2015/9/30

希少品のカステラ  たべもの

 Kちゃんは、9月はけっこう旅行に行っていた。

 富山・金沢・福井で海鮮食い放題旅、2度目の長崎旅などなど。

 そんな彼女が買って来てくれた長崎のお土産、「カステラのきれはし」。

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 安かっただろうし、美味しかったからいいんだけど、この表示って、真面目なのか、真面目なカオして笑いを狙っているのか、それとも高級なイカサマなのか、判断に迷う所。

「きれはし」と明記してあるし、「僅かしかとれない」は、そのとおりで間違いないんだけど(笑)
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2015/9/29

じゃんけん大会  イベント

 予定を40分オーバーで終了。というのは、4名の先生方がそれぞれ「プレゼント」を持ち寄ってくださったので(著書や作ったけど余った配布物→とくにみうらさん・笑)、それを参加者に分配する「じゃんけん大会」があったから。旬の「うらばなし」が山のように聴けたし、先生方はああみえてもむちゃくちゃ努力(勉強)されていること、とても優しくあたたかいことを確認。ナイスなおじさん4人組でした。

 それでも立ち見にならざるを得ない私は、さすがに「おつかれちゃん」。

 みうらさんの語りに魅了され、山田さんのウィットと知性と博識ぶりに感嘆。安藤肇さんのフレンドリーな魅力に(テレビではわからなかった)うれしくなり、泉麻人さんへの他のメンバーのフォローが本当にやさしい。

 じゃんけん大会で3回目くらいにやっと勝ち組になり列に並んだとき、泉麻人さんのご著書(レアもの含む)を横目で見つつ、現在書店で並んでいるだろう安斎肇さんの提供品で、しかも前のじゃんけんに勝った人たちには人気がない「残り物」だった絵本『Wasimo(ワシモ) 2』(宮藤官九郎/文・安藤肇/絵)をいただく。
 プレゼントの品は先生方の前の長机においてあったんだけど、これをチョイスしたとき、みうらさんが斜め前で『あ、「ワシモ」だ』とおっしゃってくださったのが、ちょっとうれしい。

 『Wasimo(ワシモ)2』は、お茶目でけっこういい話でしたよ〜♪ 満足〜♪

 ついでながら広い座敷でみんなが座布団に座っているなか、後ろの壁際のど真ん中で立っていた私はステージ?からきっと目立っていたので、「女の厄年って、いくつだっけ?」と山田五郎さんがおっしゃったとき、両手で3をあげて33才と教えてあげられたのが、めちゃめちゃうれしかった。あの山田五郎さんと目が合った♡ タチッパでも、いいこともあるんだ♪ 

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2015/9/28

もっぱらエンブレム問題。  イベント

 山田さんは前日、NHK-FM番組の「今日は一日プログレ三昧」で10時間の長丁場を「プログレ原理主義者」としてゲスト出演されていたので(そして当然打ち上げもありで)、「声ががらがらで、すみません〜」と登場された。
 
 まず個人的に最近の悲しいアクシデントの話から。

 コレクションされていた時計関係の書籍がある事件により大部が破損してしまい、そのショックから立ち直るため「落ち込んだときには熊野路!」と決意して、自家用車で和歌山へ。ちなみに「おれが死んだらセイコーミュージアムに寄贈予定」だった規模の資料だったそうだ。ものすごい稀覯本もあったらしい。

 ところが和歌山には台風15号が接近していて、「今の内に和歌山から脱出しなくては」と早々に出立するも台風に追いつかれ、ナビに従って旧道を通るとどんどん水かさが増し、「あやうく死ぬところ」だったそう。

 という災難続きの山田さんの話題は、「新国立競技場問題」。
 これについて彼は、すでにいろんなところで発言されていらっしゃるらしいので、詳しくは割愛するけれど、オリンピック誘致は神宮(緑地)地域の開発が目的だったとか、建築物の高さ規制の緩和変更についてなど。
 そんなあれこれを胡散臭い連中がごり押ししたあげく、結局この問題は誰も責任を取らない事態に。この「だれも責任を取らない」体質は、メガソーラー設置による鬼怒川氾濫の問題にも続いて行く。「メガ」なんて発想自体がいまや時代遅れなうえ、そもそもエコじゃないと。

 結論は高度成長期の夢から早いこと覚めて、現代がネット社会であることを受け入れて、個人が対処できる規模くらいにスケールダウンするなど、発想を変えないとひどいことになるという、ものすごく面白いダークなトークだった。

 つづいてはみうらさんが、両手の人差し指を立てて「佐野研二郎」風に登場。相変わらず面白おかしい話術でどうでもいい?話を盛り上げて、絶好調。

 佐野さんが「にゃんまげ飛びつこうCM」で「みうらじゅん賞」を受賞していたとか(実は彼自身も忘れていて、「アッコにおまかせ」を見ていてこの驚愕の事実を知ったらしい)、警察のキャラクター「ピーポーくん」が「ピープル&ポリス」の略だったとか。

 みうらさんが、おかーさんと中華料理屋で「又吉というひとが、じゅんのマネしてる」ということから端を発して、昨晩大げんかしたとか。この話はトークセッションでも引き続き行われ、「おれ、オジー・オズボーン(ヘビメタ界のカリスマらしい)に似てるっていう人もいたけど、さすがにそれは」と本人が否定気味だったのを、山田さんが「いや、似てる!オジー・オズボーンに似てるよ!」とうれしそうに肯定されていた。そこから、「誰ににているか」という話から「ちゃんと特徴のある似顔絵の描きやすい顔になるべき」という結論に至った。

 ちょっと元気のなかった泉麻人さんを挟んで、ラストは安斎肇さん。
「いただく」ということについての、エンブレム問題をネタにしたごく短い解説。

 これからは「パクった」ではなく「いただいた」といいましょう、と。そして「いただく」というからには、その対象に愛や尊敬がなくてはならないと。今回はその部分が問題だったと。
 たとえば前回の東京オリンピックのシンボルマークやポスターを作った亀倉雄策先生は、「このマークは『ラッキーストライク』からとりました」と、ちゃんとカミングアウトされている。

 そのあとは4人でのトークになったが、なんだろう、この心地よさ。このほんわかした空気感。この4人の仲良しさ加減が、ほんとに心地いいんですよ。もう話の内容はどうでもいいから、この空気に浸っていたい、みたいな。

 いい話だったのは、安斎さんがみうらさんに、「地獄ってホントにあるのかな?」と真面目に聴いて来たので、みうらさんも真面目に対応された話。詳解・地獄の書といえば「往生要集」でしょうということで、高額の分厚い単行本を買い込み、苦心して読み込まれたそうだ。ひとくちに地獄といっても、その種類はものすごい数になるらしい。同じ地獄に堕ちるとしても、友達と一緒なら心強いだろうが、それは難しそうだ。
 でも一緒の地獄に堕ちる方法はあるらしい。現世で行った悪行の種類によって落ちる地獄が決るから、ものすごくレアな悪行をふたりですればいい、というのが、みうらさんのアイディア。そうすれば人口密度が低いレアな地獄に堕ちることが出来る。

 そのレアな悪行とは「象に酒を飲ませる」というもの(笑) 山田さん曰く、「その地獄、インド人ばっかりだよ!」

 でもね、友達が「地獄ってあるのかな?」とつぶやいて、「往生要集」を買って読み込む人は、そうそういない。みうらさんの、そういうとこがいいんだよね。彼がずーっと人気者で、友達多いのわかるわ〜。 
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2015/9/27

大人の修学旅行  イベント

9月22日は京都駅前で「夢の寺子屋2015 京都大修学旅行」に参加。講師は安齋肇×泉麻人×みうらじゅん×山田五郎、各先生方。旅館街にあるキレイな「銀閣」にて16時〜19時という、なかなかの長丁場。

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 まず夕方から夜のイベントに参加できるというのが、ものすごい久しぶりで、そのこと自体に感激。このチョー忙し過ぎる&抜けられない時間帯に外出なんて、3月まではとてもできなかった。

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 それから去年の同じイベントのレポートを新聞で読んで、「ええな〜! フリーになったら、絶対いくぞっ!」と決意を固めたことが実現できたことにも感激。去年あんなに行きたかったイベントに、今年は行ける・・・行けるんだっ!と、フルフル・・・(笑)

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 もちろんテレビでよく視聴している番組に出演されている先生方にナマでお会い出来るというのも、すっごく、すっごく、うれしい。
 みうらさんにお会いしたことがあるのは(一方通行だけど)2006年の種智院大学での講演会だったから、ほぼ10年ぶり。お互い年をとったので、それなりに変化もあるだろう。

 何しろ「修学旅行」なので、大広間のお座敷に座布団敷きというラフな会場。ただし私は椅子席でないと立ち上がりにやたら時間がかかるのと、長時間ならむしろ立っている方がラクなので、最後部で壁にもたれての参加。

 どれくらいラフな会場かと言えば、私の隣の常連さんらしい女子グループは、ワインとつまみを回してらした。「大人の」修学旅行なので、飲酒も喫煙もOKなのだ。 観客だけでなく、ステージ上の先生方も控え室ですでに、ビールで「出来上がって」の登壇。だけでなく、のちほどの4人でのトークセッションでは煙草もお酒もたしなみつつ、というラフさ。 

 プログラムは、各先生方がひとりひとりお話され、ついで4名が結集して、当日事前に参加者から寄せられたお悩みや質問に答えるという時間があり、フリートークに流れる。その後、各先生方が持ち寄った「プレゼント」をじゃんけん大会でゲットして楽しく終了。

 ということで、まずは山田五郎さんからスタート。じゃんけんで順番がきまったそうだ。

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(つづく)
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2015/9/26

天龍寺〜嵐山界隈  おでかけ

 宝厳院を出たあとは嵐山散策や、京都のお土産が買える「昇龍苑」にてお買い物フリータイムになる。一旦、天龍寺塔頭の並ぶ境内を出る。

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 青空に映える鬼瓦。

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 ゆるやかにカーブする土塀がカッコいい。

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 瓦の埋め込まれた年代物の土塀も、味わいがある。

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 レトロな灯を模した七味唐辛子屋さん。となりは京都らしいちりめん細工の吊るし人形を売るお店。

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 かき氷を食べたり、麩饅頭を食べたり、伏見のお酒や生麩を買ったり。おしゃれな雑貨を急いで見て、集合時間に間に合うよう天龍寺の駐車場に戻る。まもなく枯れ蓮になる池を横目に見つつ。時間的には余裕でバスに乗り込んだ。

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 桂川を左手に見ながら帰途に。

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 今年の「京の夏の旅」はこれで終了。私たちの遅い夏も終わりだ。
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2015/9/25

宝厳院  建築

 次は同じく嵐山の宝厳院 本堂・書院(ほうごんいん ほんどう しょいん)だ。「巨岩と緑が織りなす庭園 数寄屋建築の美」という副題がついているので、メインはお庭と建物。

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 宝厳院は天龍寺の塔頭寺院。天龍寺、そういえば去年の梅雨頃行ったな。なつかしー。

 宝厳院のお庭は、室町時代に作られた回遊式庭園で、「獅子吼(ししく)の庭」と呼ばれている。嵐山を借景にした、巨岩あり、一面の苔あり、楓ありの豊かな緑が美しい名庭園。

 開山は室町時代で、もともとは上京区あたりに広大な敷地を持つ寺院だったらしい。応仁の乱により焼失するも再建。しかしその後も紆余曲折があり、転々としつつ平成14年に天龍寺の塔頭寺院跡に再興された。ということで、まっさらなお寺である。

 田村能里子画伯筆の本堂障壁画「風河燦燦三三自在」がある。すべての襖絵がエキゾチックな朱色なので、度肝を抜かれる。田村レッドと呼ばれているとか。

 ご本尊は十一面観世音菩薩像と脇を固める三十三体観音さま。

 でも実はここのメインは書院の方。日本郵船の重役であった林民雄氏が別荘として建てた、大正期の数寄屋建築なのだ。こちらも特別公開。
 大きく作られた窓から庭の眺めを楽しむことができる。

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 大正時代にこんな大きなガラス窓の書院をつくったなんて!

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 あまりの緑の美しさに、言葉も無く見とれてしまう。

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 このガラスは大正時代に作られたときのそのままのもの。ちょっと歪んで味が有る。よくも割れずに残っていてくれたものだ。

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 苔と岩、楓と水、それぞれが響き合っている。

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 欄間はカボチャ!?(笑) ハロウィンシーズンにはぴったり♡ お茶目だ。

 と思ってたけど、やはりそんなことはなく、「香狭間桐」という透かし彫りの装飾的な刳(く)り形のデザインだった。

 お庭に出て見る。

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 こちらも屋根であれこれ育成中。

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 酸素が濃い気がするくらいに、緑みどりしている。

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 時の長さを感じる苔むした岩。

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 みどりに浸る、という感じ。

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 年月の蓄積とともに緑に埋もれる幸せ。

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 山を借景に。

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 果てしなく続く、ふかふかの緑のじゅうたん。

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 まるで山の中のような、一日中居たいような、ちょっと不思議な場所。

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 出口に近づいて来ました。

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 宝厳院を出て、天龍寺境内へ。
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2015/9/24

大覚寺   神社仏閣/教会

大覚寺、正しくは、「旧嵯峨御所大覚寺門跡(きゅうさがごしょだいかくじもんぜき)」。

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 代々天皇や皇族が住職をつとめた格式の高い門跡寺院である。上品で広々とした空間を持ち、年中お正月的な清々しさがあり、平安時代の香り漂う場所なので、お気に入りのお寺である。

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 入口近くに並べられた生け花。御所の伝統を伝える嵯峨御流(ごりゅう)は、嵯峨天皇が大沢池の舟遊びの際に、菊ヶ島の野菊を瓶に挿したことに始まるという。

 洋間の大型画面にて画像を見ながら説明を聞く。そのあと「秩父宮御殿」見学。室内には入れないが、板張りと畳が半々になった廊下より、「御殿」の詳しい説明を聴く。

 特別公開の「秩父宮御殿」は、大正12年に東宮仮御所の霞ヶ関離宮(現在の国会前庭)に建てられ、後に大覚寺に貴賓館として下賜されたもの。8畳座敷と8畳次の間、10畳の間があり、書院造の建物内部は上品な色彩の花鳥の襖絵で飾られている。
 襖絵の草花は、いけばな嵯峨後流の本家本元だけあり、金箔の地に描かれた可憐で楚々とした可愛らしい草花だった。ゆかしくて好もしい花たちである。

 京都にみえた今上天皇はじめ、皇族の方々がご休憩される部屋でもある。畳敷きではあるが、絹張りのソファやテーブルのある洋室の調度が置かれていた。

 でもやっぱりこちらが特別公開とはいえ、むしろ私は雅びでいにしえの風が吹くような、一般公開のお寺の方に時間配分して欲しかったかも。

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 宸殿。漆黒の漆とキンピカの金具の蔀度がカッコいい。

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 金具にはお守り(防火、盗難除け?)のセミも。

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 天皇に入内された徳川2代将軍秀忠の娘、東福門院和子が、女御御殿の宸殿として使用していたもの。妻飾り、破風板、天井などに装飾がこらされている。廊下・広縁はすべてうぐいす張りとなっている。

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 勅使門(ちょくしもん)

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 嘉永年間(1848〜54)の再建。門は四脚門とし、屋根は切妻造り、正面および背面に軒唐破風を付け、全体は素木造りだが唐破風の部分のみ漆を塗り、金鍍金の飾り装飾を施している。

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 宸殿(重文)や、正寝殿(重文)、御影堂、五大堂などが回廊で結ばれ、今も王朝の雅な雰囲気を漂わせている。回廊好きの私としては、もうちょっと滞在時間が欲しいところであった。

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 回廊、「村雨(むらさめ)の廊下」。

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 柱を驟雨に例えて言われ、回廊は各伽藍(宸殿、正寝殿、御影堂)を結んでいる。高欄付、床は鴬張りになっている。

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 回廊は折れ曲げて付けられており、侵入者が直進できないようになっている。天井が低く造られているのも、刀を抜いた立ち回りができないようにしたためという。また、欄干部分はかつては取り外せたといい、非常時には武器として使われた。

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 正寝殿の腰障子に描かれた渡辺始興の「野兎図」。

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 一見可愛らしい図なのだが、よく見るとウサギのまんまる目玉がなかなかに不気味だったりする。そこがキッチュで面白くて、しかも重文。これを「よし」とするなんて、さすがはやんごとないお方である。器が大きいわー!

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 お庭は緑にあふれているけれど、光はやはり秋めいていた。

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 まもなくのお月見に似合うススキも。

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 玄武の方向である北を守る亀。凛々しい。

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 安井堂天井雲龍図(やすいどうてんじょううんりゅうず)。京都東山にあった安井門跡蓮華光院の御影堂を、明治4年(1871)に移築。

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 堂内部は、内陣の格天井鏡板に花鳥などを描き、その奥の内々陣の折上の鏡天井に壮麗な雲龍が描かれている。目を見張る吉兆模様や仏具の数々が、天井の格子のなかに描かれていた。しばし、見とれる。

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 ダッシュでお土産売り場で「野兎図」のカードケースを買い、セーフでバスに戻る。前に来た時は、「野兎図」の筆ペンを買ったっけな。来るたび「野兎」グッズが増えて行くかも。やんごとないお方に負けず、キッチュなモノが好きなのだ。
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2015/9/23

ビバ! バスガイドさん♪  おでかけ

 「京の夏の旅」の観光バスツアーは、その年ごとの期間限定で公開されているヒネリのあるスポットと、食事だけでなく見どころ満載のお昼ご飯の場所をセレクトされていて、「こういう場所があるのか・・・」と感嘆しきり。加えてバスガイドさんについても、なかなかレベルの高いお話をされるので、バスの中でおしゃべりに興じるのはもったいなかったりする。

 今回のバスガイドさんは、笑顔のステキなたいへんかわいらしい方。バスで通り過ぎる場所に縁のお話も、おもわずメモを取ったくらいに面白かった。

 松尾大社や、京都の古代の豪族、映画村、高雄の神護寺や平岡八幡宮など、通過して行く場所にまつわるあれこれについてお話してくださったのだ。

 松尾大社は、京都で2番目に大きい鳥居があるそうだ。ちなみに1番は平安神宮の大鳥居である。京都の古代の豪族は、秦氏(渡来系)と賀茂氏(天神系)が2大勢力だったが、松尾大社は前者の神社である。
 
 松尾大社の境内には「松風苑(しょうふうえん)」として、昭和50年(1975年)に完成した庭園がある。松風苑には時代の違う3種類の庭園がある。
 「上古の庭」は上古風に磐座を模した庭園、「曲水の庭」は平安時代風に清流が流れる様を模した庭園、「蓬莱の庭」は鎌倉時代風に蓬莱島を模した庭園である。これらは近代の有名な作庭家、重森三玲最晩年の代表作だが、作庭の途中で亡くなったため、彼の長男があとを引き継ぎ完成させた。

 秦氏が作った主な神社は酒の神社である「松尾大社」の他に、養蚕の神社の「蚕の社(かいこのやしろ)」、商売の神社である「伏見稲荷」がある。国宝第1号になった「木造弥勒菩薩半跏像」で有名な「広隆寺」も秦氏が作ったお寺である。

 千本通の由来について。応仁の乱で亡くなった人の卒塔婆の数だとか、亡くなった人の数だけ植えた桜の数だとかと言われている。

 四条通は八坂さんと松尾大社を結ぶ道である。

 京都には「三尾」という紅葉の名所がある。これは三つの尾のつく地名、すなわち「高雄」「槙尾」「栂尾」のことである。 
 また映画村や広隆寺で有名な「太秦(うずまさ)」という地名は、「秦氏が栄えた地」という意味があるとか。

 内裏の紫宸殿前庭に植えられている「右近の橘」「左近の桜」の由来について。「近」というのは近衛兵の「近」の意味で、橘や桜を目印にして左右に近衛兵が並んだことから、こういわれるようになったらしい。

 などなど。

 では次回は大覚寺です。
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2015/9/22

川床を楽しむ。  おでかけ

 川床については未知の世界だったので、あれこれ想像を巡らしていた。スキマのある板張りで、クラクラするような高さから川の流れがそのスキマから垣間見えるのかも、とか。

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 場所によってはもしかすると、そんな場所もあるのかもしれないが、ここはお座敷風に畳敷きで、手すり越しに川が見えるという、絶景のロケーションだ。

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 夜には提灯が灯り、一段と趣がありそう。ただし虫は寄って来るだろうな。

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 人里離れた山奥なので、紅葉も早いのだろう。

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 川底が見えそうなくらい、透き通った流れだ。まさに清流。

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 最初の段階のお膳なので、ちょっと寂しい。ところが、ここに次々とお料理がやってきては、空の器が引き上げられる方式だった。

 メインディッシュは、焼きたての鮎の塩焼き。実は入口付近で焼いておられたので、そこそこ空腹だった私は、美味しそうな匂いに目眩がしそうだった。もちろん、熱々で皮がぱりぱりで塩加減もほどよく、美味しいのなんの。

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 ひと心地付いて来し方をみれば、紅葉の間に吊り橋が透けて見える。

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 次回はいつ来れるかわからない(もしくは二度と来れない?)ので、見飽きることのない景色を手すり越しに眺める。

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 向かいの席の方々はごちそうさまの後、ちょっと散策に行かれた模様。

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 まだ時間はあるけど、のんびりゆっくりとこの場所を味わう為に、私たちも席をたつ。川床と吊り橋と高雄に別れを告げよう。

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 さよなら、紅葉の清流。

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 さよなら、野趣あふれる川床。

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 さよなら、吊り橋と北山杉の高雄。

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2015/9/21

初高雄、初川床  おでかけ

 南禅寺の門近くの集合場所で、彼岸花や萩の花を愛でた後、バスに乗り込んで、一路「高雄」へ。

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 夏場なら京都市内より3℃気温が低いと言われている、京都の奥座敷で秋には紅葉の名所になる。高山寺、神護寺、平岡八幡宮など見どころ満載の観光地でもある。

 そんな垂涎の神社仏閣は今回スルーして(残念!)、「もみじ家」さんという料理旅館の別館で、川床料理をいただくというプランになっている。これは、出かける前からテンションが高まったが、当日の道々もさらにテンションが高まった。
 バスガイドさんは平岡八幡宮の鳥居とともに、細木数子先生のご自宅を教えてくださったが、ちょっと伊勢神宮みたいな物々しい屋根の、さすがは占い師さん的物件だった。

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 どんどん高い場所へと。

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 山の中へと。

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 緑の中へ。

 本館のもみじ屋さんの前で観光バスを降り、コンパクトな旅館のマイクロバスに乗り換えて、細い山道をさらに登る。一見さんには絶対運転出来ないだろう細い道だ。

 到着すると、吊り橋を渡って別館の川床へ♪♪

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 きゃあ♡吊り橋♪

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 吊り橋の上から眺める景色♪

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  きゃあ♡渓谷♪

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 北山杉もすっくと。

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 きゃあ♡もみじ♪

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 渡りきるのが惜しいような吊り橋だった。

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 突き当たりを右手に折れて、

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 野趣あふれる階段を下り、

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 川床に到着!
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2015/9/20

環翠庵  建築

 「環翠庵」外観。素人目には、普通の茶亭にみえる。 

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お茶席でよく見かける石。

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 これは「関守石」というそうだ。「ここから先は入らないように」という印らしい。

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 小さな茶室への入口、「にじり口」の前から、振り返ってみた風景。

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 非公開らしい内部も、この際だし、にじり口から拝見。

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「二畳台目」という間取りの茶室。
 手前の二畳の畳が客座、奥にある少し短い畳が台目畳と呼ばれるもので、この構成が「二畳台目」という。床柱、へうげてませんか?

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 中は暗いけど天窓もついているし、簾と障子をあければ、光が差し込んで来るかも。

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 床の間の竹の花入れも、薮内家らしくちょっと「へうげ」?

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 手を浄める「つくばい」には近づけないが、

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 ふかふかで美しい緑の絨毯や

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 澄み切った水の流れを見つつ、環翠庵を後にする。
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2015/9/19

大寧軒の庭園  

 足を踏み入れた場所は、いきなりマイナスイオンとフィトンチッドのシャワーでおもてなし。

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 門のすぐ中は緑で溢れかえっている! 横も下も上方も。まるで別世界。

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 せせらぎの音、水のキラメキ。しかも心が洗われそうにきれいな水だ。まだほんの入口、庭園にすら入ってないのに!

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 いかにも「茶亭どすえ」な趣のある数寄屋門。さすがは茶人の作った庭だ。

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 切り株跡には、キノコ。確信犯で育成中か?(まさか?)

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 屋根にもニョキッと。確信犯で育成中か?(まさか!)
 
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 それにしても見事な苔だ。昨夜雨が降ったから、めったになくらいキレイなんですよ、ラッキーですね! と案内係の方がおっしゃっていた。

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 飛び石のところにある小さな看板は、「苔を踏まないでください」でした。

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 亀のカタチの「手水鉢(水鉢)」。

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 頭の部分。石も苔むして、いい感じ。

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 地面も緑の絨毯だ。

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 お馴染みの池を巡る「池泉回遊式庭園」だ。

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 灯籠その1 わりとよく見るカタチ。

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 灯籠その2 灯籠の上に灯籠、その上にまた灯籠。

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 三つの鳥居を組み合わせた三柱鳥居。京都三珍鳥居のひとつ、蚕ノ社(右京区)の鳥居を模したものと言われている。他の京都珍鳥居は、厳島神社破風型鳥居と北野伴氏社石鳥居だとか。どんな珍鳥居なのか、そっちも見てみたい。

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 三柱鳥居の横手には竹。

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 バックには滝。

 滝と向き合うカタチで三柱鳥居を見ると、鳥居の中に滝の水が注ぎ込んでいるように見える。(帰宅してから他の人の写真をみて気づいたので、自分では写真を撮っていないですが・汗)

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 灯籠その3。味のある石の風合い。上半分でごめんなさい。

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 万両と島のような苔むした石。でも撮りたかったのは、池の中。これが琵琶湖から流れている水である何よりの証拠は、シジミの貝殻が池の底にあること。白っぽいものがシジミの殻の内側だ。琵琶湖からシジミのタマゴが流れて来て、自然繁殖したものだとか。

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 苔を踏まないように気を付けて飛び石を歩いて行くと、

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 待合の西に玉石を敷きつめた枯山水式の涸れ川もある。

 兵庫県の城崎温泉のほとりにある玄武洞から持ってきたという石柱。

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 石を積みあげたものかと思えば、これは160万年前に噴火した時に出来た自然石らしい。柱状列石という。急速に冷えて横に亀裂が入っているというもの。

 玄武洞ではこのような石がたくさんあるようだが、今は天然記念物になっており、持ち出し禁止。しかし、こんな石に目を留めるとは、さすが薮内家のお方。

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 みどりと水と日だまりと、

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 ちょっとだけ色づく紅葉と、

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 せせらぎの音を聴きながら、茶室の「環翠庵」に向かう。

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2015/9/18

京の夏のバス旅 2015  神社仏閣/教会

 なんだかんだでバタバタしていた8月には、スルーしてしまった「京の夏の旅定期観光バス 京の名庭と建築の美をたずねて」のツアーに、1週間前に申し込んでやっと行くことができた。こんなドタバタ予定に付き合ってもらえるのは、やっぱり相棒、れんくさんだ。

 しかも例年なら残暑が厳しい9月がなんとしたこと、すっかり秋めいて涼しくなっている(汗) 「夏の旅」とは名ばかりにならないか、実はヒヤヒヤした。

 というのも、お昼ご飯は高雄の山奥で「川床」なのである。つまり避暑地で涼をとるという粋な趣向なのだ。せっかくの高雄の涼しさが、せっかくの川床のせせらぎが、鳥肌ものの気温になってしまい、魅力半減になってしまわないだろうか?
 京の奥座敷で紅葉の名所「高雄」も、夏の醍醐味「川床」も初体験になるので、うまく想像できないでいた。

 今回はバスツアーならではで、とびとび遠距離移動し、庭園などの緑を存分に愛でることができた。神社仏閣より、お庭や自然に親しんだ旅だったと言える。まず東山、次いで高雄、そして嵐山。こんなとびとびツアーは個人では無理である。絶対に企画すらしないだろう。

 当日は雨上がりの快晴で、さわやかなお天気だった。そして期待できる、ほどよい暑さだ。よしよしよーし!

 京都駅前で観光バスに乗り込み、資料をいただき、出発。東本願寺、五条大橋、牛若丸と弁慶の石像、平安神宮の大鳥居などのバスガイドさんの案内を聞く。 
 
 ところで今回のバスガイドさんのお話は、滅法面白い。

 有名な石川五右衛門が南禅時の三門で「絶景かな、絶景、かな〜〜!」と見得を切った!?という話がある。ところが石川五右衛門が処刑されるまでは、まだ南禅寺の三門は出来ていなかったらしい。つまり後世のフィクションなのである。
 
 というような話を聞きつつ、南禅寺に到着。
 
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 バスを降りて南禅寺の境内にある塔頭・「大寧軒(だいねいけん)」へ。

 大寧軒は、明治初期の廃仏毀釈により廃寺となってしまったが、近代以降は、茶道家元薮内家所有になっていた。近年、なんと100数十年ぶりに南禅寺の所有に戻ったのだ。臨済宗南禅寺派大本山。

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 萩の花がこぼれていた。

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 塔頭まではなかなか遠い。歩く歩く。道沿いの塀の中には、いろんなお寺が続く。

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 金地院や↓

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 東照宮など↓

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 どちらにもりっぱな庭園があるらしい。東山の寺院や別荘地には、琵琶湖疎水の豊富な水が引かれており、水の流れを使った庭園が沢山できているのだ。

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 もちろんこれから観る「大寧軒」もだ。やっと到着した。

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 明治末期に、茶道の家元・藪内11代家元・透月斎竹窓紹智によって作られたもので、飛び石の打ち方や苑路などに趣向を凝らした露地風の庭園となっている。なんと今回初公開だ。 

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2015/9/17

家庭内と日本の大事件  

 午前中は「洗濯機が故障する」というドメスティックな大事件で、洗濯物手洗い&洗濯機を買い行ったりと奔走。

 午後はファイリングしつつテレビで、日本の大事件を観る。顛末はありえないけど、充分に時間をとられた政府寄りじゃ「ない」国会議員さんたちの発言は知性も教養も国民目線もあり、しんとしてヤジも無く、かつてない面白かった。
 たぶん国会中継を見て感動したのは初めてかも。それにひきかえ、政府側のあの卑怯で野卑で暴力的で幼稚なことったら。彼らが選挙で選ばれた日本の代表なんだから、かなしく恥ずかしい。
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2015/9/16

温故知新  路上観察

 実家に行ったら、茎がにゅっと伸びて、蕾がついた曼珠沙華を石垣にいくつも発見。雑草の海の中で、ほの赤く自己主張。まもなく田んぼのあぜ道が赤く染まります。両親も変わりなく、ひと安心。

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本日採取した「飛び出しくん」。
実家に行った帰り、竜王町にて。
えっと、しかしこれは本当に「飛び出しくん」か?という、一抹の不安も(笑)
 馬に乗った牛若丸だし。歴史的物件の案内看板かもしれない。

 うっかり油断している間に、飛び出しパターンが進化?してる。先日は自転車に乗ってたし、今回は馬に乗ってるし。次は玉乗りしてる飛び出しくんに会えるかも??

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