2015/11/27
聴竹居 玄関 建築
最後になってしまった「玄関」。ここは家に入って最初に目にする場所なので、藤井さんはホッとするような場所を目指したような気がする。他の部屋より、デザインもリズミカルで可愛いみたい。
まず外側から。

(写真は、とんぼの本『聴竹居』平凡社 より 以下も同様)
そして内側。

左右が目隠しになるように円のモチーフが施された、作り付けのパーテーション。左右にあるので居間や食堂の入口なども隠してくれる。

ドアの周りのアンシンメトリーな窓がかっこいい。ガラスのカッティングが可愛い感じにブリリアント。自然光で、玄関を明るくしてくれる。足元には伊東忠太先生の作った不思議な生き物(ゾウか?)の石像が、ここにも家の守り神のように佇んでいる。
しかも格子が大きくてわかりにくいが、神社仏閣に使われる格天井になっている。客人を手厚く迎え入れる心配りを表しているとのこと。

いまさら驚くこともなくなったが、ドアのカットガラスはドイツ製。当時(昭和2〜3年)だから相当に高価なはず。
帽子(コート?)掛けのフックが規則的に、上下に位置を変えているのがお茶目。ちょっとしたことなのに、まるで空気が変る。デザインってすごい。
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まず外側から。

(写真は、とんぼの本『聴竹居』平凡社 より 以下も同様)
そして内側。

左右が目隠しになるように円のモチーフが施された、作り付けのパーテーション。左右にあるので居間や食堂の入口なども隠してくれる。

ドアの周りのアンシンメトリーな窓がかっこいい。ガラスのカッティングが可愛い感じにブリリアント。自然光で、玄関を明るくしてくれる。足元には伊東忠太先生の作った不思議な生き物(ゾウか?)の石像が、ここにも家の守り神のように佇んでいる。
しかも格子が大きくてわかりにくいが、神社仏閣に使われる格天井になっている。客人を手厚く迎え入れる心配りを表しているとのこと。

いまさら驚くこともなくなったが、ドアのカットガラスはドイツ製。当時(昭和2〜3年)だから相当に高価なはず。
帽子(コート?)掛けのフックが規則的に、上下に位置を変えているのがお茶目。ちょっとしたことなのに、まるで空気が変る。デザインってすごい。
