2016/2/5

ついに国立駅!  おでかけ

東京で「国立市に行く」というと、「そんな遠くに!」とか「フットワークすごい!」と必ず言われたが、早稲田から国立市まで乗り換え時間を含めて40分である。

 近いじゃん!

 実は最初のプランでは国立に行ってから県境を越え、川崎まで行こうとしていた案もあったが、これはさすがに自分でも、ちょっと無謀かもしれないと考えてはいた。でも不可能ではないなとも思っていた。幸か不幸か、それは種々の事情により、早々に廃案になってしまったが、川崎行きはいずれまた実行したいと思っている。私は静かにしぶといのだ。

 目的地は、ドイツ菓子の名店「リリエンベルク」だ。10年前家族で車で東京旅行をしたとき、帰途途中に突然訪問しようとして、道を聞きながら到着したものの、夏期休暇中でクローズド。涙をのんだ場所なのである。

 川崎まで行ったら鶴川はすぐなので、白洲正子さんの終の住処「武相荘」も射程距離に入れて・・・と、実現はいつになるかは不明ながら、すでに次の計画に組み入れている。

 閑話休題。ということで、川崎よりは、はるかに国立は近いのだ。

 中央線の耳馴染みがありすぎる駅名アナウンスにうっとりしながら、ぼんやりと電車に揺られる。中央線沿線って、地方出身者にとっては、途中下車したい駅名のオンパレードだ。千駄ヶ谷、新宿、高円寺、荻窪、吉祥寺、国分寺。その最後の駅名「国分寺」の次に停車した国立駅に降りる。

 ついに! ついに、あの「国立」に来た! 実のところ内心、大文字太字ゴシックで

 キター!!

というほどの感激ぶりだった。感激のあまり、ホームから写真を撮る。

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 なんでこんなに国立が憧れの地かといえば、10年以上にわたるネット友達である蕃茄さんのお住まいの場所だからだ。地元愛の深い蕃茄さんの愛国心(国立を愛する心)あふれる日記を読んでいるうちに、すっかり国立が憧れの地となってしまったのである。

 そもそも、今はなき近江八幡市のイシオカ書店で、お仕事を兼ねてはるばるお店にいらっしゃった蕃茄さんと、たまたま偶然邂逅した(お話はしなかったが)のが最初。私の親しい人たちは、ほぼ「偶然の邂逅」だったり「ほおっておいたら一期一会でそれっきりだけど、ほおっておかなかったので続いている」みたいな出会い方をしているが、蕃茄さんもその例にもれない。

 そして私がネット上の日記を読んで、初めて「面白い!!」と感じ入り愛読した方であり、そのご縁で掲示板(懐かしい響きだ)にしばしば訪問させていただいた。そのうちに蕃茄さんのプッシュやご指導を賜り、彼の日記をたいへん参考にさせていただきながら、このブログを始めることになってしまったという、「紙魚子の小部屋」の大恩人なのである。本に関わる仕事をしていたという点、転んでもただでは起きない、という人生姿勢が、私との共通点かもしれない。

 その間、お互いに波あり谷ありな人生を過ごし、私は図書館司書から気楽な主婦へと転身し、サラリーマンだった彼も、現在は築約半世紀の木造家屋をリノベーション(改装)した「おうちギャラリー」である「ギャラリービブリオ」の画廊主となられている。
 
 そして今回の東京旅の、そもそものきっかけがまた、彼のギャラリー企画展のご案内だった。これがなければ、私に東京に行くほどの勢いはなかったはずだ。いや、私には勢いはなかったのだが、H氏が宿をとり、お膳立てをして新幹線に乗せてくれたようなものだった。

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 お正月にH氏とハガキを見て、「ええなあ、いきたいなあ」「行ったらええやん」「でも東京やで」「行ったらええやん」。これで決まりだったのだ。

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 私はどこにでもひとりで行くのは平気だけど、泊まりが入ると、家の雑多な仕事を残し、家族の送迎にも支障が出るので、二の足を踏んで躊躇してしまうのである。それがことさら気持良く送り出してもらえたので、遠慮なく旅立てた。それに介護の狭間である今が、泊まりのある旅のチャンスには違いない。次の介護が巡って来たら、またおいそれとは出られないだろうから。

 ということで、国立に行く事、ギャラリー・ビブリオを訪問すること、蕃茄さんにお会いすることは、今回の旅のメイン中のメインだったのである。

 で、せっかくギャラリー・ビブリオに行くなら、関東のブログ友達、☆紗さんをお誘いしてみようと思い立つ。

 彼女とも、蕃茄さんのブログを通じて知り合ったのだ。アクティブで行動範囲が広い☆紗さんとは、私も何度か京都や草津宿などでお会いしている。当然、☆紗さんは、すでに何度かビブリオに行ったこともあり、蕃茄さんともリアルに顔見知りなのである。幸いご都合はつくそうなので、国立の改札前で待ち合わせることにした。
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