2008/9/12
連続セミナー イベント
子どもの素晴らしさを発見する子育て 08/9/11(木)
見落としていませんか?子どものチャレンジ意欲・考える力・優しい心
八王子市生涯学習センターと、わたしたちの子育て研究会による
3回連続公開講座の 2回めは、上記のテーマで行われました。
前回と同じく、寺内定夫先生に、お話いただきました。
前回(7/4)終了時に、参加者が 夏休みに取り組める課題として
”〜ね ”と子どもに共感することに、目を向けてみましょう
というお話が出ました。
その ”〜ね” がつく会話の記録から
1)育てているバケツの稲を見て(5歳)
母 「お米大きくなったね」
子 「ほんどだ〜」 と、うれしそう。
「さいしょは、**みたいに小さかったのにね」
「もっと大きくなって、稲穂が黄色くなるんだよ
楽しみだね」
「お米がとれたり、ワラがとれたら、何を作ろうか」
2)かき氷を食べていて (5歳)
母 「ちょっと多すぎたね。寒くなっちゃったね」
すると息子は、なんと抱きしめて 温めてくれました!
「ありがとう。まるでおふとんに包まれたみたいだよ」
3)お絵かきで、グルグル赤クレヨンで 線を走らせる (1歳5か月)
母 「じょうずにお絵かきできたね。赤色が好きなのね。
リンゴだね」
子 「うん」
「このリンゴを切って、おやつにしようか」
「クルクル皮をむいて、モグモグ
Yちゃんのリンゴ、おいしいね」
単に「・・・・ね」という会話だけでなく、親子の共感を深め、
子どもの認識力を高めたい、というのが希望です。
1)〜3)の会話が、もっと発展的にはずんで、子どもの心に添い、
印象に残るものになるヒントが、赤字で付け加えられた会話。
**みたいね、と想像をふくらませたり、
たくさんとれたら、**を作ろうと、期待感をふくらませたり
子どもの気遣いに喜んで、共感したり、
空想的な遊びに発展したり・・・
子どもの言葉を受けて、いかに親がふくらませ、楽しめるかが
大切な視点だと感じます。
冷たい水はおいしいね。
→ たくさん 遊んだものね。
→ この前行った、谷川の水みたいに冷たいね。
→ いっしょうけんめい働いたものね。 2人で飲むとおいしいね。
経験と結びつけ、子どもに共感する言葉かけを、心がけてみませんか。
* * *
2歳2ヶ月のMちゃんの絵
「とんぼのめがね」の歌を、絵にしたもの
顔以外のもの、自分の考えているものを、大人の感じ方とは違う方法で
描くことを楽しんでいる Mちゃん。
歌という、形にないものを、形で描きあらわすことができるんだ!
という発見です。
* * *
野草に目を向けることで、おだやかな美意識が育ちます。
派手さはないけれど、小さくて存在感のある野草。
しゃがんで見つめることで、相手によりそう感覚も、自然に
身につくのではないでしょうか。
野草の名前もいろいろで、調べる楽しさもあります。
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見落としていませんか?子どものチャレンジ意欲・考える力・優しい心
八王子市生涯学習センターと、わたしたちの子育て研究会による
3回連続公開講座の 2回めは、上記のテーマで行われました。
前回と同じく、寺内定夫先生に、お話いただきました。
前回(7/4)終了時に、参加者が 夏休みに取り組める課題として
”〜ね ”と子どもに共感することに、目を向けてみましょう
というお話が出ました。
その ”〜ね” がつく会話の記録から
1)育てているバケツの稲を見て(5歳)
母 「お米大きくなったね」
子 「ほんどだ〜」 と、うれしそう。
「さいしょは、**みたいに小さかったのにね」
「もっと大きくなって、稲穂が黄色くなるんだよ
楽しみだね」
「お米がとれたり、ワラがとれたら、何を作ろうか」
2)かき氷を食べていて (5歳)
母 「ちょっと多すぎたね。寒くなっちゃったね」
すると息子は、なんと抱きしめて 温めてくれました!
「ありがとう。まるでおふとんに包まれたみたいだよ」
3)お絵かきで、グルグル赤クレヨンで 線を走らせる (1歳5か月)
母 「じょうずにお絵かきできたね。赤色が好きなのね。
リンゴだね」
子 「うん」
「このリンゴを切って、おやつにしようか」
「クルクル皮をむいて、モグモグ
Yちゃんのリンゴ、おいしいね」
単に「・・・・ね」という会話だけでなく、親子の共感を深め、
子どもの認識力を高めたい、というのが希望です。
1)〜3)の会話が、もっと発展的にはずんで、子どもの心に添い、
印象に残るものになるヒントが、赤字で付け加えられた会話。
**みたいね、と想像をふくらませたり、
たくさんとれたら、**を作ろうと、期待感をふくらませたり
子どもの気遣いに喜んで、共感したり、
空想的な遊びに発展したり・・・
子どもの言葉を受けて、いかに親がふくらませ、楽しめるかが
大切な視点だと感じます。
冷たい水はおいしいね。
→ たくさん 遊んだものね。
→ この前行った、谷川の水みたいに冷たいね。
→ いっしょうけんめい働いたものね。 2人で飲むとおいしいね。
経験と結びつけ、子どもに共感する言葉かけを、心がけてみませんか。
* * *
2歳2ヶ月のMちゃんの絵
「とんぼのめがね」の歌を、絵にしたもの
顔以外のもの、自分の考えているものを、大人の感じ方とは違う方法で
描くことを楽しんでいる Mちゃん。
歌という、形にないものを、形で描きあらわすことができるんだ!
という発見です。
* * *
野草に目を向けることで、おだやかな美意識が育ちます。
派手さはないけれど、小さくて存在感のある野草。
しゃがんで見つめることで、相手によりそう感覚も、自然に
身につくのではないでしょうか。
野草の名前もいろいろで、調べる楽しさもあります。

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