2015/10/23

信楽展  展覧会

 一旦山を下り、信楽の町なかへ。

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 ずらりとタヌキの並んだお店が点在する。信楽にキター!と実感する。

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 うまく撮れなかったが、このタスキをかけた大きなタヌキは、11月8日がなんだと言いたかったのか? それは「11月8日はたぬきの日」。

 いつも商店の店先やおうちの庭から、愛嬌ある顔で「八相縁起」をふりまき、みんなを見守っている「信楽たぬき」。2008年より11月8日は「いい八」で、信楽たぬきの日に制定されているのだ(やや苦しいが)。たぬきに感謝祭の日でもある。

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 「陶芸の森」は、この春、初夏なのに猛暑のなかを死にそうになりつつ、事務員さんの同情を買い乗車させていただき助けられつつ、「リサ・ラーソン」を見にやってきた「おもいで」の場所だ。

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 今日は女子高生と自販機のツーショットが雄大な光景となっていた。雄大過ぎて女子高生がほとんど不明となっている。

 さて特別展「信楽への眼差し」へと進む。信楽焼オンリーの展示なのだが・・・実は私には「信楽焼」は地元のものなのに、よくわからない。どちらかといえばH氏の得意分野だ。彼は骨董品店で、一万円の信楽焼の壷を買った程だ。このことはKちゃんが子どもだったとき、私に大声でチクってくれた忘れがたい事件である。子どもはなんでもチクってくれるので、精一杯味方につけるべきである。

 室町時代からの歴史を持ち、桃山時代には茶の湯で使われる「茶陶」にまで出世し、江戸時代には、大名や将軍に収めるお茶を入れる茶壺として重宝される。昭和に入ってからも、古信楽ブームで青山二郎、小林秀雄、白洲正子、北大路魯山人、入江泰吉、土門拳と、かずかずの目利きたちを虜にしてきた信楽焼。そんな歴史をつぶさに見ることができた。
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2015/10/23

ジョン・C・ウェバー・コレクション展  展覧会

 展覧会は、秋季特別展「ニューヨーカーが魅せられた美の世界 ジョン・C・ウェバー・コレクション」というもの。MIHO MUSEUM館長の辻惟雄氏とウェーバー氏との縁で実現した展覧会らしい。

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 で、ウェバー氏は単なる美術愛好家ではない。トライアスロン世界王者の顔をもつスポーツ愛好家という文武両道。しかも長年ニューヨーク・コーネル大学メディカルカレッジで解剖学と医療用画像処理の教鞭を執ってきたという理系男子だ。コレクションは、子供の頃に野球選手のカードを集めたのに始まったらしい。男子の野球選手のカード集めは、まあ、普通ですね。

 中身は「コレクション」だけに予想がつかなかった。とくにこれといったまとまりはなく、室町水墨や江戸期の浮世絵、縄文から近世までの陶磁器、根来、蒔絵、近世近代の着物など、幅広く日本の美術が展示されている。

 なにしろ火焔式土器や土偶から小袖や陶磁器、昭和初期のミッキーマウスプリントの子ども用綿入れまで、時間的なスパンは長い。

 なかでも着物が、彼のコレクションの中核を成すだけ有り、さすがにひときわ見応えがある。打掛、帯、単衣、銘仙、男物の長襦袢、なんと火事袢纏まで揃っている。そのひとつひとつを見て行くのは、見どころが有りすぎて、かなりの時間がかかってしまった。

 見終わり、出口すぐ隣の企画展に合わせたミホ所蔵品の小部屋も、企画展に合わせた品々が展示されていたのだが・・・根来の壷なんて、企画展の展示品より品がいいものだった(汗) ミホのコレクションのスゴさを見せつけられる思いだ。これ、ウェーバ氏が欲しがったらどうする!
 しかし、中央の大物「見返り犬のハニワ」、かわいかったなー。ハニワ好き、犬好き必見だ。と、最後の最後まで、気が抜けない。企画展に合わせたミホのコレクションの小部屋も、どうぞお忘れなく。

 で北館を見終わってミュージアムショップを物色して会計をすませたら、H氏に連行された。まだ展示の続きがあったのだ。

 青銅器や唐三彩、俑などの中国・朝鮮美術やビザンティン美術、レンブラントのエッチングなどが南館で展示されていた。私たちは「踊る中国の三人組」の俑にウケまくっていた。あれは楽しい俑だったな。見てるだけで笑えてしまうという一品だ。

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 それでは、次の陶芸の森へ! 玄関向かいの素晴らしい松を、今一度鑑賞して。
 
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 出入り口の中央の円形部分に、あのトンネルがバッチリ入ってる。玄関内側から見る景色は、美しき計画的犯行。

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 苔の緑とも見事にマッチ。こちらもたゆまぬお世話の賜物な、緻密な計画的犯行だ。ミホの隙のない美の追求には恐れ入る。

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