以前、現状のIT業界では、世の中のグローバル化の動きに伴い、英語のお仕事案件が急速に増加している、というお話しをさせてもらいました。
で、今回は、もう一つ、時の流れで、大きな動きを見せているお仕事のお話をさせてもらいます。
それは、移動体通信、スマートフォンに関連するお仕事です。
現状は、大量に人手不足で、常に人を募集をしている状態です。
端末・アプリの評価検証、アプリ・ゲームの開発という、スマートフォンそのものに携わるお仕事から、通信・電波のネットワークや基地局のインフラに関わるお仕事に至る全般に渡り、求人を募集しております。
アプリ・ゲームの開発はそれなりの経験が必要で、通信・ネットワークのお仕事も、多少のスキル条件などございますが、
検証評価のお仕事であれば、理想は、何かしらの検証評価経験があると良いですが、なくとも、Excelの基本操作と明るくハキハキとしたコミュニケーションとやる気があれば、選考を突破することが出来る状況にあります。
一方で、本当に忙しい状況のため、月間稼働数が200Hというのは当たり前の状況です。
殆ど毎日終電近くまで。。という人も少なくありません。。
そして、さらに、このお仕事のポイントは、ここからのお話なんです。
いくつか、決まった拠点、基地局、つまり勤務地があるのですが、拠点によって、忙しい時期と暇な時期の差が激しく、勤務メンバーの人数調整が非常に難しくなっている状態です。
そのため、基本スタンスが、1つの拠点で作業する、というのではなく、状況に応じて、別の拠点に応援しに行ってもらう、というスタンスです。
ですから、キミの住居地から近いところだけに通勤できるわけではない、ということになります。
そういう柔軟な対応が出来る人、というのが就業の前提条件となっております。
さらに!このお仕事をする上での厳しい条件になっていることがあります。
それは、キミの就業パフォーマンスによっては切られてしまう、ということです。
ええっ!
人手不足なのに!?
そうなんですよね。。
現状の採用方法が、入りの間口は広げ、とりあえず入れて見て。。
パフォーマンスを見させてもらう。。というやり方です。
いわゆる、ふるいにかける。。というやつですね。。
ですから、基本の契約期間の取り決めが、1ヶ月毎の更新契約による長期。。という状態です。
うーん。。
そうなんですか。。
正直、賛否はありますが、リーマンショックの時のように、間口を思いっきり狭められるよりは、まずは就業スタートが出来る、というのは、全然良い状況です。
で、ですね。
もう一つこのお仕事で話しておかなければならないことがあります。
えっ!まだあるんですか??
は、はい。。
各社(キャリア)は、スマートフォンの事業に莫大なお金を投資しておりますが、各プロジェクトの予算に対してはかなりシビアです。
例えば、一時的にでも、その拠点のお仕事量が大幅に減ることが続けば、スタッフさんが暇になり、手が余ってしまうことになります。
そのため、人数調整を行うために、契約を一旦終了させられてしまうこともあります。
うちのスタッフさんでも、就業STARTしたその月に、予算の影響で終了。。なんてこともありました。。
ただですね、
その時は、確かに辛いのですが、申し上げました通り、それでも、現在の日本の内需経済を引っ張っていってくれているのは間違いなくこの分野であることは事実ですし、スマートフォンが簡単に終息に向かってしまう。。ということは、当面考えられません。
ですから、一度経験者になりさえすれば、また、すぐに別案件で、このお仕事の類似案件探しをすることが出来ますし、次回からは、経験者として応募することが出来るようになります。
事実、うちのスタッフさん達がこの繰り返しで、次第にパワーアップし、今では逆に、お客様から、経験者として重宝がられるようになりました。
ですから変な意味ではなく、もしキミに定まった道がまだないようでしたら、この移動体の分野で、スキル・キャリアUP形成をする、という人生選択をしても、今ならまだ十分に、この分野でのトップ数パーセントに入る余地が残っております。
いかがでしょうか。

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