2015/10/31

「あさが来た」  テレビ/ラジオ

 10月13日分の日記より。
 
 10月よりスタートした朝ドラ、「あさが来た」は「まれ」が始まる前から!首を長くして待っていた。

 第1週から総合的にまずまずの出だしで、脚本も演出もいいし、小道具や着物を観る楽しみも有り、役者さんたちも申し分なくうまい。調度も「重厚な螺鈿細工の黒光りする箪笥」とか、いかにも豪商らしい豪華なものを調達されている。

 そして本日の第3週目で、個人的に大ブレイクして3回見ました。とくに嫁ぎ先の義母(風吹ジュン)とその侍女(?)の面白過ぎる掛け合いと表情、コメディエンヌぶりに狂喜。

 ヒロインが下手というウワサもあるけど、ちゃんと役にもドラマの世界観にもフィットしているから問題ない。上手くてもキャラが浮いてちゃ、そっちの方が見苦しい。周りは巧い人ばっかりだけど、不思議なくらい自然体なのが逆にすごい気がする。

 しかもこの週は、かつて私が熱狂した大河ドラマ「新撰組!」の、土方歳三(山本耕史)が「そのまんま」朝ドラに再来という遊び心! 山本耕史さんが、あの短い枠で、「新撰組!」の土方さんのすべてを表現していたのが素晴らしい。如何に山本さんが土方歳三という役柄を愛しているかも、よくわかった。

 好きだった朝ドラ「あぐり」以来の、軽快なロマンチックコメディになりそう。 
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2015/10/30

五郎丸ポーズの起源は国宝?   

わたし、五郎丸さんのあのポーズが、「なにかに似てる」って、ずーっと気になってしょうがなかったけど、やっとわかった。国宝・合掌土偶に似てたんや!
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2015/10/29

おしゃれすぎる切手  お買い物

久しぶりに郵便局に行ったら、またもやトラップにかかった。

切手のデザインに酒井駒子さん持って来るなんて・・・卑怯だぞ! うれしいけど(そして9月の発行だけど)。

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 しかしさらなるビックリをJPは用意していた↓
https://www.post.japanpost.jp/kitte_hagaki/stamp/tokusyu/2015/h271029_03_t.html

 日本郵便株式会社のHPより引用すると、
海外在住の方々への郵便による季節のごあいさつにご利用いただけるよう、通常葉書等(52円)を航空便扱いの国際郵便葉書として差し出す時に必要となる郵便料金額(70円)との差額(18円)に対応した、グリーティング切手「海外グリーティング(差額用)」を発行します。

 これ、海外へときたま郵便送る人にとっては、とってもうれしいだろう。海外グリーティング用の切手も発行されるけど、滅多に発行されないし、1シートもいらないかもしれない。それよりは、和風の絵柄も多い頻繁に発行される特殊切手に、差額分を貼れる気のきいた絵柄の切手があった方がうれしい。ゼッタイそっちの方がうれしいはず。

 しかもこの18円切手の絵柄は、ラーメンとすき焼きだ。寿司でなく、ラーメンというのがひねりが利いていていい。おまけにふつうは白い切手の「余白」部分には、ラーメン側には「胡椒の容れ物」、すき焼き側には「割ってある卵」がこっそりと描かれているのだ。シーリングとして使ってもお洒落である。

 ガッカリな絵柄がたまにあるけど、どうした日本郵便!?と、うれしい気持ちになってしまった。

 郵便局サプライズを、これからもヨロシク!!

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2015/10/28

「琳派」追補  展覧会

 書き落としたことがいくつかあったので、追補。

 光悦の書をみて、おもわず書道を習いたくなった。私に書の良し悪しは、ほぼわからないけど、こんなに楽しそうに筆を走らすことが出来たらいいなあ〜♪と思ったから。

 当然ながらだけど光琳のうまさに絶句。光琳がいなければ、やっぱり琳派はなかったかも。
 とくに気になったのは、尾形光琳の習作ノート(?)のフクロウの絵。ものすごく好きだったけど、当然そんなマイナーなのはカードにはならないし、もしかしたら図録にすらないかも。これから行く人は、私の分までしっかり見て来てくださいね(笑) 孔雀の絵の隣にありますから。

 彼の弟である乾山が一時隠遁生活(ひきこもり!?)をしていたことも知った。そういえば私も若い頃は、竹林の七賢人とか寒山拾得とか、「中国の世俗を捨てたひとたち」に憧れていたっけな。今後はマイナーイメージの「ひきこもり」を「隠遁生活」にすると、哲学的なニュアンスが出て来るのではないかしら?

 そして今回発見した酒井抱一の乙女ちっくさにドキドキ! 

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 彼と同時代の鈴木其一の際立つシャープな構図と線にも驚く。まさに好一対。

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 繰り返しになるけど、狩野派の身内に受け継がれる師匠から弟子へではなく、琳派のこういう「私淑」という形で、日本のデザインセンスが、脈々と受け継がれ進化していく様に感動する。ジャイアンではないけれど「心の師」、というやつですね。

 あ、ちなみに京博で買ったパスポートは3千円。「琳派」が1500円だから、あと2回企画展に行けば、完全にモトが取れる。これで京博と奈良博の1年分の企画展はフリーで見られるし、京都の他の美術館や博物館も、団体料金で見られるから、絶対お得。
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2015/10/27

「琳派」をみる。  展覧会

 ふと思い立って京都国立博物館へ。なんとなく今日行かなければ、行きそびれそうな気がして。

 午前中は京博のツイッターの混雑状況案内をみると、どうもえらく待ち時間に費やすことになりそうなので、わざと時間を遅らせて、いつもより1時間半ほど遅く出立。これでご飯を食べて現地に付いたら1時ぐらいになる。

 まずは京都駅の「SUVACO」でお昼ご飯。量は少なめで美味しいもの、といえば「はしたて」さんかなあ? でもジャストお昼時なので、順番待ち。その隣のイタリアンのお店で、限定15食のワンプレートランチが、高級感あるのに格安だったので、そちらに移動。パスタが少量とサラダ、小さなパテもケーキの小片もあり、いろんなものが少しずつ。食後のコーヒーもつき、味に変化があって大満足。おなかも適度にいっぱい。

 展示品を見るために脚力を温存するため、以前のように「駅から歩いて」は控え、バスで京博まで行く。ホントは歩いて行く方が、和菓子屋さんを横目で見たり(たまにはお店に入って買ったり)や、七条大橋を渡る気分の良さなども捨てがたいのだけど、この日はバスで行ったのは大正解。
 まずはチケット売り場で1年間有効のパスポートを購入。

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 明治古都館は、工事のため当分休館中。しばらくは企画展も、新しく出来た平成知新館で行われる。

 平成知新館の入口を入ると、展示室に入るまで40分待ちの大行列。その間、読書タイムとして有効利用したけど、展示室に入る時には、すでにやや疲れ気味(汗) まずはエレベーターに乗り、3階からスタートだ。

 時代を追って行く流れなので、琳派の祖と言われる本阿弥光悦関連の作品から。高村光雲作の光悦像、国宝の有名な「舟橋蒔絵硯箱」、黒楽茶碗「雨雲」など、いきなりドカンとビッグな物件が続く。光悦と同時代を生きた俵屋宗達につながっていくのだが、彼と光悦のコラボ「鶴下絵三十六歌仙巻絵」は圧巻。しかもこれは京博の所蔵品! 

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 他にも2人のコラボは何点かある。そもそも光悦が宗達を見いだしたと言われているからね。

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 春に狩野派の展示をみたけど、琳派は狩野派とは全然違う。

 まずそのシステム。琳派は個人的に私淑するという形なのだ。たとえ同時代に生きていなくても、直接に弟子ではなくても、「リスペクトする」という形で受け継がれて行く流れがある。だから琳派は、それぞれに際立って個性的だ。

 琳派を見るに先立って「古田織部」展をみたのも、光悦関連の歴史探訪ウォークをしたのも、その源流を感じられて、順番としてとてもよかった。
 なにしろ琳派の源流は本阿弥光悦で、彼の師と仰ぐ人が古田織部だったから。古織の大胆でユーモラスな面や可愛らしさが時代が下るに従い、どんどん花開いて行くようにも思えた。

 江戸時代後期の酒井抱一まで来ると、そのキレイで可憐な乙女ぶりにキュンキュンする(笑) ここから大正・昭和初期の乙女たちを熱中させたロマンチックで繊細な挿絵の数々へとつながって行くのかも。鈴木其一のパキッ、スキッとした構成や色使いも素晴らしい。

 事前には全然知らなかったが、なんと本日より展示替えで「風神雷神図」が三ついっぺんに見られるようになったらしい。俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一それぞれが描いた「風神雷神図」である。競いあうというよりは、光琳のからは宗達への、抱一のからは光琳への、それぞれの敬愛が感じられて微笑ましい。

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 予期した以上に点数があり、3階、2階、1階と琳派のハシゴだ。絵画、書のほか、陶芸、漆芸、染色などの工芸品もおなかいっぱい見られます。(コチラの企画展のチラシで、展示品のごく一部が見られます)

 大混雑のミュージアムショップで少しお買い物をして平成知新館を出たら、すでに陽は傾き始めて、写真を撮るにはいい感じの陰影が付いてきた。
 
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 さすがに3時半にもなれば、待ち時間ゼロだ(11月に入ってからは来館者が増えたようで、そうでもないみたいですが・汗)
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2015/10/26

企画展「比叡山〜みほとけの山」  展覧会

25日の日曜日に、H氏が「行きたいとこ、ある?」と訊いたから、「大津の歴博に行きたい」と。「企画展 比叡山〜みほとけの山」が開催中なのだ。それにここに行くと裏切られることがない。いつも歴博の学芸員さんの実力と遊び心にワクワクするのだ。

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 大津市歴史博物館は三井寺の近くの高台にあるので、琵琶湖が見えるロケーションもバツグンの場所だ。

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 滋賀県内の比叡山関係の仏像、神像を山のように観る。仏像好きには、外せない展示だ。(以下の写真は、図録よりお借りしました)

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 ダンサブルな四天王と素朴な邪鬼、


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 福助似のものすごく大きな地蔵菩薩さま、

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 頭の化仏が素朴でかわいい十一面観音さま、

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 完成度が高くてうっとりするくらい美しいのに、キャプションに「技巧に走りすぎている」と書かれている阿弥陀如来さま、

 高速級で「お迎え」にみえた観音さまのキャッチコピーは、「すっとんで『お迎え』にきました!」、

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お迎えされる人が、すでに台座に乗ってるという珍しい絵では「準備万端、整いました」のコピーが!

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 日吉大社でメインをはる(いっぱい狛犬さんがいらっしゃる神社なので)巨大で迫力満点の木造狛犬の存在感も格別! しかも狛犬で玉眼!

 いつもはすっとばす古文書関係も、キャプションやコピーがわかりやすいうえに面白過ぎて、じっくり見るハメに。おかげで信長の比叡山焼き討ちのあと、どんなに多くの人たちが大変な努力をして比叡山の復興を果たしたのか、よくわかった。

 相変わらず、いっぱい待たせてゴメン!!とH氏にあやまりつつ、いつものように三井寺の前の「開運そば」で、おやつ代わりの蕎麦をいただく。

 夕方には、柿の木を前景として、十三夜の夕月をみた。

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2015/10/25

ダリア! ダリア! ダリア!  おでかけ

ダリア園のダリアは、想像以上に大輪で驚く。花の直径が20〜30センチあるものも。

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 以前、京都の法然院で、これの椿バージョンを見たな。

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 楽しげ!

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 キュート!

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 カマキリ氏「なんか文句あっか!?」

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 着物の柄にありそうなポンポンダリアたち。

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 これは「レディポール」↓

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 これはまた、色っぽい姐さんだ。なにしろ「秋田美人」。

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 こちらも色っぽさでは負けてないけど、肚にいちもつありそうな気配も?

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 こちらは見るからに腹黒だ。

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 一転、無邪気で清楚。

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 そして、ひたむきな「プティベイビー」。

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 気の強い女たち。

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 花が、花がっ・・・重過ぎる・・・っ!

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 誰もが認める美人。

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 どれだけ大輪か、人差し指で比較。子どもの手ではありません(汗)

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 魔女、もしくは毒婦。でもこういうのにオトコは弱いのかも。

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 考える花。

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 「きらきら星」というネーミングに、なるほど。

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 「サフラン」は、人懐っこい。

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 なんとも嫋々たる風情。そして名前は「愛の園」。

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 「愛の園」につづく花は、「安産」。流れとしては当たっている。

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 こちらは、空を見上げる「秋田美人」。

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 秋田ときたら? 次は「雪の音」か。

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 これは「大正ロマン」。わからぬでもない。

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 「男の背中」!? 哀愁漂っているから??

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 この上品な花は「鳥海の春」。

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 このカワイイ花は「日和」という名前。

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  明日への希望を感じさせる。

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 名残のクレマチスも、顔をあげて咲いていた。
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2015/10/24

日野でランチ、ダリア園へ  おでかけ

 午後からは日野ダリア園、プラス用事をあれこれ。

 その前に、お昼ご飯。

 日野町民会館「わたむきホール虹」にあるティールーム「レインボー」さんに。さすが催し物をするホールのティールーム(?)だけあり、壁中に有名人?のサインや色紙がびっしり。特に目をひくのが「さかなくん」の特大手描きのもの。

 ティールームというふれこみだが、一見「社員食堂」みたい。だけど、マスターのウデは確か。その証拠にとくに催し物の無いお昼にも、適度に賑わっていた。唐揚げが苦手なH氏も、私のランチ(その日は唐揚げ定食)に付いていた、食べきれない程の唐揚げを手伝ってくれたが、ふたつめを食べたほどだった。竜田揚げだからか、こってりしていなくて味付けも上品。もちろん熱々の揚げたて。定食のおかずの品数も多くて、お値段は700円だったと思う。安くて旨くておなかいっぱいの、見本みたいな場所だった。
 ◎営業時間:11:00〜17:30 ◎定休日:火曜日、第4日曜日 祝日の翌日

 で、ここからはネットで拾った情報なので、小耳にはさんだウワサ程度に思って欲しいのだが、ここの日替わりランチは、水曜が狙い目だとか。定休日は火曜なのだが、その休日にマスターが釣ってきた新鮮な魚の刺身が、翌日のメインとなるからだそうで。水曜に行ってみたい。

 花の前に団子ならぬランチを済ませ、おなかいっぱいで日野ダリア園に向かい、勘を頼りにしたわりに(汗)迷子にもならず、ほどなく到着。

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 「日野ダリア園」は2002年にオープンした。還暦を迎えた地域住民の有志が、地域の恩恵に感謝し、郷づくりの一端を担えればとボランティアで発起。現在はNPO法人として活動されている。
 そんな元気なお年寄りが、10,000uの休耕田にダリアをいっぱいに咲かせてくださった。ダリアは100種類10,000本。毎年徐々に種類を増やしているという。園内ではダリア以外にも、クレマチスも育てられているので、春夏にも楽しめる。また、2月下旬から5月には、ビニールハウスで「いちご狩り」もできるみたいだ。

 こちらの「ダリア園」のページで、ダリアの花と名前、花弁の種類、育て方までが紹介されている。

 手作り感あふれる駐車場を降りると、そこには蓮池。

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 蓮池をバックにお地蔵様。できすぎなシチュエーション。

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 さて、入園料を払い、いよいよダリア園へ。

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2015/10/23

信楽展  展覧会

 一旦山を下り、信楽の町なかへ。

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 ずらりとタヌキの並んだお店が点在する。信楽にキター!と実感する。

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 うまく撮れなかったが、このタスキをかけた大きなタヌキは、11月8日がなんだと言いたかったのか? それは「11月8日はたぬきの日」。

 いつも商店の店先やおうちの庭から、愛嬌ある顔で「八相縁起」をふりまき、みんなを見守っている「信楽たぬき」。2008年より11月8日は「いい八」で、信楽たぬきの日に制定されているのだ(やや苦しいが)。たぬきに感謝祭の日でもある。

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 「陶芸の森」は、この春、初夏なのに猛暑のなかを死にそうになりつつ、事務員さんの同情を買い乗車させていただき助けられつつ、「リサ・ラーソン」を見にやってきた「おもいで」の場所だ。

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 今日は女子高生と自販機のツーショットが雄大な光景となっていた。雄大過ぎて女子高生がほとんど不明となっている。

 さて特別展「信楽への眼差し」へと進む。信楽焼オンリーの展示なのだが・・・実は私には「信楽焼」は地元のものなのに、よくわからない。どちらかといえばH氏の得意分野だ。彼は骨董品店で、一万円の信楽焼の壷を買った程だ。このことはKちゃんが子どもだったとき、私に大声でチクってくれた忘れがたい事件である。子どもはなんでもチクってくれるので、精一杯味方につけるべきである。

 室町時代からの歴史を持ち、桃山時代には茶の湯で使われる「茶陶」にまで出世し、江戸時代には、大名や将軍に収めるお茶を入れる茶壺として重宝される。昭和に入ってからも、古信楽ブームで青山二郎、小林秀雄、白洲正子、北大路魯山人、入江泰吉、土門拳と、かずかずの目利きたちを虜にしてきた信楽焼。そんな歴史をつぶさに見ることができた。
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2015/10/23

ジョン・C・ウェバー・コレクション展  展覧会

 展覧会は、秋季特別展「ニューヨーカーが魅せられた美の世界 ジョン・C・ウェバー・コレクション」というもの。MIHO MUSEUM館長の辻惟雄氏とウェーバー氏との縁で実現した展覧会らしい。

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 で、ウェバー氏は単なる美術愛好家ではない。トライアスロン世界王者の顔をもつスポーツ愛好家という文武両道。しかも長年ニューヨーク・コーネル大学メディカルカレッジで解剖学と医療用画像処理の教鞭を執ってきたという理系男子だ。コレクションは、子供の頃に野球選手のカードを集めたのに始まったらしい。男子の野球選手のカード集めは、まあ、普通ですね。

 中身は「コレクション」だけに予想がつかなかった。とくにこれといったまとまりはなく、室町水墨や江戸期の浮世絵、縄文から近世までの陶磁器、根来、蒔絵、近世近代の着物など、幅広く日本の美術が展示されている。

 なにしろ火焔式土器や土偶から小袖や陶磁器、昭和初期のミッキーマウスプリントの子ども用綿入れまで、時間的なスパンは長い。

 なかでも着物が、彼のコレクションの中核を成すだけ有り、さすがにひときわ見応えがある。打掛、帯、単衣、銘仙、男物の長襦袢、なんと火事袢纏まで揃っている。そのひとつひとつを見て行くのは、見どころが有りすぎて、かなりの時間がかかってしまった。

 見終わり、出口すぐ隣の企画展に合わせたミホ所蔵品の小部屋も、企画展に合わせた品々が展示されていたのだが・・・根来の壷なんて、企画展の展示品より品がいいものだった(汗) ミホのコレクションのスゴさを見せつけられる思いだ。これ、ウェーバ氏が欲しがったらどうする!
 しかし、中央の大物「見返り犬のハニワ」、かわいかったなー。ハニワ好き、犬好き必見だ。と、最後の最後まで、気が抜けない。企画展に合わせたミホのコレクションの小部屋も、どうぞお忘れなく。

 で北館を見終わってミュージアムショップを物色して会計をすませたら、H氏に連行された。まだ展示の続きがあったのだ。

 青銅器や唐三彩、俑などの中国・朝鮮美術やビザンティン美術、レンブラントのエッチングなどが南館で展示されていた。私たちは「踊る中国の三人組」の俑にウケまくっていた。あれは楽しい俑だったな。見てるだけで笑えてしまうという一品だ。

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 それでは、次の陶芸の森へ! 玄関向かいの素晴らしい松を、今一度鑑賞して。
 
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 出入り口の中央の円形部分に、あのトンネルがバッチリ入ってる。玄関内側から見る景色は、美しき計画的犯行。

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 苔の緑とも見事にマッチ。こちらもたゆまぬお世話の賜物な、緻密な計画的犯行だ。ミホの隙のない美の追求には恐れ入る。

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2015/10/22

MIHOへの道  展覧会

 この日は信楽デー。「MIHOミュージアム」でアメリカから里帰りした日本の美しいものたちを見てから、信楽焼きのあれこれを集めた「陶芸の森美術館」も立ち寄り、そのうえ「日野ダリア園」まで行こうという欲張りな一日だった。

 前日にチケットをちゃっかりゲットして、前半はMIHOミュージアムで和物のあれこれと、陶芸の森で信楽焼三昧で目の保養。

 秋の信楽はその道程も楽しい。

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 山の中のゆるい傾斜にある田んぼ。

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 だんだん畑や茶畑。

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 棚田と、すずなりの柿(たぶん誰も取らないのだろう。柿の木の持ち主も)。

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 ススキの土手。

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 あの向こうには鉄路。

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 うねる山道をどんどん登って行く。初めて来たら、どんどん不安になるくらい、さみしい山道を果てしなくのぼるのだ。桃源郷への路は遠い(笑)

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 それでもついに到着。さすがは桃源郷、いちはやく紅葉が始まっている。

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 MIHOミュージアムは、駐車場から高級感があり、整然として美しいのだ。そもそも駐車場係のおじさんさえ、丁寧でぱりっとしているのだ。

 ちょうど停車していたオープン電気自動車?に乗れるよう、H氏にせき立てられる。

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 エントランスから出発して、さらにゆっくりとのぼる。最後列より後ろの景色。春には枝垂桜が見事だろうな。

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 SFのようにメタリックなトンネル。何回入ってもドキドキする。

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 だからここを歩くのも、ちょっと素敵なんですよ。この設計はスゴいと思う。

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 トンネルを出たら、お馴染みのミホの風景。

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そういえば、去年も紅葉の頃に来たっけ。いつもながら、秋には松の緑と紅葉のコントラストが美しい入口なのだ。

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2015/10/21

秋の和菓子  たべもの

 そろそろ栗の和菓子も終盤かと、地元の御菓子司「梅元老舗」さんへ。栗の生菓子プラス「ハロウィン饅頭」をお買い上げ。

 見た目もキュートだけど、中身も南瓜餡が、ほどよい甘さでリピートしたくなるほど。ハロウィンが終わる前に、もう一度買いに行こう。

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2015/10/20

鯛うどんをつくる。  たべもの

 日野では「鯛そうめん」を食べ損ねたので、カタキウチ。今夜は「鯛そうめん」のかわりに「鯛うどん」を作る。いつものビギナーズラックで、かなり好評。量も多めかな?と思ってたけど、完食。鯛の出汁は無敵なり。

 昆布と生姜の薄切り適宜と、白ネギを半分浮かべて沸騰させ、そこに熱湯をかけて霜降りにした鯛のアラを入れて出汁を取り、酒・醤油(共に多め)・味醂・だしの素で味付けして、茹でたうどんをつけ麺風に、出汁にひたして食べました。カンタンで美味しいので、是非!
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2015/10/19

信楽院  神社仏閣/教会

 ぶらぶら歩いていると、立派なお寺の門に行き当たる。ただし、ただ今工事中につき、頭上注意だ。

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 瓦屋根つきで、淡いブルーと白の立派な塀に囲まれた由緒正しそうな寺院だ。

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 奈良時代前期、聖武天皇の勅建と伝えられている。そりゃ古いわ〜! 滋賀県には昔、一瞬だけど都があったし、古いお寺が多いもんな。なにしろ「近江は歴史の楽屋裏」だもんな(©白洲正子)

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 安土桃山時代に、この地に移築されたらしい。蒲生家の菩提寺である。

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 おおっ、塀の瓦に蓮の花と葉っぱの意匠が! お寺なんだからありえる発想なのに、初めてみた! このデザインも素晴らしい。

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 門をサイドに回り込んで、じっくり観察する。

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 信楽院には、県指定の文化財の本堂や書院などがある。寺宝に、伝恵心(でんえしん)作の観音像がある。本堂の天井には、日野町出身の著名な高田敬輔(たかだけいほ)作の巨大な竜が荒れ狂うさまを描いた「雲竜(うんりゅう)」を中心に描かれた縦横11mの水墨画も見ごたえたっぷりそう。

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 が、今回は門だけで退散。

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 表門は、大型の四脚門。精緻な彫刻で埋め尽くされた18世紀中期頃の建築だ。

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 近くで亀の瓦を見つけたり、

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 見事な柿の巨木を眺めたりして、日野の街歩きを楽しんだ。
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2015/10/18

日野町を夫婦放浪  おでかけ

午前中は家事のあれこれをして、午後は夫婦で日野に出かける。「桟敷窓アート」見物を兼ねて、夫の同僚Mさんと落ち合い、夫の用事に付き合うため。

 この日は町民総出のイベントで、Mさんが中心になって陣頭指揮をとっており、このときは忙しさのピークだったので、しばらく夫婦でぶらぶらと時間をつぶす。

 まず日野祭りのシンボルともいうべき「ほいのぼり」のミニチュアが目にとまる。

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これでも2メートル以上ありそうだが、実物はこれの3倍の大きさ。

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 彼が「桟敷窓アート」で楽しみにしていた「鯛そうめん」は、「販売と同時に一瞬で完売」だったため、お昼は「揚げたこ焼き」と「コロッケ」(私はプラス「湖のくに生チーズケーキ」♡」)を、ぶらぶらと立ち食い。

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 博物館を兼ねた近江商人館。企画展は蓄音機!

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 骨董店の店先。この町には骨董店がよく似合う。

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 祇園祭の山鉾のように専用の蔵に入った曳山。日野町には、現在16基の曳山が現存しているそうだ。さすがは近江商人の町。

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 これは新町の「八景閣」と呼ばれているもの。年代物らしくみえたが、帰宅後調べてみたら、やはり文化4年(1807)頃建造されたらしい。かざり金具や正面脇間(わきま)の彫刻、上場(うわば)、欄間(らんま)の近江八景の彩色彫刻など装飾が豊富で、向拝(こうはい)付きの豪華な曳山だ。

 さて桟敷の並ぶ通りに。

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 緋毛氈(ひもうせん)がひときわ目に映える。

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 日野町の村井付近には、大変珍しい「桟敷窓(さじきまど)」と呼ばれている塀をしつらえた、昔ながらの商家が並んでいる。桟敷窓は、年に一度のお祭りを見るため「だけ」に作られた窓。

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 道路側から中をのぞくと、こんな室礼によるおもてなしがされていた。

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 片隅にはこんな古狸さんも。

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 「桟敷窓アート」は、風情のある桟敷窓のある家をお借りして、落ち着きのある町並みの中で、地元の工芸作家さんの作品を展示、販売をするイベント。もちろん町民の方の協力で、名物の鯛そうめん、たこ焼きやコロッケなどの出店もあるし、子どもたちも楽しめるパフォーマンスやワークショップもある。

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 板塀だけでなく、こんなコンクリートブロックの塀にも桟敷窓がついていた。

 今日はイベントが重なっていた為か、昨日よりぐんと人出が減っていたそうで、誰もいない裏通りも歩き、のんびりぶらぶら。のどかな秋日和の一日。 
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