「クレヨン社(加藤)の低空飛行・その2(木下のがん)」
クレヨン社のかとう

私が映像制作にかまけていた時期も、2004年発売の「誰にだって朝陽は昇る」2007年発売の「宙sola」は、通販オンリーにもかかわらず、順調に売り上げを伸ばしていました。
その業務を一人で担当していたのが、通販担当の木下恵でした。
その木下恵に、2016年6月、乳がんの再発が確認されました。
残念ながらステージ4の状態でした。
木下は私に治療の記録を撮るように懇願しました。せめて映像にかかわらせることで私を落ち込ませないようにとの配慮だったと思います。
そして4ヶ月の闘病の末、2016年9月24日、彼女は亡くなりました。
彼女を失った喪失感から、私は全く使い物にならなくなり、音楽や映像制作はもちろん、闘病の記録の編集さえ手をつけられなくなっていました。
https://blog.ap.teacup.com/crayon/231.html その3へ続く…

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