2016/8/31

美観地区をぶらぶら その2  路上観察

 一旦、アイビースクエアに戻り、館内の少しお高いレストランに入るかどうか、ちょっと迷った。でもせっかく素泊まりにしたのに、結局ここで食べると「負ける気がした」ので、負け惜しみに外へ出る事にする。

 この選択、後悔したり喜んだりと起伏に富んだ「その後」がある。これも知らない土地でのアクシデントという醍醐味。

すでに空腹にも関わらず、さっきの「蔵路地」にも迷い込んでみた。

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 「神々の世界」に迷い込んだりはしなかったけれど、夕暮れの空気感で、なんともノスタルジックな気分になる。心は、子ども時代だ。

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 青春な白シャツの若者たち。バックの明治の洋館とあいまって、雰囲気抜群。

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 私も向こう岸に渡ってみよう。

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 期せずして「倉敷民芸館」の前を通りかかる。明日行きたい場所なので、ちょうどよかった。

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 とうに閉館時間を過ぎているので、門は閉ざされている。5時には閉まるが、ちょっと早い時間、9時にはオープンする。

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 今は夏らしく、「ざるとかご」の企画展。うれしい、ザルもカゴも大好きなのだ。

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 たそがれている倉敷もせつなくて、いい。

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 と、のんびりとそぞろ歩きを楽しんでいたら、ばたばたと店じまいが始まっている!

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 えっ!? 6時に食べ物屋さんが店じまい?? かきいれ時なのに?? 

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 美観地区は伊達ではない。町並み保存のため、コンビニもないのだ。どーする!?
 
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 と内心パニックになりつつも、沢山の張り紙にひかれて骨董品屋さんの前で立ち止まる私(笑) 今日は月曜日。夏休み中は、大原美術館も無休で月曜もオープンしていたのだ。
 しかし、お店は大原美術館にあわせ、ただでさえ月曜休みのところが多いのに、6時で閉店になるとは(汗) この骨董品屋さんも「ちょっと一休み」してはどうかといい、あまつさえトイレまで勧めているのに、お店は閉まっていた。

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 そういうわけで、このお店での「出会い」も残念ながら皆無だった(悲)

 でも、そこを通り過ぎた角に、「一品料理」の文字が! う〜ん、酒房なので、お酒を飲まないといけないのか? いや、旅先で酔っぱらってる暇はない!(「この意見には個人差があります」) でも腹が減ってはイクサができないともいう。ここは真正面から正攻法で挑んでみた。

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 のれんをくぐり、粋で元気な板前さんの「らっしゃい!」という声に答えて、「すみません、お酒はのまなくて、ゴハンだけなんですけど、大丈夫ですか?」と言ってみたら、逆に恐縮されて「定食屋さんじゃないから、割高になりますが、それでよければ」と、おかみさんの返事。ああ、もう、ゼンゼン!! ゴハンにさえ、ありつければ! それにしても、まるでドラマに出て来るような、威勢もカッコもいいお店のひとたちだ。

 こうして、私の初「ひとり居酒屋」の火ぶたは切って落とされた。とてもこざっぱりとしたお店で、おじいさん、おじさん、おばさんの三人が、アットホームに明るくおしゃべりしてくださった。おじいさんは寡黙な人だったが、彼はもうひとりの客であるお馴染みさんと、ぽつりぽつりと語らっていらした。

 青春18キップで5時間かけて滋賀県から来ました、滋賀県は鮒寿司だね、とか様々に話をして、かなり美味しかった突き出しのあと、「滋賀県には、こんな新鮮な魚はないでしょう♪」と板前のおじさんが自慢げに、珍しい「サワラの刺身」が混じった注文の刺身の盛り合わせと、揚げ出し豆腐をだしてくださった。

 おばさんは、サービスの冷たい赤紫蘇ジュースと、たっぶりのおしゃべりを、おじさんがラストに、皮も食べられる高級マスカットを二粒、デザートにおまけで出してくださった。忘れていたけど、お味噌汁もサービスで。

 そこで私がありついたのは、おいしいゴハンと岡山の人情だろう。アルコール抜きのゴキゲンなディナータイムを、豊かに過ごす事ができたのである。

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 魚料理のおいしい「八重」さんです。倉敷に来られた時には、是非ご贔屓に。
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2016/8/30

美観地区をぶらぶら その1  路上観察

 本町通りから美観地区へ。

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 このスタイリッシュな建物は、「倉敷公民館」! 

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 とても「公民館」とは思えないお洒落な佇まいだ。

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 なんだかジブリのアニメに出て来そうな、もしくは「いいちこ」のCMに出て来そうな風景。あのトンネルを車で通り抜けたら、「千と千尋の物語」の世界に迷い込んでてしまいそう。トンネルは「鶴形山隧道」。大きなハニワが二つ並ぶお店は、たぶん備前焼の竹宝堂さん。

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 この重厚な洋館は、旧倉敷銀行。中程のアーチ型の窓には、虹色のステンドグラスが嵌め込まれている。贅沢なつくりだ。むろん作ったのは大原孫次郎とその父だ。今では中国銀行の支店となっているが、倉敷ではここを「本店」と呼ぶ人も、まだいるとか。

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 この建物の際を通ると、有隣荘や大原美術館へとつづく。

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 小径の入口も素敵。街灯も松も、すんなり絵になる。

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 小径から見る隧道もまた、なんとも趣がある。

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 横手には、誘い込むような蔵の路地。まるで別世界。アンノン族の昔から、倉敷が多くの観光客のハートを鷲掴みにするのも、大いに納得。アンノン族から30年以上経っているので、「それなに?」という方も多いかも。

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 「ディスカバー・ジャパン」という旅行のキャンペーンを国鉄(現在のJR)が打ち出し、山口百恵の「いい日旅立ち」がキャンペーンソングとなった。その頃創刊された、若い女性をターゲットにした雑誌「アンアン」と「ノンノ」が、シックなまちをセレクトした旅の特集を組んでいた。それを読んだ若い女性が、シックな観光地にグループ旅行をするのを、世間は「アンノン族」と呼んでいたのだ。遠い、70年代の話である。

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 はい、ここからは蔵と川と柳の三点セット、お馴染みの「倉敷らしい」風景になります。この景色を見て初めて、「倉敷に来ました!」と思えるので、春の私の旅はまだ、「倉敷に来た、みたい」どまりだったのかもしれない。

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 柳ごし、川越しの有隣荘。

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 立派な石橋も入れ込んでみました。

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 有隣荘の門。やはり孫三郎さんは、独特の美意識だわー。

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 うっとりと川に沿って歩いていると、

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 明治時代のポストに遭遇! しかも現役!!

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 「デイリーポータルZ」の調査によれば、この「書状集箱」、なんと倉敷まで行かずとも、滋賀県の愛知川にも(少なくとも2009年までは)あるらしいです。もしお近くの方がいらしたら、確認してみてください。

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2016/8/11

辻子を巡るラストウォーク。  路上観察

 古い塀沿いに、まだまだ歩く。

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 京都にはこんなお地蔵様の祠をよく見かける。なかにはお地蔵様ではなく、阿弥陀様とかの場合も、まれに見受けられる。

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 やっと塀の中に入れました。

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 和の建築の向こうには、洋風煉瓦作りの高い建築というアンバランス。この洋風建築は、むろん同志社大学のキャンパス。

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 やさしい萩の緑に隠されているが、石のモニュメントには「花の御所」と刻まれている。つまり、ここは室町幕府のあった場所だのだ。

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 花の御所の跡地の一部にあるのが、大聖寺。こちらも光照院門跡同様、皇室ゆかりの尼門跡寺院だ。内部は非公開なのも同様。
 
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 それにしても門の外は、門の中以上にミスマッチだなあ。

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 さて、そろそろ今回のツアーのまとめに入る小嶋先生。

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 11年間の応仁の乱で、焼け野原になった京都にできたのが、辻子(ずし)という生活道路だった。

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 そして十四世紀末、室町幕府三代将軍の足利義満により創建された相国寺は、室町幕府とセットになっていた。

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 ところで非公開になっている大聖寺の庭園だが、

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 小嶋先生がこっそりと覗き見する方法を伝授してくださった。

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 同志社女子の「寒梅館」の上の階にあるフレンチレストランからなら・・・。

 薄暗いアプローチから光と緑のあふれる中庭に出る。驚きと感動の心憎いアプローチだ。

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 フレンチレストランに行かれたのは、ごくわずかの方々。ランチといえどもフレンチはウォークツアーのあとではちょっと似つかわしくない(実はお財布にやさしい方を選択)。私たちは1Fのイタリアンで質素に。どちらも、学校関係者でない一般客もオーケーだそうです。

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 質素といえど、基本は学生向けなので、ちょっとカロリーオーバーぎみ。ここでゆっくりと疲れを癒し、近隣を巡る独自な午後の部も追加することになる。
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2016/8/10

辻子をめぐる。その2  路上観察

後藤辻子は、室町幕府に使えた金工細工師の名がとられたもの。後藤家は、刀剣類の目利きにもすぐれた豪商で、金座銀座をまかされていた。そんな後藤家の名をつけた辻子。

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 「花の御所」と呼ばれた室町幕府ゆかりの地だから、「花の湯」なのか。それにしては、ちょっとチープな気も・・・。

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 道幅が変化している?

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 そう、道幅が奥に行くほど細くなるのが、辻子の特徴らしい。

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 レトロな「お酢屋」さん。いかにも京都らしい専門店。粋な形の「す」の灯が素敵。

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 こちらの辻子も、だんだん細くなっている模様。

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 光照院門跡。

 応仁の乱の後、1477年後土御門天皇から持明院殿跡に寺地を賜わり、それが現在の光照院となる。代々皇女が入寺された尼門跡寺院で、江戸時代には光格天皇より常磐御所の称号を賜った。

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 持明院仙洞御所跡。仙洞御所は、南北朝時代の北朝方の御所だ。

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 やはり皇族ゆかりの場所らしく、菊花の瓦がふんだんに使われている。

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 松が邪魔して読めない案内板(汗)。普段は非公開だが、庭園の歴代門跡お手植えの樹齢五百年の五葉松が、無類の美しさらしい。常磐御所の「常磐」は、五葉松のことなので、それにちなんで。特別公開のときには是非。

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 「近衛」の名は、町名にもその名を残している。

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 そして現代のアパート?の名前にも(汗)

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 はるばる一周まわって、同志社大学に戻ってきました。

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 鎌倉時代に成立した公家のトップファイブ「五摂家」の筆頭「近衛家」は、「近衛の糸桜」という美しい枝垂桜でも有名。

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 そんな「近衛家」の名残がここにも。

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 「花の御所」に近い銭湯だから「花の湯」。京都は学生の町だから、ずいぶん減ってはいるものの、まだかろうじてがんばっている銭湯もある。

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 ほんの一部にせよ、こういう保存の方法もあるのだ。

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 せっかく同志社に戻ったのも束の間、またしても暑さの中、行軍はつづく。

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 こちらではしっかり「御霊図子町」と明記されていた。

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 先に行けば行くほど狭くなる、典型的な辻子のモデル。

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 代々室町幕府の要職にあった畠山氏の居館敷地の名残か。畠山氏が「花の御所」のご近所に住んでいたのは、幕府での地位の高さを物語っている。という格式高い話に、この無粋な写真(汗)
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2016/8/9

辻子(図子)を巡る。その1  路上観察

 京都の夏は猛烈に暑い。日傘の花が咲くメインストリート、「上御霊前通り」。

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 応仁の乱で焼けた御霊神社の境内に、人家が建ち並ぶようになり、その過程でできた辻子(ずし)が「御霊辻子」。

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 この年季の入った建物は、京大室町寮。もちろん現役。映画のロケにも使われるレトロ物件だ。

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 室町幕府管領の細川満元が隠居し、岩栖院(がんすいん)と称した事から、細川家の隠居屋敷となった場所、岩栖院辻子(がんすいんづし)を通る。

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 現在は隠居屋敷は玄武公園と、

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 アークレイ(株)に所有が変っている。岩栖院辻子の北側には名庭「擁翠園(ようすいえん)」があるのだが、残念ながらアークレイさんの敷地内なので、拝見はむずかしい。でもアークレイさんがHPにて、「擁翠園」の画像をアップしてくださっているので、こちらでご覧いただけます。(青文字をクリック。注意!音がでます)

 琵琶湖を模した池のある「池泉回遊式(ちせんかいゆうしき)」で、江戸時代の優雅な庭園。

 さて小嶋先生よりクイズが出題されました。岩栖院辻子の家の軒先にぶらさがっている、ヨッパライのお父さんがぶら下げているみたいな包みは、なんでしょう?

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 答えは、五山の送り火(大文字)の燃え殻を半紙で包んだものでした。1年間のおまもりとして、玄関先に吊るすそうだ。
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2016/8/6

路地や辻子(図子) その1  路上観察

 次なる目的地「御霊(ごりょう)神社」に向かいつつ、小嶋先生に辻子(=図子/ずし)を案内していただく。

 京都の道はいろんな種類がある。
 「大路」は平安京など都の「条坊制」に則って作られた、いわゆるメインストリート。「小路」は「大路」に準ずる通りで、「条坊制」ののちの時代にも作られているのが、大路と違うところ。「路地」は住宅造成の過程でできた空間的な面。本来は行き止まりだけど、利便性から通り抜けできる路地も増えた。「辻子」は、屋敷やお寺など広大な敷地跡に、のちの時代に生活道路として作られた道。

 辻子みたいだけど違うそうです↓

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 京都の家の屋根には、魔除けの鍾馗(しょうき)さま、玄関口には厄除で祇園祭のちまきが掛けられているのが定番。

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 鍾馗(しょうき)さま、みっけ!

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 いかにも年代物のいわくありげな小径。

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 ちまき、みっけ!

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 電信柱と電線が、くっくりと影を落とす路地。

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 神社の結界が見えて来ました。

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 横縞の入った塀の切れ目には、注意深く細い注連縄が張られている。

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 「真如堂突抜」? 

 そうそう、「突抜」という種類の道もあったのでした。

 「突抜」は、辻子と違い跡地ではなく、小路レベルの通りがなんらかの事情で寸断されたり、もともと行き止まりだった部分を突き抜けるように通した路をいうそうだ。ここもだから「真如堂突抜」。
 
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 「御霊神社」に到着。

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 「御霊神社」って、来た事はなかったけど、字面から見て、なんかこわい感じがしていた。

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 こころなしか、注連縄もきっちり手がかかっているように見える。

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 そんな私の予測は、あながち的外れでもなく。

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 昔は災いは怨霊のしわざだと言われていたが、御霊神社は、桓武天皇が非業の死をとげた早良親王の御霊を祀ったことが発祥とされている。大きな災いをもたらす忌まわしいパワーだが、祀る事により霊をなだめ、浄化したパワーで福をもたらせてください、という神社をつくったのだ。

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 ということで、無念の最期をむかえた人々をひとまとめにして祀っちゃえ! その方がパワーも倍増するし♪・・・と御霊神社ができたらしい。

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 うーん・・・なんとちゃっかりと。怨霊からも利益の捻出をはかるとは! げにおそろしきは、生きている人間なり。
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2016/7/27

ちかんに注意??  路上観察

もう何時の御代に始まったかわからないくらい(うそ。でも気分はホント。ずっと不便を強いられてますので)、長期にわたる駅前大改修工事。

そこで数人交通整理をされているおじさんたちは、みなさん人のよさそうな親切な方々ですが、駅階段の近くにいらっしゃるオジサンの定位置は、なぜかいつも「チカンに注意」の看板前。

家族の送迎のとき見かけると、つい微苦笑。
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2016/4/21

路上観察in安曇川  路上観察

 駅前から道の駅までの、路上観察も楽しかった。

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 陽気なスペインの放蕩者の名前が店名になっているなら、せめてイタリアンかと思いきや。「ビストロもどき お好み焼き」の店だった。

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 補色でおしゃれな雑草たち。

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 ところで以前、朝ドラ「ちりとてちん」のスピンオフドラマの舞台にもなった安曇川は、扇子の町でもある。

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 だからマンホールも扇子だらけ。

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 扇子店の看板のかたちも、もちろん扇子型。ご丁寧にトップには「Fan」の文字も。

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 こちらは店の入口前にどど〜んと。

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 扇子には関係ないけど、ネーミングがすごいので思わずキャッチ。「神」って! どんな塗装をされるのか見てみたい気も。

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 道路の分離帯は広大な面積で、そこに黄色いラッパ水仙の群生。

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 横断歩道を渡れば、道の駅「藤樹の里 あどがわ」に到着だ。

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 ここにもあちこちに、扇子の意匠が施されていた。

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2016/3/9

祇園をディープに徘徊。  路上観察

もしかして路地裏? メインストリートは土地が高そうだし??と、路地に入り込んでみた。

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 この改装中のお店は?

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 (きっと)高級うなぎ屋さんだ!

 センスのある鰻屋さん(しかし改装中)は見つけたが、「ライカ・ギャラリー」はいまだ不明。路地裏ではなく、歌舞練場の裏手向いかも??と建仁寺を通り過ぎて、廻り込んでみた。

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 瓦屋根つきのブロック塀。豪華なのか質素なのか悩むところ。しかし坂に沿うように、段がついているのが面白い。

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 祇園意匠の警報装置?

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 提供はお馬のマークのJRA(日本中央競馬会)だ。

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 ああっ! こんなところに崇徳さまの墓地がっ!? なにもかもが意のままにならなかった悲運の帝。遠く阿波にまで流されて亡くなられたため、菅原道真と並ぶほどの怨霊と怖れられたお方だ。

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 大河ドラマ「平清盛」を見てから、感情移入して大好きになった崇徳さまに、こんなところで巡り会えるとはっ!! もちろん崇徳さまに魂を込められた井浦新さんも大好きに。(彼は京博の文化大使なので、講演会イベントに出演されることもあり、年1くらいは京博でリアルにお会い出来る)

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 天皇家の印、菊紋の瓦も。

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 御廟といっても御遺髪なのだが、阿波でご寵愛をうけた女性が「せめて御遺髪だけでも都にお戻ししたい」と作られた塚と伝承されている、ちょっと泣かせる御廟だ。

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 すんなりと目的地に行けなくても、こんなオマケがついてくるなら、それもラッキーだ。

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 いかにも由緒ある祇園の老舗という風情。
 
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 珍しく片足をあげ見得を切る?鍾馗さまも。

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 こちらは別件のりりしい鍾馗さま。祇園の屋根には鍾馗さまが何名もいらっしゃった。祇園に限らず、京都では「鍾馗さま瓦」はけっこう見かける。

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 こちらにも。たいていの祇園のお店の入口には、「笑門」と書かれた注連縄もかかっていた。

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 いかにも祇園な小振りの街灯だ。

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 ちどりの暖簾が可愛すぎます♡

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 店先に埋め込まれた石の配置がすてき。アプローチの石畳も打ち水がされ、お客さまを迎える準備万端。

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 こちらのお店も、扉はオープンで、すこしS字にカーブした石畳が粋だ。

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 客待ち顔な様子。
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2016/3/8

祇園を徘徊。  路上観察

 そのあとは祇園に行くためバスに乗り、祇園で下車し、花見小路を歩く。目的地は歌舞練場向いにある「ライカ・ギャラリー」だ。むろん私がライカを使おうはずもなく、写真家、ロベール・ドアノーのちいさな展示をされているのを見るため。

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 写真の、一方通行の矢印の方向が花見小路だ。

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 花街のお昼なのに四条通り、河原町通りにも負けない賑わい。突き当たりには、風神雷神図で有名な「建仁寺」がある。

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 路地にも思わず引き込まれるような魅力がある。

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 有名な「一力茶屋」↓

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 犬矢来がまっすぐだ。

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 祇園といっても、お茶屋さんでないお店もある。祇園では「のれんウォッチング」が楽しい場所だが、ここの松暖簾もおしゃれだ。「グランマーブル祇園店」はおしゃれなチョコレートのお店。

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 広い路地では写真を撮りあう、楽しげな観光客も。なごやか。

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 「十二段屋」さんでは、丼ものやお茶漬け、定食も食べられる。私は15年ほど前に幼児のKちゃんを連れて、東京から来た学生時代からの友達・Mさん夫妻と京都で合った時、ここで「だしまき定食」を食べた記憶がある。
 いまだにKちゃんは、私がMさんの話をすると「あの祇園のだしまき一緒に食べた人やんなあ」と答えてくれる。幼稚園の頃の記憶はさだかでないKちゃんも、食べ物とそれに付随する記憶は鮮明らしい。確かに、とてもおいしい「だしまき」だった。

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 祇園の佇まいが続く。

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 やっと歌舞練場まで来た。たしか歌舞練場の向いが「ライカギャラリー」だったはずだけど??

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 それらしき建物が見つからず??(写真は歌舞練場)

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 空をあおぐ。(写真は歌舞練場)

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 ナマズの暖簾のギャラリーは、いい感じだけど別物だし。

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 外国人観光客に向けての禁止事項の立て札。禁止事項が多いということは、それだけさまざまなマナー違反の人が多いということか。この立て札はあちこちで見かけたが、それでも自撮り棒を使っている人を見かける。
 
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 ちょうど時間帯的に、仕出し屋さんへ食材を運ぶ軽トラなども走っていたので、観光地とはいえぼんやり歩くのは危ないのだが。

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 他愛ないおしゃべりをのんびりとしていた若き男子たちの一行は、不思議に祇園に馴染んでいた。映画『舞妓 Haaaan!!!』みたいに、「大人になったら祇園でお茶屋遊びをする!」という野心を持つ子もいるのだろうか?
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2016/2/3

ついに邂逅!ドラード和世陀(わせだ)  路上観察

 親切な大学の先生(らしき方)のおかげで、自信をもって早稲田のまちなかを歩く。んんん〜、そろそろ出現しそうなものだけど?? と、角をまがろうとした。

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 ふと目の端が捉えたビルディングの一部。

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 んん!? と2度見する。そして見上げる。

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 こ、こ、っこれは・・・!!

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 「ドラード和世陀(わせだ)」!! まさか見逃しにかかるなんて(汗)

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 青いタイルの魔物。ストライプと赤い十字のタイルをアトランダムに。

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 青海波やポップな人物画、そして不思議にカーブするウインドウ。タイルだけでも意匠がすごいことになっている。

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 鍛冶屋さんの仕事らしい不気味な物体と、通風口。

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 直角に通風口なんて! 

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 いやいや、それ以上に、角に丸窓!! ありえない! それだけにインパクトは絶大だ。

 すっかり舞い上がりつつ、とりあえず角を曲がってみます。

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 目を閉じていたら「まんまデスマスク」のような顔がいっぱい! 

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 朝日の中なら、なんてことないけど。

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 夜は堪忍してください! ここの訪問を夕方の空き時間にしなくてよかった!

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 埋め込まれた窓と、毒キノコのような赤地に白いドットのオブジェ。なにかと毒づいている側面だ。

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 同じ場所も角度を変えて観ると、また趣が違って見える。よく見れば、窓ガラス自体にも模様が入っている! どこまで凝るのか!?

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 こちらは回り込んだ別の面。どことなくシック。

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 唐突に赤い魚の立体タイルが。

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 清楚な花柄のタイルの隣にいるのは・・・怪物?

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 丸窓の側面。このあたりは、もうすでに麻痺してふつうに見える(汗)

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 「ふつう」!?

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 これが!? むしろアートぢゃん!!

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 見上げれば、ガウディ。バルセロナでバスの中から一瞬見た「カサ・ミラ」を思い出す。

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 さまざまな素材とデザインが混在している。

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 なのに、不思議なバランスが心地いい(*個人差があります、たぶん)

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 これほど日常とかけ離れている場所に、ゴミ袋。むしろこちらの方が違和感。

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 こんな鍾乳洞の入口みたいな場所に、ゴミ袋って!

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 それも、だれかの足元に!! この花模様のツメのはえた足の持ち主は、足元にゴミ袋を置かれて、ものすごく嫌がってそう。だれも見てなければ蹴ってるかも(汗)

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 それにしても、これほど奇抜な建物なのに、

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 私がうっかり見逃しそうになるほど、しっくりと街に溶け込んでいるのだ。

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 奇抜なのに、下品ではないからなのか。ことさら目立てばいいという意識が希薄なのか。

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 デザインや技術もすごいけど、むしろそっちを考えてしまう。不思議な建物だ。
 
 この建物については、実はまだ半分。次回に続きます。
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2015/12/16

ふるさとに帰ってきました!  路上観察

 この日は、所用で他府県にお出かけした。いつになく遅くに、しかもくたびれて最寄りの駅まで到着し、改札をくぐった。改札をくぐって正面を見ると、警察関係の掲示板で、だいたいが指名手配犯のポスターなどが貼られている。

 犯人とは関わりが無くても、なんとなく不安で暗い気持ちになりがちな、そんなポスターにお出迎えしてもらわなくても・・・と思っていたのだが、この日、正面にはこんなものが貼られていた。いや、もっと前から貼られていたのかもしれないが、目にとまったのは、今日が初めてだった。

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 大津絵ではないですか!

 改札をくぐると、しみじみ、ああ滋賀県に帰って来たなあ、と実感できるではないか。

 このデザインセンスに惜しみない拍手を贈りたい。
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2015/9/16

温故知新  路上観察

 実家に行ったら、茎がにゅっと伸びて、蕾がついた曼珠沙華を石垣にいくつも発見。雑草の海の中で、ほの赤く自己主張。まもなく田んぼのあぜ道が赤く染まります。両親も変わりなく、ひと安心。

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本日採取した「飛び出しくん」。
実家に行った帰り、竜王町にて。
えっと、しかしこれは本当に「飛び出しくん」か?という、一抹の不安も(笑)
 馬に乗った牛若丸だし。歴史的物件の案内看板かもしれない。

 うっかり油断している間に、飛び出しパターンが進化?してる。先日は自転車に乗ってたし、今回は馬に乗ってるし。次は玉乗りしてる飛び出しくんに会えるかも??

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2015/5/15

遠回りして帰ろ。  路上観察

 先日の読書会は、台風だからとそそくさと帰ったのだが、「そそくさ」のわりに遠回りして帰って行った。

 先般から故障したカメラをH氏が買い替えてくれたので、保留にしていた「撮りたいもの」を撮るべく、やや遠回り。

 雨のフロントガラス越し、赤信号中に採取。

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 初めてみた「もみあげ」の飛び出しくん。素人作品とは思えない、キチンと感ある仕上がりだ。ニューモデルとして、みうらじゅん師に教えてさし上げたい。

 
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2015/4/21

デジカメ、休眠す。  路上観察

 実家へいく道のちょっとした脇道で、変った飛び出しくんを見かけたのだ。帰りに採取しなくちゃと記憶に留め、タイムリミットがゆるい帰り道で道草をした。細い脇道に入り、シャッターを押した。

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 よっしゃ〜! じゃあ、裏側も。

 ・・・?

 ウィーン・・・ウィーン・・・とレンズがうなりをあげている。おかしい。見ればエラーの文字が出ているではないか!

 コ・ワ・レ・テ・シ・マ・ッ・タ

 なんということ!

 若葉が萌え出し、カキツバタの蕾みが青みを帯び、ハナミズキが満開になったのに。いよいよ美しい季節が、新たなステージの幕開きとなるこの時期に、大活躍を期待されていたデジカメが、壊れてしまうとは(悲)

 これはきっとこやつのせいだ↓

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 こやつを撮った直後に壊れたんだもん。

 まずこの風体がアヤシイ。だってマスクにグラサンにキャップですよ! そのうえ、歩いてるのか走ってるのかよくわからないビミョ〜さ! 黒づくめのくせに、輪郭が黄色に光ってるというのがもう、怪し過ぎる。

 「飛び出し注意」どころか、「故障注意」の看板も出しておいて欲しかった。

 ということで、しばらく画像はありません。ざんね〜ん!
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