりなので400円。
 
 もちろんチケットで常設展にも行けるんだけど、ここのは充実しまくってるので、見始めたら2時間はかかりそう。流してみても1時間はかかるよ。もったいないけど、むりむり〜(涙) 

 2時半くらいに「みんぱく」を出て、さあ帰ろう。


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2014/11/18

イメージの力 ハイブリッド!  博物館

 ガーナでユニークなのは、棺桶だけじゃない。床屋さんの看板がいくつか展示してあったが、日曜画家作品かポップアートか、みたいなキッチュなものだった。

 キッチュとはドイツ語で、 「けばけばしい」「古くさい」「安っぽい」という意味だが、それを積極的に評価するという美意識だ。ガーナの床屋の看板は、そういう意味では、まさしくキッチュだ。

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20世紀のヘアカットのベストは、これだ!
レディB、東京ジョー、ナイスガイ、そしてシャーク(鮫!!?)。 他の店の看板ではPARISをアピールしているのに、「東京ジョー」って。東京って、アフリカではハイセンスなイメージなのか? それ以前に、この髪型、ガーナではイケてるのか??

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 「クリス・クロス・ヘアカット」の重要なデザインポイントは、「鋭い剃り込み」らしい。

 いや、アフリカに負けない日本の渋いハイブリッドな物件だってあるのだ。

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 (唯一現地で撮った写真。出口近くになってから、写真撮影フリーなことを知った。どうりであちこちで写真撮ってる人、見かけたよ。スタッフの人が何も言わないので「関係者の方なのか?」と思っていたんだけど)

 ごく普通の手桶である。木製でタガで締められた本格派だが、なぜか水道の蛇口が??

 なぜ?? なぞ!!

セネガルやベトナムで観光客用のお土産として売られているブリキやアルミニウムの缶を利用した玩具は、世界中で商標が知られた飲み物の空き缶でつくられている。これは、大量消費社会を背景としたアンディ・ウォーホールのポップアートを思い出させる。が、まあ、むずかしいことはヌキにして。

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 おお、ベトナムでも「キリン一番搾り(生)」が!

 とにかくそんな大手メーカー飲料の空き缶をプレスして、手づくりした一品ものには驚く。飛行機からバッグ、エビやバッタまで、作れぬものはありませぬ、と言わんばかり。これらはベトナムの作品。

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 元々は、ベトナム戦争終結後、廃品を活用して国連軍向けのお土産品として、作られたものが始まりだとか。その最初は、空き缶でアタッシュケースづくりを、こまかく注文を付けられながら依頼されたのがきっかけらしい。

 そういえば、うちにも「ベトナムのお土産」としていただいたものに、こんなものがあったな。

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 廃物をリサイクルしてお土産にするという、ベトナム人のあっぱれな発想の転換と根性に感心する。「土産物の材料づくりに協力するから」と言いながら、ビール飲んでるヤツラもいそうではあるが(汗)
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2014/11/17

イメージの力 「武器よ、さらば」  博物館

 内戦終結後の復興をめざすアフリカ南東部のモザンビークで、「平和への祈り」を込め、戦争で使われた武器を材料にし、アーティストたちがオブジェを作った。

 これは、アフリカの旧紛争国でつくられた“武器アート”だ。

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 (「イメージの力」図録より)

 モザンビークでは約100万人が死亡した内戦で、自動小銃など大量の武器が民衆に残された。内戦の終結後、「銃をクワへ」を合言葉に、農具や自転車と交換して回収した殺傷兵器を解体し、前衛的なオブジェとして再生させる取り組みが進められている。

 この取り組みには、日本のNPO法人えひめグローバルネットワークも協力している。日本国内で集めた放置自転車をモザンビークに送り、武器と交換して来た経緯から、ネットワークの支援に応え、家族が寄り添って自転車に乗る光景をアートで表現することになる。
 家族で自転車に乗る光景こそが、平和の訪れであり、その中で生きる人々なのだ、と。タイトルは「いのちの輪だち」。

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 (「イメージの力」図録より)

 平穏な暮らしで手に入れたのが「自転車」。もう戦争によって無意味に失うことのない命や、大切な家族。そして犬を飼うこと。それを解体され、溶接された「使用済みの銃」によって作り出す意味。銃は100丁以上使われているそうだ。

 その場所に、リアルに立つと、ひしひしと「戦争と平和」の重さについて感じることができる。希有な経験である。


付記:2014年11月19日(水)付けの 毎日新聞にも、関連記事がありました。

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2014/11/16

イメージの力 おなじみのCMから  博物館

 もしかしたらローカルなものかもしれないけど、葬儀社のCMで、アフリカの葬送の映像を使っているのをご存知だろうか。ほぼ祭状態の賑やかな歌や踊りで死者を棺に入れて送り出すのだが、その棺桶が「ライオン」を象っているのだ。たいへんインパクトのあるCMである。

 今回、同じくライオン棺桶が展示されていた↓

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 (定期刊行物「みんぱく」2014年2月号より)

 コレを見て、H氏はずいぶん浮かれたようである。

 ほかにもいろいろあった。

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 (「イメージの力」図録より)

 漁師さんだった故人には、イカやサカナの棺桶、世界をまたにかけたビジネスマンには飛行機の棺桶、「高級外車を乗り回してぇ〜!」という夢を持っていた輩には、メルセデス・ベンツの棺桶。ビール好きの男には、ビール瓶の棺桶。もう、圧巻!

 ガーナの棺桶職人は素晴らしい。

 もっといえば、「こんな棺桶に入れるなんて、故人を愚弄するのかっ!?」とイカる石頭の親戚や交友関係の人がガーナにはいないのも、がぜん素晴らしい。

 思わず「ビール瓶の棺桶を注文したくなりました」とH氏にメールしたら、ほどなく返信が来た。

「ぜひ注文してください!」。

 H氏には、「エビスビールの棺桶」を特注したいと思うのだが、絶対怒り出すひと、いるだろうなあ。
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