2010/4/9

iPS細胞についての講演  

昨日4月8日木曜日には、毎月恒例の異業種交流勉強会がありました。

今回は自分が幹事でしたので理化学研究所の中村幸夫先生にお願いして、
『iPS細胞研究に期待されていること』というタイトルで講演していただきました。
中村先生は自分が筑波の理化学研究所で遺伝子実験していた頃の同僚ですが、
現在では研究所の細胞材料開発室・室長として研究にまい進されています。
京都大学の山中伸弥教授のグループが世界で最初に開発に成功し
生物学・発生学の分野でのトピックであるiPS細胞(人工多能性幹細胞)の
研究を含めた細胞の分化・増殖研究の分野では最先端の研究者の一人です。
ご多忙のところわざわざ東京まで出向いていただき素晴らしい講演を頂きました。
特に元々血液内科の臨床医だった経歴もあり
ウィルス・プリオンなどの感染の心配がなく拒絶反応もない輸血の開発など
臨床応用がすぐそこに来ている研究の進行具合も話していただき
皆さん非常にわかりやすくて興味深い講演だとよろこんでいました。
私自身としても久々にアカデミックな方向に頭を使ったように思いますが、
ぼんやりと理解できているつもりでいた
iPS細胞研究の具体像(特に今後の応用について)が鮮明になった気がします。
使われていなかった脳もそれほどさび付いていないのかな(?)とよろこんでいます。

科学、特に生命科学の進歩のスピードは我々が想像していたよりかなり速く
本当にいろいろな病気の原因や根本的な治療法が解明・開発されて来る日が近いと
その解明にiPS細胞を使った研究が非常に役に立つと
臨床医としては非常に嬉しい興奮する講演会でした。

中村先生に関しては以下のURLを参考にして下さい。
http://jglobal.jst.go.jp/public/20090422/200901069289129977
http://www.riken.go.jp/r-world/research/lab/brc/resource/cell/index.html


中村先生とは10年ぶりの再会でしたので2次会の盛り上がりも・・・(^^;)
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