女性の労働力について、国がようやく本格的に動き出して来ました。
僕のブログでも、様々な女性の労働力に関するテーマについて、書いて来ております。
その中でも、保育所や保育士不足に関することは多くテーマに書いて来ております。
その理由としましては、男性と同じように、仕事で一番戦力になる年齢で、一番、労働力が低下してしまっているからです。
このことを日経が統計をとってデータで表しているものがありました。
こちらになります。
早速、見てみましょう。
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総務省の調査によると、日本の女性の労働参加の割合(労働力率)は2010年に30〜34歳と35〜39歳がいずれも60%台。
70%を超す20代後半、40代、50代前半に比べると低い。
30代は子育てなどに忙しい時期だが、欧米やシンガポールなど70〜80%台の国も多い。
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如何ですか?
見事に保育所・保育士不足の影響が、このようにデータでも反映されてしまっておりますね。。
こうなると、感覚的なイメージの問題ではなく、こうして数値的なデータにおける裏打ちされた現実の日本の実態が浮き彫りになっている、ということになります。
で、先日は、育休の3年延長のブランクについてのお話しをしました。
皮肉にも、この重要な30代の年齢層で仕事から離れ、3年もブランクを作ると、職場に復帰する頃には40歳近くになってしまっております。
こうなると、このこともかなりのハンディとして厳しくなってしまうのが現実です。
これが世界と比べて同じような水準ならわかりますが、とりわけ先進国の中でも日本が低いため、やはり問題がある、と言わざるを得ません。
もちろん、環境や文化が違うのは一理あるとは思います。
しかし、そんなこと言っても、日本は、少子高齢化の中で、女性労働力を増やさないと、日本の未来がない、ということは、今や紛れもない事実なわけです。
というか、以前から国がこういうデータを取っていたのか、最近になって取り始めたのかはわかりせんが、いずれにしましても、こうして国は気づいてる、ということになります。
そうなると、環境や文化を言い訳にしていても、もはや仕方がありません。
これは国も個人も一緒です。
それをマンガでわかりやすく書いたのがこちらです。
★IT派遣営業マン「テル」のマンガで教える環境とやる気★
です。
よろしくお願いします!

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