2010/1/7

京都の町医者さん  路上観察

 お正月に採取した京都の町医者さんです。この重みのあるというか、ものものしいというか、いかめしいという雰囲気が「さすが京都!」という気分になります。河原町から烏丸通に向かっての、静かな三条通りにて。

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最近では歯科医院は、どんどんビジュアルをポップに、カジュアル志向で、いかに歯医者の怖さを緩和するかに力を入れているのに、時代にも流行にも流されない佇まいは、いっそ清々しい気さえする。ほとんど歯科医院界の柊屋旅館か俵屋旅館のようである。

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でも患者としては、敷居が高いかも。
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2009/12/15

とっておきエヴァーグリーン  路上観察

 いつも通勤途中に通る八日市のアーケード商店街に、若い人たちが集うような居酒屋らしきものがオープンした。オープン祝いの花が店の前にずらりと並んだ。

 朝の静まった商店街で、そのお店の前でお祝いの生花のかずかずを眺めてみたら、ちょっと毛色の変わったものが一点ある。薔薇やカサブランカの百合などの華麗な花に混じって、ビニールポットの小さなパセリが、入口付近の特等席に置いてあるではないか! ちゃんと送り主の名前も書いてある。「あきらくん・ようこちゃん」だ。

 日にちが経つと、どんなに豪華な薔薇も百合も、少しずつしおれていく。けれどパセリは、いつでもビニールポットの中で元気に緑色だ。よく考えてみると、お店は食べ物屋さんなので、このまますくすく育てば、少しずつつまんでお料理にだって使えるのだ。

 実によく考えられた「お祝い」である。あきらくんとようこちゃんの気のきいた、心からのプレゼントを通勤途中に眺めながら、気分良く職場に向かう事のできる今日この頃である。
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2009/12/13

愛すべき物件  路上観察

 子どもたちの学校までいく道すがら、いつも横目でみていた愛すべき物件がある。注目し続けて、15年にはなると思う。いつかご紹介したいと、ずっと思っていたが、やっと採取できたので本日アップ。

 年季の入り方も素晴らしい。文字のはげ方といい、無骨で力強いフォルムといい、どんな物品が販売されているのかが一目瞭然な看板のレイアウトといい、隣の汚れたドアに「力王」と力強く手作りで描かれている(黒ビニールテープのようでもある)様子といい、非の打ち所がない。
 ちなみに「力王」とは、地下足袋のブランド名!である。

 文字がはげているので、小さい画像では読みにくいかもしれない。念のため、こんな感じ↓

         手袋
   軍足          地下タビ
   合羽          長ぐつ

      作業服  安全靴 
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2009/12/12

京都の古い格子の家  路上観察

 格子の家に、妙に似合う配線と白磁のコイル?に注目してみました。昭和の半ばという感じでしょうか? 京都は東福寺駅前界隈。

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2009/12/8

気まずいふたり  路上観察

 ふたたび京都、東福寺界隈。道沿いの一般民家に鬼瓦が。 
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 冬にしては、あたたかすぎるほどのいいお天気だった。気持ちよくひなたぼっこすればいいのに、なぜか気まずい気配?を漂わすふたり。

 このふたりをみていると、どんどん妄想がふくらむ。とっくにケンカした事を後悔して、仲直りしたいにもかかわらず、素直になれずわざと苦々しい表情を続けるこのふたり。

 ちょっと剽軽な鬼瓦さんと、シリアスな鍾馗さん。お互いに悪い感情は持っていないのに、話すとなぜかどんどんすれ違いや誤解が発生してしまうという、悲しい星の下に産まれてしまったふたりなのかも。

 それにしても・・・この家の主は、なぜにこの組み合わせをチョイスしたのだろう? 悲しい星の下の組み合わせを、わざわざチョイスしなくても・・・(すでに完全に妄想の世界に浸っています)
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2009/12/6

東福寺近辺は路上観察スポット?  路上観察

 昨日のタヌキのお家のご近所には、こんな物件もありました。
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 一目見て、「おお!」と思わずシャッターをきる。そのときには、なぜそんなにこの建物に引き込まれたのかは、実は分からなかった。

 家でPCに落とし、大きな画像で丹念に見てみる。2階の窓のはみ出し具合とか、ビルとビルの間の日本家屋の挟まれ具合とか、1階の屋根の三角の具合とか、全面の消火器、自販機、ゴミ箱、巨大手水鉢の整然さとか、標識の入り具合とかが絶妙だったのだ。どきどきするような、不可思議な建物のお米屋さんである。

 この通りには、いくつか面白い物件があったので、もうしばらくは京都の東福寺あたりの路上観察シリーズは続きます。

 しかしまさか入試説明会の帰りにこんなウカレたことをする親がいるとは・・・お釈迦様でもご存知なかろうというもんです。

 というか、いいのか?こんなことしてて。
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2009/12/5

たぬき、ふたたび  路上観察

 ☆昨日4日の記事を更新しました☆

 10月に京都でみつけたハロウィンの扮装をしたタヌキを、みなさん、覚えていらっしゃいますか? クリックすると元のサイズで表示します







 本日同じ道を歩いていると、同じタヌキが衣装を変えて佇んでいた。
やはりこのタヌキは、「不二家のペコちゃん」だったのだ。

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2009/11/18

気になる物件  路上観察

 もう何年も前から気にしていた物件を、本日やっと採取できた。

 家の白壁いっぱいに広告を、それも看板ではなく、ペンキで家に直に描くという大胆不敵さが大層素敵だ。こういうものです↓

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2009/10/15

選挙の戦印  路上観察

 いよいよ熱を帯びて来た市議選で、狭い駅の階段下に2候補の応援団が、向かい合わせでそれぞれに「よろしくおねがいしま〜す!」と照れたように(アマチュアなので恥ずかしいのだ)呼びかけをしていたりする。

 今朝、駅にのぼるエスカレーターの登り口に、やはり男性の立候補者が立っていた。若いおねえさんたちのサポーター?を従えた方だったが、彼の旗印がたいへんユニークだったので、記録しておきたい。

 密度のまばらな豆絞りのような旗印だったのだ! あれは紺の水玉模様ではなく、ちょっと締まりのない、ばらけた豆絞りだった! 

 選挙事務所ごとにトレードカラーがあり、緑やピンクや黄色の旗印はごく普通なので、「そうかー○○色なんだー」でスルーするけど、これほど印象に残る旗印は初めてだ。色分けでなく、模様になっているのも初めてかも知れない。いっそゆるめの豆絞りのウインドブレイカーとかを、サポーターのおねえさんたちにも着て欲しかったような気もする。

 でも、あまりにインパクトのある旗にみとれてしまい、候補者の名前もお顔もスルーしてしまった。記憶に残っているのは、「まばらな豆絞りの旗」のみ。あまりインパクトがありすぎるのも、リスキーなのかも。 
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2009/10/14

森下仁丹  路上観察

 今日は家事に邁進していて、とりたてて書くことも無いので、写真でお茶を濁そうかと(笑)iPhotoを開いてみた。

 なにげなく過去の写真へと遡るうち、8月にH氏と京都にいったときの写真を詳細に観る。H氏が発見した古い「町名板」は、「仁丹」の広告付きだったので彼が面白がって撮ったものだ。
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 ちょっと気になってウィキペディアで調べてみたら、ちゃんと知りたいことが書かれていた。

 明治・大正期に大阪や東京の上野・浅草に広告塔を設置するなど、広告展開を幅広く行った商品としても知られる。当時は非常に珍しい存在であった飛行機で空からビラを撒いたり、上野の広告塔では掲げられた仁丹の二文字に電球を配して夜でもわかるようにするなど、パブリシティを重視し、その広告宣伝手法は当時から話題を呼んでいた。

 また京都市内の街中に戦前に貼られた広告は町名板板を兼ねていたものであり、現在でも戦火を免れて至るところに残っている。他にもJR西日本沿線の滋賀県内や広島県内の各地では、1960年代から1970年代頃までに貼られたと思しき仁丹のホーロー看板が貼り巡らされた建物も存在する。


 気がつかなかっただけで町名板を兼ねた広告は、京都の「至る所に」残っているものらしい。それどころか戦後のものではあるが、滋賀県にも仁丹のホーロー看板ってあるんだ! 全然気がついてないなー。ボンカレーとキンチョールはよく見るんだけど。あと、ナショナルとか。

 今後は、おでかけのときに「仁丹」の商標付きホーロー看板のチェックも忘れないようにしなきゃ。
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2009/10/11

プレ・ハロウィン♪  路上観察

 京都の東福寺駅ちかくにて採取。衣替えをするのは、不二家のペコちゃん人形だけではないらしい。しかも、ふつうの民家でした。

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2009/9/3

そこに山があるから  路上観察

 先日、日野に行った帰り道で、H氏がみつけて大喜びした看板をご紹介します。ところで、どうしてこんなところに来たのか?

 そこに山があるからです。

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 地名が「山」って? 私の知っている限りでも、滋賀県には奇妙な地名が少なくない。
 如来(にょらい)、妹(いもと)、須恵(すえ/須恵器の須恵です)、鏡、酢、そして、山。探せばまだまだあるかもしれない。
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2009/9/3

高架下にハマる  路上観察

 最近とみに気になっている大山顕氏。おりしもデイリーポータルZにて、高架下建築の写真と記事がアップされていた。彼は「みんな、ついてきている?」と心配げだが、ついてゆくどころか!! どんどん血圧が上がる感じ。

 このどきどきは・・・恋?(©大山顕) もう、ビバ!高架下!って一気にテンションがあがってしまう。

 で、この記事の最後に大山氏が

「たしか大阪も天満の周辺とか良い感じだったような気がする。同好の士がいれば、ぜひ一緒に見に行きたい」

と書かれているで、わぁい、ぜひ!と心の中で手を挙げる。が、天満の周辺はしょっちゅういってるはずなのに、高架下を注目してみたことはないので、まったく記憶にないのだった。

 でも関西で高架下、といえばもう、元町高架下商店街、と私の中ではインプットされている。

 新婚ほやほやの頃、H氏に連れて行ってもらった思い出の場所。おしゃれな街・神戸、デートスポット・神戸に、こんなディープで猥雑な場所があるなんて! 

 そういえば、会うのがまだ2度目の初デートも神戸だった。お昼ご飯に台湾料理店に入るというのも、今から思えばチャレンジャーだが、そこでカエルを注文するというのも、今にして思えばどうかと思う。

 もっとも、(たぶん)洒落で注文したカエルを実は気味悪がっていたのは、むしろH氏だったんだけど(おいおい)、そんなちょっと引き気味の、今後も付き合うかもしれない男の前で、「残したらもったいないから」という理由で、カエルを食べる女っているのも、今から思えばどうかと思う。
 しかし、それでも継続したのだから、男と女はわからないものだ。

 久しぶりに元町高架下を思い出したので、検索してみたら、とても楽しい「モトコー(元町高架下商店街の略)」レポートがあったので、興味のある方はどうぞ。
 ああ、20年ぶりに行ってみたい!

  

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