先日は、高校生の起業調査についてお話ししました。
今度は、東大生の起業意識調査ではなく、起業実態の現実です。
東大生の起業実態の現実??ってなんだ?って思いますよね。
では、早速、このことを見てみましょう。
こちらの日経の記事になります。
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東京大学の卒業生の進路選択が変わりつつある。
多くの人材を輩出してきた官僚や弁護士などの専門職に対する志望に陰りがみえる一方、起業家として活躍するケースが目立つ。
これまで起業は官僚や法曹に比べ、リスクが大きいと考えられてきた。東大卒の進路選択の変化は、国内の若者の仕事観が転換期にあることの象徴かもしれない。
キーワード検索でウェブサイトを上位に表示しやすくするコンサルティングを手がけるヴォラーレ(東京・豊島)のT社長(27)は法学部卒。2年生だった2007年に起業し、ビジネスの世界に飛び込んだ。
T社長がもともと興味を持っていた職業は政治家。だが、「日本の政治システムでは自分が力を持てるようになるまで時間がかかりすぎる」と考えた。そこで「起業に成功して莫大な資金を稼いで、政党をつくった方が早い」というのが、起業した動機だった。
順風満帆だったわけではなく、挫折も経験した。09年に部下に重要な決断を任せた結果、サービス品質の悪化を招いてしまい、多くの顧客の解約が発生。1年で半分以上の社員がやめた。「経営者自らが判断しないといけない局面では、他人に委ねるべきではなかった」と反省する。
それでも「常に新しいことに挑戦でき、手応えも大きい」と起業したことに悔いはない。これから就職する若者には「どんな大企業も安泰とはいえない時代。会社に依存するのではなく、自分に経験やスキルを蓄積できる道を選ぶべきだ」とアドバイスする。
スマートフォン(スマホ)向けに共通ポイントを提供するスポットライト(東京・港)を11年に創業したS社長(28)は経済学部卒。スマホを活用して消費者が小売店に来店するだけで割引などに使える共通ポイントを提供するサービスを展開する。S社長にとってスポットライトは3社目の起業。それまで起業した2社を売却して創業資金にした。
S社長は東大卒業後、外資系コンサルティング会社に入社。ハードな仕事の環境でもまれるうちに起業意欲が高まった。大学時代に国際的なビジネスコンテストを手がけるサークルの副代表を務めた経験もあり、起業に興味があった。「ベンチャーは何から何まで自分でやらないといけない半面、より直接的に世の中から評価される点にやりがいがある」と語る。
リクルートを経て、システム開発のエスキュービズム(東京・港)を06年に創業したY社長(34)は東大院で学んだ。「圧倒的に優秀な人材を雇い、IT(情報技術)の力を使って世の中を変革する」というのが会社のモットー。「大企業では優秀な人材が、ぎりぎりまで力を発揮できる環境がない」と起業を選んだ理由を話す。
農学部卒のI社長(33)が05年に創業したユーグレナは、藻の一種であるミドリムシの屋外での大量培養に世界で初めて成功。豊富な栄養素を含む食品として商品化しているほか、JX日鉱日石エネルギーなどとジェット燃料の開発にも取り組む。昨年12月には東証マザーズに上場した。
調査会社のジャパンベンチャーリサーチ(東京・渋谷)は昨年12月、創業間もない企業向けのベンチャーキャピタルが出資するベンチャーの社長の出身大学を調べた。その結果、東大は早稲田大学と並んで12人と、慶応義塾大学(18人)に次ぐ2位だった。ただ、東大の在学生(学部)は12年5月現在で約1万4000人と早大や慶大の半分以下。学生数当たりでは早大と慶大を大きく上回っているといえる。
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如何ですか?
弁護士や公認会計士については、大分前から資格に合格したからといっても仕事がない状態になっている、というのは有名なお話しです。
昔ながらの頭の良さを活かしたお仕事の方程式が崩れてしまっているということですね。
超難関の試験に合格して、仕事がないというのでは、夢や希望が持てないですよね。
そこで、現代社会のニーズのあるお仕事で起業し、頭の良さを活かしたお仕事を自ら考案、世に提供しよう、ということなんでしょうね。
これはこれで良いお話しですよね。
是非、頑張ってもらいたいです。
ただ、一つ忠告しておきたいことがあります。
例えば、僕らは、弁護士や税理士、社労士など仕事上、相談・利用させてもらったりしております。
しかし、これらの人達は、誰が良いのか悪いのか、というのが本当にわかりません。
ですから、どうしても人ツテによる紹介が殆どになります。
逆に弁護士が、自分を知ってもらおうと、弁護士のTV番組に出たりして、自分を宣伝してたりしてますよね。。
いずれにしましても、利用する側にとって一番良いのは、やはり、顧問料が安く、且つ、手抜きをしない対応をしてくれる人です。
ただ、もちろん、ボランティアではありませんので無茶は言いません。
しかしながら、その上で、僕らがその人にお願いしようと決断するのは、結局最後は、その人の営業力、ヒューマンスキルによるところです。
弁護士の多くは、足下を見て来ます。
まず、安い金額の案件は受けない、やりません。
その上で、大概が上からです。
組織経験や、頭を下げて仕事をもらいに行く営業をしたとこがない人は、これがモロに出ます。
このことは起業も同じです。
会社=キミという社長の人間。
キミと一緒に仕事したいと思ってもらえるか、キミと取引したいと思われるか、キミから購入したいと思ってもらえるか。
いくらりっぱなアイデア、ものを作ったとしても、それを知ってもらい、購入してもらわなければ何もなりません。
それを宣伝するのはキミです。
それは、キミという人間力にかかっています。
このことを僕のレポートで解説しております。是非チェックしておいてください!
★21世紀社会が求める新しい人材とは!? ★〜なぜ「テル」は、営業という道を選らんだのか!?〜
よろしくお願いします。

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