皆さんは、スーツを着るお仕事をされていらっしゃる方でしょうか。
私は今でこそスーツを着るお仕事をしておりますが、学生の頃は、スーツを着たお仕事はしたくない!と、若きのいたりで、サラリーマンに対する反発をしておりました。。
今思えば、恥ずかしい昔話しです(汗)
話しは変わりますが、IT業界ではない人達からすると、パソコンのシステムエンジニアというのは、スーツを着るお仕事ではない、と思いますか?
実は、IT業界の9割りは基本スーツなんですよ。
意外でしたか?
営業のように人と接するお仕事がメインではありませんが、スーツが仕事着になります。
なぜだと思いますか?
お仕事の派遣先が、例えば、官公庁や銀行・証券などだったりするため、その環境に見合った服装や身だしなみが求められるからです。
ですから、髪の色も、特に男性であれば、茶色が目立つとNGとか普通にあります。
では、ITでスーツを着ない1割の人達はどんな人達か?と言いますと、どういう人達だと思いますか?
それは、Webクレエイターと呼ばれる人達です。
いわゆるホームページやゲームのデザイン、制作をする人達です。
Webのクレエイターの人達は、一転して、金髪、ピアス、穴あきジーンズ、短パン、サンダルなどもOKだったりします。
ええっ!?そんなんで、本当に大丈夫なんですか??って、ちょっと疑ってしまいますでしょ?
真面目にOKなんですよ!
ただ、このWebデザイナーの人達もスーツ着用が必要な場面があります。
それはどんな時だと思いますか?
それは面談の時です。
僕ら派遣担当との面談ではなく、派遣先の面談の時になります。
派遣先面談の時には、その殆どがスーツになります。
で、今回のお話しは、ここからのお話しとなります。
例えば、このようにWebクリエイターの人達は、普段からスーツを着用しないため、人によってはスーツを持ち合わせていない人もおります。
しかし、派遣先面談の時にはスーツが必要となります。。
こうなると、面談の時にだけ、スーツを購入しなければ。。ということになります。
皆さんだったら、どうしますか?
このような場合、私からは変な意味ではなく、「社会人として、冠婚葬祭など、必要な場面が多々出てくるため、この際、1着は用意しておいた方が便利ですよ」とアドバイスさせてもらいます。
今でしたら便利な時代なので、中古ものスーツが安く購入出来たりもしますので。
ただ、それでも。。
経済的に購入せずになんとか出来れば。。という人もおります。
そういう意味では、完全なスーツスーツでなくても、テーラードジャケットなど、カジュアルにならなければ、正直、それほど問題ない、というのもあります。
もしくは、親類や友人・知人からお借りする、という手もあります。
ちなみに。。
男性の場合、私のサイズに合う人には、面談の時だけ貸してあげたりする場合もあります。
スーツのために就職活動か出来ないというのも勿体ないですからね。。。
一方で、女性の場合、男性のように、ネクタイを着用して。。というわけではありませんので、男性よりは、今、自分で持ち合わせのもので、ジャケット、白ワイシャツを着て。。とやれば、それでビジネス的なコーディネートが出来てしまいます。
私が担当する女性のスタッフさんの中には、お母さんが若き頃に着用していたスーツを借りて着てきて、採用になった人もおります!
ちなみに、皆さんはスーツの弱点ってなんだと思いますか?
スーツの弱点は、体系が変わってしまうと不要になってしまう、ということです。
スリムになる分には詰めれば調整がききますが、太ってしまった場合は、調整がききません。。
そうなると、スーツはあるのだけれど、着れない。。というのもありますよね。
そうすると、スーツはあるのに着れないから。。という理由で、そのために、面接のためだけに購入するのは。。と、意外と踏ん切りがつかなかったりします。。
で、ですね。
このような悩みを解決してくれるサービスが、各自治体で行っている!?というのです!!
私も知らなかったのですが、自治体がこんな素晴らしいサービスを始めておりました!
ご紹介しますね!日経のこちらです!!
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就活ママ スーツで応援
自治体、無料貸し出しや提供
「気持ち前向きに」
子育て中の女性の再就職の面接用のリクルートスーツなどを無料で貸し出す動きが各自治体に広がっている。
持っていたスーツが古くなるなどして、面接のための新調は家計への負担が大きく、服装に悩むママたちの評判は上々だ。
女性の労働力が日本経済に活力をもたらすとの期待が大きい中、就活ママの復帰を側面支援する。
JR横浜駅近くのビルの一室。
母親の求職相談に応じる神奈川労働局の「マザーズハローワーク横浜」の一角に昨年9月、SS〜3Lサイズの黒いスーツ計10着がお目見えした。
ハローワークから職業紹介を受けた女性を対象に1週間貸し出す。
自費でクリーニングして返却する仕組みで、これまで延べ5人が利用した。
スーツは大手アパレル企業が神奈川県に寄付し、1着3万円相当。
借りたスーツを着て就職が決まった20代の女性からは「スーツ代が省けて助かった」との感想が寄せられた。
県担当者は「服装不問の求人も多く、面接のためだけにスーツを買うのはもったいない」と、チラシなどでPRしている。
就職活動中の女性に貸し出すスーツ
を手入れする県職員(横浜市西区の
「マザーズハローワーク横浜」)
女性の就労を支援するNPO法人新座子育てネットワーク(埼玉県新座市)によると、就職を目指す母親から「スーツがない」という声は多いという。
女性代表理事は「子育てを経てサイズが変わってしまうことが多く、ニーズはある。きれいなスーツを着ると就職への前向きな気持ちも高まる」と話す。
京都府などが運営する「マザーズジョブカフェ」(京都市)では2011年から、スーツ5着と靴6足の貸し出しを開始。
すでにスーツは54件、靴は30件の利用があった。
「面接だけはスーツで行きたい」という女性が多く、担当者は「上下別々のサイズでも貸し出せるのでぜひ相談して」と力を込める。
主催する就職講座を受けている女性に、スーツを提供しているのは埼玉県の男女共同参画推進センター。
外資系証券会社から定期的に計100着を超える寄付があり、08年から希望者に配り始めた。
講座では、気に入ったスーツを着て履歴書用の写真を撮影することもできるという。
米国では面接用の服を支給するNPO「ドレス・フォー・サクセス」が1997年に設立され、同国などに約90カ所以上の支部がある。
政府は「女性の活躍」を成長戦略の柱の一つに掲げている。
日本女子大学の女性教授は「働く意欲を雇用主に伝えるうえで服装は重要で、米国のように取り組みが広がれば効果は大きい。女性の再就職を巡っては他にも様々な課題があり、自信を取り戻すための支援などが欠かせない」と指摘している。
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いかがですか?
これはとってもいーですよね!靴まで貸し出ししてるところもあるんですね!!
企業からの寄付も大きいですねー!
こういうサービスを自治体がやってくれると、実情に則していて、とてもありがたく思います。
こういう生活に密着していることですと、小さなサービスではありますが、ものすごく自治体の存在価値が高まりますよね!
ただ、まだ全国的に広がっているわけでなはさそうですので、ぜひ、広げてもらいたいものです。
ああ、それとですね。
大丈夫だと思いますが、スーツや靴が揃っても、手ぶらはダメですよ。
たまに、かばんを持ち合わせない人がおりますので、注意が必要です。
手ぶらイコールやる気がない、という見方をする面接官もあります。
鞄も身だしなみの一部としてみられますので!。
で、ビジネスかばんがない人は、カジュアルにならないような黒いかばんで代行してくださいね。
これで大丈夫ですから。
かばんもセットで貸し出ししてくれるようになるといーですけどね!
健闘を祈ります。

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