2016/9/5

地球を救うのは、愛か笑いか?  テレビ/ラジオ

この何年か攻めつづけているEテレの障害者バラエティ「バリバラ」の、8月28日放映分の話。

この夏、番組は自ら高いハードルを打ち出した。日テレの「24時間テレビ」と時間帯をぶつける生放送をやってのけたのだ。この番組のパロディで笑いを取りつつ、問題提起をやってのけた。『障害者の一生懸命がんばる姿を見て感動する健常者』という番組のコンセプトはいかがなものか?というものだ。

 それを一言で言い表した「感動ポルノ」という、いささかショッキングな言葉も知った。番組自体も、スタッフの意気込みと熱意や意気込みが、びんびん伝わって来た。それに他番組への批判だけでなく、自省する姿勢や改善点の洗い出しなど、他番組に対する思いやりすら伺える、繊細に作られた構成だった。もちろん「バリバラ」の持ち味である、笑いどころは各所にある。

 実は今年からこの番組の作り手が一新され、わが家的には「内容が失速しているのでは?」と思っていたが、今回の大胆不敵なココロミはネット上では評判になっているらしく、ひと安心。

 他の分野でも、(NHK総合とは違い)いまのところ自由自在に企画が通っている(と思われる)Eテレは、作り手のいい意味での「やりたい放題」が見られるので、応援していきたい。

 (ライブドア・ニュースの記事にリンク↓)
http://news.livedoor.com/article/detail/11945306/
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2016/8/17

ミュージックプラザな夏休み♡  テレビ/ラジオ

 今年の春、ラジオの番組改編で、リスナーにものすごく惜しまれながら終了してしまった、NHK-FMの「ミュージックプラザ」が4日間限定ながら帰って来てくれた♡♡♡ 10年続いた人気番組で、すっかり定着して安心しきっていたから、番組の消失には、日替わりのDJさんたちだけでなく、リスナーも現実をうまく飲み込めないまま、半年が過ぎた。

 リクエストやお便りには、いまだに番組終了を惜しむ声が続出。復活は無理でも、こんなかんじで特番としてスポットで復活してくれたら、と強く希望している。
  
 私にしても、すでに生活の一部といっていい番組だったから、終わった時の喪失感はんぱなく、4日間だけとはいえ、復活がうれしくてうれしくて。

 残念ながら、月曜担当だった「つのだ☆ひろ」さんは途中から少ししか聴けなかったけど、木曜担当だった矢口清治さんの番組は必死で聴きましたよ。また矢口さんの語りは、スマートでお茶目で朗らか。ラストには「来週まで、必ずお元気で」と付け加えてくださるのもグッとくる。

 おまけに、矢口さんの番組のゲストは、水曜担当だった鈴木真由香さん♡彼女自身もうれしすぎてハメがはずれてしまう感じが、ラジオから伝わって来た(笑) 私だって、彼女の選曲センスやおしゃべりの背骨がとおった感じが大好きで、うれしすぎて、リクエストしちゃったよ!! 

 ☆リクエストはかからなかったけど、メールは矢口さんに読んでいただけた。ありがたきしあわせ!!!
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2016/5/31

口から食べるということ。  テレビ/ラジオ

今日は見たかった番組の再放送を見られた。「プロフェッショナル 仕事の流儀」。 今回は経口で食事をとれなくなった患者さんを、食事介助によるリハビリで、自力で食事をとれるように全力で援助する看護士が活躍する「小山珠美 〜食べる喜びをあきらめない〜」だ。

 小山さんは看護士で、「摂食えん下障害」を抱える人たちの食べる力を回復させるエキスパートだ。彼女が担当した患者2千人のうち9割の方が、再び食べることができるようになった。彼女は独自に食事介助の技術を磨き上げ、「摂食えん下障害看護・認定看護師」の資格が創設されるのに際して、主任教員に選ばれたパイオニアなのだ。

 口から食べられなくなる障害や病気をもつ人は、肺に食べたものが流れてしまう誤嚥により、肺炎に至る恐れがある。安全医療として胃ろうの手術をし、経管によって胃に直接栄養を送り込むことになり、それはそれで患者さんの衰弱を防ぐ医療の前進でもあることを、小山さんも認めている。

 しかしその弊害もある。食事による口からの刺激がなくなることで、「生きる力」が弱まり、脳への刺激が低下する。そこから患者さんの無気力や寝たきりを助長してしまうらしい。もしわずかでも、口から食事をとれる可能性を患者さんが残しているのなら? その疑問から出発したのが、「口からの食事重視」な介助とリハビリだったのだ。

 番組の後半で彼女が担当したおばあちゃんは、最初意識も朦朧としており、「さすがにこれは無理では・・・」と素人目にも(だから?)思われたが、彼女は枕を重ねタオルを使って上半身をベッドから起こし、声をかけつづけ、触れ、刺激を与え続ける。回を重ねるにつれ、おばあちゃんの目が開くようになり、瞳に力が見え始める。

 それでも医師が丁寧な検査の後、「明らかに誤嚥があるので胃ろうの手術を」と判断せざるをえない状況にあり、「さすがに凹みました〜」と番組スタッフに心中を吐露する場面も。でもすぐ「がっかりしているヒマはないので、気持ちを切り替えないと」と自分を鼓舞。2週間の猶予期間をもらい、その間になんとか経口で食事を摂れるよう、誤嚥の原因を探し、対策を練る。

 医師の判断や意見を尊重しつつも、患者さんの意志やがんばりにも寄り添い、あきらめることなく独自の工夫と努力を重ね、物理的に無理なところは看護スタッフの協力も仰ぐ。

 一番重要なのは、むろんおばあちゃん本人のがんばりだ。幸いガッツのあるおばあちゃんだったらしく、「彼女が一番がんばっているんだから、私もがんばらないと」と小山さんに言わしめる程。

 その甲斐あり、「はい、お疲れさまでした!」という小山さんの呼びかけに「おつかれ・・・」と発語までできるようになり、小山さんとともに私も感涙。介護や介助は「たいへん」という言葉であらわされることが多いけれど、創意工夫やアイディアを重ねれば、大きな感動や喜びだって、少ないとはいえあるものなのだ。

 ついに2週間後の再検査では、見事に誤嚥はなくなり、医師から「経口で食事を続けましょう」という判断と言葉をもらえたのだ。

小山さんの言葉も素晴らしい。「(プロフェッショナルとは・・・)自分の信念を、人からの信頼に変えてゆくことができるひと。そこを目指したいと思います」

 自分の理想に邁進するだけじゃダメ。現実を直視し、自分とは違う意見にも耳を傾け、チームのスタッフと信頼関係を築け、自力でできないところは他人に頼ることもできる人。彼女の長いキャリアの積み上げがあってこその言葉なのだと思う。
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2016/2/23

「ちかえもん」はレジスタンス時代劇!  テレビ/ラジオ

 さて、東京に行く前、「これだけはいっておきたい!」とブログで紹介した「ちかえもん」である。すでに全8回のうち、6回まで放映が終了した。残すところあと2回。NHK総合で木曜午後8時から絶賛放映中。万一見逃しても、同じくNHK総合で火曜の午後2時5分から再放送もある。

 周りの評判はといえば、少なくとも2月に行った読書会のメンバーはほぼ楽しく視聴しているし、東京でお会いしたブログ友達も絶賛していた。映画はおろかドラマも見ない男のH氏ですら、毎回付き合って見てくれるほどだ。

 第6回の「痛快娯楽時代劇/ちかえもん」は、あと2回を残すところで、物語は展開したりひっくり返ったり、泣きながら大笑いというアクロバティックなドラマが繰り広げられ、大きく舵を切った。 

 音楽も映像もスローな「知りたくないの」は、あまりにもハマり過ぎ。しかも今までのパターンとは全く違う挿入の仕方なのだ。全員の演技があまりに素晴らしく、相乗効果でえらいことになってましたよ。もうホント、ドラマのど真ん中に突き落とされました。
 ラストでは、私たち夫婦の「こいつ、ヘンタイ(正確にはサイコパス)やな・・・」というつぶやきとともに、to be continued。すごいわ〜第6回の「ちかえもん」。

 そんなドタバタにしっかりとシリアスなエピソードも入る。絶望のどん底にいる人間に必要なものは、芸術(芸能)全般だということを、ふかく再認識させてくれる部分にも大共感。音楽や美術や演劇や物語が、そういうときにこそ威力を発揮するのは、多くのひとたちが経験したことがあるはず。

 物語全体に漂う「お上への反逆」ぶりもスゴイ。「幕府が奨励した親孝行」(現政権でいえば「道徳教育」だろう)を真っ向から否定して、「赤穂浪士の忠義ぶり」もとことんコケにして、反対に大阪市と真っ向対立した「文楽」を前面にプッシュ。

 むろん国立文楽劇場もドラマに全面協力。素晴らしい人形の表情と、本職が仕込み「二重丸」と太鼓判を押した北村由起哉さんの夫義太夫節が冴え渡る。おかげで人形浄瑠璃の魅力を思い知った視聴者も、多いのではないだろうか。「忠臣蔵パート」の、ギャグのほんの一コマなのに、あの茂山家(狂言)が見事なパントマイムやバックダンサーと勤めたりと、実はとっても反骨で贅沢なドラマでもある。

 それにしても普通の時代劇ファンや忠臣蔵ファンを(もしかしたら)敵にまわし、こっそり権力者とその施策を揶揄し、元禄の人間が70年代フォークを替え歌で歌ったり、時代劇で主人公が「ピュアな」とか「Don't miss it!」とか(心の声ではあるけれど)平気で言い放つ大冒険な企画が、よくも通ったな〜と思っていたら、なんとNHK総合の「木曜時代劇枠」が終了するのだとか。

 最後の最後によくやった!と、心の中でNHKの時代劇スタッフに拍手喝采している。脚本家の藤本有紀さんをはじめ、番組に関わったすべての皆さんにも、惜しみなく。・・・って、まだ終わってないけどね。
 
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2016/1/15

これだけは言っておかねば!  テレビ/ラジオ

 久しぶりに私のどストライクゾーンに来たドラマ、「痛快時代劇」を冠するNHK総合 木曜8時からの「ちかえもん」

 スランプ中の初老の近松門左衛門が名作「曾根崎心中」を書き上げるまでのコメディです。さまざまな仕掛けと工夫をぶっこんだ豪華さ。「あまちゃん」ばりに説明アニメも入り、人形浄瑠璃の素晴らしさも満喫できる。

 時代劇ファンなら、何重にも意味づけされた仕掛け(がありそうに思われる)により笑えるかも(私には残念ながら、ひとつしかわからなかったけど)。往年の名作「天下御免」(古すぎて誰もわからない!?)以来のおもしろ時代劇に、昨夜は大興奮!! ドラマを見ないH氏でさえ、爆笑してすっかりお気に入りに。

 だって脚本はあの藤本有紀さん(「ちりとてちん」「平清盛」)、主演は松尾スズキさんと青木崇高さん他、豪華キャスト。

 わが家では「大阪で生まれた女」の替え歌を歌う近松門左衛門(松尾スズキ)に爆笑。松尾さんの「顔芸の引き出し」コレクションのアウトプットぶりも素晴らしい。
 藤本さんの脚本だけに、役者陣全員のキャラクターがきらめく。ひとりひとりがそれぞれ、お見事。オープニングの演出も、ドラマの人物と人形の交錯するカットが、ぶっちぎりに美しい。義太夫の語りも、素人には本物の義太夫さんとの違いがわからないくらい巧い。

 人形浄瑠璃の世界も堪能でき、人情の細やかな描写に唸り、近松門左衛門(松尾スズキ)の「え゛ーーっ!?」というモノローグが、バラエティありすぎて笑いを抑えられず。もちろん映像美も際立っていて、こまかな演出や小道具も「これでどうやっ!!」というくらい見せてくれます。

 火曜に再放送があるので(NHK総合 午後2時5分)、興味のある方はぜひご覧ください!
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2016/1/9

ボスが現場に潜入。  テレビ/ラジオ

録画していた新番組、『覆面リサーチ ボス潜入 第1回「タクシー会社」』(BSプレミアム1月7日(木)午後9時00分〜午後10時00分)を、お昼に夫婦で観た。

 究極の会社「カイゼン」術であり、ドキュメンタリー版「水戸黄門」で「嗚呼、会社に涙あり笑いあり感動あり」。ただし懲らしめる悪者は出て来ない。

 こつこつと人一倍努力する人、パートだけどその部署でのエキスパート、本社の東京基準からは外れているけど、地方なりの人情ある仕事ぶりを発揮する人、仕事に誇りと愛を持つ人などなどに出会う会長は、そんな従業員たちの下で、新人研修をしながらふれあい「現場の仕事」に開眼する。

 久しぶりに夫婦でヤラレタ番組でした。

(再放送 BSプレミアム1月9日(土)午後6時00分〜午後7時00分)
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2016/1/7

夜更かしせざるをえない。  テレビ/ラジオ

 日付を越える頃に居間にいるときには、絶対見たい番組がある。

 NHK Eテレの「Eテレ2355」である。 その番組名のとおり、月曜から金曜までの深夜23:55〜00:00の5分番組。

 番組HPでの説明はこんな風だ↓

きょうの終わりにほっとひといき。
『2355』は、見ると気持ちよくリラックスできる、
おやすみ前にぴったりの5分番組です。

 
 いやほんと、まさにこんなかんじ。ほかに説明のしようがない。

 しかも斬新なアイディアや視点があり、凝っていて贅沢。まあ、一度みてくださいとしか、私にも説明出来ない。

 先日Kちゃんと一緒に観た時の「おやすみソング」は「それぞれの立場ソング」だった。

 猿山かモンキーセンターらしき場所に、飼育員さんが半分に切ったサツマイモをリヤカーに山盛り入れたのを引いて来る、わんさか猿たちが集まって来る、という映像と歌(タカ&トシ)だった。

 傾いたリヤカーの片面が開いて、雪崩落ちるサツマイモ。群がる猿たち。そしてリヤカーのサイドには不思議な手が映り込んでいて。

 その手の持ち主は、ピョンとリヤカーに飛び乗り、リヤカーに残ったサツマイモを悠々とゲット。それを真似するもう一匹。

 その映像をバックさせたり再生させたりしているのを観る、というそれだけなんだけど。

 すごく面白い! Kちゃんとふたりで「ええな! これ、ええな!」と絶賛。たしかにいい感じで眠れそうだ。ラストに必ず登場するリアルなとびはぜ=「とびはぜトビー」もKちゃんのお気に入りだ。

 夜更かしされたときには、是非ご覧ください。

「早起きするから、夜更かしはムリ!」という方には、同様のコンセプトで NHK Eテレの「Eテレ0655」もある。こちらも月曜から金曜までの、朝06:55〜07:00の5分番組。
 これは私はまだ見ていないけど、たぶんフレッシュな気分で一日を始められるのではないだろうか。
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2015/10/31

「あさが来た」  テレビ/ラジオ

 10月13日分の日記より。
 
 10月よりスタートした朝ドラ、「あさが来た」は「まれ」が始まる前から!首を長くして待っていた。

 第1週から総合的にまずまずの出だしで、脚本も演出もいいし、小道具や着物を観る楽しみも有り、役者さんたちも申し分なくうまい。調度も「重厚な螺鈿細工の黒光りする箪笥」とか、いかにも豪商らしい豪華なものを調達されている。

 そして本日の第3週目で、個人的に大ブレイクして3回見ました。とくに嫁ぎ先の義母(風吹ジュン)とその侍女(?)の面白過ぎる掛け合いと表情、コメディエンヌぶりに狂喜。

 ヒロインが下手というウワサもあるけど、ちゃんと役にもドラマの世界観にもフィットしているから問題ない。上手くてもキャラが浮いてちゃ、そっちの方が見苦しい。周りは巧い人ばっかりだけど、不思議なくらい自然体なのが逆にすごい気がする。

 しかもこの週は、かつて私が熱狂した大河ドラマ「新撰組!」の、土方歳三(山本耕史)が「そのまんま」朝ドラに再来という遊び心! 山本耕史さんが、あの短い枠で、「新撰組!」の土方さんのすべてを表現していたのが素晴らしい。如何に山本さんが土方歳三という役柄を愛しているかも、よくわかった。

 好きだった朝ドラ「あぐり」以来の、軽快なロマンチックコメディになりそう。 
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2015/10/10

録画を観る。  テレビ/ラジオ

 光悦寺に行く前に、リアル10月10日の出来事を。

 午前中は取り溜めしていたテレビ番組を見ては消す作業。アタリの番組ばっかりで、テレビをみてるだけなのに充実した気持ち。以下が観たもの。
「100分de名著/『根菜譚』1回目」
「日本特撮ルネサンス〜映画「進撃の巨人」の舞台裏〜」
「NHK俳句」(第1週目の選者が池田澄子先生なので)
「浦沢直樹の漫勉〜東村アキコ〜」

 番組のポイント。

 『根菜譚』→「人生は(自分の)ものの見方次第」

 「日本特撮ルネサンス」→デジタルよりアナログがだんぜん面白い!
  (脳科学的にもCGのようなデジタルは脳がスルーしちゃうけど、ミニチュア模型や着ぐるみは面白がるらしい。無意識の領域なので「なぜ」そうなるのかはわからないけど)

 「NHK俳句」→俳句の思いも付かないものたちが結びつく妙やおかしみは、しみじみと人をなごませるということも、再認識。

 とくに「漫勉」の東村アキコさんの回はすごい面白かったので、もしも再再放送があれば要チェック。 東村さんの締め切り日に密着取材で定点カメラを数台置いて、仕事の邪魔にならないよう設置してあり、後日そのVTRを、浦沢&東村さんが見ながらコメント入れるという画期的なドキュメンタリーなのだ。

 東村さんの早描きとか、締め切り1時間前に残してあった白いコマにいきなり筆ペン!で直書き!!とか、すごい技の連続だ。東村さんのカッコよさを目の当たりにできた。彼女の画塾(高校〜)生時代を描いた「かくかくしかじか」買いに行かなきゃ!と思いましたもん。

 東村さんのど〜んと構えて落ち着いてるとこがすごい! さらにそんな締め切りギリギリの状況でも、ベストを目指して、マンガへの目配りが行き届き、若い人のアイディアを救い上げ、描くことをとことん楽しんでいる姿勢が、とんでもなくカッコいい!
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2015/10/1

ど根性ガエル  テレビ/ラジオ

9月19日の夜に土曜のドラマ(実写/脚本・岡田惠和さん)「ど根性ガエル」の最終回を見る。メルヘンがチョビッと入ったハートウォーミングなドラマに佳作の多い岡田ワールドだから、「見なくちゃ」と思ってるうちに、いつしか最終回(汗) なんとかギリギリ間に合った感じか(ぜんぜん間に合ってないし!)

 設定はあのアニメ「ど根性ガエル」から16年後、大人になった面々が繰り広げるドタバタ人情ドラマ。「教師生活25年」の町田先生も、すでに41年の教師生活となった(笑)というアフターストーリーものだ。

 しかしソウソウたる役者さんたちが勢揃いすると、こうも勢いも見応えもあるのかとびっくり。

 松ケンの「ひろし」は神だね(どんなヒロシや〜・笑)。マンガのヒロシ以上にヒロシやわ〜。さすが松ケン!!

 ヒロシの後輩・五郎役の勝地涼がメロディアスに「・・・やんす〜♪」というのに聞き惚れる。うまいわ〜、勝ちゃん!! 

 薬師丸ひろ子の「(ヒロシの)かあちゃん」は申し分無く盤石だし、声だけだけどピョン吉(シャツに貼り付いたカエル)の満島ひかりに、完全に持って行かれましたよ。

 そして岡田惠和ワールドにおかえりなさい、白石加代子さん! キョ―レツなビジュアルなのに、岡田さんの脚本に、なぜかスコッとハマるんですよね、彼女は。あの説得力ある話術には、いつも心打たれてしまいますよ。
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2015/3/15

レプリカ熱、再燃。  テレビ/ラジオ

今朝Eテレの「日曜美術館」で、故・安西水丸さんの特集があったので、そそくさと見る。

 水丸さんの生前のままに保存されているアトリエで、友人の嵐山光三郎さんへの、水丸さんの想い出インタビューだった。しかしカラートーンを貼る作業を実演しながらの、水丸画伯の創作方法を探る興味深いインタビューながら、私の興味は、次第に聴力よりも視力に集中してしまう。

 というのも・・・アトリエには、かわいいものありすぎっ!! おもろいもんもありすぎっ! 目をギンギンにして画面を見つめる。怪獣のかわいいバージョンの人形たち。サトウのサトちゃんのかなり大きめの人形、かわい過ぎるガイコツ人形(だと思う)などなど、ユニークでかわいい、気になるあれこれがいっぱい! アトリエは、まさに水丸ワールド全開だ。

 以前の水丸さんが出演された番組で、江ノ島に行かれたときのものが流れ、江ノ島のお土産物屋さんのステキさや、水丸さんがチョイスされるグッズたちにも大共感! ミニ灯台(500円)を、たぶん全種類買われたのでは。(私も欲しい!) 水丸さんが土産物屋さんが大好き!という話を聞いて、「それは、みうらじゅんと同じでは(笑)」とうれしくなる。

 アトリエのなかで、私が最も気になったのは、水丸さんのデスクライトのアームに佇んでいた白いトリだ。インタビューされる嵐山さんの頭の後ろにいたので、何度も写り込んでいた。このトリが、1年ぶりに私の「紙ねんどレプリカ熱」を再燃させた。

 お昼過ぎには、トリのレプリカを作成するため、白い紙粘土を買いに百均に走ることに。

 この話の続きは、明日また。

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 テレビでみたトリはこれ↑

 なお1年前に作ったレプリカは、民博のユダ人形↓

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2015/3/12

子どもの貧困や虐待は深刻  テレビ/ラジオ

 録画しておいた「バリバラ」(障害者をメインに幅広く社会的マイノリティーについて明るく語るバラエティ番組)2月分の特集「マンガナイト」を見た。紹介された「ギャングース」というマンガに衝撃を受ける。

 貧困家庭で壮絶な虐待を受けて育った子どもが成長して、犯罪者から金を奪うギャンググループを作り・・・という内容もだけど、リアルな子どもの貧困や虐待についての(注)が、むしろショッキング。

 当然枠組みはフィクションではあるけれど、ルポライターである鈴木大介さんの『家のない少年たち 〜親に望まれなかった少年の容赦なきサバイバル〜』が原作になっているので、エピソード的には、むしろ想像を越えた事実が描かれている。ときたま原作者からの、簡単な現実の現状や統計資料などが、短くメモとして挟まれている。鈴木さんは、メインテーマとして貧困、犯罪、裏社会を取材しているライターさんだ。

 中で紹介されたのが、子どものうち6人にひとりが「こどもの貧困」という状況だとか。じゃあ行政の福祉の現場は大変なことになっているはず。(ケースワーカーさんは、たぶん手が回っていないだろう・・・)

 『ギャング−ス』では、自力で悲惨な状況を乗り越え、かなりのリスクを負いつつ「わるいやつから金を奪う」という、いかにも日本人ウケする規定を設け、彼らの大きな夢まで語らせる。笑いあり涙ありの人気マンガになっているそうだ。また、ストーリーを追うだけでなく、貧困や虐待について知識を得たり、犯罪の手口や防犯の方法まで学べるらしい。

 実際、成長した子どもたちは社会に居場所がなく、「自分たちが生きて行くために」犯罪に手を染める子も少なくない。「社会や大人たちへの復讐」という形をとって。そうして彼らの居場所は、ますます狭くなって行く。

 言うのも空しいけど、こんな状況になるまで国はなにしてたんやろ。なんらかの救済措置をとらずに放置したら、貧困は貧困を生み虐待は虐待を生むのに。軍隊をつくるためのマンパワーを得る下地づくりですか?とさえ、勘ぐりたくなるくらい。
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2015/3/11

追悼式に黙祷。  テレビ/ラジオ

 「東日本大震災四周年追悼式」をテレビで見る。

 相変わらず嘘っぽくて、うつろな言葉の羅列にしか聞こえないえらいひとには、うんざり。私が追悼される側なら、できれば来て欲しくないと思う。立場上それはムリなら、せめて黙っててほしいと思う。

 それに引き換え、天皇陛下のお言葉は、その佇まいや表情とともに、不思議なほど心に染み入る。さすがは村上春樹さんが、「いま一番インタビューしたい方」といっているだけの人物だなあと思う。実現しないかしら。

 さっきウィキペディアで、皇太子時代の若き日に明仁さまが、「ローマの休日」よろしく友達を誘って雲隠れし、お忍びで銀座を楽しまれたことがあったという「銀ブラ事件」のことを知った(発覚したときには、大騒ぎだったそうだ)。そんなふうに、ひょっこりと村上さんのもとに現れる天皇陛下を想像しただけで、うっとりしてしまう。

 実は私は、畏れ多くも天皇陛下のことを一個人として、すごくすごく好きなんだ、と改めて思った。

 そして、最後は黙祷。奇しくも50歳の誕生日に起こった出来事に。
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2015/3/2

金沢フィーバー  テレビ/ラジオ

 連日のように、金沢をフィーチャーする番組が目白押しだ。金箔、兼六園、九谷焼、ひがし茶屋街、茶の湯、武家屋敷、前田利家などなど。

 Kちゃんと「金箔ソフト」を食べ、反則ワザ炸裂の男性ヌー銅たちを鑑賞しつつ、早朝に白鳥路の小径を歩いた夏の日を思い出す。
 兼六園より武家屋敷より白鳥路は面白かった。海鮮丼と寿司三昧のごはんたちには感動した。白鳥路ホテルもこじんまりとしつつ、つつましくお洒落で、控えめに個性的だった。

 こんなに金沢がもちあげられるのは、もちろん北陸新幹線のせいなのだ。新幹線がどうした! 新幹線なぞ、つまらん!と、つい大滝秀治のキンチョールのCM口まねをしてつぶやいてしまう。いやいや、新幹線が必要な人だっているんだし、となだめるもうひとりの私。

 しかしこう連日「金沢漬け」だと、もういい、もう金沢いい、と思ってしまう。どうせなら、もっと、そう、能登半島をPRしてあげてよ。たとえば・・・そう、おいしいお刺身のつくユースホステルがあったな、35年前の話だけど。

 ということで、能登半島もフィーチャーしてあげてね、マスコミの皆さん。そこんとこ、よろしく! 
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2014/12/20

のらない。  テレビ/ラジオ

 朝ドラ、「マッサン」にのれない。堤真一さんの盤石なカリスマぶり、濱田マリさんの鳥肌ものの演技、エリーことシャーロットさんのナチュラルで工夫にみちた感情表現をもってしても、虫食い状態の視聴になってきている。

 ドラマのどこかに瑕があるとは思わない。基本的なテーマである「夫婦愛」にのれないだけ。多分に個人的な嗜好にすぎない。

 あんなにストレートに来られても・・・という困惑。まだ若い時代だからあんなもんだろうといわれても、もう物語は折り返し地点にきているのだ。もうちょっとせめて夫婦の機微、くらいにしておいてもらわないと、立つ瀬が無い(なんの?)し、科白自体がなんか恥ずかしい。

 役者さんたちはすごくいいのに、もったいないなあ。まあ、個人的には、という話ですが。

 それでも「ほほう」という発見もある。「サントリー山崎蒸留所」の見学が、設立当初からのものだったとは・・・。さすがですな、鴨居の大将、いや鳥井信治郎社長! きっともう大人気で、なかなか予約が取れないのでは。

 つまり、ドラマの私の関心は、もはや鴨居の大将メインなのですわ。
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