2015/6/1

リアル山口晃さんを見て聴いて。  イベント

 なかなかブログ更新ができず、申し訳ないです。とりあえず山口晃さんの講演の話を少しだけ。

 さて、先日行った山口晃さんのトーク風景が、ボーダレス・アートミュージアムNOMAさんのFBにて拝見できます↓
https://www.facebook.com/museumnoma/posts/1127060090653779

 講演中、山口さんがアクティブに使われていたホワイトボードには、講演前に「準備中、しばしお待ちを」の文字があった。山口さんが登場されてまずされたのは、その文字を消す事だった。自己紹介は「東の方の町外れで絵を描いています」「出入り自由ですので、どうぞお気遣いなく」

 東の方の方だけど、若い頃は宝塚歌劇団の裏方バイトをしてらした。大スターもバイトくんに挨拶をしてくださる、という事態に大感激し、すっかり宝塚ファンになったとか。電飾階段を組み立てたり、大道具を出し入れしたり、仕事はハード。

 華麗なレビューで「タキシードに羽」という衣装を、戦国時代の戦場の伝令になぞらえるあたりが、彼らしい。「背中に竹ひごをまるくして布を付けたものをしょって馬に乗ると、的が当たりにくいんですよ」と、非常にレアな情報をくださる。

 アールブリュットは以前は「アウトサイダーアート」って言ってました。「会うとサイダーばっかり飲んでる人」という駄洒落とともに、「本格的な美術教育を受けていない人のアートなんですけど、例えば有名な人ではユトリロやアンリ・ルソーなんかもそうですよね」と、先日私たち夫婦が、「日曜美術館」や「ぶらぶら美術館」で得たばかりの知識も開陳される。

 「私みたいな個人事業主は、顧客の意見をリサーチしないといけないので、夜中に四角い魔法のハコのスイッチを入れてしまうんです。そこで『山口晃』って自分の名前を入れると、ずらっと項目が出て来て、会った事もない人たちの罵詈雑言が並び、スバラシイダメージを与えてくれるんですね。夜中に見ると、ちょっとしばらく立ち直れません・・・」

 ねっころがっておやつを横に置き、広告の裏に絵を描いていた幼い頃の自画像(!?)や、やなせたかし先生の描くフォルムやラインを絶賛されていた山口版「アンパンマン」を、ライブで見られたこともうれしい! その前には、奥様の例のざっくり似顔絵も描かれていて、「本人を横においたら、びっくりするほど似てるんですよ」と自画自賛(笑)

 ホワイトボードに描かれたのは、おえかき「晃少年」とか、へんな歌を即興で歌う夫をつめたい目でながめる奥さんとかも。

 語り口がそれはもう軽妙で・・・(笑) そして話はどんどん枝道へと入り込み、会場は爆笑の坩堝。

 主催者さんの意図とか思惑を、知ってか知らずか大きく外して行かれるので、おお〜〜なんてマイペース路線!と感心。

 翌日の京都新聞記者さんの記事を読むと、ものすごくまともな講演に思えますが、記事をまとめるのに記者さんは、ずいぶん苦心されたのでは・・・。

 会場では、八日市図書館時代に仲のよかった司書の方もみえていて、お隣の方が席をかわってくださりおしゃべりができた。なんと彼女は水戸の山口晃展にも行かれていて図録持参でみえたので閲覧させていただき、ストーリーが気になってしょうがない「無惨之介」の顛末も拝見でき感謝。

 帰りの道沿いにあった、ものすごく充実した荒物屋さんで、各種さまざまな箒(竹箒、藁箒、熊手)を買ったり、文具屋さんで滋賀県名物「飛び出しくん付箋」を買ったりと、お買い物も充実してました。

 
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